2022.04.01
SHOBI
プロフィール
小林 息吹(コバヤシ イブキ)さん―お仕事について教えてください。
主にテレビ番組のポストプロダクションの仕事を担当しています。ポストプロダクションというのは、収録した映像を放送時間やCMのタイミングにあわせて尺を調整し、テロップを入れ、局ごとの決まりに合わせて番組を仕上げて納品するところまでの作業になります。入社当初は、テロップのデザインなど素材を作るアシスタントでしたが、昨年、編集ソフトに素材を乗せて動きをつけるメインのオペレータに昇格しました。
―お仕事をする上での「やりがいを感じたエピソード」を教えてください。
テロップの動きや、"トビラ"といわれるランキング表などのデザインでいいものができてお客様にほめられた時や、実際にテレビで自分の仕事を見た時に「やったな。」と思います。
―お仕事をする上での「大変だったエピソード」について教えてください。
テレビは一つの番組に関わっている人数が多いので、いろんな要因でスケジュール通りにいかないことがあります。納品がオンエア(放映)ギリギリになってしまった時はピリピリしますね。
―このお仕事に就くために必要な心構えを教えてください。
番組収録や放送日の都合によって勤務時間が不規則になるので、その覚悟が必要です。
―在学中にやっておいてよかった活動はありますか?
映像制作に関する企画、撮影、編集の授業はもちろんですが、ダンス学科の公演に収録スタッフとして参加したり、卒業制作で旅番組を作ったり、ミュージックビデオの制作にも関わりました。いろんな映像に触れること、今ならYouTubeやTikTokなどの映像を見て、それがどんな風にできているかを調べてみる。そういったものを蓄積することが仕事をする時のアイディアにつながっていると思います。
(取材日:2022年6月)
※卒業学科は2022年度の名称です。