2024年度シラバス

尚美ミュージックカレッジ専門学校

音楽総合アカデミー学科専門科目群ヴォーカルコース

科目名ソルフェージュⅠ
担当講師名宇都宮 三花、栗原 里沙、芳賀 傑、藤本 暁子、山ノ内 貴子
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

作編曲家、演奏家としての経験に基づき、学生それぞれが直面している悩みも取り上げ、授業内で解決できるよう進めていきます

授業内容

【視唱】【読譜】【記譜】【聴音】の訓練をしていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

自分が思う音と、実際に出ている音が一致しているかどうかが確認できるようになること。
同時に、「音」だけではなく、ダイナミクス、アーテキュレーション等も読み取り、感じ取ることができるようになること。
自分の楽器の音部記号だけでなく、色々な音部記号、譜表で楽譜が読めるようにする。

授業計画

第1回視唱 & 聴音①:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第2回視唱 & 聴音②:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第3回視唱 & 聴音③:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第4回視唱 & 聴音④:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第5回唱 & 聴音⑤:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第6回試験:聴音試験
第7回試験 & 総括:聴音試験答え合わせ、視唱試験
中間試験評価方法・評価基準
【視唱】と【聴音】の2項目の評価をします。加えて、毎回の授業への取り組み方でも評価します。出席・遅刻もおおいに関係しますので授業には積極的に取り組みましょう。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%
第8回視唱 & 聴音⑥:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第9回視唱 & 聴音⑦:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第10回視唱 & 聴音⑧:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第11回視唱 & 聴音⑨:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第12回視唱 & 聴音⑩:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第13回視唱 & 聴音⑪:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第14回試験:聴音試験
第15回試験 & 総括:聴音試験答え合わせ、視唱試験
期末試験評価方法・評価基準
【視唱】と【聴音】の2項目の評価をします。加えて、毎回の授業への取り組み方でも評価します。出席・遅刻もおおいに関係しますので授業には積極的に取り組みましょう。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%

特記事項

このクラスはレベル別に4クラスに分かれています。
クラスによっては、上記の授業計画から少し外れてしまうこともありますが、その時は担当講師の指示に従ってください。

科目名ソルフェージュⅡ
担当講師名宇都宮 三花、栗原 里沙、芳賀 傑、藤本 暁子、山ノ内 貴子
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

作編曲家、演奏家としての経験に基づき、学生それぞれが直面している悩みも取り上げ、授業内で解決できるよう進めていきます。

授業内容

【視唱】【読譜】【記譜】【聴音】の訓練をしていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

自分が思う音と、実際に出ている音が一致しているかどうかが確認できるようになること。
同時に、「音」だけではなく、ダイナミクス、アーテキュレーション等も読み取り、感じ取ることができるようになること。
自分の楽器の音部記号だけでなく、色々な音部記号、譜表で楽譜が読めるようにする。

授業計画

第1回視唱 & 聴音①:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第2回視唱 & 聴音②:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第3回視唱 & 聴音③:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第4回視唱 & 聴音④:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第5回視唱 & 聴音⑤:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第6回試験:聴音試験
第7回試験 & 総括:聴音試験答え合わせ、視唱試験
中間試験評価方法・評価基準
【視唱】と【聴音】の2項目の評価をします。加えて、毎回の授業への取り組み方でも評価します。出席・遅刻もおおいに関係しますので授業には積極的に取り組みましょう。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%
第8回視唱 & 聴音⑥:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第9回視唱 & 聴音⑦:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第10回視唱 & 聴音⑧:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第11回視唱 & 聴音⑨:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第12回視唱 & 聴音⑩:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第13回視唱 & 聴音⑪:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第14回試験:聴音試験
第15回試験 & 総括:聴音試験答え合わせ、視唱試験
期末試験評価方法・評価基準
【視唱】と【聴音】の2項目の評価をします。加えて、毎回の授業への取り組み方でも評価します。出席・遅刻もおおいに関係しますので授業には積極的に取り組みましょう。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%

特記事項

このクラスはレベル別に4クラスに分かれています。
クラスによっては、上記の授業計画から少し外れてしまうこともありますが、その時は担当講師の指示に従ってください。

科目名ソルフェージュⅢ
担当講師名宇都宮 三花、栗原 里沙、芳賀 傑、藤本 暁子、山ノ内 貴子
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

作編曲家、演奏家としての経験に基づき、学生それぞれが直面している悩みも取り上げ、授業内で解決できるよう進めていきます

授業内容

1年次に引き続き【視唱】【読譜】【記譜】【聴音】の訓練をしていきます。
【聴音】はメロディー聴音だけでなく、2声聴音、4声聴音が新たに追加されます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

1年次よりもより深く、音の高さやリズムに関して、知識と意識が広がっているかどうか。

授業計画

第1回視唱 & 聴音①:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー、2声、4声聴音
第2回視唱 & 聴音②:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー、2声、4声聴音
第3回視唱 & 聴音③:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー、2声、4声聴音
第4回視唱 & 聴音④:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー、2声、4声聴音
第5回視唱 & 聴音⑤:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー、2声、4声聴音
第6回試験:聴音試験
第7回試験 & 総括:聴音試験答え合わせ、視唱試験
中間試験評価方法・評価基準
【視唱】と【聴音】の2項目の評価をします。加えて、毎回の授業への取り組み方でも評価します。出席・遅刻もおおいに関係しますので授業には積極的に取り組みましょう。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%
第8回視唱 & 聴音⑥:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー、2声、4声聴音
第9回視唱 & 聴音⑦:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー、2声、4声聴音
第10回視唱 & 聴音⑧:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー、2声、4声聴音
第11回視唱 & 聴音⑨:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー、2声、4声聴音
第12回視唱 & 聴音⑩:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー、2声、4声聴音
第13回視唱 & 聴音⑪:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー、2声、4声聴音
第14回試験:聴音試験
第15回試験 & 総括:聴音試験答え合わせ、視唱試験
期末試験評価方法・評価基準
【視唱】と【聴音】の2項目の評価をします。加えて、毎回の授業への取り組み方でも評価します。出席・遅刻もおおいに関係しますので授業には積極的に取り組みましょう。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%

特記事項

このクラスはレベル別に4クラスに分かれています。
クラスによっては、上記の授業計画から少し外れてしまうこともありますが、その時は担当講師の指示に従ってください。

科目名ソルフェージュⅣ
担当講師名宇都宮 三花、栗原 里沙、芳賀 傑、藤本 暁子、山ノ内 貴子
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

作編曲家、演奏家としての経験に基づき、学生それぞれが直面している悩みも取り上げ、授業内で解決できるよう進めていきます

授業内容

1年次に引き続き【視唱】【読譜】【記譜】【聴音】の訓練をしていきます。
【聴音】はメロディー聴音だけでなく、2声聴音、4声聴音が新たに追加されます

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

1年次よりもより深く、音の高さやリズムに関して、知識と意識が広がっているかどうか。

授業計画

第1回視唱 & 聴音①:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー、2声、4声聴音
第2回視唱 & 聴音②:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー、2声、4声聴音
第3回視唱 & 聴音③:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー、2声、4声聴音
第4回視唱 & 聴音④:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー、2声、4声聴音
第5回視唱 & 聴音⑤:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー、2声、4声聴音
第6回試験:聴音試験
第7回試験 & 総括:聴音試験答え合わせ、視唱試験
中間試験評価方法・評価基準
「視唱」と「聴音」の2項目の評価をします。加えて、毎回の授業への取り組み方でも評価します。出席・遅刻もおおいに関係しますので授業には積極的に取り組みましょう。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%
第8回視唱 & 聴音⑥:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー、2声、4声聴音
第9回視唱 & 聴音⑦:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー、2声、4声聴音
第10回視唱 & 聴音⑧:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー、2声、4声聴音
第11回視唱 & 聴音⑨:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー、2声、4声聴音
第12回視唱 & 聴音⑩:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー、2声、4声聴音
第13回視唱 & 聴音⑪:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー、2声、4声聴音
第14回試験:聴音試験
第15回試験 & 総括:聴音試験答え合わせ、視唱試験
期末試験評価方法・評価基準
「視唱」と「聴音」の2項目の評価をします。加えて、毎回の授業への取り組み方でも評価します。出席・遅刻もおおいに関係しますので授業には積極的に取り組みましょう。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%

特記事項

このクラスはレベル別に4クラスに分かれています。
クラスによっては、上記の授業計画から少し外れてしまうこともありますが、その時は担当講師の指示に従ってください。

科目名専攻ソルフェージュⅠ
担当講師名西上 和子
専攻楽器グレード等ヴォーカル
年次3年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

作編曲家として活動。幅広いジャンルのピアノ演奏で活躍中。その他CDプロデュースや、楽譜出版などもおこなう。

授業内容

ヴォーカリストには、さまざまな音楽能力が求められるものです。この授業では毎回、「叩く」「書く」「弾く」「歌う」などの多様な実習を行います。最終的に即座に「音楽の理解力」「リズムセンス」「聴音力」などプロとして必要とされる総合的な力をつけて行ける事を目指します。自分で楽しく弾き語りもできるようなコードの押さえ方なども実習します。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

ヴォーカリストとして、スタジオなど現場でしっかり歌えるソルフェージュ力を身につけましょう。

授業計画

第1回ガイダンス。個別ソルフェージュ力チェック 。それぞれのレベルをチェックします
第2回読譜・リズム・聴音。読譜練習・リズム聴音・音程唱
第3回読譜・視唱。読譜練習・視唱・リズム合奏
第4回音程唱・聴音。音程唱・聴音(メロディ・リズム)・音あて
第5回リズム・視唱・聴音。リズム合奏・視唱・聴音(穴埋め)
第6回リズムの書き方
第7回試験 聴音(メロディ・リズム)・間違い探し
中間試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50%
出席点を重視します。積極的に取り組んでください。
毎時間プリントを使用します。
第8回読譜・リズム・視唱 読譜練習・リズム合奏・視唱
第9回読譜・視唱・聴音 読譜練習 視唱・聴音(穴埋め・間違い探し)
第10回リズム・視唱・聴音 リズム合奏・視唱・聴音(穴埋め・間違い探し)
第11回音程唱・聴音・視奏 音程唱・聴音(音あて・穴埋め)・視奏練習
第12回リズム・視唱・聴音 リズム合奏・視唱・聴音(穴埋め・メロディ)
第13回コード聴音 メロディー制作
第14回リズム・視唱・聴音 カデンツ実習・両手伴奏の仕方
第15回試験 聴音(メロディ・リズム) 弾き語り実習
期末試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50%
出席点を重視します。積極的に取り組んでください。
毎時間プリントを使用します。
科目名専攻ソルフェージュⅡ
担当講師名西上 和子
専攻楽器グレード等ヴォーカル
年次3年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

作編曲家として活動。幅広いジャンルのピアノ演奏で活躍中。その他CDプロデュースや、楽譜出版などもおこなう。

授業内容

ヴォーカリストには、実にさまざまな音楽能力が求められるものです。この授業ではレコーディングの時の初見の譜面の読み方ポイント、聞き方の対応策など勉強します。そしてその実習をくり返し続けて行くなかで、最終的に「リズムセンス」「聴音力」などプロとして必要とされる総合的な力をつけて行けるよう目指します。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

プロのヴォーカリストとして現場スタジオなどで自信をもってふるまえるように頑張りましょう。

授業計画

第1回読譜・音程唱・聴音。読譜練習・音程唱・聴音
第2回リズム・視唱・聴音。リズム合奏・視唱・聴音
第3回読譜・視唱・聴音。読譜練習・視唱・聴音
第4回リズム・視唱・聴音。リズム合奏・視唱・聴音
第5回読譜・聴音・視奏。読譜練習・聴音・視奏練習
第6回引き語り。自由曲で弾き語り
第7回試験 。聴音(メロディ・リズム・コード) 弾き語り実習
中間試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50%
出席点を重視します。積極的に取り組んでください
第8回読譜・聴音・視奏。読譜練習・聴音(2声)・視奏練習
第9回リズム・視唱・耳コピ。リズム合奏・視唱・耳コピ(導入)
第10回読譜・音程唱・聴音。読譜練習・音程唱・聴音(2声音あて・コード)
第11回ハモリの練習。ハモリやコーラスの練習
第12回自作ソルーフェジュ課題作曲。自作ソルフェージュ課題を作曲してみる
第13回自作ソルーフェジュ課題作曲。自作ソルフェージュ課題を作曲してみる 両手伴
奏を考える
第14回自作ソルーフェジュ課題発表。自作ソルフェージュ課題 発表 (授業実習)
第15回試験。視唱・聴音(リズム・メロディ・コード)
期末試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50%
出席点を重視します。積極的に取り組んでください。
毎時間プリントを使用します。
科目名音楽理論Ⅰ
担当講師名山ノ内 貴子
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、作曲家として楽曲提供、劇伴業界での作編曲、オーケストレーション、コンサートアレンジの経験を持ちます。

授業内容

テキストを用い、音楽理論の全範囲を学び、問題演習を通して知識を定着させていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

今後音楽を学んでいく上で必要となる音楽理論の、盤石な基礎を築いていきます。

授業計画

第1回ガイダンス、習熟度チェック これまでの音楽経験などを伺います。
第2回譜表・音名/音符・休符 楽譜の基礎となる項目を学びます。
第3回拍子/リズムの記譜法/変化記号 リズム周りの項目を学びます。
第4回前回までの復習、5度圏表と調 記譜のための基礎を固め、調について学びます。
第5回音階① 長音階を学びます。
第6回音階② 短音階を学びます。
第7回1Q末ペーパー試験を行います。
中間試験評価方法・評価基準
ペーパーテストを行います。
筆記試験の結果50%、出席・平常授業の取り組み50%をそれぞれ点数化し、評価します。
第8回音程① 音程の基礎を学びます。
第9回音程② 臨時記号のついた音程、転回音程などを学びます。
第10回中間復習① 音階と調、音程の復習をします。
第11回中間復習② 音階と調、音程の復習をします。
第12回夏休み前のまとめ、楽語なども学びます。これまでの学習を振り返り、夏休み中の課題を提示します。
第13回移調① 夏休み後の総復習① 音程での移調を学び、夏休み前の復習をします。
第14回移調② 夏休み後の総復習② 移調楽器の移調を学び、夏休み前の復習をします。
第15回2Q末ペーパー試験
期末試験評価方法・評価基準
ペーパーテストを行います。
筆記試験の結果50%、出席・平常授業の取り組み50%をそれぞれ点数化し、評価します。
科目名音楽理論Ⅱ
担当講師名山ノ内 貴子
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、作曲家として楽曲提供、劇伴業界での作編曲、オーケストレーション、コンサートアレンジの経験を持ちます。

授業内容

テキストを用い、音楽理論の全範囲を学び、問題演習を通して知識を定着させていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

今後音楽を学んでいく上で必要となる音楽理論の、盤石な基礎を築いていきます。

授業計画

第1回コード① コードの仕組みを学びます。
第2回コード② 7thコード、ダイアトニックコード、色々なコードの型を学びます。
第3回コード③ コード進行、カデンツを学びます。
第4回コード④ セカンダリードミナント、マイナースケールにおけるコードを学びます。
第5回コード⑤ コードプログレッション表、代理コードを学びます。
第6回コード⑥ 総まとめをし、テンションコードを学びます。
第7回3Q末ペーパー試験を行います。
中間試験評価方法・評価基準
ペーパーテストを行います。
筆記試験の結果50%、出席・平常授業の取り組み50%をそれぞれ点数化し、評価します。
第8回これまでの復習① 音名など音の基礎、コードの名称などを復習します。
第9回これまでの復習② 長音階、7thコードを復習します。
第10回これまでの復習③ 短音階、ダイアトニックコードを復習します。
第11回これまでの復習④ 簡単な音程、コードプログレッションを復習します。
第12回これまでの復習⑤ 複雑な音程、セカンダリードミナンをと復習します。
第13回これまでの復習⑥ 音程指定の移調、5度圏、近親調を復習します。
第14回これまでの復習⑦ 移調楽器の移調、代理コードの復習をします。
第15回4Q末ペーパー試験を行います。
期末試験評価方法・評価基準
ペーパーテストを行います。
筆記試験の結果50%、出席・平常授業の取り組み50%をそれぞれ点数化し、評価します。
科目名音楽理論Ⅲ
担当講師名小松 真理
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は映画、番組の音楽を担当する等、実務経験を持ちます。

授業内容

コードとコード進行 / スケール / スコア / 移調楽器 / リズム楽器など、作曲に必要な事柄を学んで行きます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

理論学習と実習を繰り返し、学んだ事を自作曲に活かせる様、進めて行きます。

授業計画

第1回ペンタトニック・スケール / 様々なジャンルから、ペンタトニック・スケールで構成されている楽曲をリストアップします。
第2回セカンダリー・ドミナントを復習します。
第3回パッシング・ディミニシュを学びます。
第4回循環コードのパターンを分析し、フレーズを作成します。
第5回4週で作成したフレーズを移調楽器用にパート譜を作成します。
第6回互いに問題を提示し、コードづけし演奏します。
第7回KBDハーモニー筆記実技試験
中間試験評価方法・評価基準
試験 50%
出席 30%
授業内課題等 20%
第8回サブドミナント・マイナーの用法を学びます
第9回duo曲の伴奏を分析し、メロ譜に伴奏を付けます。
第10回様々なカノンを分析し、カノンを作成します。
第11回リズム譜を読み、2人一組で実習します。
第12回カウンターライン・カウンターメロディについて
第13回既存曲のリフを分析し、リフからテーマを作成します。
第14回互いに問題を提示し、コードづけし演奏します。
第15回KBDハーモニー筆記実技試験
期末試験評価方法・評価基準
試験 50%
出席 30%
授業内課題等 20%
科目名音楽理論Ⅳ
担当講師名小松 真理
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は映画、番組の音楽を担当する等、実務経験を持ちます。

授業内容

春学期の学習内容を踏まえて、オリジナル作品制作に役立つ理論等を学びます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

実習で作成した楽曲の試演を取り入れ、演奏しやすい譜面作りを行います。

授業計画

第1回裏コードの用法を学びます。
第2回ホルンの5度の用法を学びます。
第3回前回作成したフレーズをホルン用にパート譜を作成します。
第4回ナポリの和音の用法を学びます。
第5回4週で作成したフレーズを移調楽器用にパート譜を作成します。
第6回互いに問題を提示し、コードづけし演奏します。
第7回KBDハーモニー筆記実技試験
中間試験評価方法・評価基準
試験 50%
出席 30%
授業内課題等 20%
第8回ドリアン・スケールを使用し、フレーズとコードを作成します。
第9回作成したフレーズを試演します。
第10回ミクソリディアン・スケールを使用し、フレーズとコードを作成します。
第11回作成したフレーズを試演します。
第12回フリジアン・スケールを使用し、フレーズとコードを作成します。
第13回作成したフレーズを試演します。
第14回互いに問題を提示し、コードづけし演奏します。
第15回KBDハーモニー筆記実技試験
期末試験評価方法・評価基準
試験 50%
出席 30%
授業内課題等 20%
科目名作編曲Ⅰ
担当講師名山ノ内 貴子
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、作曲家として楽曲提供、劇伴業界での作編曲、オーケストレーション、コンサートアレンジの経験を持ちます。

授業内容

既存曲の分析を行い、音楽の構造を知り、演奏を通して様々な楽曲に触れることで、作編曲の手法を学んでいきます。1Qでは様々な楽器編成を学び、2Qからは実際に作曲を始めていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

様々な曲を分析・理解し、自分自身でも作曲し、その作品を楽譜で書き残すことを目標としています。

授業計画

第1回ガイダンス 皆さんの好きな曲などを伺い、聴いてみます。
第2回『オーケストラストーリーズとなりのトトロ』より『さんぽ』オーケストラの楽器や編成、『ルパン三世のテーマ』ジャズオーケストラの楽器や編成を、学びます。
第3回『大地讃頌』『世界は君に笑いかけている』他、合唱の編成を学びます。
第4回『Purple Haze』(Kronos Quartet)弦楽四重奏の編成、『赤とんぼ』サクソフォーン四重奏の編成を学びます。
第5回『3つの小品』『リベルタンゴ』木管五重奏を学びます。
第6回『東風』他、ピアノ連弾の編成を学びます。
第7回1Q末試験を行います。専攻楽器をメインとした編成を考え、楽譜に書き表し提出します。
中間試験評価方法・評価基準
作曲課題を提出します。
提出課題の結果50%、出席・平常授業の取り組み50%をそれぞれ点数化し、評価します。
第8回メロディ作曲① 長音階を用いたメロディを作ってみましょう。
第9回メロディ作曲② 短音階を用いたメロディを作ってみましょう。
第10回メロディ作曲③ 非和声音を用いたメロディを作ってみましょう。
第11回メロディ作曲④ 非和声音を用いたメロディを作ってみましょう。
第12回メロディ作曲⑤ 非和声音を用いたメロディを作ってみましょう。
第13回メロディ作曲⑥ 音程や音階の知識を用い、対旋律やハモリのあるメロディを作曲してみましょう。
第14回メロディ作曲⑦ これまで習得した知識を活かし、転調のあるメロディなど、自由な作曲をしてみましょう。
第15回2Q末試験を行います。専攻楽器の音色そ想定したメロディを自由に作曲して提出します。
期末試験評価方法・評価基準
作曲課題を提出します。
提出課題の結果50%、出席・平常授業の取り組み50%をそれぞれ点数化し、評価します。
科目名作編曲Ⅱ
担当講師名山ノ内 貴子
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、作曲家として楽曲提供、劇伴業界での作編曲、オーケストレーション、コンサートアレンジの経験を持ちます。

授業内容

既存曲の分析を行い音楽の構造を知り、演奏を通して様々な楽曲に触れ、作編曲の手法を学んでいきます。
3Qでは、これまでに音楽理論で学んだコードに慣れるために、有名なミュージカル楽曲を歌い、分析しながら、コード伴奏を付けていきます。
4Qでは自由な作曲に挑戦し、楽譜で作品を完成させます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

様々な曲を分析・理解し、自分自身でも作曲し、その作品を楽譜で書き残すことを目標としています。

授業計画

第1回『Let It Go』楽曲分析、歌いながらコード伴奏、空欄のコード付けなどを行います。
第2回『A Dream Is a Wish Your Heart Makes』楽曲分析、歌いながらコード伴奏、空欄のコード付けなどを行います。
第3回『Supercalifragilisticexpialidocious』楽曲分析、歌いながらコード伴奏、空欄のコード付けなどを行います。
第4回『Chim Chim Cher-ee』楽曲分析、歌いながらコード伴奏、空欄のコード付けなどを行います。
第5回『A Whole New World』楽曲分析、歌いながらコード伴奏、空欄のコード付けなどを行います。
第6回『When you wish upon a star』楽曲分析、歌いながらコード伴奏、空欄のコード付けなどを行います。
第7回3Q末試験を行います。『It's a small world』を用いた問題に、コード付けや進行を考え、提出します。
中間試験評価方法・評価基準
編曲課題を提出します。
提出課題の結果50%、出席・平常授業の取り組み50%をそれぞれ点数化し、評価します。
第8回作曲作品への取り組み① これまで学んだことを活かし、作曲作品を作り始めます。
第9回作曲作品への取り組み② 作曲を続けていきます。
第10回作曲作品への取り組み③ 作曲を続けていきます。
第11回作曲作品への取り組み④ 作曲を続けていきます。
第12回作曲作品への取り組み⑤ 作曲を続けていきます。
第13回作曲作品への取り組み⑥ 作曲を続けていきます。
第14回作曲作品への取り組み⑦ 作曲を続けていきます。
第15回4Q末試験を行います。作曲作品を完成させ、楽譜で提出します。
期末試験評価方法・評価基準
作曲作品を提出してもらいます。
提出課題の結果50%、出席・平常授業の取り組み50%をそれぞれ点数化し、評価します。
科目名作編曲Ⅲ
担当講師名小松 真理
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は作編曲家としての実務経験を多数持ちます。

授業内容

アンサンブルの編成で、アンサンブル作品を制作する為に必要な、楽器の音域や特性を学び、スコアの書法についても学んで行きます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

実際にアンサンブルで演奏する自作曲を編曲し、スコア・パート譜を作成します。

授業計画

第1回Aメロの制作
第2回Bメロの制作
第3回AとBのバッキング
第4回Dr.とBass
第5回試演
第6回イントロとコーダ
第7回1Q試験
中間試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50% 出席点を重視します。積極的に取り組んでください。
第8回演奏時間 / テンポ / 小節数について
第9回楽曲構成 / テーマ作り
第10回各パーツの作成
第11回試演
第12回カウンターライン、カウンターメロディ
第13回リフ
第14回スコアチェック
第15回2Q試験
期末試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50% 出席点を重視します。積極的に取り組んでください。
科目名作編曲Ⅳ
担当講師名小松 真理
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は作編曲家としての実務経験を多数持ちます。

授業内容

アンサンブルの編成で、アンサンブル作品を制作する為に必要な、楽器の音域や特性を学び、スコアの書法についても学んで行きます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

実際にアンサンブルで演奏する自作曲を編曲し、スコア・パート譜を作成します。

授業計画

第1回リファレンス(1)
第2回リファレンス(2)
第3回テーマ制作
第4回ハモり
第5回試演
第6回スコアチェック
第7回3Q試験
中間試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50% 出席点を重視します。積極的に取り組んでください。
第8回30分プログラム
第9回グループ作曲(1)
第10回グループ作曲(2)
第11回グループ作曲(3)
第12回クラス作曲
第13回30分プログラム(リハ)
第14回30分プログラム(本番)
第15回4Q試験
期末試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50% 出席点を重視します。積極的に取り組んでください。

特記事項

平常点20% 試験30% 出席点50% 出席点を重視します。積極的に取り組んでください。

科目名DTM基礎Ⅰ
担当講師名傘木 亮介
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は作編曲家、キーボーディスト、ラジオパーソナリティとしての実務経験があります。

授業内容

パソコンの基本的な使い方、MIDIシーケンサー『CUBASE』、音源の基本操作、およびMIDIの基礎を習得し、2年生で学習する譜面浄書ソフトや上級生でのDAWへの学習の基礎の習得とします。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

Cubaseの基本操作を習得し、MIDIファイルを作成できるようになります。新規作成、プロジェクト名、保存法、トラックの設定を理解します。

授業計画

第1回PCの基本操作を学びます。
第2回Cubaseを起動し楽器の設定をして音を出します。プロジェクトの作成と保存
第3回Cubaseにデータを書いて音を出します。ドラムのパートを作成します。
第4回与えられた楽譜からデータを作成します。ピアノロールの使い方。
第5回ドラムパートを追加します。名前を変えて保存します。
第6回パーカッションパートを追加します。名前を変えて保存します。
第7回完成したデータを提出します。
中間試験評価方法・評価基準
課題提出。授業内容を理解しているか確認します。
欠席5点、遅刻3点を減点します。USBメモリー、ヘッドホン、アダプターなどの忘れ物は各5点減点します。出席25% 平常点25% 試験50%
第8回プログラムチェンジを使って使用する楽器を指定します。
第9回MIDIについて学習します。MIDIチャンネルについて
第10回アンサンブルの楽譜を入力します。連符の設定、クオンタイズの設定。
第11回ピアノの楽譜を入力します。コードの入力について学習します。
第12回拍子、テンポを設定します
第13回課題作成作業
第14回課題作成作業
第15回課題提出
期末試験評価方法・評価基準
課題提出。授業内容を理解しているか確認します。
欠席5点、遅刻3点を減点します。
出席25% 平常点25% 試験50%
科目名DTM基礎Ⅱ
担当講師名傘木 亮介
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は作編曲家、キーボーディスト、ラジオパーソナリティとしての実務経験があります。

授業内容

MIDI規格を理解し、細かい音楽表現を学習します。春学期に習得した技術を応用し、多くの楽曲のデータを作成し実践します。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

Cubaseで音楽を表現します。音の長さ、強弱を設定して、音楽的なデータを作成します。データをただ入力するだけではなく、記譜されている記号を読み取り、人間の演奏に近い表現を目指します。

授業計画

第1回春学期の復習。ベロシティーを設定してドラムのアクセントをつけます。
第2回プログラムチェンジ、ボリューム、パン、ピッチベンドを設定します。
第3回クオンタイズについて、内容と設定を学習します。リムパターン作成。
第4回ベース、ドラム、コードでいろいろなパターンを作成します。
第5回パーカッションパートを追加します。
第6回課題作成作業
第7回課題提出
中間試験評価方法・評価基準
課題提出。授業内容を理解しているか確認します。
欠席5点、遅刻3点を減点します。USBメモリー、ヘッドホン、アダプターなどの忘れ物は各5点減点します。出席25% 平常点25% 試験50%
第8回ピアノ曲のデータを入力します。正確に譜面通り入力します。
第9回ピアノ曲のデータに、強弱、テンポ変化をつけます。
第10回課題曲のスコアを入力します。正確に譜面通り入力します。
第11回課題曲のスコアを入力します。正確に譜面通り入力します。データを提出します。
第12回トラックをコピーして、パートを増やし、アレンジします。
第13回トラックをコピーして、パートを増やし、アレンジします。
第14回全体のバランスを取り完成させます。
第15回課題提出
期末試験評価方法・評価基準
課題提出。授業内容を理解しているか確認します。
欠席5点、遅刻3点を減点します。
出席25% 平常点25% 試験50%
科目名譜面浄書Ⅰ
担当講師名傘木 亮介
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は作編曲家、キーボーディスト、ラジオパーソナリティとしての実務経験があります。

