2010.07.30

ミュージカル学科

【スペシャル対談】 M&S 祖父江進 代表取締役と ミュージカル学科 小林仁 学科長 のここでしか聴けない貴重な対談!!

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"ミュージカル俳優になる"
"テーマパークダンサーになりたい"
そんな学生の夢を叶えるため、プロの業界で必要となる実践的なカリキュラムを創り上げてきた「尚美ミュージックカレッジ専門学校」

今年度から、この業界を目指す人なら知らない人はいないプロダクション M&SカンパニーとSHOBI とが提携をし、プロが活躍する業界を身近に感じ、さらに学内でオーディション開催し、より夢を叶えるチャンスを提供する環境が整いました。

今回は、その立役者である有名ミュージカルや大手テーマパークダンサーなどに多数の合格者を輩出する有名プロダクション M&Sカンパニーの祖父江 進代表取締役と、SHOBI ミュージカル学科 学科長の小林 仁氏の対談が実現。
自身の体験談やこれからこの業界を目指すキミにきっと役立つ貴重なお話などが伺えました。



小林:早速ですがM&Sカンパニーは自身だけで十分で成り立っていますよね?
だからどうして"専門学校との提携"という考えを持ったのかが気になっていたんです。

祖父江:SHOBI がいいのは、色々と専門学校があるなか学校の認知度、つまり歴史があるということがいいんですよね。
実際にうちで活躍してくれた方がSHOBI 出身だったこともあるし。やっぱりそういう人材がいる所には、同じような"芽"がまだいるんじゃないか?って思ったんですよ。
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"ミュージカルの学校"っていっても様々な学校がありますが、劇団四季に入っていくような本物の空気感がSHOBI にはあったこと。それが大きなきっかけだったかな。

提携っていう理由のひとつにも、学生って卒業した後に行き場がある人とそうでない人がでてくると思うんだけど、そういう時に、大手のタレント養成所とかに行くのが一般的な流れだと思うんですよね。それで、そこの先生と出会って違う方向に引っ張られて・・・とか、そうゆう感じ。
でも結果的には、その会社の生計を立てるために月謝をとられていく人生を送っていく人たちっていますよね?

小林:なるべく避けたいことだけど、いますね。

祖父江:きっとうち以外のプロダクションが来ていたとしたら、もちろん良い事しか言わないと思うんですよ。今回のオーディションでも、どういった理由で合格なのか?会社の経営のためなのか?オーディションで、この人は伸びる可能性があるって思ったからなのか?
僕はM&Sは本当に胸を張って"いいプロダクションだ"って言えるような会社を運営していたいし、所属している子には良い条件や環境を揃えて支えてあげている・・・こう言っても、話を聞く側によっては僕もいいことしか言わないみたいに思われちゃうかもしれないけど、小林先生とは昔からの知り合いだから、本心が伝わるでしょ?

小林
:そうですね(笑)

祖父江:そう、そのお互いの信頼関係。そこがやっぱり大きかったですよね。良い事だけじゃなく、(小林先生となら)リアルな話もできるしね。

小林:なるほど。

祖父江:弊社としては、やっぱり本音はいい人と出会いたいっていうこと。だって世代はどんどん変わるわけですからね。

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小林:そうですよね。
スターがその役をずっとできるわけではないから、どんどん出演者だって世代交代していきますもんね。

祖父江:うちは少しでも実際に仕事があるんだってことちゃんと見せてあげられる。
その方が生徒の士気も上がるし、最終的な結果としてちゃんと仕事をさせて、そこからのマネジメントだと思うんですよね。
しっかりと仕事を与えることで"本当の意味でのプロダクション"という形になると思っています。

小林:なるほど。
今回、初めて学内オーディションをして頂いたんですが、SHOBI の学生の印象はどうでした?

祖父江:そうですね・・・オーディションって"必ず受かりたい!"と思って受けに来ているという前提で我々は見てる。だから今回それにしては、あまり「僕!」「私!」というアピールが弱いような気がしたかな?
オーディションって全然踊れてないのにテンションはものすごく高い人っているんですよ。

小林:(笑)

祖父江:まぁそれもちょっと問題ですから、そこまでとは言わないけど・・・。もうちょっとテンションとかが前に出る感じがあってもよかったかな?と思いました。
それは、もしかしたら自分がこれまでレッスンで流した汗とか、ちゃんと鍛えてきた筋肉とかが心で信じられてないのかもしれない。やりこみが足りなくて、自分にもうちょっと自信が持てなくて自己主張が弱くなっちゃったのかもしれないですしね。

小林:それはあったかもしれないですね。

祖父江:どこでもそうでM&Sでもそうなんだけど、1年間通して来ている子っていうのはどうしても意識が弱くなってきちゃって、一度行なったオーディションと同じ振りで再度オーディションをすると圧倒的にレベルが低い。でもオープンクラスの人はその時その時が勝負。

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やっぱりオープンクラスの人たちはアルバイトをしていて、そのレッスンの時だけそこを抜けて終わったらすぐにまたアルバイトに戻るっていう感じだから、"早く今の環境を変えたい"っていう熱意というか・・・追われているものが違うかなって思いますよね。
でも、学生だとやっぱりそこらへんが伝わらないんじゃないかな?
親御さんもそんなに反対しないかもしれないし、好きなことをやらせてあげられるうちにやらせてあげようって応援してくれるような環境にいる人って、今非常に多いような気がするんですよね。
僕なんか親の反対を押し切って東京へ来たから、「ここで帰ったら・・・どんな職業につけって言われるかわからない」っていう怖さが、生き残るパワーになったんだと思っています。

小林:その危機感というか、諦めるわけにはいかない!っていう強い思いをバネにしたということですね。

祖父江:そうです。誰でも苦労しないで夢を叶えたい。でも今こうしてこちらで講師をしている方も「苦労しないで夢を叶えた」なんて人いないですよね?(笑)
だから、学生たちにも若いうちからそういったことを伝えていきたいんです。

小林:今って高校生はもちろん、大学生や社会人でも「進学や就職をしたけどやっぱり諦めきれなくて・・・」っていう人がオープンカレッジに参加してきます。

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だからまさに今、「これからこの分野を目指そう!」って思ってる人に向けて、為になるような、勇気付けられるアドバイスはありませんか?

祖父江:うーん。
先生に自分をよくわかってもらう・・・というか、自分から歩み寄るってことなんじゃないかなと思うけどね。
生徒が沢山いるから、自分はそんなこと言っちゃいけないと思って遠慮する生徒っていますよね?
そこで先生から歩みよってくるのを待つのではなく、まずは先生に自分の本音を伝えることでアピールすることが大事。
そのためには、どんな先生がいて、どういう人達が通っているのか?ということをしっかり調べることが大事だと思いますね。
だから、そのあたりはSHOBI は自信もっていいんじゃないですか?

【スペシャル対談】後半は・・・
「成功するための心得」などここでしかきけない秘密教えちゃいます(後半はコチラ)>>

  

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