10/14,2011
2011年10月12日、尚美バリオホールにて、コンセルヴァトアールディプロマ科 管打楽器専攻 優秀者による「フレッシュコンサート2011」を開催しました。
この日ステージに立ったのは、管打楽器専攻生45名の中からオーディションによって選ばれた8名のソリストたち。各ソリストたちは、バリオホールという表現空間を精一杯活かし、日々研鑽を積んできた成果を遺憾なく発揮していました。
当日お越し下さったみなさま、ありがとうございました。若手ソリストたちの今後にどうぞご期待ください!
<当日の出演者とプログラム>
演奏者 |
楽器 |
曲目 |
露木 祐一 |
Trombone |
・トロンボーンのための「カラーズ」 / ベルト・アッペルモント |
山田 亜由子 |
Clarinet |
・クラリネットの為の3つの小品 / イゴーリ・ストラヴィンスキー ・クラリネットとピアノのためのソナチネ / ボフスラフ・マルティヌー |
川澄 萌野 |
Oboe |
・2つの幻想的小品 Op. 2 / カール・ニールセン ・オーボエソナタ / アンリ・デュティユー |
古川 信哉 |
Tuba |
・エフィー組曲 / アレック・ワイルダー |
齋藤 麻美 |
marimba |
・トゥルーカラーズ / ジョン・スルーワー ・チェイン / 三宅 一徳 |
樋口 裕香 |
Flute |
・フルートとピアノのためのソナタ / フィリップ・ゴーベール |
赤木 俊祐 |
Saxophone |
・「六つの練習奇想曲」より 1. 2. 3. 4. / アマーブル・マシス |
上田 菜々 |
Trumpet |
・トランペット、ピアノと弦楽のための小協奏曲 /アンドレ・ジョリヴェ |
7/25,2011
2011年7月14日、尚美バリオホールにて『安倍圭子 マリンバ公開レッスン』を開催しました。
この講座はコンセルヴァトアール ディプロマ科の在学生を対象としたもの。
打楽器専攻生の吉岡理菜さん、加藤大輝 君、上別府 宙 君の3名が、三木稔作曲「マリンバの時」、田中利光作曲「マリンバのための二章」、末吉保雄作曲「マリンバのためのミラージュ」という、いずれも安倍先生が初演した作品を演奏し、指導を受けました。
受講生名 |
学年 |
受講曲 |
吉岡理菜 |
コンセルヴァトアール ディプロマ科1年 |
三木稔作曲「マリンバの時」 |
加藤大輝 |
コンセルヴァトアール ディプロマ科2年 |
田中利光作曲「マリンバのための二章」 |
上別府 宙 |
コンセルヴァトアール ディプロマ科1年 |
末吉保雄作曲「マリンバのためのミラージュ」 |
レッスンの中では、作曲者から伝えられた考え方や演奏法、初演の際に交わしたやりとりなどの興味深い話も。
音のエネルギーの持って行き方や「マリンバの時」のトレモロの仕方など貴重なアドバイスも数多くされ、受講者の演奏にもみるみる変化が現れました。
6/14,2011
2011年6月11日、SHOBI 2302教室にて「バジル・クリッツァー氏によるボディマッピング講座」を開催しました。
去年、雑誌「パイパーズ」にて「管楽器奏者のためのベーシック講座 “アレクサンダー・テクニーク”」の連載を担当していたのもバジル先生。学生からも「この記事を通してバジル先生のことを知った」という声がチラホラ聞こえてきました。
ちなみにボディマッピングとは、アレクサンダー・テクニークに含まれるひとつの方法論で、体の構造と動きについて、単なる解剖学の知識だけでなく、それを自分自身の身体にあてはめることに重点を置いて学んでいく、というもの。「身体に対する意識」をより洗練させ、正確にし、使えるものにするために、「どうやって意識するのか」「正確にどこをどのように意識するのか」「身体はそもそもどうなっているのか」を考えていきます。
講座は、実際に楽器を演奏する時の姿勢チェックや、演奏に対する「悩み」を解消するための「方法・考え方」を挟みながら進められていきましたが、ちょっとした意識でみるみる変化が現れて、受講生からも驚きの声が上がっていました。
管楽器向けのボディマッピングについては、バジル先生のブログもぜひご参照ください!