授業内容

音楽表現を主に今まで習得した入力技術の向上を目指します。MIDIだけではなく、オーディオファイルの基礎を学習し作品の完成度を高めます。Finaleの基本操作を学習します。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

MIDIデータをただ入力するだけでなく、音楽的な表現をつけて完成させます。複数トラックのデータのトラックダウンもできるようになります。Cubaseでオーディオを扱う際の基本操作を習得します。

授業計画

第1回基礎内容を復習し保存方法、データのバージョン管理、操作方法等を確認します。
第2回CDからオーディオファイルを読み込みます。
第3回オーディオファイルからテンポを計算します。オーディオファイルに自分で作ったMIDIパートを重ねます。
第4回オーケストラのスコアを入力します。
第5回強弱、テンポ変化等の表現をつけます。
第6回各パートの音量バランスをとって完成させます。オーディオに変換します
第7回完成したデータを提出します。
中間試験評価方法・評価基準
課題提出。授業内容を理解しているか確認します。
欠席5点、遅刻3点を減点します。
出席25% 平常点25% 試験50%
第8回コントロールチェンジの設定 基本について学習します。
第9回エフェクト処理について学習します。
第10回与えられたメロディ譜からデータを作成します。
第11回与えられたメロディ譜をアレンジしてパートを作成します。
第12回1部のトラックをオーディオファイルに変換します。
第13回アレンジ作業。MIDIエフェクトを追加します。
第14回トラックダウン作業
第15回課題提出
期末試験評価方法・評価基準
課題提出。授業内容を理解しているか確認します。
欠席5点、遅刻3点を減点します。
出席25% 平常点25% 試験50%
科目名譜面浄書Ⅱ
担当講師名傘木 亮介
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は作編曲家、キーボーディスト、ラジオパーソナリティとしての実務経験があります。

授業内容

譜面作成ソフト「Finale」の基礎をマスターします。今まで習得したDTMの知識を応用し、DTMソフトと譜面浄書の連携をマスターします。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

Finaleを使用してコード、歌詞のついたメロディ譜、リズムパートやスコア譜が作れるようになります。

授業計画

第1回フィナーレの起動から初期設定ステップ入力について。
第2回音符の入力。臨時記号、音部記号、拍子記号の設定。簡単なメロディーの入力。
第3回各種ツールの使い方。ショートカット。コード入力。
第4回歌詞入力。ページレイアウト設定。
第5回コード、歌詞のついたメロディ譜を完成させます。
第6回ページレイアウトの基本設定を学習します。
第7回課題曲の楽譜を完成させ提出します。
中間試験評価方法・評価基準
課題提出。授業内容を理解しているか確認します。
欠席5点、遅刻3点を減点します。
出席25% 平常点25% 試験50%
第8回ピアノ譜を入力して、レイヤーの使い方を学習します。
第9回ドラムパートの入力でレイヤーの使い方、高速ステップ入力について学習します。
第10回2クオータに提出したオリジナル曲のMIDIデータを読み込んでスコアを作成します
第11回読み込んだデータをページレイアウト設定で見やすくします。
第12回セットアップ・ウィザードによる作成を学習します。
第13回各種記号の使い方、高度な編集機能について学習します。
第14回ページレイアウトの設定を学習し、スコアを完成させます。
第15回スコアを完成させ提出します。
期末試験評価方法・評価基準
課題提出。授業内容を理解しているか確認します。
欠席5点、遅刻3点を減点します。
出席25% 平常点25% 試験50%
科目名作編曲技法Ⅰ
担当講師名桑村 達人
専攻楽器グレード等
年次3年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は作曲家として、ボーカル曲の楽曲制作の経験を多数持ちます。

授業内容

この授業では、詞、メロディ、コードなどの制作技術を機能的に学びながら、実習作業をくり返し行います。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

学期末には、各々が制作したオリジナル作品を用い、実際にレコーディング実習を行います。
その為の作曲技術の習得やメロディ譜・バンド譜を書くスキルの習得を目指します。

授業計画

第1回1年の授業予定とガイダンス
第2回トライアド、7th、テンション(6th、sus4、add、9th)
第3回メジャーダイアトニックコードの解説
第4回ⅡⅤⅠについて解説。楽曲分析
第5回ⅡⅤⅠについて解説。楽曲分析
第6回楽曲分析まとめ
第7回コードシンボルの確認テスト
中間試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50%
出席点を重視します。積極的に取り組んでください。
試験はペーパーテストの形で行います。
第8回サブドミナントマイナーについて解説
第9回セカンダリードミナントについて解説
第10回実際の曲を用いて、セカンダリーを分析
第11回各自オリジナル歌詞&曲作り、スコア制作
第12回各自オリジナル歌詞&曲作り、スコア制作
第13回各自オリジナル歌詞&曲作り、スコア制作
第14回制作したオリジナル曲をレコーディング
第15回制作したオリジナル曲をレコーディング。メロディ譜を提出
期末試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50%
出席点を重視します。積極的に取り組んでください。
試験は作品の提出という形で行います。
科目名作編曲技法Ⅱ
担当講師名桑村 達人
専攻楽器グレード等
年次3年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は作曲家として、ボーカル曲の楽曲制作の経験を多数持ちます。

授業内容

この授業では、詞、メロディ、コードなどの制作技術を機能的に学びながら、実習作業をくり返し行います。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

学期末には、各々が制作したオリジナル作品を用い、実際にレコーディング実習を行います。
その為の作曲技術の習得やメロディ譜・バンド譜を書くスキルの習得を目指します。

授業計画

第1回リピートマークの種類について
第2回楽曲分析の方法を実際の曲を用いて解説
第3回任意曲を分析し、結果を各自発表
第4回任意曲を分析し、結果を各自発表
第5回マイナースケール3種の確認
第6回マイナーダイアトニックについて
第7回課題曲を分析して提出
中間試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50%
出席点を重視します。積極的に取り組んでください。
試験はペーパーテストの形で行います。
第8回各楽器について解説
第9回メロディにコードを付ける実習
第10回裏コード(sub7th)の解説と実習
第11回各自オリジナル歌詞&曲作り、スコア制作
第12回各自オリジナル歌詞&曲作り、スコア制作
第13回各自オリジナル歌詞&曲作り、スコア制作
第14回制作したオリジナル曲をレコーディング
第15回制作したオリジナル曲をレコーディング。メロディ譜を提出。
期末試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50%
出席点を重視します。積極的に取り組んでください。
試験は作品の提出という形で行います。
科目名作編曲技法Ⅲ
担当講師名関 ゆうか
専攻楽器グレード等
年次4年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は作曲家として、ボーカル曲の楽曲制作の経験を多数持ちます。

授業内容

この授業では、詞、メロディ、コードなどの制作技術を機能的に学びながら、実習作業をくり返し行います。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

学期末には、各々が制作したオリジナル作品を用い、実際にレコーディング実習を行います。
その為の作曲技術の習得やメロディ譜・バンド譜を書くスキルの習得を目指します。

授業計画

第1回1年の授業予定とガイダンス
第2回トライアド、7th
第3回実際の曲を耳コピでバンド譜に起こして提出
第4回ヴォーカル曲の注意点、特徴など
第5回「Yesterday」にストリングスカルテットをつける
第6回「Yesterday」にストリングスカルテットをつける
第7回任意の日本語歌詞を分析して提出
中間試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50%
出席点を重視します。積極的に取り組んでください。
試験は実習の提出という形で行います。
第8回楽曲分析の方法解説
第9回任意曲を分析し、結果を各自発表
第10回任意曲を分析し、結果を各自発表
第11回任意曲を分析し、結果を各自発表
第12回各自オリジナル歌詞&曲作り、スコア制作
第13回各自オリジナル歌詞&曲作り、スコア制作
第14回制作したオリジナル曲をレコーディング
第15回制作したオリジナル曲をレコーディング。作成したヴォーカル譜を提出
期末試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50%
出席点を重視します。積極的に取り組んでください。
試験は作品の提出という形で行います。
科目名作編曲技法Ⅳ
担当講師名関 ゆうか
専攻楽器グレード等
年次4年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は作曲家として、ボーカル曲の楽曲制作の経験を多数持ちます。

授業内容

この授業では、詞、メロディ、コードなどの制作技術を機能的に学びながら、実習作業をくり返し行います。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

学期末には、各々が制作したオリジナル作品を用い、実際にレコーディング実習を行います。
その為の作曲技術の習得やメロディ譜・バンド譜を書くスキルの習得を目指します。

授業計画

第1回前期RECについての講評、課題考察
第2回テンションコードの使い方
第3回ブラス全般に関する解説
第4回「We can work it out」にブラスをつける
第5回「We can work it out」にブラスをつける
第6回「We can work it out」にブラスをつける
第7回「We can work it out」にブラスをつけたスコア(バンドアレンジを含む)を提出
中間試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50%
出席点を重視します。積極的に取り組んでください。
試験は実習の提出という形で行います。
第8回live performanceの可能性について考察
第9回各自オリジナル歌詞&曲作り、スコア制作
第10回各自オリジナル歌詞&曲作り、スコア制作
第11回各自オリジナル歌詞&曲作り、スコア制作
第12回各自オリジナル歌詞&曲作り、スコア制作
第13回各自オリジナル歌詞&曲作り、スコア制作
第14回制作したオリジナル曲をレコーディング
第15回制作したオリジナル曲をレコーディング。作成したヴォーカル譜を提出
期末試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50%
出席点を重視します。積極的に取り組んでください。
試験は作品の提出という形で行います。
科目名作編曲試演実習Ⅰ
担当講師名桑村 達人
専攻楽器グレード等
年次3年次
学期春学期
授業の形態実習

担当科目に関連する実務経歴

講師は作曲家として、ボーカル曲の楽曲制作の経験を多数持ちます。

授業内容

この授業では、詞、メロディ、コードなどの制作技術を機能的に学びながら、実習作業をくり返し行います。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

学期末には、各々が制作したオリジナル作品を用い、実際にレコーディング実習を行います。
その為の作曲技術の習得やメロディ譜・バンド譜を書くスキルの習得を目指します。

授業計画

第1回1年の授業予定とガイダンス
第2回「雨」をテーマに作詞実習
第3回任意曲の歌詞を分析し、結果を各自発表
第4回任意曲の歌詞を分析し、結果を各自発表
第5回任意曲の歌詞を分析し、結果を各自発表
第6回テンションコードについて解説
第7回コードとメロディを課題に沿って制作して提出
中間試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50%
出席点を重視します。積極的に取り組んでください。
試験は創作課題提出という形で行います。
第8回バンド譜、メロディ譜、2段譜について
第9回実際の曲を用いて、耳コピで譜面制作
第10回各自オリジナル歌詞&曲作り、スコア制作
第11回各自オリジナル歌詞&曲作り、スコア制作
第12回各自オリジナル歌詞&曲作り、スコア制作
第13回各自オリジナル歌詞&曲作り、スコア制作
第14回制作したオリジナル曲をレコーディング
第15回制作したオリジナル曲をレコーディング。マスター譜を提出
期末試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50%
出席点を重視します。積極的に取り組んでください。
試験は作品の提出という形で行います。
科目名作編曲試演実習Ⅱ
担当講師名桑村 達人
専攻楽器グレード等
年次3年次
学期秋学期
授業の形態実習

担当科目に関連する実務経歴

講師は作曲家として、ボーカル曲の楽曲制作の経験を多数持ちます。

授業内容

この授業では、詞、メロディ、コードなどの制作技術を機能的に学びながら、実習作業をくり返し行います。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

学期末には、各々が制作したオリジナル作品を用い、実際にレコーディング実習を行います。
その為の作曲技術の習得やメロディ譜・バンド譜を書くスキルの習得を目指します。

授業計画

第1回「ドライブ」をモティーフに作詞実習
第2回歌詞を解説、作例を参照
第3回技法を用いてメロディにコード付け
第4回技法を用いてメロディにコード付け
第5回英語詞を鑑賞、分析
第6回英語詞を鑑賞、分析
第7回メロディ実習作品を提出
中間試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50%
出席点を重視します。積極的に取り組んでください。
試験は実習の提出という形で行います。
第8回各自オリジナル歌詞&曲作り、スコア制作
第9回各自オリジナル歌詞&曲作り、スコア制作
第10回各自オリジナル歌詞&曲作り、スコア制作
第11回各自オリジナル歌詞&曲作り、スコア制作
第12回各自オリジナル歌詞&曲作り、スコア制作
第13回各自オリジナル歌詞&曲作り、スコア制作
第14回制作したオリジナル曲をレコーディング
第15回制作したオリジナル曲をレコーディング。マスターを提出
期末試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50%
出席点を重視します。積極的に取り組んでください。
試験は作品の提出という形で行います。
科目名作編曲試演実習Ⅲ
担当講師名関 ゆうか
専攻楽器グレード等
年次4年次
学期春学期
授業の形態実習

担当科目に関連する実務経歴

講師は作曲家として、ボーカル曲の楽曲制作の経験を多数持ちます。

授業内容

この授業では、詞、メロディ、コードなどの制作技術を機能的に学びながら、実習作業をくり返し行います。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

学期末には、各々が制作したオリジナル作品を用い、実際にレコーディング実習を行います。
その為の作曲技術の習得やメロディ譜・バンド譜を書くスキルの習得を目指します。

授業計画

第1回1年の授業予定とガイダンス
第2回「太陽」をモティーフに作詞実習
第3回さまざまな日本語歌詞を鑑賞、分析
第4回ストリングスカルテットについて解説
第5回「Yesterday」にストリングスカルテットをつける
第6回「Yesterday」にストリングスカルテットをつける
第7回ストリングス実習作品提出
中間試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50%
出席点を重視します。積極的に取り組んでください。
試験は実習の提出という形で行います。
第8回リハーモナイズ解説。課題の実習
第9回リハモ課題の実習。提出
第10回各自オリジナル歌詞&曲作り、スコア制作
第11回各自オリジナル歌詞&曲作り、スコア制作
第12回各自オリジナル歌詞&曲作り、スコア制作
第13回各自オリジナル歌詞&曲作り、スコア制作
第14回制作したオリジナル曲をレコーディング
第15回制作したオリジナル曲をレコーディング。制作したバンド譜を提出
期末試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50%
出席点を重視します。積極的に取り組んでください。
試験は作品の提出という形で行います。
科目名作編曲試演実習Ⅳ
担当講師名関 ゆうか
専攻楽器グレード等
年次4年次
学期秋学期
授業の形態実習

担当科目に関連する実務経歴

講師は作曲家として、ボーカル曲の楽曲制作の経験を多数持ちます。

授業内容

この授業では、詞、メロディ、コードなどの制作技術を機能的に学びながら、実習作業をくり返し行います。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

学期末には、各々が制作したオリジナル作品を用い、実際にレコーディング実習を行います。
その為の作曲技術の習得やメロディ譜・バンド譜を書くスキルの習得を目指します。

授業計画

第1回物語的一人称での作詞
第2回技法を用いて作詞実習
第3回曲に日本語詞をつける
第4回曲に日本語詞をつける
第5回曲に日本語詞をつける
第6回曲に日本語詞をつける
第7回日本語詞実習作品を提出
中間試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50%
出席点を重視します。積極的に取り組んでください。
試験は実習の提出という形で行います。
第8回アーティストlive鑑賞&考察
第9回各自オリジナル歌詞&曲作り、スコア制作
第10回各自オリジナル歌詞&曲作り、スコア制作
第11回各自オリジナル歌詞&曲作り、スコア制作
第12回各自オリジナル歌詞&曲作り、スコア制作
第13回各自オリジナル歌詞&曲作り、スコア制作
第14回制作したオリジナル曲をレコーディング
第15回制作したオリジナル曲をレコーディング。制作したマスター譜を提出
期末試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50%
出席点を重視します。積極的に取り組んでください。
試験は作品の提出という形で行います。
科目名VOアンサンブルⅠ
担当講師名安村 今日子
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師はゴスペル、アカペラ、コーラス、ソロヴォーカルとしてステージでの演奏を行っています。またコーラスアレンジや30年のコーラス指導の実務経験を持ちます。パワーコーラス協会理事。

授業内容

主に複数人数での歌唱方法、コーラスアレンジについて学びます。歌唱だけではなく、演奏者同士の意思疎通のとり方、そのツールとして楽譜への理解考え方、伝え方を学びます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

メンバーと声を重ねて歌唱する楽しさを学びます。
そのツールとして、譜面を読み、コーラスアンサンブルをアレンジをし、ステージでより高いレベルの歌唱をすることを目指します。

授業計画

第1回簡単な譜面の読み方 音符読み書き
第2回簡単な譜面の読み方 コードの理解
第3回課題曲を通してアンサンブルリハーサル 課題曲譜読み
第4回課題曲を通してアンサンブルリハーサル 各パートの理解
第5回課題曲を通してアンサンブルリハーサル アンサンブルの歌唱法
第6回課題曲を通してアンサンブルリハーサル アンサンブルの歌唱法
第7回クォーター末試験 アンサンブルパフォーマンスをクラスで発表
中間試験評価方法・評価基準
出席率95% その他・理解度など5%
アンサンブルは個人では成立しない為、出席率はそのまま成績とします。
また、内容評価基準は、自身で基準を設け、自身で判断できるようにします。
第8回グループ分け、課題曲を決める。アレンジ作業を開始
第9回リハーサル アレンジ作業、譜読み等
第10回リハーサル アレンジ作業、譜読み等
第11回リハーサル アレンジ作業、譜読み等
第12回リハーサル アレンジ作業、譜読み等
第13回リハーサル アレンジ作業、譜読み等
第14回アンサンブルのパフォーマンスを研究 アイディアを出し合い演奏をブラッシュアップ
第15回春学期末試験 アンサブルパフォーマンスをクラスで発表
期末試験評価方法・評価基準
出席率・グループへの貢献度95% その他・理解度など5%
アンサンブルはひとりでは成立しない形態です、出席率はそのまま成績とします。
内容の評価基準は、自身で基準を設け、自身で判断してもらいます。
科目名VOアンサンブルⅡ
担当講師名安村 今日子
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師はゴスペル、アカペラ、コーラス、ソロヴォーカルとしてステージでの演奏を行っています。またコーラスアレンジや30年のコーラス指導の実務経験を持ちます。パワーコーラス協会理事。

授業内容

春学期での基礎力を元に、より実践的な内容を学びます。
アレンジ作業、リハーサル作業などを主体的に進め、役割分担などを通し、自身で決めた課題、また仲間と課題をクリアしていく楽しさを学びます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

メンバーと声を重ねて歌唱する楽しさを学びます。
そのツールとして、譜面を読み、コーラスアンサンブルをアレンジをし、ステージでより高いレベルの歌唱をすることを目指します。

授業計画

第1回グループ分け、課題曲を決める。アレンジ作業を開始。
第2回リハーサル アレンジ作業、譜読みなど
第3回リハーサル アレンジ作業、譜読みなど
第4回リハーサル アレンジ作業、譜読みなど
第5回リハーサル アレンジ作業、譜読みなど
第6回パフォーマンスを研究 アイディアを出し合い演奏をブラッシュアップ
第7回アンサンブルパフォーマンスをクラスで発表 クォーター末試験
中間試験評価方法・評価基準
出席率95% その他・理解度など5%
アンサンブルは個人では成立しない為、出席率はそのまま成績とします。
また、内容評価基準は、自身で基準を設け、自身で判断できるようにします。
第8回グループを決める 課題曲を決める。アレンジ作業を開始
第9回リハーサル アレンジ作業、譜読み等アレンジ作業、譜読みなど
第10回リハーサル アレンジ作業、譜読み等アレンジ作業、譜読みなど
第11回リハーサル アレンジ作業、譜読み等アレンジ作業、譜読みなど
第12回リハーサル アレンジ作業、譜読み等アレンジ作業、譜読みなど
第13回リハーサル アレンジ作業、譜読み等アレンジ作業、譜読みなど
第14回各グループでパフォーマンスを研究 アイディアを出し合い演奏をブラッシュアップ
第15回秋学期末試験 アンサブルパフォーマンスをクラスで発表
期末試験評価方法・評価基準
出席率・グループへの貢献度95% その他・理解度など5%
アンサンブルはひとりでは成立しない形態です、出席率はそのまま成績とします。
内容の評価基準は、自身で基準を設け、自身で判断してもらいます。
科目名VOアンサンブルⅢ
担当講師名安村 今日子
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師はゴスペル、アカペラ、コーラス、ソロヴォーカルとしてステージでの演奏を行っています。またコーラスアレンジや30年のコーラス指導の実務経験を持ちます。パワーコーラス協会理事。

授業内容

主に複数人数での歌唱方法、コーラスアレンジについて学びます。歌唱だけではなく、演奏者同士の意思疎通のとり方、そのツールとして楽譜への理解考え方、伝え方を学びます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

メンバーと声を重ねて歌唱する楽しさを学びます。
そのツールとして、譜面を読み、コーラスアンサンブルをアレンジをし、ステージでより高いレベルの歌唱をすることを目指します。

授業計画

第1回簡単な譜面の読み方 音符読み書き
コード感の強化
第2回簡単な譜面の読み方 音符読み書き
コード感の強化
第3回課題曲を通してアンサンブルリハーサル 課題曲譜読み
第4回課題曲を通してアンサンブルリハーサル 各パートの理解
第5回課題曲を通してアンサンブルリハーサル アンサンブルの歌唱法
第6回課題曲を通してアンサンブルリハーサル アンサンブルの歌唱法
第7回クォーター末試験 アンサンブルパフォーマンスをクラスで発表
中間試験評価方法・評価基準
出席率95% その他・理解度など5%
アンサンブルは個人では成立しない為、出席率はそのまま成績とします。
また、内容評価基準は、自身で基準を設け、自身で判断できるようにします。
第8回グループ分け、課題曲を決める。アレンジ作業を開始
第9回リハーサル アレンジ作業、譜読み等
第10回リハーサル アレンジ作業、譜読み等
第11回リハーサル アレンジ作業、譜読み等
第12回リハーサル アレンジ作業、譜読み等
第13回リハーサル アレンジ作業、譜読み等
第14回アンサンブルのパフォーマンスを研究 アイディアを出し合い演奏をブラッシュアップ
第15回春学期末試験 アンサブルパフォーマンスをクラスで発表
期末試験評価方法・評価基準
出席率・グループへの貢献度95% その他・理解度など5%
アンサンブルはひとりでは成立しない形態です、出席率はそのまま成績とします。
内容の評価基準は、自身で基準を設け、自身で判断してもらいます。
科目名VOアンサンブルⅣ
担当講師名安村 今日子
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師はゴスペル、アカペラ、コーラス、ソロヴォーカルとしてステージでの演奏を行っています。またコーラスアレンジや30年のコーラス指導の実務経験を持ちます。パワーコーラス協会理事。

授業内容

春学期での基礎力を元に、より実践的な内容を学びます。
アレンジ作業、リハーサル作業などを主体的に進め、役割分担などを通し、自身で決めた課題、また仲間と課題をクリアしていく楽しさを学びます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

メンバーと声を重ねて歌唱する楽しさを学びます。
そのツールとして、譜面を読み、コーラスアンサンブルをアレンジをし、ステージでより高いレベルの歌唱をすることを目指します。

授業計画

第1回グループ分け、課題曲を決める。アレンジ作業を開始。
第2回リハーサル アレンジ作業、譜読みなど
第3回リハーサル アレンジ作業、譜読みなど
第4回リハーサル アレンジ作業、譜読みなど
第5回リハーサル アレンジ作業、譜読みなど
第6回パフォーマンスを研究 アイディアを出し合い演奏をブラッシュアップ
第7回アンサンブルパフォーマンスをクラスで発表 クォーター末試験
中間試験評価方法・評価基準
出席率95% その他・理解度など5%
アンサンブルは個人では成立しない為、出席率はそのまま成績とします。
また、内容評価基準は、自身で基準を設け、自身で判断できるようにします。
第8回グループを決める 課題曲を決める。アレンジ作業を開始
第9回リハーサル アレンジ作業、譜読み等アレンジ作業、譜読みなど
第10回リハーサル アレンジ作業、譜読み等アレンジ作業、譜読みなど
第11回リハーサル アレンジ作業、譜読み等アレンジ作業、譜読みなど
第12回リハーサル アレンジ作業、譜読み等アレンジ作業、譜読みなど
第13回リハーサル アレンジ作業、譜読み等アレンジ作業、譜読みなど
第14回各グループでパフォーマンスを研究 アイディアを出し合い演奏をブラッシュアップ
第15回秋学期末試験 アンサブルパフォーマンスをクラスで発表
期末試験評価方法・評価基準
出席率・グループへの貢献度95% その他・理解度など5%
アンサンブルはひとりでは成立しない形態です、出席率はそのまま成績とします。
内容の評価基準は、自身で基準を設け、自身で判断してもらいます。
科目名ヴォイストレーニングⅠ
担当講師名入来院 真嗣
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師はメジャーレコード会社の仮歌収録や所属アーティストの歌唱収録ディレクション、その他歌手や声優・商業劇団などへの歌唱指導の実務経験を持ちます

授業内容

ヴォーカリストに必要な様々な知識や技術の基礎を身につけることで、個々人のより自由で安定した歌唱表現の一助を目指します

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

無理のない効率的な発声を理解・獲得し歌唱表現に活かすこと、また、グループレッスンを通して人前で歌うことに慣れ、同時に他者を観察することで得られる自身の表現力向上を目標とします。

授業計画

第1回授業ガイダンスと歌唱の記録。授業を受ける上での心構えや課題についての説明。
第2回姿勢と呼吸。声を出しやすくする基本姿勢の訓練とストレッチで全身の連動を図る。
第3回呼吸と発声(実声と裏声)。姿勢や呼吸と連動する発声の意識と共鳴感覚の強化。
第4回基礎発声と音程変化。姿勢を維持しながらの余計な緊張に頼らない音程変化の訓練。
第5回表情筋と母音の変化。基本姿勢・発声を維持しながらの母音の共鳴変化の訓練。
第6回舌と子音の変化。子音の仕組みや変化と響きのある母音へつなげる訓練。
第7回中間試験。課題曲の歌唱テストを行い、理解度・到達度を確認します。
中間試験評価方法・評価基準
クォーターはじめに指定した課題曲の歌唱を行います。
出席率及び授業態度・授業理解度を重要視しつつ総合的に評価します。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%
第8回基礎復習。身体の余計な緊張に頼らない呼吸と発声、音程変化の再確認。
第9回声帯周りのバランス変化と声質。ウィスパー発声での口形及び音程変化の訓練。
第10回音域の拡大1。発声時の口や喉周りの更なる理解と意識で音域の拡大を図る。
第11回音域の拡大2。個々人の癖や課題と向き合い再度基礎発声の重要性を意識する。
第12回表現と距離感。安定した発声共鳴を維持しながら音の距離感の変化と実践を行う。
第13回歌詞と文節。安定した発声共鳴を維持しながら日本語の歌詞と理解に繋げる。
第14回試験直前対策。春学期を振り返りつつ個々人の課題を再確認します。
第15回期末試験。課題曲の歌唱テストを行い、理解度・到達度を確認します。
期末試験評価方法・評価基準
クォーターはじめに指定した課題曲の歌唱を行います。
出席率及び授業態度、授業理解度を重要視しつつ総合的に評価します。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%
科目名ヴォイストレーニングⅡ
担当講師名入来院 真嗣
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師はメジャーレコード会社の仮歌収録や所属アーティストの歌唱収録ディレクション、その他歌手や声優・商業劇団などへの歌唱指導の実務経験を持ちます

授業内容

ヴォーカリストに必要な様々な知識や技術の基礎を身につけることで、個々人のより自由で安定した歌唱表現の一助を目指します

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

無理のない効率的な発声を理解・獲得し歌唱表現に活かすこと、また、グループレッスンを通して人前で歌うことに慣れ、同時に他者を観察することで得られる自身の表現力向上を目標とします。

授業計画

第1回春学期の復習。基礎発声と身体の連動について復習しつつ表現としてまとめていく。
第2回表現の分解と研究。プロの歌唱表現を技術的に分解・模倣することで具体的な引き出しとして体感、獲得を目指す。
第3回自己観察1。客観的に歌唱を観察することでより具体的な発声課題を意識する。
第4回自己観察2。客観的に歌唱を観察することでより具体的な発声課題を意識する。
第5回音程変化と表現。しゃくりやフォールなどの音程変化を癖と表現で区別する。
第6回歌唱技術と再現性。基礎を維持しつつ呼吸音程共鳴等変化を自分でコントロールする。
第7回中間試験。課題曲の歌唱テストを行い、理解度・到達度を確認します。
中間試験評価方法・評価基準
クォーターはじめに指定した課題曲の歌唱を行います。
出席率及び授業態度・授業理解度を重要視しつつ総合的に評価します。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%
第8回洋楽に挑戦。発声の復習及び洋楽と邦楽のリズムの違いの解説。
第9回洋楽と基礎発声。日本語を意識しないことで、再度発声共鳴に向き合う。
第10回洋楽と基礎発声。舌の位置と咽頭腔の共鳴の変化の違いを意識し歌詞と向き合う。
第11回自主練と課題の確認。普段どういう練習をし、何ができて何ができないかの確認。
第12回発声課題の再認識。自己課題を意識した上での基礎力向上と安定を目指す。
第13回リズム課題の再認識。課題曲を通して自身のリズム感と向き合う。
第14回試験前対策。自分で意識した課題が改善法と自主練を経てどう変化したかの確認。
第15回期末試験。課題曲の歌唱試験を行い、理解度・到達度を確認します。
期末試験評価方法・評価基準
クォーターはじめに指定した課題曲の歌唱を行います。
出席率及び授業態度・授業理解度を重要視しつつ総合的に評価します。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%
科目名ヴォイストレーニングⅢ
担当講師名勝治 秀基/谷本 真規
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師はシンガー、作編曲家、舞台俳優、ボイストレーナーの経験があり、30年来発声と身体の研究を続け、現在も多数のプロ育成を担当しています。

