科目名 | 音楽理論Ⅰ |
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担当講師名 | 田内 栄 |
専攻/楽器/グレード等 | 全専攻 |
学期 | 春学期 |
授業の形態 | 講義 |
担当科目に関連する実務経歴
ジャズ・ポピュラー音楽理論に精通。ジャズ、民族音楽を経て、現在は古楽器リュートで活動中。
授業内容
20世紀に出現し現在に至るまで、商業音楽の最前線にあるポップミュージック。そのコード理論を中心にポップミュージックを理論的にアナライズし、自己の作品制作、楽器演奏に活用できるであろう知識を学びます。テキストとして「ポピュラー音楽基礎講座」を使用し、春学期では最も基礎となる項目を学習します。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
2音間の音程から和音・コードの響きが生まれていること、コードネームからその構成音を把握できること、そして各コードの機能を理解し、基本的なコード進行のヴァリエーションを習得することを到達目標とします。
授業計画
第1回 | 五線譜、譜表、音名、音部記号、拍子記号、音符、休符、臨時記号、などの記譜の基礎を学びます。 |
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第2回 | メジャー/マイナー・スケールと調号について学びます。 |
第3回 | 完全音程、長音程、短音程、減音程、増音程などの音程の種類とその仕組みについて学びます。 |
第4回 | 複合音程、音程の転回について学びます。 |
第5回 | トライアド(三和音)とセブンスコード(四和音)の構造について学びます。 |
第6回 | コードトーンとテンションノートについて学びます。 |
第7回 | クォーター末試験(調号、音程、基本的コードの知識を中心として出題します。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
出席 30% 平常点 30% 試験 40% として評価します。平常点は授業時、勉学に向かう姿勢と意欲を評価の対象とします。※遅刻は素点から減点となります。 | |
第8回 | コードの転回形(インバージョン)、ボイスリーディング、オープン/クローズ・ボイシングについて学びます。 |
第9回 | ダイアトニックコードの種類と構造、その汎用性について学びます。 |
第10回 | ダイアトニックコードの機能と代理機能について学びます。 |
第11回 | ダイアトニックコードの代理機能を利用したリハモニゼーションについて学びます。 |
第12回 | 5度進行、ドミナントモーション、Ⅱ-Ⅴ-Ⅰについて学びます。 |
第13回 | 4度進行、3度進行、順次進行について学びます。 |
第14回 | ケーデンス、コード進行における様々な終止形について学びます。 |
第15回 | 学期末試験(1・2クォーターで学習した内容と用語について出題します。) |
期末試験評価方法・評価基準 | |
出席 40% 試験 60% として評価します。平常点は授業時に勉学に向かう姿勢と意欲を評価の対象とします。※遅刻は素点から減点となります。 |