2009.06.15
声優学科
2009年6月28日(日)
SHOBI 声優学科 演劇公演 DRAMATIC FESTIVAL 2009 at VARIO『ミス・ダンデライオン』に次ぐ第二作目『杜子春』を上演しました。
『杜子春』は、鄭還古の『杜子春伝』を芥川龍之介が短編小説童話化した作品です。
今回の舞台『杜子春』は、この原作をもとに声優学科の徳永希良先生が演出をしました。
1作目の『ミス・ダンデライオン』同様に、この『杜子春』もダブルキャストで上演。
歌やダンスを交え、会場も一緒に楽しめるような場面もあり、主役はもちろん、脇役のキャストたちの演技も光っていました。
表情も喜怒哀楽の感情の変化がはげしく、観ていても惹きつけられる場面ばかり。
自由奔放な主人公“杜子春”が、ある日不思議な老人に出会い、お金を通して人間の軽率さと自分に愛想が尽き、人間であることが嫌になるが、老人が仙人であることを見破った杜子春が、様々な経験の中で人として成長していく姿をみごとに熱演!
人間の生き方や、人との関わり方などさまざまなことについて考えさせられるすばらしい舞台でした。
芝居だけでなく、衣装やメイクなどにも役へのこだわりを感じ、出演者として本気でこの舞台に挑む学生の想いがあふれていました。
今年度も、まだまだこれからたくさんのイベントや公演がめじろ押し!!今後もSHOBI 声優学科に注目です!
ご来場いただきましたみなさま、
本当にありがとうございました。
【関連リンク】
・声優学科
・DRAMATIC FESTIVAL 2009 at VARIO 第1作目『ミス・ダンデライオン』 公演レポート