授業内容

解剖学の観点から作り上げた独自の発声理論を基に、人数に合った形でのヴォイストレーニングを行い、発声レベルから歌唱テクニックや表現までレベルを上げていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

声量と音域の拡張。声の質感や表現バリエーションの成長。多様なジャンルにも対応できる声の幅と歌唱感覚の確保。声と歌唱の自由度をできるだけ広げていくこと。

授業計画

第1回新年度授業説明 個別インタビュー(反省と目標) 基礎の確認
第2回ボディーバランスの説明と体感 基本発声の重要事項解説 腹式呼吸の訓練
第3回裏声の練習と裏声歌唱 滑舌の理論と練習(母音解説と練習)
第4回滑舌の理論と練習(子音解説と練習)滑舌基礎運動1  子音と英語共鳴
第5回滑舌基礎運動2 裏声朗読 裏声歌唱
第6回ボディーバランスの強化、ミックスヴォイス理論
第7回1クォーターの復習 中間実技試験(2オクターブ発声 裏声発声 課題曲歌唱)質疑応答
中間試験評価方法・評価基準
試験 発声の成長度合い 発声の安定感
評価 授業の理解度 声の成長度、歌う箏に対する姿勢 授業に取り組む姿勢 首席日数 試験の結果
第8回ハイトーンレクチャー1 喉の構造と使い方解説 ミックスヴォイスミドルヴォイスの概念と練習
第9回ハイトーンレクチャー2 筋連鎖による声帯のコントロール方法解説と練習
第10回ボディーバランスによるハイトーンの支え ロックシンガー考察1
第11回声門の開閉の距離と間隔 ロックシンガー考察2
第12回ロックシンガー考察3 ロックシンガーの傾向のよる声の張り方や表現方法
第13回ロックシンガー考察4 英語共鳴の解説と筋連鎖による声帯の位置
第14回ロック歌唱のまとめ 春学期期末試験の練習と個別アドバイス
第15回春学期期末試験 技術的な疑問や悩みの解消法(質疑応答)
期末試験評価方法・評価基準
試験 発声の成長度合い 発声の安定感 技術の習得率
評価 授業の理解度 声の成長度、歌う箏に対する姿勢 授業に取り組む姿勢 出席日数 試験の結果
科目名ヴォイストレーニングⅣ
担当講師名勝治 秀基/谷本 真規
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師はシンガー、作編曲家、舞台俳優、ボイストレーナーの経験があり、30年来発声と身体の研究を続け、現在も多数のプロ育成を担当しています。

授業内容

解剖学の観点から作り上げた独自の発声理論を基に、人数に合った形でのヴォイストレーニングを行い、発声レベルから歌唱テクニックや表現までレベルを上げていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

声量と音域の拡張。声の質感や表現バリエーションの成長。多様なジャンルにも対応できる声の幅と歌唱感覚の確保。声と歌唱の自由度をできるだけ広げていくこと。

授業計画

第1回身体感覚と喉感覚での復習 プロシンガーの映像から身体の使い方を学ぶ
第2回映像から学んだ身体の使い方を実践1 表情筋 個別スキルチェック
第3回映像から学んだ身体の使い方を実践2 姿勢脊椎 個別スキルチェック
第4回生声歌唱の響きで歌唱感覚を覚える 横隔膜の支えとベルティング ミュージカル歌唱考察1
第5回ダイナミックスの作り方1 息と声帯の張りのよるベルティング練習 ミュージカル歌唱考察2
第6回ダイナミックスの作り方2 共鳴拡大と息の支え ルバート表現 ミュージカル歌唱考察3
第7回中間試験 課題曲生声歌唱
中間試験評価方法・評価基準
試験 発声の成長度合い 発声の安定感
評価 授業の理解度 声の成長度、歌う箏に対する姿勢 授業に取り組む姿勢 首席日数 試験の結果
第8回マイク歌唱 声門の開きと声のグラデーション ウィスパーボイス歌唱 Jazzコ〜ラス的な歌唱考察1
第9回Jazzコーラス的な歌唱考察2 中低音域のミックスヴォイス 声門の開きとコーラスの混ざり方
第10回Jazzコーラス的な歌唱考察3 声帯共鳴の間隔 ハモリコーラスとダイナミックス
第11回声帯の舌の柔軟練習 R&B的歌唱考察1 RBフレージングの基礎1
第12回ビブラート基礎練習1 R&B的歌唱考察2 ペンタトニックフレーズ
第13回ビブラート基礎練習2 R&B的歌唱考察3 フェイクフレージング練習
第14回期末試験の練習 期末試験の練習 個別問題点のインタビューと解決法のシャア
第15回期末試験 発声と歌唱における重要点の確認と今後のアドバイス
期末試験評価方法・評価基準
試験 発声の成長度合い 発声の安定感 技術の習得率
評価 授業の理解度 声の成長度、歌う箏に対する姿勢 授業に取り組む姿勢 出席日数 試験の結果
科目名ヴォイストレーニング指導法研究Ⅰ
担当講師名谷本 真規
専攻楽器グレード等
年次3年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師はシンガー、作編曲家、舞台俳優、ボイストレーナーの経験があり、30年来発声と身体の研究を続け、現在も多数のプロ育成を担当しています。

授業内容

解剖学の観点から作り上げた独自の発声理論を基に、人数に合った形でのヴォイストレーニングを行い、発声レベルから歌唱テクニックや表現までレベルを上げていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

声量と音域の拡張。声の質感や表現バリエーションの成長。多様なジャンルにも対応できる声の幅と歌唱感覚の確保。声と歌唱の自由度をできるだけ広げていくこと。

授業計画

第1回新年度授業説明 個別インタビュー(反省と目標) 基礎の確認
第2回復習1 ボディーバランスの説明と深い体感 基本発声の重要事項の深い解説 腹式呼吸の訓練
第3回復習2 裏声の練習と裏声歌唱 滑舌の理論と練習(母音解説、子音解説と練習)
第4回復習3 滑舌の理論と練習 英語共鳴解説と練習
第5回ベルティング発声 グルーブ発声(体の動き、呼吸運動、発声のタイミングの統一)
第6回音域拡張 個別ミックスヴォイスレクチャー
第7回中間試験 2オクターブの発声チェック 課題曲の歌唱
中間試験評価方法・評価基準
試験 発声の成長度合い 発声の安定感
評価 授業の理解度 声の成長度、歌う箏に対する姿勢 授業に取り組む姿勢 首席日数 試験の結果
第8回音域拡張2 個別ミックスヴォイスレクチャー 生声歌唱 ミュージカル歌唱考察1
第9回ミュージカル歌唱考察2 響きの強化とルバート表現
第10回ミュージカル歌唱考察3 声伸び強化
第11回マイク歌唱 声のグラデーションコントロール R&B歌唱考察1 呼吸のリズム
第12回R&B歌唱考察2 ウィスパーヴォイス歌唱 リズム歌唱
第13回R&B歌唱考察3 マイクの性能の理解とマイクテクニック
第14回春学期のまとめ 期末試験の練習
第15回期末試験 各自上手くできない部分の疑問点や対応策に対する個別対応レクチャー
期末試験評価方法・評価基準
試験 発声の成長度合い 発声の安定感 技術の習得率
評価 授業の理解度 声の成長度、歌う箏に対する姿勢 授業に取り組む姿勢 出席日数 試験の結果
科目名ヴォイストレーニング指導法研究Ⅱ
担当講師名谷本 真規
専攻楽器グレード等
年次3年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師はシンガー、作編曲家、舞台俳優、ボイストレーナーの経験があり、30年来発声と身体の研究を続け、現在も多数のプロ育成を担当しています。

授業内容

より深い体や喉の知識と誘導方法を体感し、また客観的に観察して学んでいく

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

声量と音域の拡張方法を学ぶ。声の質感や表現バリエーションを深く理解する。声の幅を広げ、より深く歌唱感覚を理解する。声の安定感とは何かをしっかりと理解実践する。

授業計画

第1回身体感覚と喉感覚を深く捉える プロシンガーの映像から身体の使い方から筋連鎖を考察する
第2回映像から学んだ身体の使い方を実践1 表情筋 個別スキルチェック
第3回映像から学んだ身体の使い方を実践2 姿勢脊椎 個別スキルチェック
第4回歌唱の上達と声の安定感の関係を探る 英語共鳴からしっかりしたフレージング練習1
第5回発声の安定感とはどうなることかを探り自分の弱点の修正をする 英語共鳴からしっかりしたフレージング練習2
第6回発声や歌唱における使える力と使えない力を理解する 脱力の本当の意味を感じる
第7回中間試験 課題曲の歌唱 マイク無しマイクありの両方で歌唱
中間試験評価方法・評価基準
試験 発声の成長度合い 発声の安定感
評価 授業の理解度 声の成長度、歌う箏に対する姿勢 授業に取り組む姿勢 首席日数 試験の結果
第8回マイク歌唱 声門の開きと声のグラデーションについて深く学び確実なコントロールを目指す
第9回中低音域のミックスヴォイスと声門の開きによって声を同一化する練習
第10回メロディーに対してすぐにハモリをとる練習 コード感覚から声帯振動を感じる練習
第11回ミックスヴォイス深堀考察1 地声からミックスヴォイスと、ミックスヴォイスからファルセットの転換点の移行と修正の練習1
第12回ミックスヴォイス深堀考察2 ミックスヴォイスで低音域まで繋ぐ
第13回音程イメージの強化と、イメージの欠落の結果に気が付く事ができるように集中し従事するトレーニング1
第14回音程イメージの強化と、イメージの欠落の結果に気が付く事ができるように集中し従事するトレーニング2
第15回期末試験 課題曲の歌唱 現状の自己分析 今後の個別アドバイス
期末試験評価方法・評価基準
試験 発声の成長度合い 発声の安定感 技術の習得率
評価 授業の理解度 声の成長度、歌う箏に対する姿勢 授業に取り組む姿勢 出席日数 試験の結果

特記事項

試験 発声の成長度合い 発声の安定感 技術の習得率
評価 授業の理解度 声の成長度、歌う箏に対する姿勢 授業に取り組む姿勢 首席日数 試験の結果

科目名ヴォイストレーニング指導法研究Ⅲ
担当講師名谷本 真規
専攻楽器グレード等
年次4年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師はシンガー、作編曲家、舞台俳優、ボイストレーナーの経験があり、30年来発声と身体の研究を続け、現在も多数のプロ育成を担当しています。

授業内容

ヴォイストレーニングに必要な要素や考え方を学び、発声レベルから歌唱テクニックや表現までどのようにしてレベルを上げていくかを体感し、また客観的に観察する。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

自らの発声や歌唱の成長と共に、他者を誘導する為の基本的な要素を深く理解し、誘導に必要な事を客観的にも捉えられるようになる事

授業計画

第1回新年度授業説明 個別インタビュー(反省と目標) 基礎を説明する
第2回復習1 ボディーバランスの説明と基本発声の重要事項を各自が解説する 腹式呼吸の訓練
第3回復習2 裏声の練習と裏声歌唱 滑舌の理論説明と練習(母音解説、子音解説と練習)
第4回復習3 滑舌の理論と練習 英語共鳴解説と練習
第5回ベルティング発声 グルーブ発声(体の動き、呼吸運動、発声のタイミングの統一)
第6回音域拡張1 個別ミックスヴォイスレクチャー 自分以外の生徒を客観的に分析する
第7回中間試験 2オクターブの発声チェック 課題曲の歌唱 他の生徒にアドバイスをしてみる
中間試験評価方法・評価基準
試験 発声の成長度合い 発声の安定感
評価 授業の理解度 声の成長度、歌う箏に対する姿勢 授業に取り組む姿勢 首席日数 試験の結果
第8回音域拡張2 個別ミックスヴォイスレクチャー 生声歌唱 ミュージカル歌唱考察1
第9回ミュージカル歌唱考察2 響きの強化とルバート表現
第10回ミュージカル歌唱考察3 声伸びの誘導を自分なりに考察する
第11回マイク歌唱 声のグラデーションコントロール R&B歌唱考察1 呼吸のリズム
第12回R&B歌唱考察2 ウィスパーヴォイス歌唱 リズム歌唱
第13回R&B歌唱考察3 マイクの性能の理解とマイクテクニック
第14回春学期のまとめ 期末試験の練習
第15回期末試験 各自しっかりとまだ理解できない部分を炙り出す 個別対応レクチャーを手伝う
期末試験評価方法・評価基準
試験 発声の成長度合い 発声の安定感 技術の習得率
評価 授業の理解度 声の成長度、歌う箏に対する姿勢 授業に取り組む姿勢 出席日数 試験の結果
科目名ヴォイストレーニング指導法研究Ⅳ
担当講師名谷本 真規
専攻楽器グレード等
年次4年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師はシンガー、作編曲家、舞台俳優、ボイストレーナーの経験があり、30年来発声と身体の研究を続け、現在も多数のプロ育成を担当しています。

授業内容

より深い体や喉の知識と誘導方法を体感し、また客観的に観察して学んでいく

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

発声や歌唱を自己成長と共に深く論理的に理解し、他の生徒の状況を把握しながら客観的にも理解を深めて、指導者の立場から考察できるようになる事。

授業計画

第1回身体感覚と喉感覚を深く捉える プロシンガーの映像から身体の使い方から筋連鎖を考察再確認
第2回映像から学んだ身体の使い方を実践1 表情筋 個別スキルチェック、及び他者のチェック
第3回映像から学んだ身体の使い方を実践2 姿勢脊椎 個別スキルチェック、及び他者のチェック
第4回歌唱の上達と声の安定感の関係を深掘り 英語共鳴からしっかりしたフレージング練習1
第5回発声の安定感とはどうなることかを深く探り、どのようにアドバイスをすべきかを考える 英語共鳴からしっかりしたフレージング練習2
第6回発声や歌唱における使える力と使えない力を深く考察 またどうすれば実践できるのかを考える
第7回中間試験 課題曲の歌唱 マイク無しマイクありの両方で歌唱 他者へのアドバイスをしてみる
中間試験評価方法・評価基準
試験 発声の成長度合い 発声の安定感
評価 授業の理解度 声の成長度、歌う箏に対する姿勢 授業に取り組む姿勢 首席日数 試験の結果
第8回マイク歌唱 声門の開きと声のグラデーションについて深く学び確実なコントロールを目指す
第9回中低音域のミックスヴォイスと声門の開きによって声を同一化する練習
第10回メロディーに対してすぐにハモリをとる練習 コード感覚から声帯振動を感じる練習
第11回ミックスヴォイス深堀考察1 地声からミックスヴォイスと、ミックスヴォイスからファルセットの転換点の移行と修正の練習1
第12回ミックスヴォイス深堀考察2 ミックスヴォイスで低音域まで繋ぐ
第13回音程イメージの強化と、イメージの欠落の結果に気が付く事ができるように集中し従事するトレーニング1 他者の状態も観察し指摘する
第14回音程イメージの強化と、イメージの欠落の結果に気が付く事ができるように集中し従事するトレーニング2
第15回期末試験 課題曲の歌唱 現状の自己分析 今後の個別アドバイス
期末試験評価方法・評価基準
試験 発声の成長度合い 発声の安定感 技術の習得率 的確なアドバイスができるか
評価 授業の理解度 発声の観察眼のレベル、歌う箏に対する姿勢 授業に取り組む姿勢 出席日数 試験の結果
科目名ダンス&パフォーマンス基礎Ⅰ
担当講師名YUMiKA
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

ダンサーとしてアーティストのライブやミュージックビデオに出演する他、声優アーティストの振り付けやダンス指導、ダンス教室の講師としての経験を持ちます。

授業内容

ストレッチや筋力トレーニング、リズムトレーニングなどパフォーマンスに必要な体作りやリズムの取り方を習得して行きます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

ダンスの基礎、基本的な動きを学び、ただ体を動かすのではなく、しっかり音楽に乗って踊れるようにして行きます。

授業計画

第1回授業の内容や流れを実際に体を動かしながら説明して行きます。
第2回ストレッチや筋力トレーニングなどウォーミングアップの方法を学んで行きます。
第3回アイソレーションとは何か、どのように必要なのかを学んで行きます。
第4回基本的なリズムの取り方を学んで行きます。
第5回リズムをキープしながらステップが出来るようにして行きます。
第6回ここまでに学んだ体の使い方、リズムの取り方など試験前の最終確認をします。
第7回授業で行った範囲内で実技試験を行います。
中間試験評価方法・評価基準
授業内で伝えるポイントをしっかり理解し、正しく体を動かすことが出来ているかを評価します。また、実技試験結果だけでなく、出席状況や授業に取り組む姿勢も見て評価します。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%
第8回ウォーキング① 音楽に合わせて魅せる歩き方を学んで行きます。
第9回ウォーキング② ポージングや手の動きなどと組み合わせてウォーキングが出来るようにして行きます。
第10回ターン① ターンの行い方を学びます。
第11回ターン② ステップやウォーキングと組み合わせてターンが出来るようにして行きます。
第12回振り付けを覚えて踊れるようにして行きます。
第13回振り付けをただ覚えるのではなく、より正確に踊れるようにして行きます。
第14回試験範囲の注意点を確認し、振り付けの踊り込みをして行きます。
第15回ダンスの実技試験を行います。
期末試験評価方法・評価基準
振り付けの正確さ、リズムを正確に取れているか、授業内で伝えるポイントをしっかり理解し表現出来ているかを評価します。また、実技試験結果だけでなく、出席状況や授業に取り組む姿勢も見て評価します。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%
科目名ダンス&パフォーマンス基礎Ⅱ
担当講師名YUMiKA
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

ダンサーとしてアーティストのライブやミュージックビデオに出演する他、声優アーティストの振り付けやダンス指導、ダンス教室の講師としての経験を持ちます。

授業内容

春学期で身につけたスキルと体力アップをもとに、振り付けの難易度も高くなって行きます。ダンスと歌を繋げて自分のイメージするパフォーマンスにより近づけるように表現力を鍛えて行きます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

ダンスを通してステージ上で自分自身をどう魅せたいのかを考え、表現出来るようにして行きます。

授業計画

第1回春学期で学んだ事の確認をします。
第2回細かいニュアンスやリズムを表現出来るように、どのように体を使うのかを学んで行きます。
第3回感情を表現出来るように学んで行きます。
第4回長めの振り付けを決められた時間内でより正確に覚えられるようにして行きます。
第5回どのように表現するのかを自分で考え、グループに分かれて見せ合います。
第6回試験範囲の注意点を確認し、踊り込みをします。
第7回ダンスの実技試験を行います。
中間試験評価方法・評価基準
振り付けの正確さ、楽曲に合った表現が出来ているか、授業内で伝えたポイントをしっかり理解しているかを評価します。また、実技試験結果だけでなく、出席状況や授業に取り組む姿勢も見て評価します。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%
第8回自己表現① 自己表現の手段としてダンスと歌を繋げて行きます。
第9回自己表現② 自分がなりたいステージ上での姿をイメージし、どうすれば出来るのかを考え表現して行きます。
第10回自己表現③ 前回考えたイメージを固めて魅せ方を研究して行きます。
第11回自己表現④ 他の人と表現を見せ合い、お互いの良いところを見つけて情報共有をします。
第12回振り付けの中のフリーの時間をどのように使い、パフォーマンスするかを考えてそれぞれで作って行きます。
第13回前回までの振り付けを復習しながら更に振り付けを進めて行きます。
第14回試験範囲の注意点を確認し、踊り込みをします。
第15回ダンスの実技試験を行います。
期末試験評価方法・評価基準
振り付けの正確さ、自己表現が出来ているか、授業内で伝えたポイントをしっかり理解し表現出来ているかを評価します。また、実技試験結果だけでなく、出席状況や授業に取り組む姿勢も見て評価します。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%
科目名ダンス&パフォーマンス演習Ⅰ
担当講師名青井 智佳子
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

ストリートダンス指導歴8年、ジャズダンス指導歴30年、テレビ、コンサート振付多数

授業内容

ダンスに限らず、ステージに立つ上で必要不可欠なストレッチと、筋力トレーニング、リズムトレーニングを主軸に行います。ダンスの振り付けを使って、自己表現を学びます。音楽のジャンルは新しいものから古いものまで様々です。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

毎回の授業のメニューを実行する中で、基礎体力がつき、自分に合うストレッチ方が見つかります。グループレッスンですので、自分に足りないところや、取り入れたいなと思う部分が見つけやすくなります。音楽を身体に通して乗る事ができるようになり、ステージに立つ自信がつきます。

授業計画

第1回ガイダンス ストレッチメニューのレクチャー
第2回ストレッチメニューのレクチャーとリズムトレーニング
第3回アップとダウンのリズムの取り方の違い、ダンスの振り付け開始
第4回基本的なメニューの実行とダンス振り付け
第5回ダンス振り付け
第6回ダンス振り付けのおさらい
第7回テスト範囲の最終決定と練習
中間試験評価方法・評価基準
ダンス実技のテスト。実技と平常点により総合的に評価します。
第8回新しい振付のレクチャー開始
第9回グループに分かれて練習
第10回ダンス振付
第11回前回までのおさらいから新しい部分の振付
第12回グループに分けて練習
第13回音楽の雰囲気に合わせた踊り方の調節のポイント
第14回聞こえる音楽を自己表現に繋げるとは
第15回テスト範囲の最終決定と細かい練習、テストに向けてのポイント
期末試験評価方法・評価基準
ダンス実技によるテスト。実技と平常点による総合的な評価を行います。
科目名ダンス&パフォーマンス演習Ⅱ
担当講師名青井 智佳子
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

ストリートダンス指導歴8年、ジャズダンス指導歴30年、テレビ、コンサート振付多数

授業内容

順番やカウントを間違っていないのに、パフォーマンスとしてかっこよくない、素敵にはなっていない部分を見つけ、その原因を探り、改善していく授業を行います。必要に応じて動画を撮影し、自己チェックをし、講師もフィードバックやアドバイスを行います。基本的なストレッチや筋力トレーニングのメニューは春学期のものを引き続き行います。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

自分のパフォーマンスの足りないところを自分で見つけることができる様になります。振付課題をこなしていくことにより、身体の可動域や動かし方のスピードの調整などの身体能力があがります。自分の中でイメージした世界観と受け取り手(お客様)のギャップが少なくなっていきます。

授業計画

第1回春学期のおさらいとガイダンス
第2回振付開始
第3回新しいリズムの取り方、乗り方のレクチャー
第4回新たな振付の部分のレクチャー
第5回前回までのおさらいと自己評価
第6回個別アドバイスと練習
第7回テスト範囲の最終決定と練習
中間試験評価方法・評価基準
実技のテスト。実技の点数と平常点により総合的に評価します。
第8回テストの結果を確認して改善点を見つける
第9回新しい振付開始
第10回グループに分かれて練習とディスカッション
第11回グループに分かれて練習(前回に見つけた改善点の確認)
第12回新しい部分の振付
第13回音楽の聴き方のレクチャーと振付の固め
第14回グループに分かれてお互いに見合いながらディスカッション
第15回テスト範囲の最終決定 2年間で何が出来る様になったかの確認
期末試験評価方法・評価基準
実技のテスト。実技の得点と平常点による総合的な評価を行います。
科目名リリックライティングⅠ
担当講師名桑村 達人
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師はシンガーソングライター、楽曲提供に於ける作詞、作曲、編曲の経験を持ちます。

授業内容

軽音楽に於ける歌詞の鑑賞、分析、歴史的背景の考察、言語表現のバリエーションを増やす演習、既成曲または任意のメロディーに作詞、自分の言葉を創作、歌として発声し、推敲する演習。合作、ディスカッションによる創作。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

自分の個性、長所を見つけ創作に反映させることが出来るようになること。
伝達効果を考慮に入れた歌詞の創作が出来るようになること。

授業計画

第1回オリエンテーション、自己紹介
第2回形容詞のバリエーションを考えてみる
第3回今、自分が感動する歌詞について発表1
第4回歌詞の要約について考えてみる
第5回日本語と英語の歌詞の違いについて考えてみる
第6回任意のテーマに沿って短歌を創作し、メロディーを付けてみる
第7回テスト:1Qで学んだことをレポート
中間試験評価方法・評価基準
やる気、受講態度 出席40% 平常点20% 試験40%
第8回具体的、抽象的な歌詞の在り方について考えてみる
第9回5感をフル活用させた表現について
第10回既成曲のブランク部分にポイントとなる言葉を考えてみる
第11回今、自分が掘り下げたい歌詞について発表する1
第12回自分がよく使う単語と潜在意識について考えてみる
第13回歌のテーマについて考えてみる
第14回伝えたいことをダイレクトに表現できる言い回しについて考えてみる
第15回テスト:既成洋楽に日本語詞を付け歌ってパフォーマンス
期末試験評価方法・評価基準
やる気、受講態度 出席40% 平常点20% 試験40%
科目名リリックライティングⅡ
担当講師名桑村 達人
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師はシンガーソングライター、楽曲提供に於ける作詞、作曲、編曲の経験を持ちます。

授業内容

軽音楽に於ける歌詞の鑑賞、分析、歴史的背景の考察、言語表現のバリエーションを増やす演習、既成曲または任意のメロディーに作詞、自分の言葉を創作、歌として発声し、推敲する演習等。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

既成歌詞に対して自分なりの解釈を分析、表明出来るようにすること、違う解釈の可能性を考察できるようにすること。自由な発想で自分なりの言葉、歌詞を創出出来るように
なること。

授業計画

第1回任意のメロディーに作詞、内容の方向性を探る
第2回行間を読む、余白を残すことについて考える
第3回今、自分が感動する歌詞について発表2
第4回短編小説から作詞してみる
第5回短編小説から作詞してみる2
第6回今、自分が掘り下げたい歌詞について発表2
第7回テスト:自作歌詞提出
中間試験評価方法・評価基準
やる気、受講態度 出席40% 平常点20% 試験40%
第8回テーマに沿ってコピーライトしてみる
第9回聞き手の心を掴む比喩表現について
第10回音楽と言葉のバランスについて考えてみる
第11回歌詞に於ける意味性の放棄、遊び心について
第12回同曲違詞より歌詞の推敲について考えてみる
第13回曲の情感に寄り添った言葉について考えてみる
第14回既成洋楽に作詞してみる
第15回テスト:自作歌詞にメロディーを付け歌ってパフォーマンス
期末試験評価方法・評価基準
やる気、受講態度 出席40% 平常点20% 試験40%
科目名ディクションⅠ
担当講師名橋北 哲哉、mickey-T
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

橋北先生:講師はアーティスト、声優、俳優のヴォイストレーニングとディクションの実技指導、ヴォーカル教則本の執筆(ヤマハミュージックメディア、リットーミュージック)の経歴を持ちます。
mickey-T先生:ソロシンガーとしてメジャーデビュー。他アーティストのレコーディングやツアーにてコーラスも担当。現在はシンガーソングライターにとしてライヴ活動、楽曲提供等を行っています。また他校にて25年以上の指導経験があります。

授業内容

ディクションは声と言葉の表現力を伸ばす授業です。発音別の発声と滑舌、歌詞分析、MC、演技パフォーマンス等を総合的に向上して歌の表現力を高めましょう。
特にリズムは音楽要素としても非常に重要であるため、リズムトレーニングをほぼ毎回の授業に習慣的に取り入れてリズム感向上を図ります。
またヴォーカリスト(楽器)としての正しい発声、発音を学びます

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

リズム感が良くなるとグルーヴ感溢れるシンギングを可能にするだけで無く歌唱中の不具合の多くを解消出来る可能性があります。また、歌詞の分析力アップで表現に奥行きを与え、滑舌力アップは歌唱の自由度を大幅に高めます。
MCは観客とのコミュニケーションカを、演技パフォーマンスは個性的な自己表現を確立させます。
また近年多く見られる滑舌の悪さや声の小ささ、語彙力、伝達能力の欠損を改善させます。

