2009.01.09
音楽総合アカデミー学科
先日2009年2月13日(金)に今年度最後の講座を終えた
『2008横山幸雄 ピアノ演奏法講座』。
今回も全7回に及ぶ講座を終え、横山幸雄先生、
そしてSHOBI ピアノ学科 学科長の成澤先生にコメントを頂きました。
『横山幸雄 ピアノ演奏法講座 全7回シリーズ』をふり返って
「SHOBI でピアノを学ぶ学生に世界レベルのピアノを聴かせたい。」
「百の言葉よりも、“ホンモノの音”に出会うことが学生にとって何よりの財産であり、また王道である。」
そう考えて始まったのが、世界的なピアニストである横山幸雄先生を迎えての公開レッスン『横山幸雄 ピアノ演奏法講座 全7回シリーズ』です。
講座が始まって7年目を迎えますが、今年度は講座のテーマをフランス/ロシア/ドイツの作曲家、また、スタイル別でソナタ・変奏曲、そして2台ピアノ・連弾と実施して参りました。
ホールという空間でフルコンを使って
いかに『音楽表現』を極めるか?
そしてそれらを創造・感動の域まで
どのように昇華させていくのか・・・
美しい音とは・・・
品格のただよう音楽とは・・・etc.
この1年間、横山先生には多忙の中、学生の資質に沿った温かいレッスンを続けていただきました。本当に感謝申し上げます。
この講座を通じて“本物の音楽”に触れた学生が、今後音楽を続けていく上で、貴重な体験、また大いなる道標を得たことであろうことを信じて疑いません。
来年度は、テーマに「ピアノコンチェルト」も予定しております。
ご期待ください。
SHOBI ピアノ学科 学科長 成澤 節
今年度もたくさんの学生の皆さんと触れ合えましたが、それぞれ個性的なうえにレベルもいろいろで、毎回の講座が楽しみでした。
月1回のスケジュールで実施していましたが、タイミングの問題もあったりして、受講した皆さんは毎回必ずしもしっかり準備を整えて講座に臨めたわけではないでしょう。そういった意味でもこの講座は、ただ漠然と受講するのではなく、自分自身の弱いところや課題を認識した上で受講してもらえると、ずっと効果的です。
音楽の勉強というのは、「ここまででいい」というものがあるわけではなく、ずっとずっと続いていくものです。その中で、自分自身でヒントを見つけるような、はっきりとした目的意識を持って勉強していって欲しいと思います。
来年度も皆さんにお会いできることを楽しみにしています。
横山幸雄
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