2023.04.01

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【My Story】下間 朋哉さん|チューンコアジャパン株式会社

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プロフィール

下間 朋哉(シモマ トモヤ)さん
チューンコアジャパン株式会社
アレンジ・作曲学科(エレクトロニックミュージック専攻)2013年度卒業
秋田県立秋田西高等学校出身

―お仕事について教えてください。

音楽配信の代行を行うチューンコアジャパン株式会社(TuneCore Japan KK)※で、社内でのデータ活用のための「ほぼ全般」を行っています。音楽配信に関連する膨大なデータ(ビッグデータ)を、サービス開発や営業などそれぞれの目的に応じて分析したり、継続的にデータ活用できるようにプログラム化したりと、多岐にわたります。

―お仕事をする上での「やりがいを感じること」について教えてください。

データを活用したい方が快適に使えるように、何度もトライ&エラーを繰り返しながら、「求めているもの」への理解を深めて、効率良く仕組み化されたものが提供できた時は気持ち良いですね。

―お仕事をする上での「大変なこと」について教えてください。

サービスを開発する部署と、そのサービスをお客様に使っていただくための営業の部署があるんですが、それぞれが求めるものを理解することが必要です。そのために幅広い分野の知識を身につけなければならないので日々勉強しています。それと、データの種類が多くかつ業務のスピードが早いのでそれに対応するための体力も必要ですね。

―このお仕事を目指したきっかけについて教えてください。

元々数学が得意で、中学生の頃からプログラミングを学んでいました。尚美卒業後は、秋葉原のPCパーツのお店で働いて、その後に企業の購買データの分析などを行う仕事をしていました。並行してDTMでハードコアテクノの作品を発表する音楽活動を行っていたのですが、チューンコア・ジャパンなら音楽活動で得た知識も活用できると思い転職しました。

―このお仕事に就くために必要な心構えを教えてください。

「自信を持つこと」です。技術的な知識やスキルを身につけることは大事ですが、依頼を受けた部署の方に自信を持って発言することで安心感や信頼が生まれます。といいつつまだ完璧ではないので、これからも頑張ります。

―将来の目標について教えてください。

データエンジニアとして一人前になる事ですね。データを扱う仕事は広範囲の知識とコミュニケーション能力が求められるので、とても時間が掛かります。時間は有限なので、普段の生活では「仕事」と「音楽活動」の二つにフォーカスを絞って日々の生活を送っています。

―在学中にやっておいてよかった活動はありますか?

自主的な創作活動です。学内には同じジャンルが好きな仲間がたくさんいたので、作曲やプラグインなど常に情報交換ができました。それと、自分の作品を知ってもらうためにフライヤ(画像)やホームページの作成、SNSの活用の仕方、動画を作るためのSFX作成、PCやプログラミングの知識など様々な事を学ぶことができました。これらを行うだけでも、一般的な人よりパソコンを扱うスキルは高くなるんじゃないかと思います。それを仕事で活かすこともできます。あと、資格は取ったほうがいいと思います。在学時はMOSを取得しました。その後も統計検定やマーケティング検定など業務で必要な資格を取得しています。

―現在就活中の後輩に向けて、メッセージ・アドバイスをお願いいたします。

"好きなことをとことんやる"こと。自分の"弱点"を補うよりも、"強み"を活かすのが一番です。私は音楽も好きですが、数学も好きだったので、資格取得やPCなど興味のあることを頑張りました。また、音楽活動を継続するために、仕事では手は抜きませんでした。好きなことを選択して集中することで、後々良いことが起きるんじゃないかと思っています。
あなたの努力が実りますように。応援しています!

※チューンコアジャパン株式会社(TuneCore Japan KK)について

Apple MusicやSpotifyなどのサブスクや音源販売サイトなどのウェブ・サービスで楽曲を配信するためには、以前はレコード会社に所属するなど個人ではできませんでしたが、チューンコアのサービスを利用することで個人でも全世界(2024年3月現在185ヶ国以上)に自分の楽曲を配信することができます。 ・チューンコアジャパン オフィシャルサイト

(取材日:2024年3月)
※卒業学科は2023年度の名称です。

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