2017.05.21

プロミュージシャン学科

映画監督岩井俊二氏によるクラムボン「日比谷野外音楽堂ライブ」映像化プロジェクト進行中!

尚美ミュージックカレッジ卒業生で結成され、プロミュージシャン学科講師の伊藤大助先生が所属するバンド クラムボンが、去る5月3日に東京日比谷野外音楽堂でワンマンライブを行いました。
実に8年ぶりとなる"野音ワンマン"は、先行予約から数千人規模の申し込みがあり、即完売となりました。
それを受け、「来られないファンのために何かスペシャルを!」という想いのもと、クラウドファンディング(※)による映像化という企画がスタートしました。
映像化にあたり迎えたのは、映画監督の岩井俊二氏です。「スワロウテイル」('96)、「リリイ・シュシュのすべて」('01)、「花とアリス」('04)など、その独特な映像は"岩井美学"と称されています。また、復興支援ソング「花は咲く」の作詞などマルチな活動で知られ、クラムボンとは初のコラボレーションとなります。

"クラムボン×岩井俊二「日比谷野外音楽堂ライブ」映像化大作戦"、と題されたプロジェクトは目標を達成しました。映像の完成は秋以降の予定となっています、完成が楽しみです。

※クラウドファンディングとは?
音楽や映像の作品を制作するにあたり、レコード会社、映画会社などの企業が資金を出すのではなく、インターネットを通じて企画に賛同した個人から資金を募るシステムです。出資した金額により様々な特典が付くなど音楽ファン、映画ファンに浸透しています。


プロミュージシャン学科講師 伊藤大助先生のコメント

伊藤大助.jpgここ数年、音楽学校の講師をさせてもらっているなかで、将来ある若い人たちに伝えたいことは「続けてきてよかった、を味わってほしい!」ということです。
いい時も悪い時もできるところまでやってみることができたら、その経験がその先の己を支える力になるのではないか、と考えるからです。しかし...
自分にとって「続けてきてよかった」ことの本当の醍醐味は「ひとりではできないことを成し遂げることができた!」と 感じられることにあります。
たとえばライブでも、メンバー、スタッフ、会場にいた全ての人たちの力で、予想をはるかに超えたものを見ることができたうれしさと充実感が、たまらない。
これがまた次の「続けてきてよかった」に繋がっていくのではないかと思っています。

今回の「作戦」を通して「みんなでおもしろいことができた!」を、多くの皆さんと共に分かち合う機会にできたら、どんな充実感が待っていることでしょう。
それが楽しみでなりません。

そしてまずは、岩井監督に撮っていただいた野音ライブ映像を、観たい!
すんごい観た~~~い!のです!


■クラムボン×岩井俊二 「日比谷野外音楽堂ライブ」映像化大作戦
サイトURL:https://camp-fire.jp/projects/view/25791/

【関連リンク】
プロミュージシャン学科
クラムボン 公式サイト
岩井俊二 公式サイト

  

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