2014.01.20
SHOBI
2014年1月11日(土)、渋谷区文化総合センター大和田さくらホールにて行われたスギテツ10周年記念ツアー東京公演のコンサートレポートをお届けします。
スギテツのコンサートは、クラシックをエンタテインメントとして楽しく見せて聴かせるのが特徴。ピアノの杉浦哲郎さんとヴァイオリンの岡田鉄平さんの2人の軽妙なトークと、クラシックの名曲を童謡から「あまちゃん」まで様々な音楽と混ぜ合わせるスギテツならではの演出でコンサートは進行していきました。
第1部後半では、管弦打楽器学科の先生と卒業生によるSHOBI Strings Ensembleがコラボレーションにより3曲演奏。ヴァイオリンの岡田さんとストリングスアンサンブルによる"擬音コーナー"では普段はなかなか見られない先生方の芸達者ぶりで客席を沸かせました。
休憩を挟み、第2部は佐藤正人先生の指揮による尚美ウインドオーケストラ「交響的序曲」(ジェイムス・バーンズ作曲)で幕を開けました。息をつかせぬ引き締まった演奏に客席から拍手と「ブラボー!」の声援が。スギテツとのコラボレーションによる「観光列車」(ヨハン・シュトラウスⅡ世作曲)でも緩急自在の迫力のある演奏を、続く序曲「暴れん坊将軍」もスギテツの二人と息の合った演奏を聴かせました。本邦初公開、学生が管楽器による"鉄道の擬音"にチャレンジするなど、約2時間、大人も子供も楽しめるスギテツワールドに満員の会場は大いに盛り上がりました。
【関連リンク】
・スギテツオフィシャルサイト
・管弦打楽器学科