2004.02.02
SHOBI
ゲストの村田陽一氏は日本を代表するSUPER TROMBONISTです。川崎市中原区からのご依頼内容が中高校生の吹奏楽コンサートでしたので、若者の大きな目標として超一流の存在感を実感していただこうと思い是非にとお願いしてご出演願いました。
ステージでの村田氏の演奏はテクニカルでスピリチュアルで楽器を学んでいる方の多い会場からは感嘆の声が続きました。
SHOBI JAZZ ORCHESTRAのソリストたちも村田氏の演奏に感化され懸命な演奏をしていました。
今春、高校を卒業したばかりのメンバーもおり客席の中高生にとってはその身近な存在が励みになったことでもありましょう。
<学内リハーサル時>
村田氏「みんな、もっと汗かいてくれないかな。僕もこの演奏にかける想いを君たち
に伝えたいから、吹き過ぎを承知で演奏しているでしょう」
<本番控え室>
村田氏のアップは凄いです。
段階を踏んで進む様子からは音楽に対する敬意を感じます。
音楽家というのは音楽に対して、どこまでも誠実なものなんですね。
<本番>
演奏中、村田氏がマイクから離れて演奏しはじめました。
それでも客席には充分に音が届いていましたが、
バンドメンバーは身の毛のよだつ思いだったことでしょう。
「もっと汗かいてくれないかな」、思い出したことでしょう。
バンド自体が危機感を共有し、一段と熱い演奏に変化していきました。
村田氏は
アンサンブルするということ
音楽するということ
その意味や向き合い方を
演奏によって伝えてくださいました。
さぁ、次は皆さんの時代です。
素晴しい音楽人生を願っています。
ご担当いただきました
地域活動支援担当 堀内さま、
会場スタッフの皆様
ありがとうございました。
(SHOBI ボランティアセンター 松井よしのぶ)