http://basil-horn.blog.so-net.ne.jp/archive/c2301426727-1
6/2,2011
2011年6月1日、尚美バリオホールにて、フルート奏者・工藤重典氏による公開講座を開催しました。
受講者は、本学コンセルヴァトアール・ディプロマ科のフルート専攻生 樋口裕香さん、尾島由歌里さん、村松佑希恵さんの3名。
ひとり40分の時間を使い、『公開レッスン』という形で、マルタンの「バラード」、モーツァルトの「フルート協奏曲第2番 K.314」、デュティユーの「ソナチネ」をそれぞれ指導していただきました。演奏に対する的確なアドバイスの他、原典版やその他の版に対する考え方、アーティキュレーションに対する考え方なども熱心に語って下さり、受講者にとっても聴講者にとっても、充実した内容の講座となりました。
公開レッスンの後は『工藤重典 フルートミニリサイタル』を開催。
テレマンの「無伴奏フルートのための幻想曲 第6番、第2番」、サン=サーンスの「ロマンス」、エネスコの「カンタービレとプレスト」、そして、シュターミッツの「フルート協奏曲 ト長調」が、工藤氏の美しい音色とともにホールに響き渡りました。
5/20,2011
2011年5月16日、SHOBI 本館内「M804教室」において、元ボストン交響楽団 首席トランペット奏者 ティモシー・モリソン氏(本学客員教授)によるトランペット公開レッスンを開催しました。
受講者は、音楽総合アカデミー学科 3年 横山雄樹君、コンセルヴァトアール・ディプロマ科 2年 上田菜々さん、そして、管弦打楽器学科&音楽総合アカデミー学科1・2年生による金管五重奏×3組。
大勢の聴講者が見守る中、今回も一組一組ていねいにアドバイスいただき、公開レッスンの後には恒例のミニリサイタルも開催されました。
レッスンとミニリサイタルの詳細は以下の通りです。
【公開レッスン】 17:30 – 19:00 M802教室
受講者 |
曲目 |
横山雄樹 |
・トランペット協奏曲 変ホ長調 より 1楽章(ハイドン) |
上田菜々 |
・トランペット協奏曲 より(アルチュニアン) |
金管五重奏 |
・Chorale(プレトリウス) (Trp.1 渡辺アキラ、Trp.2 森 美幸、Hrn. 幸澤美鈴、Trb. 浅野 至、Tuba 三嶋信澄) ・SONATA from Die Bankelsangerlieder(Anonymous) (Trp.1 會澤記瑳、Trp.2 江原享平、Hrn. 森 雅人、Trb. 皆川慧太、Tuba 三嶋信澄) ・Es ist ein Ros’ entsprungen(ブラームス) (Trp.1 渡辺アキラ、Trp.2 江原享平、Hrn. 山本春奈、Trb.1 渕辺 瞳、Trb.2 江藤晴菜) |
【ミニリサイタル】 19:30ー20:00 バリオホール
(演奏:ティモシー・モリソン [本学客員教授]、宮澤聡宏 [本学講師])
演奏曲目 |
My Spirit Be Joyful(J.S.Bach) |
Sound the Trumpet(H.Purcell) |
Hinach Jafa from Songs of Songs(イスラエル民謡) |
This Little Rose(William Roy) |
Summertime(G.Gershwin) |
6月1日には工藤重典さんを招いてのフルート公開講座、6月11日にはバジル・クリッツァーさんを招いてのボディマッピングの公開講座など、今年も様々な特別講座が予定されています。