授業計画

第1回顔面と舌筋トレーニング~楽器として必要な筋肉の強化と共に舌に邪魔させない位置取りを覚える
母音の型を覚える~AとOの間の鳴りからOで鳴らす
第2回母音の型を覚える~OからAの移行
母音の型を覚える~OからUの移行
第3回母音の型を覚える~AからEの移行
母音の型を覚える~EからIの移行
第4回母音音読~「上を向いて歩こう」
第5回子音の種類と長さ~閉唇音M,B,Pと閉舌音N,D,Tの仕組みと作用
子音の種類と長さ~発声に於けるKとHの重要性
第6回子音の長さ~歌唱に於けるNと促音の確実な発音
子音の種類と長さ~S、SH、CH等無声音に起因する発音
第7回子音の種類と長さ~YとW
子音の種類と長さ~らとR,L、ふとF、ぶとV
鼻濁音~Gとか゜鼻濁音とは何か、なぜ日本語には鼻濁音があるのか
中間試験評価方法・評価基準
試験では業内容に対する理解度と技術について確認し評価します。
評価基準としては日頃の成果や前向きな受講内容と出席数を最も重視します。
評価基準:試験結果20%、平常点40%、受講内容と出席数40%
第8回プチグルーヴトレーニング
読解と暗唱~歌詞の行間を読み取り、内容を理解して見せ方、聴かせ方を学ぶ
第9回プチグルーヴトレーニング
プチ演技~オーバーで気持ち悪い演技からの引き算。音とリズムに縛られて尚活きる言葉
第10回プチグルーヴトレーニング
プチ演技を歌唱に繋げる~言葉を立て、明瞭に伝えながら感情を乗せる
第11回プチグルーヴトレーニング
英語の発音~アルファベットを正しく発音
第12回プチグルーヴトレーニング
英語の発音~母音の種類と英単語
日本人(東洋人)特有の苦手発音を知る
第13回プチグルーヴトレーニング
英語の発音~英語の歌詞を使って文章を読んでみる
第14回プチグルーヴトレーニング
英語の発音~英語の歌詞を使って言葉のリズムを知る
喋れる人と喋れない人の決定的な違いとは
第15回試験~自己紹介とMC発表
期末試験評価方法・評価基準
試験では今期の授業内容に対する理解度と技術について確認し評価します。
評価基準としては日頃の成果や前向きな受講内容と出席数を最も重視します。
評価基準:試験結果20%、平常点40%、受講内容と出席数40%
科目名ディクションⅡ
担当講師名橋北 哲哉、mickey-T
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

橋北先生:講師はアーティスト、声優、俳優のヴォイストレーニングとディクションの実技指導、ヴォーカル教則本の執筆(ヤマハミュージックメディア、リットーミュージック)の経歴を持ちます。
mickey-T先生:ソロシンガーとしてメジャーデビュー。他アーティストのレコーディングやツアーにてコーラスも担当。現在はシンガーソングライターにとしてライヴ活動、楽曲提供等を行っています。また他校にて25年以上の指導経験があります。

授業内容

言葉を使ってアートするヴォーカルは舌、唇、顎をいつでも自由自在に扱えることで感動的な演出が可能になります。秋学期はより進んだ内容で各技術を鍛えます。
また、授業の取り組み方も「吸収して学ぶ」から「研究して学ぶ」に変化します。リズムについても更に高度なトレーニングに移行すると共に様々なビートやグルーヴの探究を進めます。
パフォーマンスとしての滑舌や、楽器としての発声を学び、歌詞カードを見なくても聞き取れる歌を目指します。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

アートの概念に向き合うことで独自性の高い表現に繋げます。また、リズムと一体になることで歌唱時のウィークポイントの解消を目指します。演技パフォーマンスでは演出、演技の研究を発展させることで個性的なパフォーマンスを更に高めて行きます。
歌い手になる前に、表現者として歌詞や音の作り出す世界観を十分に理解できる自分を磨いていきます

授業計画

第1回「洋楽研究」英語曲を歌うコツやリズムについての意識。
第2回「演技パフォーマンス」企画立案、キャスティング。セルフプロデュースに繋がる発案力を高める。
第3回「演技パフォーマンス」読み稽古。覚えた台詞を基にした声だけの演技。歌唱力を鍛えるシンプルなトレーニング。
第4回「演技パフォーマンス」立ち稽古、通し稽古。演者の立ち位置や向きを工夫した演技の実演。
第5回「演技パフォーマンス」ゲネプロ。作品の完成度を上げる。
第6回「演技パフォーマンス」本番。稽古してきた成果を発表。
第7回「期末試験」今までの授業内容から出題します。
中間試験評価方法・評価基準
試験では今期の授業内容に対する理解度と技術について確認し評価します。
評価基準としては日頃の成果や前向きな受講内容と出席数を最も重視します。
評価基準:試験結果20%、平常点40%、受講内容と出席数40%
第8回「MC 」ステージやメディア出演時にはどう話すべき?大勢の前でのMC体験。
第9回「J-POP/洋楽研究」自分が表現したいジャンルを歌って発表(前半)。それぞれの音楽の嗜好が交錯する刺激的な瞬間。
第10回「J-POP/洋楽研究」自分が表現したいジャンルを歌って発表(後半)。それぞれの音楽の嗜好が交錯する刺激的な瞬間。
第11回「滑舌」滑舌の仕組みとトレーニング方法。ロ腔内のメカニズムを学んで歌唱力アップ。
第12回「歌詞研究」ヒット曲に隠された歌詞の魅力。ひねりを理解するともうひとつの真実が見えてくるかもしれません。
第13回「演技パフォーマンス」企画立案、キャスティング。楽しみながらアイディアを絞り出すのはアートの基本。今回は短編パフォーマンスを行います。
第14回「演技パフォーマンス」読み稽古&立ち稽古。覚えた台詞を基にした声だけの演技から立ち位置の確認から動きを含めた演技を学びます。
第15回「期末試験」今までの授業内容から出題します。
期末試験評価方法・評価基準
試験では今期の授業内容に対する理解度と技術について確認し評価します。
評価基準としては日頃の成果や前向きな受講内容と出席数を最も重視します。
評価基準:試験結果20%、平常点40%、受講内容と出席数40%
科目名ディクションⅢ
担当講師名草薙 さゆり
専攻楽器グレード等
年次3,4年次どちらかで履修(共通科目等)
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は作曲家として、ボーカル曲のプロデュース経験を持ちます。

授業内容

この授業では、英語詞の分析・歌詞読みなどいろいろな手法を使って、学生ひとりひとりのレパートリーを増やしていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

各セミスター末ごとに各自で課題曲を選び、発音に焦点を置いて実習していきます。

授業計画

第1回1年の授業予定とガイダンス。授業で取り上げる曲を選びます。
第2回英語の発音。LとR,BとV、FとH,th&sh、ch、
第3回取り上げた曲を分析・解説。歌詞読み
第4回課題曲を実際に歌ってみながら実習していきます。
第5回課題曲を実際に歌ってみながら実習していきます。
第6回課題曲を実際に歌ってみながら実習していきます。
第7回課題曲の実習テスト
中間試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50%
試験結果だけではなく、進度や出席点を重視します。
レパートリーの幅を広げて行けるように実習していきますので、積極的に取り組んでください。
第8回発音実習。各自、課題曲を選びます。
第9回取り上げた曲を分析・解説。歌詞読み
第10回取り上げた曲を分析・解説。歌詞読み
第11回課題曲を実際に歌ってみながら実習していきます。
第12回課題曲を実際に歌ってみながら実習していきます。
第13回課題曲を実際に歌ってみながら実習していきます。
第14回課題曲を実際に歌ってみながら実習していきます。
第15回課題曲の実習テスト
期末試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50%
試験結果だけではなく、進度や出席点を重視します。
レパートリーの幅を広げて行けるように実習していきますので、積極的に取り組んでください。
科目名ディクションⅣ
担当講師名草薙 さゆり
専攻楽器グレード等
年次3,4年次どちらかで履修(共通科目等)
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は作曲家として、ボーカル曲のプロデュース経験を持ちます。

授業内容

この授業では、英語詞の分析・歌詞読みなどいろいろな手法を使って、学生ひとりひとりのレパートリーを増やしていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

各セミスター末ごとに各自で課題曲を選び、発音に焦点を置いて実習していきます。

授業計画

第1回発音実習。各自、課題曲を選びます。
第2回取り上げた曲を分析・解説。歌詞読み
第3回取り上げた曲を分析・解説。歌詞読み
第4回課題曲を実際に歌ってみながら実習していきます。
第5回課題曲を実際に歌ってみながら実習していきます。
第6回課題曲を実際に歌ってみながら実習していきます。
第7回課題曲の実習テスト
中間試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50%
試験結果だけではなく、進度や出席点を重視します。
レパートリーの幅を広げて行けるように実習していきますので、積極的に取り組んでください。
第8回発音実習。各自、課題曲を選びます。
第9回取り上げた曲を分析・解説。歌詞読み
第10回取り上げた曲を分析・解説。歌詞読み
第11回課題曲を実際に歌ってみながら実習していきます。
第12回課題曲を実際に歌ってみながら実習していきます。
第13回課題曲を実際に歌ってみながら実習していきます。
第14回課題曲を実際に歌ってみながら実習していきます。
第15回課題曲の実習テスト
期末試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50%
試験結果だけではなく、進度や出席点を重視します。
レパートリーの幅を広げて行けるように実習していきますので、積極的に取り組んでください。
科目名ヴォーカルアンサンブルゼミⅠ
担当講師名荒井 善博
専攻楽器グレード等
年次3,4年次どちらかで履修(共通科目等)
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師はコーラス、コーラスアレンジ、ソロヴォーカルとしてステージでの演奏
またレコーディングの実務経験を持ちます。

授業内容

主に複数人数での歌唱方法、コーラスアレンジについて学びます。
歌唱はもちろん、演奏者同士の意思疎通のとり方、そのツールとしての楽譜への理解
考え方、伝え方を学びます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

仲間と声を重ねて歌唱する楽しさを学べます。
譜面を読み、またはコーラスアンサンブルをチーム、または自身でアレンジし
仲間と共にステージでよりレベル高く歌唱できるようになります。

授業計画

第1回簡単な譜面の読み方 音符読み書き Level1
第2回簡単な譜面の読み方 コードの理解 Level2
第3回課題曲を通してアンサンブルリハーサル 課題曲譜読み
第4回課題曲を通してアンサンブルリハーサル 各パートの理解
第5回課題曲を通してアンサンブルリハーサル 各パートの理解
第6回課題曲を通してアンサンブルリハーサル アンサンブルの歌唱法
第7回アンサブルパフォーマンスをクラスで発表 クォーター末試験
中間試験評価方法・評価基準
出席率95% その他・理解度など5%
アンサンブルは個人では成立しない為、出席率はそのまま成績とします。
また、内容評価基準は、自身で基準を設け、自身で判断できるようにします。
第8回グループ分け、課題曲を決める。アレンジ作業を開始
第9回リハーサル アレンジ作業、譜読み等
第10回リハーサル アレンジ作業、譜読み等
第11回リハーサル アレンジ作業、譜読み等
第12回リハーサル アレンジ作業、譜読み等
第13回リハーサル アレンジ作業、譜読み等
第14回アンサンブルのパフォーマンスを研究 アイディアを出し合い演奏をブラッシュアップ
第15回アンサブルパフォーマンスをクラスで発表 クォーター末試験
期末試験評価方法・評価基準
出席率・グループへの貢献度95% その他・理解度など5%
アンサンブルはひとりでは成立しない形態です、出席率はそのまま成績とします。
内容の評価基準は、自身で基準を設け、自身で判断してもらいます。
科目名ヴォーカルアンサンブルゼミⅡ
担当講師名荒井 善博
専攻楽器グレード等
年次3,4年次どちらかで履修(共通科目等)
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師はコーラス、コーラスアレンジ、ソロヴォーカルとしてステージでの演奏
またレコーディングの実務経験を持ちます。

授業内容

春学期での基礎力を元に、より実践的な内容を学びます。
アレンジ作業、リハーサル作業等を主体的に進め、役割分担などを通し自身で決めた課題、また仲間と課題をクリアしていく楽しさを学びます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

コーラス、アンサンブルを実践する中で、コーラス歌唱、アレンジ等の技術面、調整面について、個々の方法を見つけて進んでもらいます。

授業計画

第1回グループ分け、課題曲を決める。アレンジ作業を開始
第2回リハーサル アレンジ作業、譜読み等
第3回リハーサル アレンジ作業、譜読み等
第4回リハーサル アレンジ作業、譜読み等
第5回リハーサル アレンジ作業、譜読み等
第6回パフォーマンスを研究 アイディアを出し合い演奏をブラッシュアップ
第7回アンサブルパフォーマンスをクラスで発表 クォーター末試験
中間試験評価方法・評価基準
出席率95% その他・理解度など5%
アンサンブルはひとりでは成立しない形態です、出席率はそのまま成績とします。
内容の評価基準は、自身で基準を設け、自身で判断してもらいます。
第8回グループを決める課題曲を決める。アレンジ作業を開始
第9回リハーサル アレンジ作業、譜読み等
第10回リハーサル アレンジ作業、譜読み等
第11回リハーサル アレンジ作業、譜読み等
第12回リハーサル アレンジ作業、譜読み等
第13回リハーサル アレンジ作業、譜読み等
第14回各グループでパフォーマンスを研究 アイディアを出し合い演奏をブラッシュアップ
第15回各グループでパフォーマンスを発表 クォーター末試験
期末試験評価方法・評価基準
出席率95% 理解度5%
アンサンブルはひとりでは成立しない形態です、出席率はそのまま成績とします。
内容の評価基準は、自身で基準を設け、自身で判断してもらいます。
科目名ステージパフォーマンスⅠ
担当講師名青井 智佳子
専攻楽器グレード等
年次3.4年生
学期春学期
授業の形態実技

担当科目に関連する実務経歴

ストリートダンス指導歴8年、ジャズダンス指導歴30年、テレビ、コンサート振付多数

授業内容

自分の求めるパフォーマンスを講師が聞き取り、なるべく個別に課題曲を設定し、各自のパフォーマンス力を高めます。ストレッチ、筋力トレーニング、リズムトレーニングは2年生の時とだいたい同じですが、初めての学生がある場合は、レクチャーします。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

自分のイメージを具体化する方法が分かります。基本メニューを継続することにより、基礎体力が更につきます。
前年度よりも、手先足先の美しさが高まります。身体のラインと自分らしい自然で美しい姿勢が手に入ります。

授業計画

第1回ガイダンス 課題のミスマッチを防ぐ為の選曲
第2回自己アピールと課題曲のイメージの確認
第3回基礎メニューの確認とおさらい
第4回各自のパフォーマンスの計画を立てる
第5回振付の確認
第6回振付と自分のイメージの擦り合わせとアドバイス
第7回テスト前の実技の最終確認と練習
中間試験評価方法・評価基準
ダンス実技のテスト。実技の得点と平常点による総合的な評価を行います。
第8回テストの結果と、動画の分析
第9回課題の発表
第10回パフォーマンスの組み立てのレクチャー
第11回パフォーマンスを自分で組み立てる
第12回お互いにパフォーマンスを見合ってのディスカッション
第13回パフォーマンスを自分のイメージに近づけるアドバイスと練習
第14回自己チェックとパフォーマンスの固め
第15回テスト前の最終チェックと練習
期末試験評価方法・評価基準
実技のテスト。実技の得点と平常点での評価を行います。
科目名ステージパフォーマンスⅡ
担当講師名青井 智佳子
専攻楽器グレード等
年次3.4年次
学期秋学期
授業の形態実技

担当科目に関連する実務経歴

ストリートダンス指導歴8年、ジャズダンス指導歴30年、テレビ、コンサート振付多数

授業内容

自分のパフォーマンスを見つめ改善点を見つけては講師や友人達と一緒に改善をしていきます。講師は一人一人の実力を見て、それに見合う課題をなるべく個別に与え、学生はそれを練習、考察して行きます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

パフォーマンスを自分で考え作り上げる基礎が出来ます。継続してきた基礎メニューの効果やポイントが自分の身体で分かります。身体に関する分からない事の調べ方や検索のポイントがわかる様になります。

授業計画

第1回春学期のおさらい、ガイダンス
第2回動画を確認し、自分の課題を見つけ秋学期の計画を立てる
第3回課題曲決めとイメージの発表
第4回振付、構成のレクチャー
第5回振付開始
第6回講師アドバイスと練習
第7回テスト前最終確認
中間試験評価方法・評価基準
実技のテスト。実技の得点と平常点により総合的な評価を行います。
第8回自分のなりたいイメージと課題曲の擦り合わせ(選曲)
第9回どの様なパフォーマンスにしていくか計画する
第10回振付開始
第11回振付と自分のイメージとの擦り合わせと確認
第12回練習と新しい部分の振付
第13回自己チェックとアドバイス
第14回振付課題の固め
第15回講師アドバイスをもとに練習
期末試験評価方法・評価基準
実技のテスト。実技の得点と平常点による総合的な評価を行います。
科目名DTM実践Ⅰ
担当講師名滝口 北斗
専攻楽器グレード等
年次3.4年生
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師はDTM/DAWを用いた楽曲制作(作編曲/レコーディング/ミックス)やアーティストプロデュース(配信レーベルの主宰・運営)の実務経験を持ちます。

授業内容

現在の音楽制作の現場で欠かすことの出来ないDTM/DAWを用いた楽曲制作の方法を学びます。
自身では演奏出来ない楽器をMIDIデータとして作成する方法を身につけ、オリジナル作品のクオリティアップに役立てる為の基本的なオペレーションスキルの習得を目指します。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

DTM/DAWを使った音楽制作のプロセスと基礎知識が身につきます。

授業計画

第1回DTM(デスクトップミュージック)とは何か?DTMのデモンストレーションと試聴。Adobeアカウントについて。
第2回PC・周辺機器の基本操作とデータの管理。USBメモリのフォーマットについて。
第3回Cubaseの起動。新規プロジェクトの作成手順とウィンドウの基本設定について。
第4回ウィンドウの構成。プロジェクトウィンドウ/ミックスコンソール/トラックについて。
第5回プラグインとは?VST音源の使い方について。
第6回楽器学。音源内の音色カテゴリー、バーチャル音源と生楽器の比較・奏法について。
第7回クォーター末試験:カスタマイズテンプレートの作成
中間試験評価方法・評価基準
試験:50% (PCとCubaseの基本理解度を確認します) 平常点:40% (受講態度) 出席:10%
第8回ステップインプット①キーエディタの使い方。音符の長さとタイミングについて。
第9回ステップインプット②ドラムエディタの使い方。ドラムキットとドラムの記譜について。
第10回コードとベース。コードトラックの使い方とダイアトニックコードについて。
第11回ドラムパターンとジャンル。ジャンルによるパターン・ドラムキットの違いについて。
第12回ベースライン。効果的な音色とジャンルによるベース音色の違いについて。
第13回GROOVEの理解。様々なエディット方法。クォンタイズとトランスポーズについて。
第14回Goove Agentの使い方
第15回期末試験:ラフミックス。バランスの取り方と楽器の定位について。
期末試験評価方法・評価基準
試験:50% (打ち込みの基本理解度を確認します) 平常点:40% (受講態度) 出席:10%
科目名DTM実践Ⅱ
担当講師名滝口 北斗
専攻楽器グレード等
年次3.4年生
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師はDTM/DAWを用いた楽曲制作(作編曲/レコーディング/ミキシング)やアーティストプロデュース(配信レーベルの主宰・運営)の実務経験を持ちます。

授業内容

現在の音楽制作の現場で欠かすことの出来ないDTM/DAWを用いた楽曲制作の方法を学びます。
春学期に学習した内容を踏まえて、秋学期は作品の制作を行います。
様々な楽器の音色や奏法をデータに反映させる方法も学習します。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

最終形のアレンジをアレンジャーに託すことも視野に入れ、自身のイメージが伝わりやすいトラック制作方法が身につきます。
ヴォーカルレコーディングやミックスなどにも触れ、実際の制作現場の流れを体感してきます。

授業計画

第1回プランニング① 個々が描く完成形に合わせ、スコアや音色などを探す。
第2回プランニング② 方向性に合わせた素材(コード進行/リズムパターン/参考曲)などを探す。
第3回ガイドドラムとコードの入力で楽曲のイメージを作る。
第4回仮歌の録音 GarageBandの使い方
第5回ベースラインを入力する。
第6回アレンジャーチェーンの使い方 アレンジャーチェーンで曲の構成を考える。
第7回クォーター末試験:楽曲の構成を確定させる。
中間試験評価方法・評価基準
試験:50% (制作の進度を確認します) 平常点:40% (受講態度) 出席:10%
第8回プランニング。完成までのスケジュールを決める。
第9回フレーズ・音色の調整 イメージに合わせた修正をする。
第10回ドラムパターンの編集 ガイドパターンから細かい所に修正を加える。
第11回ダビング ギターなどの生楽器の録音方法とバランスの取り方について。
第12回ヴォーカルレコーディング ディレクションについて。
第13回ヴォーカルエディット テイクのセレクトやブレスコントロール、ピッチ編集について。
第14回ミックス エフェクトを使ってバランスを取る。
第15回期末試験:トラックダウンをして音源として完成させる。
期末試験評価方法・評価基準
試験:50% (作品のクオリティを確認します) 平常点:40% (受講態度) 出席:10%
科目名伴奏法Ⅰ
担当講師名岡野 勇仁
専攻楽器グレード等
年次3年次, 4年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

ヴォーカルのサポートピアニストとしての多数のライヴ活動、アルバムリリース

授業内容

この科目では、講師の実務経験(サポートピアニストとしての多数のライヴ活動、アルバムリリースなど)に基づき、ピアノ弾き語りの基礎から学んでいきます。難しく感じるかもしれませんが、パターンを覚えると、あとは、その応用だけです。基礎練習とレベルを合わせた応用をしていきます。うまくなるコツはとにかくたくさんの曲を弾いてみることと歌の伴奏をしてみる事です。自分のレベルに合わせ目標を決めましょう。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

音楽の基礎であるセオリーを頭に入れた上でコードの成り立ちを理解します。初心者~経験者までレベルはさまざまですが、基礎をしっかり固める事で、のちの応用がきくようになります。一人ずつチェックし、セオリーとコードを理解するのが目標です。

授業計画

第1回実際にピアノに触れ、音を目で確かめ、基礎となるセオリーを確認します。
第2回簡単なコードから実際に演習していきます。
第3回歌の伴奏にチャレンジします。
第4回バッキングにおけるベースラインの機能について学習します。
第5回課題を確認しながら、試験楽曲のリハーサルをおこないます。
第6回1クォーターの学習内容を復習しながら演奏練習をします。
第7回課題曲のピアノの弾き語りをします。一人ずつ前に出て発表し、本番の緊張感も感じましょう。
中間試験評価方法・評価基準
1クォーターで基礎となるものを全て学んできました。授業で学んだセオリー、コードの基本形、転回形、ベースライン、アルペジオなどを理解し、課題曲に取り入れる事が出来ていたかを見ます。個人差はありますが、しっかり練習をしたかが大事です。試験30%出席・授業態度70%
第8回テンションやオンコード等コードの応用を学びます。
第9回コードにおけるトップノートの役割を学習します。
第10回循環コードでの伴奏と移調の練習をします。
第11回バッキングの様々なリズムを演習します。
第12回原曲から移調し、自分であったキーで演奏する練習をおこないます。
第13回課題を確認しながら、試験楽曲のリハーサルをおこないます。
第14回2クォーターの復習をしながら、一人ずつ中間発表します。
第15回2クォーターでは色々なテクニックを学びました。練習の成果を出し、みんなの前で堂々と発表しましょう。
期末試験評価方法・評価基準
授業で学んだ内容を理解し、課題取り入れることが出来ているか、バッキングの用法を全て理解しているかを見ます。簡単ではありませんが、熱心に取り組めば取り組むほどに上達します。弾けるようになると自分で音楽を作り出す感覚がついていきます。試験30%出席・授業態度70%
科目名伴奏法Ⅱ
担当講師名岡野 勇仁
専攻楽器グレード等
年次3年次, 4年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

ヴォーカルのサポートピアニストとしての多数のライヴ活動、アルバムリリース

授業内容

この科目では、講師の実務経験(サポートピアニストとしての多数のライヴ活動、アルバムリリースなど)に基づき、ピアノ弾き語りの基礎を復習しつつ、さらに内容を深く身につけていきます。第3クォーターは自由曲を決めて、一曲をきちんと弾き語りできるように各自仕上げていきます。第4クォーターは元の曲からのアレンジの歌と伴奏を交互に担当し人の歌を聴きながら伴奏もチャレンジしていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

難しいことにチャレンジし、出来た時の喜びや音色の美しさを実感しましょう。練習段階では楽しいものではないかもしれませんが、目標を高く持ち、日々ピアノに向き合えると確実に力がついてきます。個人個人目標を決め、そこにたどり着けるようになりましょう。

授業計画

第1回様々なスタイルの楽曲をピアノ弾き語り用にアレンジする手法を学習します。
第2回ピアノソロや間奏にチャレンジします。
第3回わかりやすい楽譜の書き方を学習します。
第4回ダイナミクスをつけ、曲にストーリーを持たせ演奏してみましょう。
第5回曲の構成を理解して、前奏や後奏をつくれるようにします。
第6回課題を確認しながら、試験楽曲のリハーサルをおこないます。
第7回表現したいことをはっきりさせた上で一人ずつ前に出て発表しましょう。
中間試験評価方法・評価基準
歌とピアノのダイナミクスがバラバラにならないように注意しましょう。授業で学んだ内容を理解し、曲に取り入れることができているか、自分で曲全体の構成を考え、まとめられているかどうかを見ます。ピアノは日頃の練習が大切です。授業の時だけの練習にならないようにしましょう。試験50%出席50%
第8回リハーサルの進め方を演習しながら学習します。
第9回作曲方法の概要を解説します。
第10回ピアノ弾き語りに適したオリジナル曲の作曲をおこないます。
第11回様々なジャンルの音楽の概要を解説します。
第12回ジャンルごとのバッキングのスタイルを学びます。
第13回ジャズの様々なスタイルを紹介します。
第14回課題を確認しながら、試験楽曲のリハーサルをおこないます。
第15回表現したいことをはっきりさせた上で一人ずつ前に出て発表しましょう。
期末試験評価方法・評価基準
1年を通して勉強してきたことを全てふまえ、発表出来ていたかを見ます。しっかりとした「作品」に仕上がっているか、またたくさん練習したかを見ます。試験40%出席60%
科目名レパートリー(JAZZ)Ⅰ
担当講師名藤本 暁子
専攻楽器グレード等ヴォーカル
年次3年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、ジャズピアニストとして多くのジャズヴォーカリストと共演し、演奏活動を行なっております。

授業内容

スタンダード曲を聴き、歌って自分の中に「ジャズ」というジャンルの引き出しをひとつ増やしてください。そして時代と共に曲調が変わっていく様、歌手によって歌い方が違う、などの知識を養っていけるように進めていきます。
まずは、たくさんの「スタンダード曲」と「ジャズヴォーカリスト」を知りましょう。そして歌えるようにしましょう。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

試験はピアノトリオと一緒に演奏します。フロントに立つヴォーカリストとして、授業で得た知識を生かし、しっかりパフォーマンスできているかどうか。

授業計画

第1回L-O-V-E:ジャズの歴史や特徴:Nat King Cole について学習
第2回Fly me to the moon:Frank Sinatra について学習
第3回All of me:Billie Holiday について学習
第4回How high the moon:Ella Fitzgerald について学習
第5回このクォーターのまとめと、試験のレクチャー
第6回試験:このクォーターで学習した4曲をPiano, Bass, Drumのピアノトリオとともに、パフォーマンスする。(録画します。)
第7回総括:試験の映像を見て、反省すると共に、2Qに向けての目標を設定する。
中間試験評価方法・評価基準
ジャズスタンダード曲はとても大切です。ヴォーカリストとして活動していく上で、大いに役立ちます。授業で触れた曲は覚えるようにしましょう。
それと出席は基本です。必ず授業に遅刻しないで出席するようにしましょう。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%
第8回Take the"A" train:Big band & Duke Ellington について学習
第9回Summertime:Gerge Gershwin について学習
第10回Night and Day:Cole Porter について学習
第11回Lullaby Of Birdland:Sarah Vaughan について学習
第12回Autumn Leaves:ジャズとシャンソンについて学習
第13回このクォーターのまとめと、試験のレクチャー
第14回試験:このクォーターで学習した5曲をPiano, Bass, Drumのピアノトリオとともに、パフォーマンスする。(録画します。)
第15回総括:試験の映像を見て、反省すると共に、3Qに向けての目標を設定する。
期末試験評価方法・評価基準
ジャズスタンダード曲はとても大切です。ヴォーカリストとして活動していく上で、大いに役立ちます。授業で触れた曲は覚えるようにしましょう。それと出席は基本です。必ず授業に遅刻しないで出席するようにしましょう。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%
科目名レパートリー(JAZZ)Ⅱ
担当講師名藤本 暁子
専攻楽器グレード等ヴォーカル
年次3年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、ジャズピアニストとして多くのジャズヴォーカリストと共演し、演奏活動を行なっております。

授業内容

1.2クォーターで学んだスタンダード曲にプラスして、いろいろなリズムのフィールにもチャレンジしていきます。ここでも、まず「アーティスト」と「曲」をたくさん知りましょう。知った上で自分のレパートリーに反映できると良いと思います。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

春学期同様、試験はピアノトリオと一緒に演奏します。
フロントに立つヴォーカリストとして、授業で得た知識を生かし、しっかりパフォーマンスできているかどうか。春学期よりもより濃い内容のパフォーマンスができているかどうか。

