2023.02.01

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【My Story】羽鳥 綾乃さん|株式会社放送サービスセンター

羽鳥綾乃さん

プロフィール

羽鳥 綾乃(ハトリ アヤノ)さん
株式会社放送サービスセンター
音響・映像・照明学科(コンサートPA専攻)2017年度卒業
埼玉県立深谷第一高等学校出身

―お仕事について教えてください。

都内のホテル、パークハイアット東京に常駐して、そこで行われる結婚披露宴や企業様のパーティーなどの音響、照明、映像のオペレートをやらせていただいています。披露宴の場合は、ウェディングプランナーの方から指示をいただいてオペレートをするのですが、新郎新婦様から要望があれば、打ち合わせから同席させていただくこともあります。企業様の場合は、創立何周年などの周年パーティーや忘年会、入社式、商品発表会、株主総会などですね。

―お仕事をする上での「やりがいを感じたエピソード」について教えてください。

企業様のお仕事で、会場の下見から打ち合わせ、本番のオペレートまで対応させていただいたのですが、本番が終わった後、お客様から「ありがとう。すごくよかったです」という声をいただいた時にやりがいを感じました。

―お仕事をする上での「大変だったエピソード」について教えてください。

土日は披露宴、平日も企業様の案件があると、休みの日が決まった曜日に取れなくなります。また、夜の宴席(パーティーなど)が多いと遅い時間の出勤になったり、逆に朝早い出勤が続いたりするので、今はもう慣れましたが、生活のリズムに慣れるまでは大変かな、と思います。

―このお仕事を目指したきっかけについて教えてください。

中学、高校と吹奏楽部だったのですが、学校の近くのホールを借りて定期演奏会をやるときに、そのホールの照明や音響のスタッフの方と打ち合わせをさせていただくことがあって、そのときに「こういう仕事があるんだ」ということを知りました。音楽にも関わるし、面白そうだなと思ってこの仕事を目指すようになりました。

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―お仕事をする中で、普段から心がけていることをお聞かせください。

自分は音響のスタッフでも、お客様からはホテルスタッフとして見られるので、常にホテルスタッフの一員として働いているんだ、ということを意識して、身だしなみと言葉遣いに気をつけています。

―このお仕事に就くために必要な心構えを教えてください。

不規則な生活ですし、重い機材を持ったり屋外の現場で暑かったり寒かったり、体力仕事なところもあるので、やりたい気持ち、「パッション」が一番大事だと思います。

―将来の目標について教えてください。

パークハイアット東京に来て5年目になりますが、放送サービスセンターにはホテルやその他の会館、外の現場で作業する部署などいろいろあるので、多くの現場に対応できるような人になりたいな、と思います。

―在学中にやっておいてよかった活動はありますか?

ダンス学科の音響チームに入って、秋の公演や卒業公演にオペレータとして参加していました。それと、音響系のアルバイトや、テレビの音楽番組での音響スタッフのインターンにも積極的に参加しました。本番を経験したことで、現場の流れや、音響だけではなく、制作の方、照明、映像、舞台監督の方との関係性が学生の頃からわかっていたので、スムーズに現場に入り込めました。本番の経験をいっぱい積むことは、やっておいてよかったな、と思います。

―現在就活中の後輩に向けて、メッセージ・アドバイスをお願いいたします。

周りがどんどん決まっていくと、焦ったり、あまりやりたくない、という気持ちも出てくるかと思うんですが、がんばるしかないので、がんばれ!と言いたいです。

(取材日:2023年6月)
※卒業学科は2023年度の名称です。

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