2006.12.24
ミュージカル学科
12月10日(日)SHOBI ミュージカル学科の在学生11人で結成した『eleven』が、オリジナルミュージカル "Personality girls volume.1"を開催しました。
会場となったSHOBI 学内の本格的ライブスタジオ「ブーカ」が、ミュージカルの会場に早変わり。さらに今回の音響と映像は、SHOBI 音響・映像学科が担当し、学生が作り出す斬新な音響空間・照明効果も見どころのコラボレーションイベントです。開場とともに多くのお客さんが入り、すぐに会場は満員になり通路に座るお客さんも多数いました。
ストーリー猫がテレビのスイッチを入れるところからミュージカルがスタート!
夢の国のはじまりのようなカラフルな衣装と傘を使った幻想的なダンス、緑や赤の照明を使った幻想的な照明の下での民族風ダンス、スピード感溢れるジャズダンス、他にもバレエやヒップホップなど華麗なダンスを披露します。
ここまでがテレビの映像という演出。
現実の世界ではテレビの前で横になった母親が見ています。横では猫が2匹じゃれあっています。
そこに高校生の娘が帰宅して、進路のことで母親になかなか打ち明けられないと悩みます。会話の勢いでついに娘は“将来ミュージカル女優になりたい!”と夢を打ち明けますが、母親の猛反対を受け喧嘩を始めてしまいます。
横では猫が、池で溺れた所を助けてくれた隣に住む人間の男の子に恋をしたので“人間になりたい!”と、夢のようなこと言い出して猫同士で喧嘩を始めてしまいます。
ダンスを交えながらコミカルな喧嘩も終わり、猫と娘が家を出ようとします。
そこに母親が隣の家に住む男の子からもらったあるチケットを出して問題解決。そのチケットは『eleven』のミュージカルなのです。娘はミュージカルを見に行けるし、猫は恋をした男の子に会いに行けるので、全員大喜びで出発します。
ここから舞台はスクリーンの映像に移ります。
やってきたのはSHOBIの校舎!今ミュージカルを観ているSHOBI学内にあるスタジオブーカに到着。今、お客さんが座っている座席に座ってステージがスタートするとこで映像が終了し、舞台は再びステージに戻ります。
映像と現実の世界が混ざるという凝った演出にお客さんは『出演者が横に座っているの?』といった不思議な気分になります。
薄暗い中、elevenメンバー全員が、ちょっと官能的で魅力たっぷりの格好をして歌いだします。客席に向かって挑発したセリフを言いながら魅惑的なダンスを踊りました。
フィナーレには、『eleven』のメンバーがステージに登場し、「ミュージカルが好き」というピュアな気持ちをはじけんばかりのパフォーマンスで披露。
会場となったブーカは熱い拍手と感動に包まれました。