授業計画

第1回Route 66:Blues について学習
第2回Georgia on my mind:Ray Charles について学習
第3回On the sunny side of the Street:On The Sunny Side Of The Streetが創られた背景について学習
第4回Só Danço Samba:Samba & Antonio Carlos Jobin について学習
第5回このクォーターのまとめと、試験のレクチャー
第6回試験:このクォーターで学習した4曲をPiano, Bass, Drumのピアノトリオとともに、パフォーマンスする。(録画します。)
第7回総括:試験の映像を見て、反省すると共に、4Qに向けての目標を設定する。
中間試験評価方法・評価基準
ジャズスタンダード曲はとても大切です。ヴォーカリストとして活動していく上で、大いに役立ちます。授業で触れた曲は覚えるようにしましょう。
それと出席は基本です。必ず授業に遅刻しないで出席するようにしましょう。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%
第8回My favorite things:The sound of music について学習
第9回The girl from Ipanema:Bossa Nova:João Gilbertoについて学習
第10回You'd be so nice to come home to:Helen Merrill について学習
第11回My funny valentine:Anita O'day について学習
第12回What a wonderful world:Louis Armstrong について学習
第13回このクォーターのまとめと、試験のレクチャー
第14回試験:このクォーターで学習した5曲をPiano, Bass, Drumのピアノトリオとともに、パフォーマンスする。(録画します。)
第15回試験の映像を見て、反省すると共に、1年間学習したことを振り返る。
期末試験評価方法・評価基準
ジャズスタンダード曲はとても大切です。ヴォーカリストとして活動していく上で、大いに役立ちます。授業で触れた曲は覚えるようにしましょう。それと出席は基本です。必ず授業に遅刻しないで出席するようにしましょう。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%
科目名レパートリー(JAZZ)Ⅲ
担当講師名藤本 暁子
専攻楽器グレード等ヴォーカル
年次3年次, 4年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、ジャズピアニストとして多くのジャズヴォーカリストと共演し、演奏活動を行なっております。

授業内容

スタンダード曲を聴き、歌って自分の中に「ジャズ」というジャンルの引き出しをひとつ増やしてください。そして時代と共に曲調が変わっていく様、歌手によって歌い方が違う、などの知識を養っていけるように進めていきます。
まずは、たくさんの「スタンダード曲」と「ジャズヴォーカリスト」を知りましょう。そして歌えるようにしましょう。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

試験はピアノトリオと一緒に演奏します。フロントに立つヴォーカリストとして、授業で得た知識を生かし、しっかりパフォーマンスできているかどうか。

授業計画

第1回L-O-V-E:ジャズの歴史や特徴:Nat King Cole について学習
第2回Fly me to the moon:Frank Sinatra について学習
第3回All of me:Billie Holiday について学習
第4回How high the moon:Ella Fitzgerald について学習
第5回このクォーターのまとめと、試験のレクチャー
第6回試験:このクォーターで学習した4曲をPiano, Bass, Drumのピアノトリオとともに、パフォーマンスする。(録画します。)
第7回総括:試験の映像を見て、反省すると共に、2Qに向けての目標を設定する。
中間試験評価方法・評価基準
ジャズスタンダード曲はとても大切です。ヴォーカリストとして活動していく上で、大いに役立ちます。授業で触れた曲は覚えるようにしましょう。
それと出席は基本です。必ず授業に遅刻しないで出席するようにしましょう。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%
第8回Take the"A" train:Big band & Duke Ellington について学習
第9回Summertime:Gerge Gershwin について学習
第10回Night and Day:Cole Porter について学習
第11回Lullaby Of Birdland:Sarah Vaughan について学習
第12回Autumn Leaves:ジャズとシャンソンについて学習
第13回このクォーターのまとめと、試験のレクチャー
第14回試験:このクォーターで学習した5曲をPiano, Bass, Drumのピアノトリオとともに、パフォーマンスする。(録画します。)
第15回総括:試験の映像を見て、反省すると共に、3Qに向けての目標を設定する。
期末試験評価方法・評価基準
ジャズスタンダード曲はとても大切です。ヴォーカリストとして活動していく上で、大いに役立ちます。授業で触れた曲は覚えるようにしましょう。それと出席は基本です。必ず授業に遅刻しないで出席するようにしましょう。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%
科目名レパートリー(JAZZ)Ⅳ
担当講師名藤本 暁子
専攻楽器グレード等ヴォーカル
年次3年次, 4年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、ジャズピアニストとして多くのジャズヴォーカリストと共演し、演奏活動を行なっております。

授業内容

1.2クォーターで学んだスタンダード曲にプラスして、いろいろなリズムのフィールにもチャレンジしていきます。ここでも、まず「アーティスト」と「曲」をたくさん知りましょう。知った上で自分のレパートリーに反映できると良いと思います。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

春学期同様、試験はピアノトリオと一緒に演奏します。
フロントに立つヴォーカリストとして、授業で得た知識を生かし、しっかりパフォーマンスできているかどうか。春学期よりもより濃い内容のパフォーマンスができているかどうか。

授業計画

第1回Route 66:Blues について学習
第2回Georgia on my mind:Ray Charles について学習
第3回On the sunny side of the Street:On The Sunny Side Of The Streetが創られた背景について学習
第4回Só Danço Samba:Samba & Antonio Carlos Jobin について学習
第5回このクォーターのまとめと、試験のレクチャー
第6回試験:このクォーターで学習した4曲をPiano, Bass, Drumのピアノトリオとともに、パフォーマンスする。(録画します。)
第7回総括:試験の映像を見て、反省すると共に、4Qに向けての目標を設定する。
中間試験評価方法・評価基準
ジャズスタンダード曲はとても大切です。ヴォーカリストとして活動していく上で、大いに役立ちます。授業で触れた曲は覚えるようにしましょう。
それと出席は基本です。必ず授業に遅刻しないで出席するようにしましょう。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%
第8回My favorite things:The sound of music について学習
第9回The girl from Ipanema:Bossa Nova:João Gilbertoについて学習
第10回You'd be so nice to come home to:Helen Merrill について学習
第11回My funny valentine:Anita O'day について学習
第12回What a wonderful world:Louis Armstrong について学習
第13回このクォーターのまとめと、試験のレクチャー
第14回試験:このクォーターで学習した5曲をPiano, Bass, Drumのピアノトリオとともに、パフォーマンスする。(録画します。)
第15回試験の映像を見て、反省すると共に、1年間学習したことを振り返る。
期末試験評価方法・評価基準
ジャズスタンダード曲はとても大切です。ヴォーカリストとして活動していく上で、大いに役立ちます。授業で触れた曲は覚えるようにしましょう。それと出席は基本です。必ず授業に遅刻しないで出席するようにしましょう。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%
科目名レパートリー(R&B)Ⅰ
担当講師名福冨 英明
専攻楽器グレード等
年次2年次,3年次, 4年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

R&Bをカバーしたイベントを長くやっています。

授業内容

R&B/JAZZの楽曲を繰り返し聴いて歌えるようにしていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

集中して何度も聴く事によって歌えるようになっていきます。

授業計画

第1回ain't no mountain high enoughワンコーラス歌唱
第2回ain't no mountain high enoughツーコーラス歌唱
第3回ain't no mountain high enoughフルコーラス歌唱
第4回ain't no mountain high enoughフルコーラス歌唱
第5回テスト
ain't no mountain high enoughフルコーラス歌唱(歌詞を覚える)
第6回it don't mean a thing歌唱
第7回it don't mean a thing歌唱
中間試験評価方法・評価基準
出席率:20% 平常点:20% 試験:60%
第8回rock with youワンコーラス歌唱
第9回rock with youフルコーラス歌唱
第10回rock with youワンコーラス歌唱
第11回テスト
rock with youワンコーラス歌唱
第12回lullaby of birdland歌唱
第13回lullaby of birdland歌唱
第14回lullaby of birdland歌唱
第15回テスト
lullaby of birdland歌唱
期末試験評価方法・評価基準
出席率:20% 平常点:20% 試験:60%
科目名レパートリー(ミュージカル&クラシック)Ⅰ
担当講師名望月 博世
専攻楽器グレード等
年次2年次,3年次, 4年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、数々のミュージカル、オペラ、歌唱指導の実務経験と出演経験を持ちます。

授業内容

ミュージカルの発声法、体の使い方、歌詞を確実に遠くまで届ける意識、表現の仕方をレクチャーしながら全員で意見を出し合い進めていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

ミュージカル歌唱の基本的な発声、体の使い方や立ち振る舞いを学び、表現することに恥じらいを持たなくなるよう、ミュージカルの名曲を通して感情を解放することの楽しさを感じられるようになることを目標とします。

授業計画

第1回ミュージカルの発声法、体の使い方。一人一人発声をチェックします。
第2回「ホールニューワールド」を母音で歌い、母音の響きの揃え方をレクチャーします。
第3回「ホールニューワールド」が歌われる場面を想像し、イメージしながら軽く動きをつけていきます。
第4回ディズニーの名曲を英語で歌ってみます。音とり。「Reflection」 「You’ll be in my heart」
第5回一人一人、歌唱をしていきます。他の学生の歌を聴いて学んでいきます。
第6回前回の改善点が直っているか一人一人確認します。どのように表現するのか一人一人聞いていきます。
第7回課題曲を暗譜で披露してもらいます。
中間試験評価方法・評価基準
授業への前向きな取り組み、日々の練習の度合い、積極性、向上心、理解力、習得した内容を実践を重要視します。
出席点30% 平常点40% 試験点30%
第8回ミュージカル「Wicked」を題材に進め、全員で「one short day」音とりをします。
第9回2つぐらいのグループを作り、役を決め、さらに音とりをします。
第10回グループでコミュニケーションを取りながらステージングを考えていきます。実際披露してもらいます。
第11回ミュージカル「Wicked」のデュエットナンバーを歌っていきます。「For god」「As long as you’re mine」
第12回一人一人、課題曲をチェックします。他の学生の歌を聴いて学んでいきます。
第13回課題曲をペアの学生と合わせていきます。相手の空気感や表現にどう返すかを学びます。
第14回課題曲を立ち稽古しながら、表現の仕方を練っていきます。
第15回課題曲を暗譜で披露してもらいます。
期末試験評価方法・評価基準
授業への前向きな取り組み、日々の練習の度合い、積極性、向上心、理解力、習得した内容を実践を重要視します。
出席点30% 平常点40% 試験点30%
科目名レパートリー(R&B)Ⅱ
担当講師名福冨 英明
専攻楽器グレード等
年次2年次,3年次, 4年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

R&Bを長年歌っています。

授業内容

R&B/JAZZの楽曲に親しみ歌う。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

何度も繰り返し聴きながら歌う事によりR&B/JAZZが楽しめるようになる。

授業計画

第1回ordinary people ワンコーラス歌唱
第2回ordinary people ツーコーラス歌唱
第3回ordinary people フルコーラス歌唱
第4回ordinary people フルコーラス歌唱
第5回テスト
ordinary people フルコーラス歌唱
第6回this Christmas歌唱
第7回テスト
this Christmas歌唱
中間試験評価方法・評価基準
出席率:20% 平常点:20% 試験:60%
第8回you are my heavenワンコーラス歌唱
第9回you are my heavenツーコーラス歌唱
第10回you are my heavenフルコーラス歌唱
第11回you are my heavenフルコーラス歌唱
第12回テスト
you are my heavenフルコーラス歌唱
第13回my funny valentine歌唱
第14回my funny valentine歌唱
第15回テスト
my funny valentine歌唱
期末試験評価方法・評価基準
出席率:20% 平常点:20% 試験:60%
科目名レパートリー(ミュージカル&クラシック)Ⅱ
担当講師名望月 博世
専攻楽器グレード等
年次2年次,3年次, 4年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、数々のミュージカル、オペラ、歌唱指導の実務経験と出演経験を持ちます。

授業内容

春学期で学んだ発声と表現力、自分自身で役柄や情景を読み取る力をさらにパワーアップさせて、より難しい曲に挑戦していきます。クラシックの発声や曲のレパートリーも増やしていきます

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

少し重い内容の作品をあえて演奏することで、その役柄にとことん向き合えるようになり、ただ綺麗に歌うだけが表現ではないと気づけるようになります。

授業計画

第1回ミュージカル「RENT」を題材に進め、「RENT」「Take me or leave me」の2曲をそれぞれ振り分け練習していきます。
第2回音とり。歌い方をレクチャーをします。
第3回一人一人、課題曲をチェックします。他の学生の歌を聴いて学んでいきます。
第4回ペアで歌唱をしていきます。相手の表現に対してどう返すかを話し合いながら進めていきます。
第5回ペアで話し合って練習してきてもらったことを披露してもらいます。
第6回暗譜で動きをつけて歌唱していきます。
第7回一組ずつ披課題曲を暗譜で披露してもらいます。
中間試験評価方法・評価基準
授業への前向きな取り組み、日々の練習の度合い、積極性、向上心、理解力、習得した内容を実践を重要視します。
出席点30% 平常点40% 試験点30%
第8回クラシックの発声法、体の使い方を学びます。課題曲「Caro mio ben」
第9回「Caro mio ben」を一人一人歌唱してもらいます。
第10回「Caro mio ben」を一人一人歌唱してもらいます。
第11回課題曲「you raise me up」音とり。
第12回課題曲「you raise me up」一人一人歌唱していきます。
第13回課題曲「you raise me up」ハモリをつけてみます。
第14回課題曲「you raise me up」ペアを作って歌唱していきます。
第15回課題曲「you raise me up」本番さながらで披露してもらいます。
期末試験評価方法・評価基準
授業への前向きな取り組み、日々の練習の度合い、積極性、向上心、理解力、習得した内容を実践を重要視します。
出席点30% 平常点40% 試験点30%
科目名レパートリー(ROCK&POPS)Ⅰ
担当講師名治田 陽
専攻楽器グレード等
年次2年次,3年次, 4年次
学期春/秋学期
授業の形態実習

担当科目に関連する実務経歴

プロミュージシャンとして活動。ヴォイストレーナー歴20年の実務経験を持ちます。

授業内容

ロックを歌う際に必要なテクニック(発声、発音、ブレス、リズム、表現力)を学び、歌声の特徴を理解した上で、自身に合った歌唱方法を見つけます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

自分自身の歌声の特徴を理解し、その歌声を活かしながらジャンルに合った歌唱方法を見つけます。

授業計画

第1回発声の理解を深め、楽曲に応じたアプローチを学びます。
第2回発音の理解を深め、歌詞を伝えるテクニックを学びます。
第3回表情の使い方の理解を深め、表現力を学びます。
第4回リズムの理解を深め、グルーヴを感じる歌を学びます。
第5回ブレスの理解を深め、音符だけではなく、休符を意識した歌唱を学びます。
第6回楽曲を引き立たせる方法を学びます。
第7回中間試験。準備した楽曲を披露します。
中間試験評価方法・評価基準
試験:60% 平常点:40% 欠席点として1回欠席につき2点減点します。(公欠・病欠を除く)
第8回歌詞を細かく分析し、様々な歌手の特徴を学びます①
第9回歌詞を細かく分析し、様々な歌手の特徴を学びます②
第10回ドラムやベースなど、各セクションの理解を深め、ダイナミクスを意識した歌唱を学びます。
第11回ステージングについて理解を深め、パフォーマンス方法を学びます。
第12回春学期末試験で歌唱する楽曲のリハーサルを行い、改善点を話し合います。①
第13回春学期末試験で歌唱する楽曲のリハーサルを行い、改善点を話し合います。②
第14回春学期末試験で歌唱する楽曲のリハーサルを行い、改善点を話し合います。③
第15回期末試験。準備した楽曲を披露します。
期末試験評価方法・評価基準
試験:60% 平常点:40%
科目名レパートリー(ROCK&POPS)Ⅱ
担当講師名治田 陽
専攻楽器グレード等
年次2年次,3年次, 4年次
学期春/秋学期
授業の形態実習

担当科目に関連する実務経歴

プロミュージシャンとして活動。ヴォイストレーナー歴20年の実務経験を持ちます。

授業内容

ポップスを歌う際に必要なテクニック(発声、発音、ブレス、リズム、表現力)を学び、歌声の特徴を理解した上で、自身に合った歌唱方法を見つけます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

自分自身の歌声の特徴を理解し、その歌声を活かしながらジャンルに合った歌唱方法を見つけます。

授業計画

第1回発声の理解を深め、楽曲に応じたアプローチを学びます。
第2回発音の理解を深め、歌詞を伝えるテクニックを学びます。
第3回表情の使い方の理解を深め、表現力を学びます。
第4回リズムの理解を深め、グルーヴを感じる歌を学びます。
第5回ブレスの理解を深め、音符だけではなく、休符を意識した歌唱を学びます。
第6回楽曲を引き立たせる方法を学びます。
第7回中間試験。準備した楽曲を披露します。
中間試験評価方法・評価基準
試験:60% 平常点:40% 欠席点として1回欠席につき2点減点します。(公欠・病欠を除く)
第8回歌詞を細かく分析し、様々な歌手の特徴を学びます①
第9回歌詞を細かく分析し、様々な歌手の特徴を学びます②
第10回ドラムやベースなど、各セクションの理解を深め、ダイナミクスを意識した歌唱を学びます。
第11回ステージングについて理解を深め、パフォーマンス方法を学びます。
第12回秋学期末試験で歌唱する楽曲のリハーサルを行い、改善点を話し合います。①
第13回秋学期末試験で歌唱する楽曲のリハーサルを行い、改善点を話し合います。②
第14回秋学期末試験で歌唱する楽曲のリハーサルを行い、改善点を話し合います。③
第15回期末試験。準備した楽曲を披露します。
期末試験評価方法・評価基準
試験:60% 平常点:40%
科目名レパートリー(ROCK&POPS)Ⅲ
担当講師名桑村 達人
専攻楽器グレード等
年次3,4年次どちらかで履修(共通科目等)
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師はシンガーソングライター、歌い手、演奏者として長きに渡りライブ、レコーディング活動を行なっています。

授業内容

主にポップクラシックとなっている洋楽を歌唱、そのエッセンスを体感する。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

自分なりのアプローチで、多岐に渡るポップスのボーカルスタイルを消化すること。

授業計画

第1回自己紹介、オリエンテーション
第2回What's Going On/Marvin Gaye歌唱1
第3回What's Going On/Marvin Gaye歌唱2
第4回Can't Take My Eyes off You/Frankie Valli歌唱1
第5回Can't Take My Eyes off You/Frankie Valli歌唱2
第6回1Qで歌った2曲おさらい
第7回テスト:1Qで歌った2曲歌唱
中間試験評価方法・評価基準
出席、やる気、受講態度 出席50% 平常点20% 試験30%
第8回Time After time/Cyndi Lauper歌唱1
第9回Time After time/Cyndi Lauper歌唱2
第10回It's Not Unusual/Tom Jones歌唱1
第11回It's Not Unusual/Tom Jones歌唱2
第12回Honesty/Billy Joel歌唱1
第13回Honesty/Billy Joel歌唱2
第14回2Qで歌った3曲おさらい
第15回テスト:2Qで歌った3曲歌唱
期末試験評価方法・評価基準
出席、やる気、受講態度、パフォーマンス 出席50% 平常点20% 試験30%
科目名レパートリー(ROCK&POPS)Ⅳ
担当講師名桑村 達人
専攻楽器グレード等
年次3,4年次どちらかで履修(共通科目等)
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師はシンガーソングライター、歌い手、演奏者として長きに渡りライブ、レコーディング活動を行なっています。

授業内容

主にポップクラシックとなっている洋楽を歌唱、そのエッセンスを体感する。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

洋楽ポップクラシックを消化することによって、各々の歌唱スタイルのヒント、礎とさせる。

授業計画

第1回Always/Atlantic Starr歌唱1
第2回Always/Atlantic Starr歌唱2
第3回Rain Drops Keep Fallin On My Head/BJ Thomas歌唱1
第4回Rain Drops Keep Fallin On My Head/BJ Thomas歌唱2
第5回My Way/Frank Sinatra歌唱1
第6回My Way/Frank Sinatra歌唱2
第7回テスト:3Qで歌ったうち2曲歌唱
中間試験評価方法・評価基準
出席、やる気、受講態度 出席50% 平常点20% 試験30%
第8回Minnie Riperton/Loving You歌唱1
第9回Minnie Riperton/Loving You歌唱2
第10回Bridge Over Troubled Water/Simon&Garfunkel歌唱1
第11回Bridge Over Troubled Water/Simon&Garfunkel歌唱2
第12回Back To Black/Amy Winehouse歌唱1
第13回Back To Black/Amy Winehouse歌唱2
第14回2Qで歌った3曲おさらい
第15回テスト:2Qで歌った3曲歌唱
期末試験評価方法・評価基準
出席、やる気、受講態度、パフォーマンス 出席50% 平常点20% 試験30%
科目名レパートリー(アニソン、キャラソン)
担当講師名沼田 梨花
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期春/秋学期
授業の形態実習

担当科目に関連する実務経歴

海外アニメの主題歌・挿入歌等の、声優向け吹き替え見本を歌唱、アニメソング歌手のバックコーラス

授業内容

基礎発声、滑舌トレーニング、リズムトレーニング、課題曲の歌唱

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

自分の好きなように歌うだけではなく、アニメソングやキャラクターソングを通して仕事として求められる細かい技術を磨き歌唱力の向上を目指します。

授業計画

第1回授業内容の説明、インタビュー 課題曲設定
第2回基礎練習 課題曲を1コーラス分進める
第3回基礎練習 課題曲を2コーラス目から最後まで進める
第4回基礎練習 個別もしくは少人数で課題曲を歌えているかをチェック
第5回基礎練習 課題曲の歌い方、フレージングを真似て、曲のクオリティを上げる
第6回基礎練習 課題曲をテストに向けて練習
第7回課題曲歌唱テスト
中間試験評価方法・評価基準
課題曲をカラオケ音源にて歌唱 出席率25% 平常点25%
第8回基礎練習 新しい課題曲設定
第9回基礎練習 課題曲を1コーラス分進める
第10回基礎練習 課題曲を2コーラス目から最後まで進める
第11回基礎練習 個別、もしくは少人数で歌えているかをチェック
第12回基礎練習 課題曲の歌い方、フレージングを真似て、曲のクオリティを上げる
第13回好きなアニソン発表会
第14回基礎練習 課題曲をテストに向けて練習
第15回課題曲歌唱テスト
期末試験評価方法・評価基準
課題曲発表会課題曲をカラオケ音源にて歌唱 出席率25% 平常点25%
科目名レパートリー(ボーカロイド)
担当講師名永田 基
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期春/秋学期
授業の形態実習

担当科目に関連する実務経歴

講師はバンドのボーカルギターとしてポニーキャニオンよりメジャーデビュー、人気ボカロP提供楽曲のレコーディングでヴォーカルディレクションを担当。(主な担当歌い手、星街すいせい、紫咲シオン、獅白ぼたん)

授業内容

ボカロ曲を歌う際に必要なテクニック(発声、発音、ブレス、リズム、表現力)を学び、歌声の特徴を理解した上で学生一人一人に合った歌唱方法を見つけます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

自分自身の歌声の特徴を理解し、その歌声を活かしながらジャンルに合った歌唱方法を見つけ、ライブ、オーディション、レコーディングで披露できるレパートリーを増やします。

授業計画

第1回発声の理解を深め、楽曲に応じたアプローチを学びます。
第2回発音の理解を深め、歌詞を伝えるテクニックを学びます
第3回表情の使い方の理解を深め、表現力を学びます。
第4回リズムの理解を深め、グルーヴを感じる歌を学びます。
第5回ブレスの理解を深め、音符だけではなく、休符を意識した歌唱を学びます。
第6回ドラムやベースなど、各セクションの理解を深め、ダイナミクスを意識した歌唱を学びます。
第7回中間試験 理解度・到達度を確認します。
中間試験評価方法・評価基準
試験:60% 平常点:40% 欠席点として1回欠席につき2点減点します。(公欠・病欠を除く)
第8回歌詞を細かく分析し、歌い手の特徴を学びます。①
第9回歌詞を細かく分析し、歌い手の特徴を学びます。②
第10回課題曲レコーディング① or 課題曲を1コーラス歌唱。①
第11回課題曲レコーディング② or 課題曲を1コーラス歌唱。②
第12回課題曲レコーディング③ or 課題曲を2コーラス歌唱。①
第13回課題曲レコーディング④ or 課題曲を2コーラス歌唱。②
第14回期末試験に向けて最終確認を行います。
第15回期末試験
期末試験評価方法・評価基準
試験:60% 平常点:40% 欠席点として1回欠席につき2点減点します。(公欠・病欠を除く)

音楽総合アカデミー学科専門科目群アレンジ・作曲コース

科目名ソルフェージュⅠ
担当講師名宇都宮 三花、栗原 里沙、芳賀 傑、藤本 暁子、山ノ内 貴子
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

作編曲家、演奏家としての経験に基づき、学生それぞれが直面している悩みも取り上げ、授業内で解決できるよう進めていきます

授業内容

【視唱】【読譜】【記譜】【聴音】の訓練をしていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

自分が思う音と、実際に出ている音が一致しているかどうかが確認できるようになること。
同時に、「音」だけではなく、ダイナミクス、アーテキュレーション等も読み取り、感じ取ることができるようになること。
自分の楽器の音部記号だけでなく、色々な音部記号、譜表で楽譜が読めるようにする。

授業計画

第1回視唱 & 聴音①:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第2回視唱 & 聴音②:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第3回視唱 & 聴音③:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第4回視唱 & 聴音④:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第5回唱 & 聴音⑤:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第6回試験:聴音試験
第7回試験 & 総括:聴音試験答え合わせ、視唱試験
中間試験評価方法・評価基準
【視唱】と【聴音】の2項目の評価をします。加えて、毎回の授業への取り組み方でも評価します。出席・遅刻もおおいに関係しますので授業には積極的に取り組みましょう。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%
第8回視唱 & 聴音⑥:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第9回視唱 & 聴音⑦:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第10回視唱 & 聴音⑧:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第11回視唱 & 聴音⑨:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第12回視唱 & 聴音⑩:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第13回視唱 & 聴音⑪:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第14回試験:聴音試験
第15回試験 & 総括:聴音試験答え合わせ、視唱試験
期末試験評価方法・評価基準
【視唱】と【聴音】の2項目の評価をします。加えて、毎回の授業への取り組み方でも評価します。出席・遅刻もおおいに関係しますので授業には積極的に取り組みましょう。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%

特記事項

このクラスはレベル別に4クラスに分かれています。
クラスによっては、上記の授業計画から少し外れてしまうこともありますが、その時は担当講師の指示に従ってください。

科目名ソルフェージュⅡ
担当講師名宇都宮 三花、栗原 里沙、芳賀 傑、藤本 暁子、山ノ内 貴子
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

作編曲家、演奏家としての経験に基づき、学生それぞれが直面している悩みも取り上げ、授業内で解決できるよう進めていきます。

授業内容

【視唱】【読譜】【記譜】【聴音】の訓練をしていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

自分が思う音と、実際に出ている音が一致しているかどうかが確認できるようになること。
同時に、「音」だけではなく、ダイナミクス、アーテキュレーション等も読み取り、感じ取ることができるようになること。
自分の楽器の音部記号だけでなく、色々な音部記号、譜表で楽譜が読めるようにする。

授業計画

第1回視唱 & 聴音①:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第2回視唱 & 聴音②:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第3回視唱 & 聴音③:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第4回視唱 & 聴音④:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第5回視唱 & 聴音⑤:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第6回試験:聴音試験
第7回試験 & 総括:聴音試験答え合わせ、視唱試験
中間試験評価方法・評価基準
【視唱】と【聴音】の2項目の評価をします。加えて、毎回の授業への取り組み方でも評価します。出席・遅刻もおおいに関係しますので授業には積極的に取り組みましょう。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%
第8回視唱 & 聴音⑥:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第9回視唱 & 聴音⑦:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第10回視唱 & 聴音⑧:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第11回視唱 & 聴音⑨:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第12回視唱 & 聴音⑩:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第13回視唱 & 聴音⑪:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第14回試験:聴音試験
第15回試験 & 総括:聴音試験答え合わせ、視唱試験
期末試験評価方法・評価基準
【視唱】と【聴音】の2項目の評価をします。加えて、毎回の授業への取り組み方でも評価します。出席・遅刻もおおいに関係しますので授業には積極的に取り組みましょう。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%

特記事項

このクラスはレベル別に4クラスに分かれています。
クラスによっては、上記の授業計画から少し外れてしまうこともありますが、その時は担当講師の指示に従ってください。

科目名ソルフェージュⅢ
担当講師名岡澤 理絵
専攻楽器グレード等アレンジ・作曲
年次2年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師には音楽科高等学校受験指導、グレード試験指導など経験があります

授業内容

作曲家として活動するために必要な基礎的な知識・音楽的基礎能力・演奏力・表現力などを身に付けるための総合的な学習を行います。自作自演・アレンジ・グループでのアンサンブル発表なども交え、授業を受けながら楽しく音楽力がアップできるのを目指します。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

リズム感・音感を養い、更に初見力・即興演奏力を磨き、スコアリーディング、指揮なども体験します。尚、作曲家・演奏家として活動するのに必要なことを毎回の授業で身に付けて行くことで、卒業後の活躍に活かせます。

