2025.01.06
SHOBI
プロフィール
宮田 侑沙(ミヤタ ユウサ)さん
株式会社サウンドハウス勤務
プロミュージシャン学科(ドラム専攻)2018年度卒業
千葉県立小見川高等学校出身
―現在のお仕事の内容についてお聞かせください。
物流のセクションでお客様から注文のあった商品を出荷する業務、それと在庫管理、商品の入荷の業務を行っています。扱っている商品は楽器や業務用の音響・照明機器他、音楽に関係する商品を幅広く扱っています。たとえば、楽器はギター、ベース、ドラムからヴァイオリンや管楽器、和楽器まで。音響などの機材は一般の方向けからプロ仕様の大型のものまで。楽器や音響機器は自社ブランドのものも展開しています。
―お仕事をする上での「やりがいを感じたエピソード」について教えてください。
尚美の同級生の友だちが弊社をよく利用してくれていて、「注文した商品が届いたよ、ありがとう」と連絡が来た時や、中にはショールームに来てくれたこともあって、そういう時にやりがいを感じます。
―お仕事をする上での「大変だったエピソード」について教えてください。
半年に一度、棚卸(たなおろし)といって商品の在庫を確認する作業があるんですが、社内のデータと実際の数が合わなかった時に調べる作業が大変です。その商品にいつどんな注文があったか、いつ置き場所を移動させたか、など数が合わなかった原因を特定するのに時間がかかりますし大変だな、と感じます。
―このお仕事を目指したきっかけについて教えてください。
卒業後は何か同級生のみんなを支えたいな、と思ってスタジオやライブハウスのスタッフなど音楽に関連する仕事をネットで調べた時に、弊社のネット通販のサイトに辿り着きました。講師の先生や友だちに聞いたところ、みんな利用していたので興味を持って採用情報に応募し合格して、今働いています。ちなみに、在学中はドラムを専攻していたんですが、弊社の社員の多くが楽器を演奏していて社内にもスタジオがあるので、仕事終わりなどに職場の方と一緒に演奏を続けています。
―お仕事をする中で、普段から心がけていることをお聞かせください。
この商品をお客様が受け取ったときにどういう印象を持つのか、どういう気持ちになるのか、常にお客様のことを第一に考えながら仕事をしています。商品や外装の箱が破損していないかチェックしたり、注文の内容と商品の組み合わせが合っているか営業担当の方に確認するようにしています。
―このお仕事に就くために必要な心構えを教えてください。
物流の仕事は、広い倉庫の中を注文書に載った商品を探して歩き回ることが多いです。先日測ってみたら一日に2万歩歩いていました。体力勝負なところがありますね。
―将来の目標について教えてください。
今は上司の仕事をフォローする形なのですが、スキルアップしてより責任のある仕事をやっていきたい、というのが今の目標です。先日、業務で必要になったので、フォークリフトの免許を取りました。
―ご自身の就活の進め方について教えてください。
先ほどもお話しましたが、自分から積極的にいろいろ調べてみる、ということが大事かな、と思います。それと、会社の見学に行けるのであればいろんな会社を見学して、そこでしか得られない新たな発見をするのもいいと思います。あと、私は2年生の夏休みが終わった頃に動き出したんですが、もっと早めに講師の先生やキャリアセンターの方に相談すればよかったな、と思いました。
―在学中にやっておいてよかった活動はありますか?
学内のパソコンを利用したことです。プロフィールを作成したり、タイピングを練習したり、就活の情報収集をしたりしました。それと、音楽業界の仕組みや業界用語などを教えていただいた授業が今も役に立っています。
―現在就活中の後輩に向けて、メッセージ・アドバイスをお願いいたします。
学生生活は2年間しかないので、やり残すことのないようにやりたいことはやってほしいな、と思います。
(取材日:2024年12月)
※卒業学科は2024年度の名称です。