2025.01.06

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【My Story】大平 裕也さん|株式会社シネ・フォーカス勤務

mystory_cinefocus_ohira.jpgプロフィール

大平 裕也(オオヒラ ユウヤ)さん
株式会社シネ・フォーカス勤務
音響・映像・照明学科(映像制作専攻)2019年度卒業
東豊学園つくば松実高等学校出身

―現在のお仕事の内容についてお聞かせください。

東京国際フォーラムに常駐して、お客様から映像に関する依頼が来た際の窓口を担当しています。具体的には、予算や目的に合わせて機材やシステムの見積もりを出したり、収録にいらっしゃった外部のスタッフの方の案内や機材の設営、立ち会いなどです。コンサートや講演会、会議などを主に担当しています。

―お仕事をする上での「やりがいを感じたエピソード」について教えてください。

東京国際フォーラムにはホールや大小の会議室がたくさんあります。15、16会場を使用した大きい仕事だったり、複雑なシステムの仕事を担当したときには、緊張はするのですが終わったときにやりがいを感じます。

―お仕事をする上での「大変だったエピソード」について教えてください。

早朝や深夜にかかる仕事など時間が不規則なので、この生活に慣れるまでが大変でした。もともと早起きは得意だったのですが、始めたころはしんどいな、と感じるときがありました。

―このお仕事を目指したきっかけについて教えてください。

高校生の時に学内のイベントでファッションショーがあり、誰もやる人がいなかったのでステージの後方に流す映像を担当したんです。それがきっかけで映像に興味を持ちました。尚美では映像を専攻し、将来はテレビなどの編集の仕事を考えていて就職活動もその方向でいくつかの企業を受けました。ですが、実際に編集の現場を見学した時に、自分がやりたい分野ではない映像も編集しなくてはならないということを目にして果たして自分に向いているのか疑問に思うようになりました。そのタイミングで講師の先生から弊社を紹介してもらいました。

―お仕事をする中で、普段から心がけていることをお聞かせください。

この仕事はチームで動くことが多いです。自分たち映像のメンバーや照明、音響、舞台、その他にも外部の業者の方もいらっしゃるので、自分たちの事だけを考えて仕事をしてしまうと他のセクションに影響があったりするので、コミュニケーションを取りながら、お互い一番やりやすいやり方を探しながら仕事をしています。 それと、できないことはできない、やれないことはやれない、としっかり伝えたり、わからないときは「確認します」と言って判断を仰ぐようにしたり。"その場しのぎにしない"ということを心がけて仕事をしています。その場を回避するために曖昧なことを言ってしまうと結局それがうまくいかない原因になったりするので。これは非常に大事なことです。

―将来の目標について教えてください。

技術やスキルを磨くのはもちろんですが、お客様や一緒に仕事している方に「大平さんと仕事がしたい」と言ってもらえるような信頼してもらえる仕事の仕方ができたらいいな、と思っています。

―在学中にやっておいてよかった活動はありますか?

ミュージカル学科やダンス学科の公演の映像収録を担当したことです。在学中に実際の現場がどういうものなのかを知ることができたので、やっておいてよかったな、と思いました。それと、入学して最初に映像、音響、レコーディング、照明と4つの分野の基礎を学んだことは、就職した後に、それぞれの現場の仕事が想像しやすかった、という面でとってもよかったと思っています。

―現在就活中の後輩に向けて、メッセージ・アドバイスをお願いいたします。

音響・映像・照明の仕事といっても、意外と想像がつかないような仕事がたくさんあります。自分がやりたいこと以外にも、見てみたら、きっと面白いな、と思う仕事がたくさんあるはずなので、いろんな会社を見てほしいな、と思います。

(取材日:2024年11月)
※卒業学科は2024年度の名称です。

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