授業計画

第1回各自なりに出来ること・努力が必要な分野を整理して、今年度の目標を立てます。
第2回リズム感を身に付けよう・4ビート&メロディー視唱&ヒアリング。
第3回正しい音程を身に付けよう・8ビート&メロディー視唱&ヒアリング。
第4回ベースラインも聴き取ってみよう・16ビート&2重唱&ヒアリング。
第5回リズムアンサンブル・息を合わせ、工夫して合わせてみよう。
第6回リズムアンサンブル&コラール・2人で歌えたら3声に挑戦しましょう。
第7回試験・授業内で練習した曲にオリジナルのパートを加えて発表します。
中間試験評価方法・評価基準
経験値のソルフェージュ力ではなく、各自が毎回授業で頑張った分を平常点として評価します。出席+平常点=80%、試験=20%
第8回コードを読み、演奏します。弾き歌いにもチャレンジします。
第9回コード進行に合わせて、メロディーを作ります。伴奏を付けて歌ってみましょう。
第10回メロディーにオブリガートを付け、それを歌いながらメロディーを弾いてみましょう
第11回即興で、単純なリズム、コードのメロディーを少しアレンジして演奏してみよう。
第12回歌をアレンジしてアンサンブルを作ります。ハモリを加えたり工夫してみましょう。
第13回アンサンブルアレンジ・楽しくアンサンブルができる様に仕上げましょう。
第14回アンサンブル合わせ・それぞれの曲を練習して仕上げます。
第15回アンサンブルの発表。
期末試験評価方法・評価基準
出席+平常点=80%、試験=20%
アンサンブル作りで工夫した点もプラスします。

特記事項

各自の異なる音楽経験からのレヴェルアップを目指します。

科目名ソルフェージュⅣ
担当講師名岡澤 理絵
専攻楽器グレード等アレンジ・作曲
年次2年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師には音楽科高校大学受験指導、グレード試験指導などがあります。

授業内容

作曲家として活動するために必要な様々な楽器のために書かれた曲や幅広く音楽を理解します。読譜力を付けたいですね。ちょっと難しそうに見えるハ音記号とも馴染んで行きましょう。小編成の弦楽アンサンブルから始め、次第に大きい編成のスコアリーディングを行います。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

リズム感・音感を養い、更に初見力・即興演奏力を磨き、スコアリーディング、指揮なども体験します。尚、作曲家・演奏家として活動するのに必要なことを毎回の授業で身に付けて行くことで、卒業後の活躍に活かせます。

授業計画

第1回弦楽器について学ぼう・ヴァイオリンの曲を聴音してみよう。
第2回アルト記号&即興演奏・ヴィオラの楽譜を読もう。即興で伴奏付の練習も行います。
第3回テナー記号&初見試奏・チェロの楽譜を読もう。そのピアノ伴奏譜も弾いてみよう。
第4回弦楽四重奏譜を弾こう・シューベルト作曲、死と乙女のスコアリーディング。
第5回弦楽アンサンブルを弾こう・バーバー作曲、アダージョのスコアリーディング。
第6回ヴィヴァルディ作曲、四季のスコアリーディング。
第7回試験・各自ができる範囲でスコアリーディングを行います。
中間試験評価方法・評価基準
各自が毎回授業で頑張った分を平常点として評価します。
出席+平常点=80%、試験=20%
第8回オーケストラスコア入門・スコアを見ながら、くるみ割り人形を鑑賞します。
第9回フルート・オーボエ・ファゴットパートを読んでみましょう。
第10回移調読みをする木管楽器の種類と移調練習を行い、読み方をマスターしましょう。
第11回ホルン・トランペット・トロンボーン・テューバ等金管楽器パートを読みましょう。
第12回打楽器のアンサンブルをやります。打楽器は、種類も演奏法も様々です。
第13回ハープ・チェレスタが活躍するくるみ割り人形の曲を弾いてみましょう。
第14回ピチカート奏法・弱音器音色等イメージをして演奏に活かしてみましょう。
第15回オーケストラ曲の演奏・アンサンブルで作品の演奏を行います。
期末試験評価方法・評価基準
毎回授頑張った分を平常点として評価します。
出席+平常点=80%、試験=20%

特記事項

各自の音楽経験から、自分なりの実力アップを目指します。

科目名専攻ソルフェージュⅠ
担当講師名周 璟悦
専攻楽器グレード等
年次3年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

コンサートやライブ等でアンサンブルピアニストとして活動しながら、ソルフェージュなどの後進の指導にもあたっています。

授業内容

音楽家の中でも作曲家は特に高い音楽基礎能力と、それを応用する頭の回転の速さが求められます。そのために大切なのはソルフェージュ力です。読譜をメインに視唱や聴音、伴奏付け等様々なソルフェージュの訓練をします。自身の創作や音出しの現場で活躍できるよう、音楽基礎能力の底上げと質の高い聴力を養っていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

その場で指定された音楽要素等の条件に基づき短い曲を創作し、自身で歌えるようになる、ト音譜表以外の譜表や移調譜を正確に書き換えられるようになることが目標です。

授業計画

第1回楽譜に記されているものや基本的な楽典を再確認します。
第2回読譜① ト音記号とヘ音記号の譜面を用いて読譜や視唱をします。
第3回読譜② ハ音記号の譜面を用いて読譜や視唱をします。
第4回リズム リズム打ちやリズム聴音をします。
第5回聴音① 単純なリズムと音型の聴音をし、それを用いて視唱をします。
第6回聴音② 単純なリズムと音型の聴音をし、それを用いて視唱をします。
第7回中間試験
中間試験評価方法・評価基準
出席・平常点40%+試験60%
第8回視唱① ト音記号の譜面を用いて視唱や和音付けをします。
第9回視唱② ト音記号の譜面を用いて視唱や移調、和音付けをします。
第10回視唱③ ト音記号とヘ音記号の譜面を用いて視唱や移調、和音付けをします。
第11回伴奏付け① 和音分析と和音付けをします。
第12回伴奏付け② 伴奏形の紹介と伴奏付け、発表を行います。
第13回聴音③ 複雑でないリズムと音型の聴音をし、それを用いて視唱や移調をします。
第14回聴音④ 複雑でないリズムと音型の聴音をし、それを用いて視唱や移調をします。
第15回期末試験
期末試験評価方法・評価基準
出席・平常点40%+試験60%
科目名専攻ソルフェージュⅡ
担当講師名周 璟悦
専攻楽器グレード等
年次3年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

コンサートやライブ等でアンサンブルピアニストとして活動しながら、ソルフェージュなどの後進の指導にもあたっています。

授業内容

音楽家の中でも作曲家は特に高い音楽基礎能力と、それを応用する頭の回転の速さが求められます。そのために大切なのはソルフェージュ力です。秋学期は様々な演奏形態の譜面も読めるようにしていきます。移調楽器譜やクレ譜の読譜、楽曲分析、弾き歌い等様々なソルフェージュの訓練をします。自身の創作や音出しの現場で活躍できるよう、音楽基礎能力の底上げと質の高い聴力を養っていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

その場で指定された音楽要素等の条件に基づき短い曲を創作し、自身で歌える・演奏できるようになる、移調楽器譜を正確に書き換えられるようになることが目標です。

授業計画

第1回歌曲① コード譜を見ながら弾き歌いします。
第2回歌曲② 伴奏譜を見ながら弾き歌いします。
第3回弦楽四重奏① 楽曲分析をします。
第4回弦楽四重奏② ヴィオラパート(アルト譜表)を弾きます。
第5回弦楽四重奏③ その他のパートを弾き、全パートをリダクションして弾いてみます。
第6回弦楽四重奏④ パートを分けて合奏します。
第7回中間試験
中間試験評価方法・評価基準
出席・平常点40%+試験60%
第8回オーケストラ① オーケストラについての基礎知識について学びます。
第9回オーケストラ② B♭管のパートを弾きます。
第10回オーケストラ③ F管のパートを弾きます。
第11回オーケストラ④ その他のパートを弾きます。
第12回オーケストラ⑤ パートを分けて合奏します。
第13回その他の移調楽器譜① サックス(E♭管)の譜面を弾きます。
第14回その他の移調楽器譜② クラリネット(A管)の譜面を弾きます。
第15回期末試験
期末試験評価方法・評価基準
出席・平常点40%+試験60%
科目名音楽基礎理論
担当講師名歳森 今日子
専攻楽器グレード等作曲
年次1年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は舞台・CD・TV番組などの音楽制作経験を持ちます。大学や専門学校にて音楽基礎科目の担当し、その他音大受験用に楽典指導をしています。

授業内容

この科目では、講師の実務経験(TV・舞台・CDなどの音楽制作、大学専門学校における音楽基礎科目担当や受験用楽典指導)に基づき、「新総合音楽講座1 楽典」をテキストとして用い適宜プリントも使いながら、音楽の基礎的な理論を学びます。
クラシックの楽典だけでなく、ポピュラー音楽に必須なコードについても学習します。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

音楽や楽譜の基礎知識を習得することによって、作編曲や演奏の実力向上するための大切な土台を作ります。音楽鑑賞力も向上します。

授業計画

第1回この授業で学ぶ内容を把握し、それぞれの理解度を把握します。
第2回記譜法(譜表、音名、音符と休符、拍子)を学びます。
第3回記譜法(リズムの書き方、変化記号)を学びます。
第4回音程について学びます。(単音程)
第5回調性のシステムと長音階ついて学びます。
第6回短音階、半音階、特殊な音階について学びます。
第7回中間試験;これまで学んだ内容の課題を筆記試験します。
中間試験評価方法・評価基準
出席3割 平常点2割 筆記試験5割で成績評価します。
第8回単音程と複音程、転回音程、異名同音音程について学びます。
第9回3和音の種類とコードネームを学びます。
第10回4和音の種類とコードネームを学びます。
第11回移調と移調楽器の譜面について学びます。
第12回調判定、転調を学びます。
第13回音楽用語、略記法を学びます。
第14回これまで学んだ内容の演習課題を解きます。
第15回期末試験:総合演習課題の筆記試験します。
期末試験評価方法・評価基準
出席3割 平常点2割 筆記試験5割で評価します。
科目名音楽理論AⅠ(和声)
担当講師名歳森 今日子
専攻楽器グレード等作曲
年次1年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は舞台・CD・TV番組などの音楽制作経験を持ちます。大学や専門学校にて音楽基礎科目の担当し、その他音大受験用に和声対位法の指導をしています。

授業内容

この授業では、和音の使い方を四声体で学ぶ、和声法と言われる音楽理論を学びます。四声体は混声四部合唱の形態で、弦楽アレンジその他編曲や創作のみならず、演奏にも必要不可欠な知識と能力です。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

1、四声体で和音を配置できるようになること
2、和音の連結を理解すること
3、和音の機能を理解すること
ハーモニーのセンテンスである終止形を理解し、基本形3和音と属7の和音の配置と連結ができるようになるのが到達目標です。

授業計画

第1回三和音基本形の配置を学びます。
第2回和音基本形の連結(共通音がある場合)を学びます。
第3回三和音基本形の連結(共通音が無い場合と特別な場合)を学びます。
第4回和音の機能と終止形について学びます。
第5回和音第一転回形の配置を学びます。
第6回三和音基本形と第一転回形を含む外声課題とバス課題を実習します。
第7回中間試験:外声課題とバス課題の筆記試験を行います。
中間試験評価方法・評価基準
出席3割 平常点2割 筆記試験5割で成績評価します。
第8回三和音基本形と第一転回形を含むバス課題を実習します。
第9回三和音第二転回形の配置を学びます。
第10回三和音第二転回形の連結を学びます。
第11回三和音の外声課題を実習します。
第12回三和音の総合バス課題を実習します。
第13回Ⅴ7の和音の配置を学びます。
第14回Ⅴ7の和音の連結を学びます。
第15回期末試験:外声課題とバス課題の筆記試験を行います。
期末試験評価方法・評価基準
出席3割 平常点2割 筆記試験5割で成績評価します。
科目名音楽理論AⅡ(和声)
担当講師名吉田 真梨
専攻楽器グレード等作曲
年次2年次, 3年次, 4年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は音楽理論の分野における研究、指導、教材作成の経験を有します。

授業内容

西洋音楽史におけるバロックから近代までの和声法を学習し、四声体書法を習得します。和声課題の実施と実際の楽曲の和声分析を並行して行います。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

初級クラスでは調性音楽の土台となる和声法の基礎の習得を目指します。
四声体和声書法を学ぶことにより、聴感覚と和声理論の合致を目標とします。
履修学生が実施した和声課題と和声分析を教育成果物とします。

授業計画

第1回ガイダンスと和声に関する基本事項の確認:音程、和音の機能、カデンツ、終止形の復習
第2回三和音基本形、第一転回形、第二転回形の復習
第3回属七の和音:構成音と限定進行音、配置、連結の学習
第4回属七の和音:VI度の和音への連結の学習
第5回属七の和音:根音省略形の構成音と連結の学習
第6回属七の和音:バス課題の練習
第7回中間試験:属七の和音を含むバス課題の提出
中間試験評価方法・評価基準
課題提出を行います。
正しい和音設定、四声体の連結、ソプラノの設定、全体の完成度により評価します。
出席:30%、平常点30%、試験40%
第8回中間試験課題の返却と直し
第9回属九の和音1:構成音と限定進行音、配置と連結の学習
第10回属九の和音2:根音省略形の構成音と連結の学習
第11回属九の和音3:短調の属九の和音
第12回属九の和音4:属九の和音を含むバス課題の練習
第13回ドミナント和音のまとめ
第14回期末試験へ向けての模擬課題の実施
第15回期末試験:様々なドミナント和音を含むバス課題の実施
期末試験評価方法・評価基準
第15回に授業内試験を行います。
正しい和音設定、四声体の連結、ソプラノの設定、全体の完成度により評価します。
出席:30%、平常点30%、試験40%

特記事項

授業時間外にも積極的に予習・復習をし、学習進度の向上に努めるよう心掛けてください。

科目名音楽理論AⅢ(和声)
担当講師名吉田 真梨
専攻楽器グレード等作曲
年次2年次, 3年次, 4年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は音楽理論の分野における研究、指導、教材作成の経験を有します。

授業内容

西洋音楽史におけるバロックから近代までの和声法を学習し、四声体書法を習得します。和声課題の実施と実際の楽曲の和声分析を並行して行います。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

初級クラスでは調性音楽の土台となる和声法の基礎の習得を目指します。
四声体和声書法を学ぶことにより、聴感覚と和声理論の合致を目標とします。
履修学生が実施した和声課題と和声分析を教育成果物とします。

授業計画

第1回春学期の復習:主にドミナントの和音について復習します。
第2回II7の和音1: 構成音と限定進行音、配置、連結の学習
第3回II7の和音2:バス課題の実施(基礎編)
第4回II7の和音3: バス課題の実施(応用編)
第5回楽曲分析:実作品中のII7の用例を参照します。
第6回II7の和音のまとめ
第7回中間試験:II7の和音を含むバス課題の提出
中間試験評価方法・評価基準
課題提出を行います。
正しい和音設定、四声体の連結、ソプラノの設定、全体の完成度により評価します。
出席:30%、平常点30%、試験40%
第8回提出課題の返却と直し
第9回準固有和音1:構成音、固有和音からの連結の学習
第10回準固有和音2:準固有和音を含むバス課題の実施(基礎編)
第11回準固有和音3:準固有和音を含むバス課題の実施(応用編)
第12回楽曲分析:実作品中に見られる準固有和音の用例を参照します。
第13回準固有和音のまとめ
第14回期末試験へ向けての模擬課題の実施
第15回期末試験:準固有和音を含むバス課題の実施
期末試験評価方法・評価基準
第15回に授業内試験を行います。
正しい和音設定、四声体の連結、ソプラノの設定、全体の完成度により評価します。
出席:30%、平常点30%、試験40%

特記事項

授業時間外にも積極的に予習・復習をし、学習進度の向上に努めるよう心掛けてください。

科目名音楽理論AⅣ(和声)
担当講師名吉田 真梨
専攻楽器グレード等作曲
年次3年次, 4年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は音楽理論の分野における研究、指導、教材作成の経験を有します。

授業内容

西洋音楽史におけるバロックから近代までの和声法を学習し、四声体書法を習得します。和声課題の実施と実際の楽曲の和声分析を並行して行います。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

中級クラス春学期では主に借用和音について学習します。
四声体和声書法を学ぶことにより、聴感覚と和声理論の合致を目標とします。
履修学生が実施した和声課題と和声分析を教育成果物とします。

授業計画

第1回ドミナント和音、II7の和音、準固有和音の復習
第2回ドッペルドミナントの和音1:構成音、配置、限定進行音、連結の学習
第3回ドッペルドミナントの和音2:根音省略形
第4回ドッペルドミナントの和音3: 下方変位の和音の学習
第5回ドッペルドミナントの和音4:バス課題の実施
第6回ドッペルドミナントの和音のまとめ
第7回中間試験:ドッペルドミナントの和音を含むバス課題の提出
中間試験評価方法・評価基準
課題提出を行います。
正しい和音設定、四声体の連結、ソプラノの設定、全体の完成度により評価します。
出席:30%、平常点30%、試験40%
第8回提出課題の返却と直し
第9回IV7の和音:構成音と限定進行音、配置と連結の学習
第10回ドリアのIV7の和音:構成音と限定進行音、配置と連結の学習
第11回ナポリのIIの和音:構成音と限定進行音、配置と連結の学習
第12回サブドミナント和音のまとめ
第13回IV付加六の和音:構成音と限定進行音、配置と連結の学習
第14回期末試験へ向けての模擬課題の実施
第15回期末試験:様々なサブドミナント和音を含むバス課題の実施
期末試験評価方法・評価基準
第15回に授業内試験を行います。
正しい和音設定、四声体の連結、ソプラノの設定、全体の完成度により評価します。
出席:30%、平常点30%、試験40%

特記事項

授業時間外にも積極的に予習・復習をし、学習進度の向上に努めるよう心掛けてください。

科目名音楽理論AⅤ(和声)
担当講師名吉田 真梨
専攻楽器グレード等作曲
年次3年次, 4年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は音楽理論の分野における研究、指導、教材作成の経験を有します。

授業内容

西洋音楽史におけるバロックから近代までの和声法を学習し、四声体書法を習得します。和声課題の実施と実際の楽曲の和声分析を並行して行います。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

中級クラス秋学期では主に転調に関する和声進行について学習します。
四声体和声書法を学ぶことにより、聴感覚と和声理論の合致を目標とします。
履修学生が実施した和声課題と和声分析を教育成果物とします。

授業計画

第1回近親転調1:近親調の確認
第2回近親転調2:転調と和音連結
第3回近親転調3:近親転調を含むバス課題(調設定)
第4回近親転調4:近親転調を含むバス課題(実践)
第5回楽曲分析:実作品中に見られる転調の用例を参照します。
第6回近親転調のまとめ
第7回中間試験:転調を含むバス課題の提出
中間試験評価方法・評価基準
課題提出を行います。
正しい和音設定、四声体の連結、ソプラノの設定、全体の完成度により評価します。
出席:30%、平常点30%、試験40%
第8回中間試験課題の返却と直し
第9回ソプラノ課題1:ソプラノ課題におけるドミナント定型の学習
第10回ソプラノ課題2:終止定式の学習
第11回ソプラノ課題3:転調を含まない課題の実施
第12回ソプラノ課題4:転調を含む課題の実施
第13回楽曲分析を行います。
第14回期末試験へ向けての模擬課題の実施
第15回期末試験:転調を含むソプラノ課題の実施
期末試験評価方法・評価基準
第15回に授業内試験を行います。
正しい和音と調設定、四声体の連結、バスの設定、全体の完成度により評価します。
出席:30%、平常点30%、試験40%

特記事項

授業時間外にも積極的に予習・復習をし、学習進度の向上に努めるよう心掛けてください。

科目名音楽理論AⅥ(和声)
担当講師名吉田 真梨
専攻楽器グレード等作曲
年次4年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は音楽理論の分野における研究、指導、教材作成の経験を有します。

授業内容

西洋音楽史におけるバロックから近代までの和声法を学習し、四声体書法を習得します。和声課題の実施と実際の楽曲の和声分析を並行して行います。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

上級クラス春学期では今までの学習内容を土台に、作曲に近い形の和声法を学ぶことにより、創作への手がかかりとなる技術を身に着けます。
四声体和声書法を学ぶことにより、聴感覚と和声理論の合致を目標とします。
履修学生が実施した和声課題と和声分析を教育成果物とします。

授業計画

第1回遠隔調への転調1:各種調関係について学びます。
第2回遠隔調への転調2:和音連結と分析
第3回遠隔調への転調3:遠隔調への転調を含むバス課題
第4回遠隔調への転調4:遠隔調への転調を含むソプラノ課題
第5回副属七の和音:構成音、配置、限定進行音と連結の学習
第6回副属七の和音:バス・ソプラノ課題の実施
第7回中間試験:遠隔調への転調を含む課題の提出
中間試験評価方法・評価基準
課題提出を行います。
正しい和音設定、四声体の連結、バスまたはソプラノの設定、全体の完成度により評価します。
出席:30%、平常点30%、試験40%
第8回提出課題の返却と直し
第9回和音の補遺:七の和音のまとめ
第10回内部変換1:内部変換の用法の学習
第11回内部変換2:内部変換を含むソプラノ課題(基礎編)
第12回内部変換3:内部変換を含むソプラノ課題(応用編)
第13回転位音の種類の学習と楽曲分析
第14回模擬課題の実施
第15回期末試験:内部変換を含むソプラノ課題の実施
期末試験評価方法・評価基準
第15回に授業内試験を行います。
正しい和音と調設定、四声体の連結、バスの設定、全体の完成度により評価します。
出席:30%、平常点30%、試験40%

特記事項

授業時間外にも積極的に予習・復習をし、学習進度の向上に努めるよう心掛けてください。

科目名音楽理論AⅦ(和声)
担当講師名吉田 真梨
専攻楽器グレード等作曲
年次4年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は音楽理論の分野における研究、指導、教材作成の経験を有します。

授業内容

西洋音楽史におけるバロックから近代までの和声法を学習し、四声体書法を習得します。和声課題の実施と実際の楽曲の和声分析を並行して行います。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

上級クラス秋学期では今までの学習内容を土台に、作曲に近い形の和声法を学ぶことにより、創作への手がかかりとなる技術を身に着けます。
四声体和声書法を学ぶことにより、聴感覚と和声理論の合致を目標とします。
履修学生が実施した和声課題と和声分析を教育成果物とします。

授業計画

第1回転位音の復習
第2回転位音1:転位音を含む小課題の実施
第3回転位音2:転位音を含むソプラノ課題(基礎編)
第4回転位音3:転位音を含むソプラノ課題(応用編)
第5回転位音4:転位音を用いた四声体和声の作成
第6回転位音のまとめと楽曲分析
第7回中間試験:転位音を含むソプラノ課題の提出
中間試験評価方法・評価基準
課題提出を行います。
正しい和音設定、四声体の連結、バスの設定、全体の完成度により評価します。
出席:30%、平常点30%、試験40%
第8回中間試験課題の返却と直し
第9回反復進行1:反復進行の定型の学習
第10回反復進行2:正進行、準進行型反復進行の学習
第11回反復進行3:変進行、複合型反復進行の学習
第12回反復進行4:模倣を含む反復進行の実施
第13回反復進行5:様々な反復進行を含むバス課題
第14回まとめと模擬課題の実施
第15回期末試験:反復進行を含むバス課題の実施
期末試験評価方法・評価基準
第15回に授業内試験を行います。
正しい和音と調設定、四声体の連結、ソプラノの設定、全体の完成度により評価します。
出席:30%、平常点30%、試験40%

特記事項

授業時間外にも積極的に予習・復習をし、学習進度の向上に努めるよう心掛けてください。

科目名音楽理論BⅠ(対位法)
担当講師名歳森 今日子
専攻楽器グレード等作曲
年次1年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は舞台・CD・TV番組などの音楽制作経験を持ちます。大学や専門学校にて音楽基礎科目の担当し、その他音大受験用に楽典・和声・対位法などの指導をしています

授業内容

対位法とは複数の旋律がそれぞれの独立性を保ちながら、同時に美しく響きバランスが良い状態を作る技術です。名曲の旋律分析から学び、音程やリズムなどの要素を意識しながら旋律を作る練習を行います。それから定旋律に対して美しくバランスの良い対旋律を作成する練習を行います。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

定旋律に対して、美しくバランスの良い対旋律を作成出来るようになるのが到達目標です。メロディ(主旋律)に対する良いカウンターメロディ(対旋律)やベースラインは、メロディの良さを引き出し曲の魅力を高めるので、創作する楽曲のレベルや鑑賞力向上につながります。

授業計画

第1回名曲実例から旋律曲線を学びます。
第2回順次進行を意識してメロディを自作します。
第3回跳躍進行を意識してメロディを自作します
第4回名曲実例から旋律曲線を学び、リズムを意識してメロディを作ります名
第5回多声音楽を鑑賞し、楽譜を見ながら音源と一緒に歌います。
第6回多声音楽を鑑賞し、曲の構造を分析します。
第7回中間試験:筆記試験を行います。
中間試験評価方法・評価基準
出席3割 平常点2割 筆記試験5割で成績評価します。
第8回定旋律に対して対旋律を作るルールを学びます。(1:1
第9回全音符による対旋律を作ります。(1:1の上声課題)
第10回全音符による対旋律を作ります。(1:1の下声課題)
第11回定旋律に対して対旋律を作るルールを学びます。(1:2
第12回2分音符による対旋律を作ります。(1:2の上声課題)
第13回2分音符による対旋律を作ります。(1:2の下声課題)
第14回数々の範例から学びます。
第15回期末試験:1:2の対位法の筆記試験を行います。
期末試験評価方法・評価基準
出席3割 平常点2割 筆記試験5割で成績評価します。
科目名音楽理論BⅡ(対位法)
担当講師名三上 直子
専攻楽器グレード等作曲
年次2年次, 3年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は(全音楽譜出版社、河合出版、ヤマハミュージックメディア、現代ギター社等から)オリジナル作品の楽譜出版、また教育的配慮を施した楽譜出版や、編曲家としてアレンジ譜の出版といった実務経験を多数持つ。

授業内容

様々なカノンについて学び、対位法的な音の動かし方を体感し興味を深める。器楽対位法では転調(借用)を含まない1:1の等時対位法までを学習する。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

1クォーター:各種のカノンについて理解を深め、カノンを書けるようになる。2クォーター:器楽対位法 2声1:1(転調を含まない)において、効果的な音の骨組みを構成できるようになる。

授業計画

第1回ガイダンス。教科書について。「パッヘルベルのカノン」の鑑賞。
第2回カノンの種類と記譜について。
第3回順行カノン。同度、5度、4度、2度、7度、8度。順行カノンの実習。
第4回反転カノンの実習、拡大カノンの実習。反転、拡大カノンの実習。
第5回逆行カノン、巡回カノン等。J.S.バッハ「音楽の捧げもの」「ゴールドベルク変奏曲」の鑑賞。
第6回カノンの作曲
第7回作品提出
中間試験評価方法・評価基準
オリジナルカノンの提出。各種のカノンについて理解を深めたかどうか。また、オリジナルカノンにおいて、現段階では感覚的でも良いので対位法的な音の動かし方を理解しているかどうか。試験80%、出席20%にて評価する。
第8回器楽対位法 / 二声の等時対位法(1:1)について
第9回2声1:1(第一段階)/ 作例の分析と練習問題
第10回2声1:1(第一段階/7th含まず)/ 練習問題と解答例の提示
第11回2声1:1(第二段階/属7の活用)/ 属7和音に置ける7度2度、増4度、減5度。ホルン5度。終止の5度
第12回2声1:1(第二段階/属7の活用と分析 / 作例の分析
第13回2声1:1(第二段階/属7を含む課題)/ 属7を含む練習問題と解答の提示
第14回2声1:1(第二段階/属7を含む課題と解答) / 練習問題と解答の提示
第15回2声1:1(第二段階/属7の活用)までの課題の提出
期末試験評価方法・評価基準
課題提出。転調をふくまない1:1の対位法を理解し、効果的な音の骨組みを構成できるかどうか。試験80%、出席20%にて評価する。
科目名音楽理論BⅢ(対位法)
担当講師名三上 直子
専攻楽器グレード等作曲
年次2年次, 3年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は(全音楽譜出版社、河合出版、ヤマハミュージックメディア、現代ギター社等から)オリジナル作品の楽譜出版、また教育的配慮を施した楽譜出版や、編曲家としてアレンジ譜の出版といった実務経験を多数持つ。

授業内容

副属和音の活用(属7和音の応用)と、1:2(掛留を含まない)までを学習する。作例の和声分析も併せて行う。作例の和声分析も併せて行う。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

