2009.10.17
音響・映像・照明学科
2009年9月28日(月)、音響・映像学科の「映像作品上映会」を行いました。
音響・映像学科の1年生全員と、2年生の映像を専攻する学生が、映像制作系の授業で学んだ成果を発表する場として開催されているこの上映会。
今回もたくさんの魅力的な作品の数々が上映されました。
1年生は「見た人が、少しやさしい気持ちになれる。そんな30秒の映像作品」というテーマに沿って、3~4人の班に分かれて撮影から編集まですべて自分たちの手で制作を行いました。
30秒という限られた時間の中でテーマを表現するため、どのチームも試行錯誤を繰り返して創り上げた力作ばかり。
スチル(静止画)や「影絵」といった表現手法を効果的に用いるなど、ユニークなアプローチで制作されたものもありました。
「いまの箇所、表情がいいね!」「ここをもっとこうすればいいんじゃない?」と、
お互いの作品に意見を出し合いながら鑑賞していたのが印象的です。
細かい部分の見せ方などは所々まだ荒削りな作品もありましたが、1年生だけに今後が楽しみになりますね。
2年生は、架空のお店や実在の商品など、自分たちでテーマを設定し、それぞれ30秒バージョンと15秒バージョンのCMを製作。
さすが2年生だけあって、どの作品もロケーション(撮影場所)からライティング(照明)までしっかりこだわって撮影され、丁寧に編集されています。
そして、技術を駆使しつつも決してそれだけに頼らず、テーマやアイデアそのもので勝負したものが多く、中にはそのままテレビで流れていてもおかしくないほど完成度が高い作品も。
今後の参考にしようと必死にメモを取っている1年生の姿もありました。
音響・映像学科の東條先生、朴先生、学科長の久保田先生
すべての上映がおわったあと、先生一人ひとりから講評をもらえました。
映像や演出を専門とする先生はもちろんのこと、音響や照明などの分野の先生からも意見が聞け、さまざまな立場からの「プロの意見」というのは、とても参考になったのではないでしょうか。
SHOBI 音響・映像学科では、イベントのスタッフワークを学べるのはもちろん、映像をはじめとする様々な分野のクリエイターを育成するための授業や実習もたくさん!
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