効果的な音の動かし方を理解し、自作品に役立てられる様になる。

授業計画

第1回2声(1:1)他調和声の借用 / 副属和音について。副属和音における進行
第2回2声(1:1)他調和声の借用 / 例題の和声分析、2度7度の使用法、クロマティズム。
第3回2声(1:1)他調和声の借用、練習問題
第4回2声(1:1)他調和声の借用、練習問題の実施と解答の提示
第5回2声(1:2)(掛留含まず)/ 2声の不等時対位法。主拍と副拍。例題の和声分析
第6回2声(1:2)(掛留含まず)/ 練習問題と解答の提示
第7回試験課題の提出
中間試験評価方法・評価基準
副属和音の活用(属7和音の応用)が正しく出来ているかどうか、また1:2の(掛留含まず)までの理解度を見る。試験80%、出席20%にて評価する。
第8回2声(1:2)(掛留含まず)復習 / 3Qの試験課題の解答例の提示
第9回2声(1:2) 掛留と結合音。作例の分析
第10回2声(1:2) 掛留と結合音を含む練習問題と解答の提示
第11回2声(1:2)(1:4)/ 予備無しの掛留と、声音の装飾法 。作例の和声分析
第12回2声(1:4) 練習問題と解答の提示
第13回2声(混合対位法)作例の和声分析。掛留の修飾と自由声の付加
第14回2声(混合対位法)練習問題と解答例の提示
第15回2声(混合対位法)の課題提出
期末試験評価方法・評価基準
混合対位法を実施することにより、今迄学習してきた対位法をどこまで理解し応用出来ているかどうか。また、的確に音を動かす事が出来、魅力的なメロディーを構成出来ているかどうか。試験80%、出席20%にて評価する。
科目名音楽理論BⅣ(対位法)
担当講師名三上 直子
専攻楽器グレード等作曲
年次3年次, 4年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は(全音楽譜出版社、河合出版、ヤマハミュージックメディア、現代ギター社等から)オリジナル作品の楽譜出版、また教育的配慮を施した楽譜出版や、編曲家としてアレンジ譜の出版といった実務経験を多数持つ。

授業内容

混合対位法の復習。J.S.バッハのインベンションの分析。構成、モチーフの活用等への理解を深める。また、インベンションの1番を演奏することにより、対位法的楽曲を体得させる。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

簡単なインヴェンションを実習し、対位法的な効果的な動かし方、モティーフの活用。また、スムーズな転調の理解を深める。インヴェンションを書けるようになる。

授業計画

第1回2声(混合対位法) / 復習。課題の実施
第2回2声(混合対位法)総括
第3回J.S.バッハ 「インヴェンション1番」モティーフ分析と和声分析(前半)
第4回J.S.バッハ 「インヴェンション1番」和声分析(後半)
第5回J.S.バッハ 「インヴェンション1番」分析提出
第6回J.S.バッハ 「インヴェンション8番」ピアノで演奏
第7回ピアノ演奏(もしくは得意な楽器でもよい)
中間試験評価方法・評価基準
インヴェンションの分析をどこまで行えたかどうか。また、J.S.バッハのインヴェンション1番をピアノ演奏(上手に演奏する必要はない)し、対位法的楽曲とは、どのような音の動きをするかを把握出来たかどうか。
試験80%、出席20%にて評価する。
第8回インヴェンション1 / 全体の構成と主題。主題に対応するモティーフ。
第9回インヴェンション2 / 属調への転調と転調部1(和声進行とモティーフ)
第10回インヴェンション3 / 属調への転調と転調部2(転調と旋律の流れ)
第11回インヴェンション4 / 平行調への転調と転調部1(和声進行とモティーフ)
第12回インヴェンション5 /平行調への転調と転調部2(転調と旋律の流れ)
第13回インヴェンション6 / 主調への転調と転調部(和声進行とモティーフ)
第14回インヴェンション7 / 主調への転調と転調部、コーダ(転調と旋律の流れ)
第15回インベンション作品の提出
期末試験評価方法・評価基準
簡単なインベンションの実習において、主題に対する的確なモティーフ、スムーズな転調とモティーフの活用がなされているかどうか。試験80%、出席20%にて評価する。
科目名音楽理論BⅤ(対位法)
担当講師名三上 直子
専攻楽器グレード等作曲
年次3年次, 4年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は(全音楽譜出版社、河合出版、ヤマハミュージックメディア、現代ギター社等から)オリジナル作品の楽譜出版、また教育的配慮を施した楽譜出版や、編曲家としてアレンジ譜の出版といった実務経験を多数持つ。

授業内容

インヴェンションの理解を深める。また、バロックスタイルだけでなく、対位法を様々なジャンルに応用するための課題も用いる。4クォーターのシラバスは1例であり、各学生の応用したいジャンルにそれぞれ対応する。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

ジャンルを問わず、対位法を応用的に使う事が出来るようになる。

授業計画

第1回2声(混合対位法)総括復習
第2回インヴェンションの実習1 / 全体の構成と主題
第3回インヴェンションの実習2 / 属調への転調と転調部
第4回インヴェンションの実習3/ 平行調や近親調への転調と転調部
第5回インヴェンションの実習4/ 主調への転調と転調部
第6回インヴェンションの実習5/コーダ
第7回作品の提出
中間試験評価方法・評価基準
2曲目のインヴェンションを実施するにあたり、1曲目よりも理解を深め、スムーズな転調、スムーズで効果的な音の動かし方が出来ているかどうか。試験80%、出席20%にて評価する。
第8回カウンターメロディー/ 課題の実施。提出
第9回カウンターメロディーとベースライン/ 課題の実施。提出
第10回インヴェンションの分析1 / 任意の楽曲(素材と構成の分析)
第11回インヴェンションの分析2 / 任意の楽曲(和声分析)
第12回オリジナルのインヴェンションの実施(主題、対唱、属調)
第13回オリジナルのインヴェンションの実施(近親転調と主題、模倣)
第14回オリジナルのインヴェンションの実施(コーダ)
第15回オリジナルのインヴェンションの提出
期末試験評価方法・評価基準
特定のメロディーに対して、カウンターメロディーやベースラインを付けることで、対位法の応用力を実感する。また、オリジナルのインヴェンションにより、一年間の成果を評価する。メロディーは魅力的かどうか。主題に対するモチーフの動きは的確かどうか。転調はスムースであるか等。試験80%、出席20%にて評価する。
科目名音楽理論BⅥ(対位法)
担当講師名三上 直子
専攻楽器グレード等作曲
年次4年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は(全音楽譜出版社、河合出版、ヤマハミュージックメディア、現代ギター社等から)オリジナル作品の楽譜出版、また教育的配慮を施した楽譜出版や、編曲家としてアレンジ譜の出版といった実務経験を多数持つ。

授業内容

学習フーガの主要提示部についての理解。自由唱の作り方、嬉遊句のモチーフ利用やスムーズな和声進行についても学習しながら、副提示部までの構成を把握し実習する。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

学習フーガの主要提示部から副提示部までを正しく構成。また、自由唱の作り方、嬉遊句のモチーフ利用やスムーズな転調を行うことで、4声の対位法に対して理解を深め、美しく効果的な音の動かし方を学び、自作品に活かせるようになる。

授業計画

第1回学習フーガの主要提示部について
第2回主唱の和声分析。答唱の正応、変応
第3回答唱の作成
第4回対唱について。また、対唱の作成
第5回いくつかの対唱の作成
第6回答対唱の作成
第7回主課題提出。主唱に対して的確な答唱、対唱、答対唱が作れるかどうか。
中間試験評価方法・評価基準
フーガの主要提示部において必要な主唱、答唱、対唱、答対唱について理解し、正しく導けているかどうか。試験80%、出席20%にて評価する。
第8回主要提示部1 / 主要提示部の作成(自由唱の動き)1(バスのライン)
第9回主要提示部2 / 主要提示部の作成(自由唱の動き)2(内声)
第10回第一嬉遊句 / 平行調への転調
第11回副提示部 / 平行調での提示部(主唱、答唱)
第12回第二嬉遊句 / 四度調への転調
第13回副提示部2 / 四度調提示部、および四度調の併行調提示部
第14回第三嬉遊句 / 第三嬉遊句主調への転調
第15回主要提示部及び副提示部までの四声のフーガの提出
期末試験評価方法・評価基準
主要提示部から副提示部までを正しく構成出来ているかどうか。また、自由唱の作り方、嬉遊句のモチーフ利用やスムーズな転調(和声進行)が出来ているかどうか。試験80%、出席20%にて評価する。
科目名音楽理論BⅦ(対位法)
担当講師名三上 直子
専攻楽器グレード等作曲
年次4年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は(全音楽譜出版社、河合出版、ヤマハミュージックメディア、現代ギター社等から)オリジナル作品の楽譜出版、また教育的配慮を施した楽譜出版や、編曲家としてアレンジ譜の出版といった実務経験を多数持つ。

授業内容

学習フーガの追迫部から結尾までの構成と、ストレッタのたたみ掛け方や保続音上での音の動かし方等を学ぶ。併せて自由唱の作り方、モチーフ利用やスムーズな転調を学ぶ。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

4月から学習してきた学習フーガ全体の構成を把握。自由唱の作り方、モチーフ利用や、転調がスムーズに作ることが出来る。また、声部ごとのメロディーの流れがスムーズで魅力的に作ることが出来る。4声の対位法になれることで、様々な編成の作品へ対位法を応用する事が可能になる。

授業計画

第1回追迫部1 / 主要追迫区について、理解と実習。
第2回追迫部2 / 対唱追迫区について、理解と実習。
第3回追迫部3 / 平行調追迫区について、理解と実習。
第4回追迫部4 / 属調への転調と転調部について。
第5回追迫部5 / 真正追迫区(5度保続)主調への転調
第6回コーダ(1度保続)
第7回フーガの提出
中間試験評価方法・評価基準
学習フーガ全体の構成を理解し、正しい方向で捉えられているかどうか。ストレッタの作り方を把握出来たかどうか。自由唱の動き、転調はスムーズであるかどうか。
第8回フーガの実習1(主要提示部)/ 主唱と対唱、答唱と答対唱、自由唱
第9回フーガの実習2(副提示部1)/ 副提示部(平行調)
第10回フーガの実習3(副提示部2)/ 四度調提示部、および四度調の平行調提示部
第11回フーガの実習4(主要追迫区)/ 主要追迫の実施
第12回フーガの実習5(対唱追迫区)/ 対唱追迫区の実施
第13回フーガの実習6(平行調追迫区)/ 平行調追迫区から属調への転調と転調部の実施。
第14回フーガの実習7(真正追迫区)/ 真正追迫区からコーダの実施。
第15回フーガの提出
期末試験評価方法・評価基準
学習フーガ全体の構成を把握出来ているかどうか。また、自由唱の作り方、モチーフ利用や、転調がスムーズであるかどうか。声部ごとのメロディーの流れがスムーズで魅力的かどうか。総合的に判断。
科目名基礎作曲技法Ⅰ
担当講師名山本 正壽
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

作曲、編曲、音楽誌での音楽講座執筆などの経験を持ちます。

授業内容

1年間を通して古典派までの様式の成立をソナタ形式を中心に学びます。春学期では、楽式・様式の学びに必要な音楽の基礎知識について、記号に着眼して掘り下げて学びます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

音楽のコミュニケーションは楽譜が基礎になります。聴衆に届ける音楽を表現する演奏者はジャンルで学ぶ音楽のスタイルが異なります。これらの発信者・表現者にそれぞれに正確な指示ができるように、必要なツールとしての音楽用語をクラシック音楽にとらわれず身に付けることができます。

授業計画

第1回1Qの到達点を1Qの試験問題で確認しシラバス全体を把握します。
第2回音楽を仕事とするとき、何を学ぶことでその基礎となるかを把握します。
第3回扱われる音の規格を通して学ぶべき項目を把握します。
第4回次代の音や音響について興味を持ち、今後の表現の可能性について把握します。
第5回観点、様式、形態、表現方法の多様性についての総括と、楽曲を分析する時の観点について学びます。
第6回楽曲の分析に必要な音楽用語・記号について学びます。
第7回期末試験:既習の楽譜に対する範囲で音楽用語・記号について確認します。
中間試験評価方法・評価基準
40点満点。1回目の授業にて試験問題を配布します。自習もしつつまた授業で解説も行い進めていきます。疑問点はそのままにせず試験前には習得できるよう質問などを行い、満点が取れるようにしてください。
第8回1Q末試験問題復習。2Qの到達点を試験問題を配布して確認しシラバスを把握します。
第9回表現方法の拡大について楽譜の記譜法を通して学びます。
第10回楽式1 動機について学びます。分類と特徴
第11回楽式2 小楽節・大楽節について学びます。分類と特徴
第12回分析 非和声音1(倚音、経過音、刺繍音)について学びます。ジャンル別の特徴
第13回分析 非和声音2(逸音、掛留音、保続音)について学びます。ジャンル別の特徴
第14回分析 非和声音3 実際の楽曲でジャンル別の使われ方について分析します。
第15回期末試験:既習の楽譜に対する範囲で分析(非和声音)の理解度を確認します。
期末試験評価方法・評価基準
2Q末試験は40点、1Q末試験は40点、セメスターを通しての平常点(出席や課題確認)を20点として100点満点で春学期を評価します。丁寧に授業に取り組む学びの習慣が獲得できたか確認します。

特記事項

貴重な長期休み機関は、聞くことや体験することで表現者としての刺激を受け、音楽は現在進行形の学びであることを実感しましょう。

科目名基礎作曲技法Ⅱ
担当講師名山本 正壽
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

作曲、編曲、音楽誌での音楽講座執筆などの経験を持ちます。

授業内容

1年間を通して古典派までの様式の成立をソナタ形式を中心に学びます。春学期では、楽式・様式の学びに必要な音楽の基礎知識について、記号に着眼して掘り下げて学びます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

作曲技法の基本的な学びは、ただ技法の種類を学ぶだけではなく、技法の効果を実際の楽曲を通して分析してみることが重要です。名曲として存在する楽曲を様式やスタイルに関わらず学ぶことで、今後表現者としてその技法を活用することができるようになります。

授業計画

第1回3Qの到達点を試験問題で確認しシラバスの全体を把握します。
第2回変奏曲1 変奏曲の種類と概要
第3回変奏曲2 厳格変奏曲1 変奏の項目と音楽表現について
第4回変奏曲3 厳格変奏曲2 演習
第5回変奏曲4 性格変奏曲 作曲家の工夫
第6回舞曲・組曲 地域別・時代別の舞曲と組曲について。現代の音楽パッケージとの関連性
第7回期末試験:既習の変奏曲の変奏の項目について
中間試験評価方法・評価基準
40点満点。1回目の授業にて試験問題を配布します。自習もしつつまた授業で解説も行い進めていきます。疑問点はそのままにせず試験前には習得できるよう質問などを行い、満点が取れるようにしてください。
第8回3Q末試験課題復習。4Qの到達点を試験問題で確認しシラバスを把握します
第9回動機労作と主題の変容について
第10回ソナタ形式1 構造とその特徴の概要
第11回ソナタ形式2 主題とコントラスト。主題法
第12回ソナタ形式3 経過句と小結尾
第13回ソナタ形式4 展開部と再現部。音楽の二元性とその後の変遷(古典、ロマン、近現代)
第14回ソナタ形式5 楽曲分析
第15回期末試験:ソナタ形式の構造についての理解度の確認を行う。
期末試験評価方法・評価基準
4Q末試験は40点満点とし、3Q末試験の40点と秋学期の平常点(出席や課題確認)20点として100点満点で秋学期を評価します。丁寧に授業に取り組む学びの習慣を確認します。
科目名楽式研究Ⅰ
担当講師名芳賀 傑
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は管弦楽曲や吹奏楽曲、室内楽曲など国内外問わず多数の委嘱を受け、プロの作編曲家として作品提供をしている実績を持ちます。

授業内容

楽曲分析を通じて音楽史上の様々な作曲家による語法や主題の取り扱い方を考察していきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

楽曲分析(主題・形式・和声・音楽語法)などを自分の観点の軸を1つ持ち、自分自身の言葉によって論述できることを目指します。

授業計画

第1回テーマ・主題①:主題労作についてベートーヴェンの作品分析を通じて考察します。
第2回テーマ・主題②:「変奏」について歴史上の様々な曲を通じて考察します。
第3回テーマ・主題③:固定楽想についてベルリオーズの楽曲分析を通じて考察します。
第4回テーマ・主題④:循環形式についてフランク「ヴァイオリンソナタ」の分析を通じて考察します。
第5回テーマ・主題⑤:主題の同時提示についてモーツァルト「ジュピター」などの分析を通じて考察します。
第6回テーマ・主題⑥:「ハイドンの名によるメヌエット」「ハイドンへの讃歌」「ハイドンの名による悲歌的前奏曲」の分析を通じて、同主題によるそれぞれの作曲家の工夫を考察します。
第7回中間試験:楽曲分析の試験を行ないます。
中間試験評価方法・評価基準
楽曲分析を通じて形式や主題についての理解度を判断し評価します。試験60%、平常点20%、出席20%
第8回ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」の前奏曲を分析を通じて調性の拡大を考察します。
第9回ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」の分析を通じて印象主義の芸術について考察します。
第10回ドビュッシー「前奏曲集1巻」より数曲分析を通じて20世紀の音楽語法への架け橋について考察します。
第11回ドビュッシー「海」の分析を通じてパリ万博が与えたジャポニスム・オリエンタリズムの影響を考察します。
第12回ラヴェル「夜のガスパール」の分析を通じて付加6度・変位された5度による調性の陰影について考察します。
第13回ラヴェル「優雅で感傷的なワルツ」の分析を通じて半ずれ調の用法とテンションコードについて考察します。
第14回ラヴェル・ドビュッシーなどの作品の分析から並行和音・教会旋法と中世の音楽についての関係性を考察します。
第15回学期末試験:楽曲分析の試験を行ないます。
期末試験評価方法・評価基準
楽曲分析の試験を行い20世紀の音楽語法について理解し、自身の言葉によって論述出来るかを判断し評価すします。試験60%、平常点20%、出席20%
科目名楽式研究Ⅱ
担当講師名芳賀 傑
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は管弦楽曲や吹奏楽曲、室内楽曲など国内外問わず多数の委嘱を受け、プロの作編曲家として作品提供をしている実績を持ちます。

授業内容

20世紀の音楽を通じて前衛音楽、現代音楽へとどう音楽が変化していったのかを考察します。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

20世紀の音楽について自分の観点の軸を1つ持ち、自分自身の言葉によって論述できる様にします。

授業計画

第1回ドデカフォニー①:12音技法の発生と技法について説明します。
第2回ドデカフォニー②:シェーンベルク「ピアノ組曲 op.25」の分析を通じて12音技法について考察します。
第3回ドデカフォニー③ウェーベルン「ピアノのための変奏曲」「交響曲」の分析を通じて音色旋律などウェーベルンのドデカフォニーに対する姿勢を考察します。
第4回ドデカフォニー④ベルク「ヴァイオリン協奏曲」「ヴォツェック」の分析を通してベルクのドデカフォニーに対する姿勢を考察します。
第5回ドデカフォニー⑤デュティユー「メタボール」・兼田敏「パッサカリア」の分析を通して、12音技法のアプローチについて考察します。
第6回中世のモテットなどの分析を通じて音楽史上、数字によって管理された音楽について考察します。
第7回12音技法による作曲実習①
中間試験評価方法・評価基準
12音技法を用いて、各々の作品を提出する。セリーの組み立て方から、派生のさせ方、セリーの使用方法の理解度を判断し評価します。試験60%、平常点20%、出席20%
第8回移調の限られた旋法・不可逆リズムを通してメシアンの音楽語法について考察します。
第9回メシアン「音価と強度のセリー」ブーレーズ「ストルクチュール」の分析を通じてトータルセリエリズムについて考察します。
第10回ジョンケージのチャンスオペレーション、プリペアドピアノ作品を通じて、20世紀の前衛芸術について考察します。
第11回アイブス・ヴァレーズなどの作品を通じてアメリカの前衛音楽について考察します。
第12回ライヒ・アダムス・ライリー・久石譲やテープ音楽などの分析を通じてミニマルミュージックについて考察します。
第13回リゲティ、ポーランド楽派の楽曲を分析しミクロポリフォニー・音群作法について考察します。
第14回武満徹、西村朗、吉松隆などの邦人作品の分析を通じ、現代に通じる音楽語法について考察します。
第15回学期末試験:楽曲分析の実習、もしくは授業内で取り上げた20世紀の音楽語法を使用した実作を提出します。
期末試験評価方法・評価基準
楽曲分析の実習、もしくは授業内で取り上げた20世紀の音楽語法を使用した実作を提出し、新しい音楽技法についての興味や理解を評価する。試験60%、平常点20%、出席20%
科目名作曲技法Ⅰ
担当講師名西上 和子
専攻楽器グレード等作曲
年次3年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

作編曲家として活動。幅広いジャンルのピアノ演奏で活躍中。その他CDプロデュースや、楽譜出版などもおこなう。

授業内容

本授業は「クラシック作編曲実習」とリンクして進められるもので、各クォーターの制作課題に関連した作曲技法を学んでいきます。この科目では、歴史的な作品をアナリーゼし、自分の作品の幅を広げ本番を想定した楽譜制作をし自分が指揮をして音出しします。Ⅰクォーターではリズムにおける各種技法を、Ⅱクォーターでは音色と和音について取り上げます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

自身作曲作品において終止線を引くこと、パート譜を演奏者が見やすく完成させることまで到達することは本当に大変だと思いますが、音出しまでクラス全員で協力し合って、演奏者の立場を考えて音出しを成功させることです。

授業計画

第1回リズムと拍子
第2回奏法と記譜
第3回打楽器楽器紹介楽器法 素材カテゴリーに分けて考察
第4回アンサンブルによるリズム書法 ポリリズムや複合拍子について考えます。
第5回アンサンブルによるリズム書法(実習) 楽器の持ち替え 時間 案サブル譜の応用について考えます。
第6回打楽器アンサンブルによる作品制作してみます。まずリズムのスケッチを手書きで書き、浄書ソフトによる記譜も実践
第7回打楽器アンサンブルによる作品制作および音出し。演奏者にわかりやすく見やすいパート譜やスコア作りと製本を行います。
中間試験評価方法・評価基準
平常点20% 提出物30% 出席点50%
出席率と積極性を重視します。提出物期日厳守。音出しの時にクラス全員で協力して、音出しを成功させられるか。演奏者の目線での見やすい楽譜作りを実践してもらいます。演奏者とのコミュニケーションもとても大事です。
第8回音についての考察
第9回楽器の音色と倍音 各種楽器の特色、音色の相性
第10回木管楽器について
第11回木管五重奏について、曲の紹介
第12回倍音と倍音列 ホルンの楽器法、音域、ゲシュトップについて
第13回スコアリング実習(前半) 音域 移調記譜について考えます。
第14回スコアリング実習(後半) 木管楽器の特色を活かす編曲の考え方。装飾音など。作品企画書やスケッチでプレゼンテーション
第15回木管5重奏による作品制作 ピアノ譜曲を木管5重奏にアレンジ
期末試験評価方法・評価基準
平常点20% 提出物30% 出席点50%
出席率と積極性を重視します。提出物期日厳守。各楽器の音色の特徴を把握しているかどうか。適切な重ね方がなされているかどうか。音出しの時にクラスメートと協力して、音出しを成功させられるか。
科目名作曲技法Ⅱ
担当講師名西上 和子
専攻楽器グレード等作曲
年次3年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

作編曲家として活動。幅広いジャンルのピアノ演奏で活躍中。その他CDプロデュースや、楽譜出版などもおこなう。

授業内容

本授業は「クラシック作編曲実習」とリンクして進められるもので、各クォーターの制作課題に関連した作曲技法を学んでいきます。Ⅲクォーターでは各種和音について、Ⅳクォーターでは対位法書法について取り上げます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

習作ですが、そこにどうやって自分のオリジナリティを入れていくか、沢山の作曲家の作品から手法、管弦楽法などを学び、学ぶだけではなく自分の作品に取り入れてみる事が大切です。

授業計画

第1回和音の構造(1)
第2回和音の構造(2)
第3回金管楽器の歴史 吹奏楽の歴史 アメリカ、ヨーロッパの吹奏楽の違い
第4回金管五重奏について。数小節作曲実施
第5回ポリ・コード、クラスター他 ポリコードの積み方 また、金管ポリコードを使った作品を調べてみる
第6回金管アンサンブル曲作品制作
第7回金管アンサンブル曲を打ち込みにて発表
中間試験評価方法・評価基準
平常点20% 提出物30% 出席点50%
金管楽器の重ね方が適切になされているかどうか。
第8回旋律について
第9回モノフォニー(単旋律、ユニゾン)、ヘテロフォニー他
第10回対旋律(オブリガート)の書法 divisiと重音可能か不可か 対旋律(オブリガート)の書法についての数小節例題課題実施
第11回対旋律の書法 solo  と tuttiやunison伴奏の書法考察 伴奏の書法考察についての課題実施
第12回複調、多調他 手書きで弦楽合奏のスケッチをスコアに書いてみる。
第13回弦楽合奏による作品制作(前半)
第14回弦楽合奏による作品制作(後半)
第15回弦楽合奏による作品制作および音出し
期末試験評価方法・評価基準
期末試験評価方法・評価基準
平常点20% 提出物30% 出席点50%
出席率と積極性を重視します。提出物期日厳守。和声、重音、div,unis,Tutti,声部受け渡し、,オブリガートなどの工夫が適切になされているかどうか。音出しの時にクラス全員で協力して、音出しを成功させられるか。

特記事項
科目名作曲技法Ⅲ
担当講師名小松 真理
専攻楽器グレード等
年次4年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は映画、番組の音楽を担当する等、実務経験を持ちます。

授業内容

本授業は「クラシック作編曲実習」とリンクして進められるもので、各クォーターの制作課題(→「クラシック作編曲実習」のシラバスを参照)に関連した作曲技法を学んでいきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

年間を通してオーケストラ曲を書くに当たって必要な楽器法・編曲法を学んで行きます。

テーマ・内容は各授業で行う主な項目であり、オーケストラの書法の試聴・分析・実習は常に進めて行きます。

<成果物>
1Qは木管+弦楽器編成をを制作し、試演を行います。
2Qは金管8重奏を制作し、試演を行います。

授業計画

第1回保続とその効果(1) / オルゲルプンクト
第2回保続とその効果(2) / 保続が使用されている楽曲の発表
第3回反復とその効果(1) / 各種反復進行
第4回反復とその効果(2) / 反復を使用した転調手法
第5回反復とその効果(3) / オスティナート
第6回試演曲のスコア・パート譜提出
第7回試演
中間試験評価方法・評価基準
試験 60%
出席 30%
授業内課題等 10%
第8回金管アンサンブル(1) / 金管アンサンブルの試聴・分析
第9回金管アンサンブル(2) / 金管アンサンブルのヴォイシング
第10回金管アンサンブル(3) / 金管アンサンブルのスコアリング
第11回カノン実習で制作した楽曲を試演
第12回ピアノ曲→小編成オーケストラへの編曲
第13回年度末試演曲のリファレンスを設定 / 楽曲分析し提出
第14回(振替休講)金管試演分振替
第15回金管アンサンブルのスコア提出
期末試験評価方法・評価基準
提出曲 60%
出席 30%
その他 10%
科目名作曲技法Ⅳ
担当講師名小松 真理
専攻楽器グレード等
年次4年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は映画、番組の音楽を担当する等、実務経験を持ちます。

授業内容

本授業は「クラシック作編曲実習」とリンクして進められるもので、各クォーターの制作課題(→「クラシック作編曲実習」のシラバスを参照)に関連した作曲技法を学んでいきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

年間を通してオーケストラ曲を書くに当たって必要な楽器法・編曲法を学んで行きます。
テーマ・内容は各授業で行う主な項目であり、オーケストラの書法の試聴・分析・実習は常に進めて行きます。
<成果物>
3Qはオーケストラで使用される楽器の中から1つの楽器をクラスで選択し、楽曲制作→試演を行います。
4Qはオーケストラ曲を制作し、試演を行います。

授業計画

第1回オーケストラによる編曲(1) / 編曲例の研究、考察
第2回編曲実習 / ピアノ曲→小編成オーケストラへの編曲
第3回(振替休講) / 3月試演分振替
第4回ハープについて / 既存曲の試聴・譜面の分析
第5回試演曲の譜面提出
第6回全奏(トゥッティ) / 編成による書法の違い
第7回試演
中間試験評価方法・評価基準
試験 60%
出席 30%
授業内課題等 10%
第8回オーケストラにおける旋律(1) / オーケストラにおける旋律(1)
第9回オーケストラにおける旋律(2) / さまざまな楽器の組み合わせ
第10回(振替休講) / 3月試演分振替
第11回さまざまなリズム書法
第12回個別スコアチェック
第13回試演曲のスコア提出
第14回試演曲の指揮実演
第15回試演曲のパート譜提出
期末試験評価方法・評価基準
提出曲 60%
出席 30%
その他 10%
科目名作編曲実習Ⅰ
担当講師名岡澤 理絵
専攻楽器グレード等アレンジ作曲
年次1年次
学期春学期
授業の形態実習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、ここに登場する楽器のための作品を多々作曲し、演奏されています。

授業内容

各種アコースティック木管楽器を紹介し、各々の楽器の持つ音質、音域、奏法等知識を習得します。またそれぞれの楽器のための小品を作り、曲の試演を行うことにより楽器を身近に感じつつ、さらに理解を深めます。最終的には二重奏を作り、試演会を行います。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

楽器を理解しアンサンブル作品が書けるようになります。試演を行うことにより、将来的には演奏者との打ち合わせ等もスムーズに行えます。

授業計画

第1回木管楽器全般についてのガイダンスを行います。ソロ楽器のための楽譜の書き方を学び、参考譜を見ながらパート譜を作成します。
第2回フルートの演奏法や楽器のしくみ、音域と音色を演奏者にお越しいただき学びます。参考曲を楽譜と音で紹介します。
第3回フルートの作品を作り、楽譜を書きます。更に演奏者による試演を行います。
第4回オーボエの演奏法や楽器のしくみ、音域と音色を演奏者にお越しいただき学びます。参考曲を楽譜と音で紹介します。
第5回オーボエの作品を作り、楽譜を書きます。更に演奏者による試演を行います。
第6回クラリネットを学ぶ準備として、B管・A管の移調楽器について学び、読み方、書き方を練習します。
第7回テスト・フルート、オーボエの確認と、移調譜の作成を行います。
中間試験評価方法・評価基準
提出された作品で、楽器の理解度や曲作りの工夫を評価します 60%
授業の取り組み方・出席など平常点 40%
第8回クラリネットの演奏法や楽器のしくみ、音域と音色を演奏者にお越しいただき学びます。参考曲を楽譜と音で紹介します。
第9回クラリネットの作品を作り、楽譜を書きます。更に演奏者による試演を行います。
第10回ファゴットを学ぶ準備としてバス譜表の確認と、テナー譜表の読み方、書き方を練習します。
第11回ファゴットの演奏法や楽器のしくみ、音域と音色を演奏者にお越しいただき学びます。参考曲を楽譜と音で紹介します。
第12回ファゴットの作品を作り、楽譜を書きます。更に演奏者による試演を行います。
第13回二重奏の書き方を学びます。ロンドン橋のメロディーを用いて二重奏にアレンジする練習を行います。
第14回オリジナル・又はアレンジのデュオ作品を作ります。パート譜も作成します。
第15回各自が作ったオリジナル・又はアレンジのデュオ作品の提出と試演会を行います。
期末試験評価方法・評価基準
提出された作品で、楽器の理解度や曲作りの工夫を評価します 60%
授業の取り組み方・出席など平常点 40%

特記事項

生で演奏して頂ける授業ですので、是非とも休まずに出席して下さい。テキストから学べないことも、見聞きすることで沢山学習できます。

科目名作編曲実習Ⅱ
担当講師名岡澤 理絵
専攻楽器グレード等アレンジ作曲
年次1年次
学期秋学期
授業の形態実習

担当科目に関連する実務経歴

講師はここに登場する楽器のための作品を多々アレンジ・作曲し、演奏されています。

授業内容

金管楽器について授業を行います。唇の振動→マウスピース→本体へと音を出す仕組みの理解、倍音で構成される高音の難しさや、圧倒的な音量、音域、奏法等知識を習得します。またそれぞれの楽器のための小品を作り、曲の試演を行うことにより楽器を身近に感じ理解を深めます。最終的には各自がファンファーレを作ります。コンサートで締めくくります。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

楽器を理解しアンサンブル作品が書けるようになります。試演を行うことにより、将来的には演奏者との打ち合わせ等もスムーズに行えます。

授業計画

第1回金管楽器の種類や特性、倍音列を理解します。F管の読み方、書き方も学びます。
第2回トランペットの演奏法や楽器のしくみ、音域と音色を演奏者にお越しいただき学びます。参考曲を楽譜と音で紹介します。
第3回トランペットの作品を作り、楽譜を書きます。更に演奏者による試演を行います。
第4回テューバの演奏法や楽器のしくみ、音域と音色を演奏者にお越しいただき学びます。参考曲を楽譜と音で紹介します。
第5回テューバの作品を作り、楽譜を書きます。更に演奏者による試演を行います。
第6回トロンボーンの演奏法や楽器のしくみ、音域と音色を演奏者にお越しいただき学びます。参考曲を楽譜と音で紹介します
第7回テスト・移調楽器の確認と倍音列の作成
中間試験評価方法・評価基準
移調楽器の楽譜の書き方と倍音の理解:50%
創作と音出しによる意欲など平常点:50%
第8回トロンボーンの作品を作り、楽譜を書きます。更に演奏者による試演を行います。
第9回ホルンの演奏法や楽器のしくみ、音域と音色を演奏者にお越しいただき学びます。参考曲を楽譜と音で紹介します。
第10回ホルンの作品を作り、楽譜を書きます。更に演奏者による試演を行います。
第11回ファンファーレ作りの準備・様々な時代につくられた金管楽器のアンサンブルの曲を、楽譜と音で紹介します。楽譜を読み、分析してみます。
第12回ファンファーレ作り~1・ユーモレスクの金管五重奏アレンジを参考に、エンターテーナーの始めの部分をアレンジしてみましょう。
第13回ファンファーレ作り~2・ハナミズキの歌を、アレンジしてみよう。金管アンサンブルでは、演奏しやすい調を先ず考えましょう。
第14回ファンファーレ作り~3・金管アンサンブルの曲を作りましょう。2~5本を使用した編成でのオリジナル作品、又はアレンジの作品作りです。
第15回金管楽器の作品提出&試演会・各自が作ったオリジナル・又はアレンジの作品提出と試演会を行います。
期末試験評価方法・評価基準
提出された作品で、楽器の理解度や曲作りの工夫を評価します 60%
授業の取り組み方・出席など平常点 40%

特記事項

吹奏楽の作曲部門のコンクールにチャレンジした履修学生が、卒業後にこの分野の第一人者として活躍しています。

科目名作編曲実習Ⅲ
担当講師名芳賀 傑
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期春学期
授業の形態実習

担当科目に関連する実務経歴

講師は管弦楽曲や吹奏楽曲、室内楽曲など国内外問わず多数の委嘱を受け、プロの作編曲家として作品提供をしている実績を持ちます。

授業内容

木管五重奏作品を分析し、簡単な作・編曲の練習を繰り返す中から、室内楽の作曲を行います。これにより、アンサンブルの書法を習得し、作った作品の音出しで指揮をするなどして、作曲家としての仕事のあらましを学びます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

木管楽器の各特性を理解し、自身の作編曲作品へと活かす事を目的とします。

授業計画

第1回木管五重奏の各楽器の紹介 : フルートとオーボエ、クラリネット、ホルン、バスーンの音域・機能・特徴について説明します。
第2回移調楽器について : 楽器法の続きを行い、クラリネット、ホルンなどの移調楽器の移調方法について実習をします。
第3回木管2重奏による組み合わせの書法を学びます。
第4回木管2重奏による組み合わせの書法を学びます。
第5回ホルンを含む木管3重奏による組み合わせの書法を学びます。
第6回高音楽器のみの木管3重奏による組み合わせの書法を学びます。
第7回任意の楽器の組み合わせから3重奏の楽曲を作曲・編曲し、提出します。
中間試験評価方法・評価基準
提出された作品から、各楽器の音域や特性を理解して譜面に書けているかの理解度を評価する。試験60%、平常点20%、出席20%
第8回木管五重奏の楽曲を分析し、書法を考察します。
第9回木管五重奏の楽曲を分析し、書法を考察します。
第10回木管五重奏の楽曲を分析し、書法を考察します。
第11回編曲実習①日本の童謡「赤とんぼ」を題材に、大譜表から木管五重奏に編曲する実習を行います。
第12回編曲実習②木管五重奏における様々な伴奏形の可能性を考えつつ、引き続き編曲を進めます。
第13回作編曲実習①音出し実習に向けて作品を書き進めます。まずはコンデンスから作品を書き、そこから木管五重奏へと拡大していきます。
第14回作編曲実習②引き続き音出し実習に向けて作品を書き進めます。まずはコンデンスから作品を書き、そこから木管五重奏へと拡大していきます。
第15回生楽器による音だし・録音 : 自ら作曲し、編曲した木管五重奏のための作品(1分以上の演奏会用小曲)のスコア、バート譜を制作します。
期末試験評価方法・評価基準
オリジナルの木管五重奏作品のスコアを提出し、その作品を音出します。 楽器法を理解し、正しいスコアを書けているか、そして音楽としてまとまりのある音楽がその編成で実現できているかを総合的に判断し、評価します。試験70%、出席点30%。
科目名作編曲実習Ⅳ
担当講師名芳賀 傑
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期秋学期
授業の形態実習

担当科目に関連する実務経歴

講師は管弦楽曲や吹奏楽曲、室内楽曲など国内外問わず多数の委嘱を受け、プロの作編曲家として作品提供をしている実績を持ちます。

授業内容

弦楽による室内楽作品の分析、そして編曲・作曲などを中心に行いながら、オーケストラの基本である弦楽四重奏をベースとしてそれを拡大していく方法を学び、オーケストラ編曲法の基礎を学び、最終的に弦楽四重奏作品を作曲し、それを自ら主導して試演します。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

弦楽器の各特性を理解し、自身の作編曲作品へと活かす事を目的とします。

授業計画

第1回弦楽器の基本的な説明: 楽器の性能・機能、 編成の特徴について基本的な理論をまず理解します。
第2回ヴァイオリンの実際の楽曲を分析し、基本的な音色・音域・特徴などを観察します。
第3回ヴァイオリンの実際の楽曲を分析し、ピッチカートとアルコの書法の違いについて観察します。
第4回ヴァイオリンの実際の楽曲を分析し、トレモロやハーモニクスの書法について観察します。
第5回ヴィオラの実際の楽曲を分析し、その楽器についての書法を観察します。
第6回チェロの実際の楽曲を分析し、その楽器についての書法を観察します。
第7回コンデンススコアから実際に弦楽四重奏へと編曲をします。
中間試験評価方法・評価基準
提出された作品から、各楽器の音域や特性を理解して譜面に書けているかの理解度を評価する。試験60%、平常点20%、出席20%
第8回コントラバスと弦楽セクションについて学びます。
第9回イギリスの弦楽合奏の楽曲を分析し、書法を考察します。
第10回アメリカの弦楽合奏の楽曲を分析し、書法を考察します。
第11回商業音楽で使用されているストリングスアレンジについて考察します。
第12回作曲①音出し実習に向けて作品を書き進めます。まずはコンデンスから作品を書き、そこから弦楽四重奏へと拡大していきます。
第13回作曲②引き続き音出し実習に向けて作品を書き進めます。まずはコンデンスから作品を書き、そこから弦楽四重奏へと拡大していきます。
第14回作曲③引き続き音出し実習に向けて作品を書き進めます。パート譜の書き方やスラー・アーティキュレーション等の実際の演奏に関わる面もチェックをしていきます。
第15回生楽器による音だし・録音 : 自ら作曲し、編曲した弦楽四重奏のための作品(1分以上の演奏会用小曲)のスコア、バート譜を制作します。
期末試験評価方法・評価基準
オリジナルの弦楽四重奏作品のスコアを提出し、その作品を音出します。 楽器法を理解し、正しいスコアを書けているか、そして音楽としてまとまりのある音楽がその編成で実現できているかを総合的に判断し、評価します。試験70%、出席点30%。
科目名ポピュラー理論基礎Ⅰ
担当講師名中村 美奈子
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、エレクトーンアレンジャー、エレクトーンデモンストレーターとしての経験を持ちます。

授業内容

ハーモニーとメロディの視点からポピュラーミュージックを分析し、自己の作品に模倣・応用できる様々な作曲知識とスキルを学びます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

基本的なダイアトニック/ノンダイアトニック・コードおよびスケールに関する理解と、既存曲そして自作曲をメロディそしてコード進行の視点から正しく分析できることを目標とします。

授業計画

第1回コード① トライアドとセブンスコードの種類と構造を確認します。
第2回コード② テンションの種類と基本的なボイシングの構造を確認します。
第3回ダイアトニックコード① メジャー・キーにおける仕組みを確認します。
第4回ダイアトニックコード② メジャー・キーにおける機能と進行の用例を確認します。
第5回ダイアトニックコード③ マイナー・キーにおけるコードの仕組みを確認します。
第6回ダイアトニックコード④ マイナー・キーにおける機能と進行の用例を確認します。
第7回中間試験:コードとスケールについて試験をおこないます。
中間試験評価方法・評価基準
筆記試験を行います。学習したコード、スケール、用法等に関する理解度を評価します。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%
第8回ダイアトニックコードのコードスケールを確認します。
第9回ノンダイアトニックコード① セカンダリドミナントの仕組み、用例、コードスケールを確認します。
第10回ノンダイアトニックコード② セカンダリドミナントの用例をさらに確認します。
第11回ノンダイアトニックコード③ Dim7の和音構造、用例、コードスケールを確認します。
第12回ノンダイアトニックコード④ Dim7の用例をさらに確認します。
第13回ノンダイアトニックコード⑤ モーダルインターチェンジによる借用和音の仕組み、用例、コードスケールを確認します。
第14回ノンダイアトニックコード⑥ モーダルインターチェンジによる借用和音の用例をさらに確認します。
第15回期末試験:既存曲の分析を試験としておこないます。
期末試験評価方法・評価基準
筆記試験を行います。学習したコード、スケール、用法等に関する理解度を評価します。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%

特記事項

テキスト(ポピュラー音楽基礎理論)、筆記用具、五線譜を必ず持参、また、配布資料もファイルにまとめてすべて持参してください。

科目名ポピュラー理論基礎Ⅱ
担当講師名中村 美奈子
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、エレクトーンアレンジャー、エレクトーンデモンストレーターとしての経験を持ちます。

授業内容

ハーモニーとメロディの視点からポピュラーミュージックを分析し、自己の作品に模倣・応用できる様々な作曲知識とスキルを学びます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

様々なコードを応用してコード進行を再構築するスキルの習得、トーナルハーモニー、モーダルハーモニーそれぞれの仕組みと音楽の響きを柔軟にとらえ、正しく理解し表現できることを目標とします。

授業計画

第1回トライトーンSubV7の仕組み、用例、コードスケールを確認します。
第2回バート・バカラックのハーモニー① メロディの効果的な演出を考察します。
第3回バート・バカラックのハーモニー② 転調、非機能的なコード進行の用例を考察します。
第4回スティービー・ワンダーのハーモニー① II-Vの用例を考察します。
第5回スティービー・ワンダーのハーモニー② SubV7の用例を考察します。
第6回スティービー・ワンダーのハーモニー③ モーダルインターチェンジによる借用和音の用例を考察します。
第7回中間試験:授業で取り上げた曲の分析を試験としておこないます。
中間試験評価方法・評価基準
筆記試験を行います。学習したコード、スケール、用法等に関する理解度を評価します。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%
第8回転調の様々なパターンと効果的な用例を確認します。
第9回旋法の考え方、旋法と調性の歴史、教会旋法の音階構造と響きの特徴を確認します。
第10回旋法を用いた表現① 旋法の響きを演出する旋律について考察します。
第11回旋法を用いた表現② 旋法の響きを演出するコード進行について考察します。
第12回旋法を用いた表現③ 旋法の響きを演出する旋法和音について考察します。
第13回ほか日本をはじめ諸外国で見られる旋法の音階構造、用例を確認します。
第14回試験に向けた準備として、ダイアトニックハーモニーとモーダルハーモニーの総合的な振り返りをおこないます。
第15回期末試験:旋法の音階構造の確認、既存曲の分析を試験としておこないます。
期末試験評価方法・評価基準
筆記試験を行います。学習したコード、スケール、用法等に関する理解度を評価します。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%

特記事項

テキスト(ポピュラー音楽基礎理論)、筆記用具、五線譜を必ず持参、また、配布資料もファイルにまとめてすべて持参してください。

科目名クラシック作編曲実習Ⅰ
担当講師名西上 和子
専攻楽器グレード等作曲
年次3年次
学期春学期
授業の形態実習

担当科目に関連する実務経歴

作編曲家として活動。幅広いジャンルのピアノ演奏で活躍中。その他CDプロデュースや、楽譜出版などもおこなう。

授業内容

最終目標であるオーケストラによる作編曲への準備段階として、オーケストラの各セクションの書法について順次学んでいきます。Ⅰクォーターでは、打楽器アンサンブル、Ⅱクォーターでは木管アンサンブルによる作品制作および音出しを行います。音出しの時のレコーディングも勉強します。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

演奏者にとって見やすい楽譜、見やすい指揮、言葉遣い、スコアの製本など、コミュニケーションを目指します。

授業計画

第1回1 打楽器について
第2回2 打楽器の構造および種類 リズム起源
第3回3 各打楽器の音響と奏法 打楽器科の方の楽器紹介を実施
第4回4 打楽器の各種奏法と記譜のしかた
第5回5 打楽器アンサンブル曲の分析(邦人作曲家・ケチャ他)
第6回6 打楽器アンサンブル作品制作
第7回7 打楽器アンサンブルによる作品制作および音出し
中間試験評価方法・評価基準
"平常点20% 提出物30% 出席点50%
出席率と積極性を重視します。提出物期日厳守。各種打楽器がうまく扱われているかどうか。打楽器アンサンブルにふさわしい作品であるかどうか。
第8回8木管楽器について
第9回9 木管楽器の組み合わせ方(嵌め合わせ)とホルン奏法
第10回10 木管アンサンブルの書法
第11回11 木管五重奏曲の分析(近代)
第12回12 木管アンサンブル曲の分析・ホルンミュートの使い方特集
第13回13 木管5重奏による作品制作
第14回木管5重奏による作品制作
第15回木管5重奏音出し。音出しをクラス全員で協力しあって、演奏者に対してわかりやすい楽譜作成
期末試験評価方法・評価基準
"平常点20% 提出物30% 出席点50%
出席率と積極性を重視します。提出物期日厳守。各種打楽器がうまく扱われているかどうか。打楽器アンサンブルにふさわしい作品であるかどうか。
科目名クラシック作編曲実習Ⅱ
担当講師名西上 和子
専攻楽器グレード等作曲
年次3年次
学期秋学期
授業の形態実習

担当科目に関連する実務経歴

作編曲家として活動。幅広いジャンルのピアノ演奏で活躍中。その他CDプロデュースや、楽譜出版などもおこなう。

授業内容

最終目標であるオーケストラによる作編曲への準備段階として、オーケストラの各セクションの書法について順次学んでいきます。Ⅲクォーターでは、金管アンサンブル、Ⅳクォーターでは弦楽合奏による作品制作および音出しを行います。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

ひとつの音楽制作プロダクションと仮定し、音出しをスムーズに細々とした気遣い、 全員協力しながら、演奏者との快適な音楽作りを目指し作品を仕上げます。

授業計画

第1回1金管楽器について
第2回2 金管楽器の特徴、各楽器の音域・特性・奏法など
第3回3 各種ミュート、特殊奏法
第4回4 金管五重奏作品研究
第5回5 金管五重奏作品、打ち込んで音源をつくってみましょう。
第6回6 金管アンサンブル作品制作
第7回7 金管アンサンブル打ち込みにて発表
中間試験評価方法・評価基準
平常点20% 提出物30% 出席点50%
出席率と積極性を重視します。提出物期日厳守。金管アンサンブルにふさわしい作品であるかどうか。 各楽器の使い分けが適切になされているかどうか。
第8回8 弦楽器について
第9回9 弦楽器の特徴、各楽器の音域、特性、奏法など
第10回10 弦楽器の各種奏法—ヴァイオリン独奏曲の研究・考察
第11回11 弦楽四重奏曲の紹介と分析
第12回12 弦楽合奏曲の分析—和音の重ね方
第13回13 弦楽合奏曲の分析—さまざまな奏法 (バルトーク)
第14回14弦楽合奏による作品制作
第15回15弦楽合奏による作品制作および音出し
期末試験評価方法・評価基準
平常点20% 提出物30% 出席点50%
出席率と積極性を重視します。提出物期日厳守。弦楽器の特性が活かされているかどうか。
特記事項
科目名クラシック作編曲実習Ⅲ
担当講師名小松 真理
専攻楽器グレード等
年次4年次
学期春学期
授業の形態実習

担当科目に関連する実務経歴

講師は映画、番組の音楽を担当する等、実務経験を持ちます。

授業内容

前年度に学習したオーケストラの各セクションの書法を踏まえ、オーケストラの書法を学んでいきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

試演を前提とした楽曲&スコア作りを分析&模倣を反復しながら習得します。
<成果物>
1Qは木管+弦楽器編成をを制作し、試演を行います。
2Qは金管8重奏を制作し、試演を行います。

授業計画

第1回作品研究(1) / 作家による書法の違いを分析&実習
第2回オーケストラにおける弦楽器群の役割と書法
第3回オーケストラにおける管楽器群の役割と書法
第4回指揮実習(1) / 変拍子を含む譜面の指揮
第5回個別スコアチェック
第6回試演曲のパート譜提出
第7回試演
中間試験評価方法・評価基準
試験 60%
出席 30%
授業内課題等 10%
第8回カノンとフーガ / 分析と実習
第9回作品研究(2) / オーケストレーション研究ベースの割り当て
第10回編曲実習 / ピアノ曲→小編成オーケストラへの編曲
第11回カノン実習で制作した楽曲を試演
第12回指揮実習(2) / 変拍子、テンポチェンジを含む譜面の指揮
第13回個別スコアチェック
第14回(振替休講) / 金管試演分振替
第15回金管アンサンブルのパート譜提出
期末試験評価方法・評価基準
試験 60%
出席 30%
授業内課題等 10%
科目名クラシック作編曲実習Ⅳ
担当講師名小松 真理
専攻楽器グレード等
年次4年次
学期春学期
授業の形態実習

担当科目に関連する実務経歴

講師は映画、番組の音楽を担当する等、実務経験を持ちます。

授業内容

前年度に学習したオーケストラの各セクションの書法を踏まえ、オーケストラの書法を学んでいきます。
学期末に通常編成(2管編成)オーケストラによる作品制作および試演を行います。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

試演を前提とした楽曲&スコア作りを分析&模倣を反復しながら習得します。
<成果物>
3Qはオーケストラで使用される楽器の中から1つの楽器をクラスで選択し、楽曲制作→試演を行います。
4Qはオーケストラ作品を制作し、試演を行います。

授業計画

第1回オーケストラの書法(1) / 弦楽器群と木管楽器群
第2回オーケストラの書法(2) / 木管楽器群と金管楽器群
第3回(振替休講) / 3月試演分振替
第4回ハープについて / 試演用の譜面作成
第5回指揮実習(3) / 年度末試演曲の指揮実演(アレンジ未完成可)
第6回オーケストラの書法(3) / 全奏(トゥッティ)
第7回試演
中間試験評価方法・評価基準
試験 60%
出席 30%
授業内課題等 10%
第8回作品研究(1) / オーケストレーション研究音域、声部の違いによる対比
第9回作品研究(2) / オーケストレーション研究強弱、動きの違いによる対比
第10回(振替休講) / 3月試演分振替
第11回作品研究(3) / オーケストレーション研究クライマックスの作り方
第12回個別スコアチェック
第13回譜面総括 / 作家・出版社によるスコア、アーティキレーションの違いを考察
第14回楽曲解説提出 / 試演曲の楽曲解説提出
第15回試演曲スコア&パート譜提出
期末試験評価方法・評価基準
提出曲 60%
出席 30%
その他 10%

※振替休講日は固定ではありません
科目名ポピュラー音楽理論Ⅰ
担当講師名三塚 知貴
専攻楽器グレード等
年次3年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、トロンボーン奏者としての演奏活動、作編曲家として楽曲提供や出版、吹奏楽やBigBand等の指導などに於いて実務経験を持ちます。

授業内容

春学期は1,2年次に学習して来た復習を中心に、基礎知識の理解度を高めると同時に、より難易度の高い内容を講義します。
各項目を筆記することで確実に身に付けていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

コード進行のアナライズ演習を数多くやる事でコード進行のヴァリエーションを習得します。
メロディに即したスケールの選択が出来るようにします。
秋学期に於ける、Voicingや大編成の作編曲への応用力に繋げます。

授業計画

第1回ダイアトニックコード/確認と演習
第2回ケーデンスとセカンダリードミナント/確認と演習
第3回代理コード/確認と演習
第4回ディミニッシュとオーグメント/確認と演習
第5回マイナーダイアトニックコード/確認と演習
第6回モーダルインターチェンジ/確認と演習
第7回筆記試験
中間試験評価方法・評価基準
筆記試験:40% 出席率:30% 平常点:30%
第8回1Q筆記試験の復習
第9回実践的なリハーモナイゼーション
第10回転調のテクニック
第11回テンションノートについて
第12回コードスケール
第13回コンパウンドコード
第14回2Qの内容に関する補足
第15回筆記試験
期末試験評価方法・評価基準
筆記試験:40% 出席率:30% 平常点:30%
科目名ポピュラー音楽理論Ⅱ
担当講師名三塚 知貴
専攻楽器グレード等
年次3年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、トロンボーン奏者としての演奏活動、作編曲家として楽曲提供や出版、吹奏楽やBigBand等の指導などに於いて実務経験を持ちます。

授業内容

秋学期はポピュラー作編曲実習Ⅱの試演奏に連動しながら講義を進めます。
3クォーターは、BigBandのSaxSectionを想定したVoicingを中心とした内容。
4クォーター、大編成を作編曲する上でのテクニックを中心に講義します。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

ジャズ・ポップスのオーケストレーションに必要なハーモニーの作り方を習得し、様々なシーンや幅広いジャンルに使える音作りを出来るようにします。

授業計画

第1回2Q筆記試験復習&Voicing①(クローズ&オープン)
第2回Voicing②(アプローチノート)
第3回5 Part Soli Voicing①
第4回5 Part Soli Voicing②
第5回Voicingに於けるUpper Structure Triad等の活用
第6回3Qの内容に関する補足
第7回筆記試験
中間試験評価方法・評価基準
筆記試験:40% 出席率:30% 平常点:30%
第8回3Q筆記試験復習&BigBandスコアのアナライズ
第9回シャウトコーラスについて
第10回ソリ・バックライティング
第11回ユニゾンとオクターブライティング
第12回大編成に於けるUpper Structure Triad等の活用
第13回4Qの内容に関する補足
第14回1年間の復習と重要なポイントについて
第15回BigBand提出作品に関する確認と評価
期末試験評価方法・評価基準
提出作品:70% 出席:30%
科目名ポピュラー作編曲実習Ⅰ
担当講師名三塚 知貴
専攻楽器グレード等
年次3年次
学期春学期
授業の形態実習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、トロンボーン奏者としての演奏活動、作編曲家として楽曲提供や出版、吹奏楽やBigBand等の指導などに於いて実務経験を持ちます。

授業内容

ジャズ・ポップスに於ける、ホーンとストリングスの編曲法を中心に講義します。
1クォーターは、各楽器の編曲法の基礎を学びます。
2クォーターは、"3Horns(Tp,T.Sax&Tb)+3Rhythm"の作編曲制作を中心に進めます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

ジャズ・ポップスに於ける生楽器・生演奏のサウンド感を習得します。
またその記譜法も習得します。

授業計画

第1回BigBandについてのガイダンス
第2回楽器法&記譜法①(Tp&Tb)
第3回楽器法&記譜法②(Sax)
第4回楽器法&記譜法③(その他の吹奏楽器)
第5回BigBandに於けるリズムセクションの概念
第6回Strings編曲法
第7回鑑賞(ジャズとクラシックの音楽の本質)とレポート
中間試験評価方法・評価基準
レポート:40% 出席率:30% 平常点:30%
第8回鑑賞(音楽の形式を見分ける)とレポート
第9回3Horns+3Rhythm編成についてのガイダンス
第10回スコアライティングの基礎①
第11回スコアライティングの基礎②
第12回3Horns+3Rhythm作編曲に向けて
第13回3Horns+3Rhythm作編曲制作とチェック
第14回3Horns+3Rhythmスコア完成と提出
第15回3Horns(Tp,T.Sax&Tb)+3Rhythm試演奏会
期末試験評価方法・評価基準
提出作品:40% 出席率:30% 平常点:30%
科目名ポピュラー作編曲実習Ⅱ
担当講師名三塚 知貴
専攻楽器グレード等
年次3年次
学期秋学期
授業の形態実習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、トロンボーン奏者としての演奏活動、作編曲家として楽曲提供や出版、吹奏楽やBigBand等の指導などに於いて実務経験を持ちます。

授業内容

3クォーターは、"5Sax+3Rhythm"の作編曲制作を中心に、BigBandの歴史的背景も併せて講義します。
4クォーターは、BigBandサウンドを効果的に書く為の方法論を中心に講義します。
制作したBigBand作品を試演奏してスタジオ録音します。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

ジャズ・ポップスシーンに於いて、生楽器・生演奏のサウンド感やフレージングが大いに活きる編曲法を習得します。

授業計画

第1回鑑賞(BigBandの興隆と歴史的背景)①
第2回鑑賞(BigBandの興隆と歴史的背景)②
第3回BigBandに於けるSaxセクションの概念
第4回5Sax+3Rhythm作編曲に向けて
第5回5Sax+3Rhythm作編曲制作とチェック
第6回5Sax+3Rhythmスコア完成と提出
第7回5Sax+3Rhythm試演奏会
中間試験評価方法・評価基準
提出作品:40% 出席率:30% 平常点:30%
指定した授業に、課題の進捗状況報告や提出が出来たかという点も評価に含みます。
第8回様々なシーンに於けるBigBandJazz
第9回Inside The Score"Sammy Nestico"
第10回Inside The Score"Thad Jones"
第11回BigBand作編曲に向けて
第12回BigBand作編曲制作とチェック①
第13回BigBand作編曲制作とチェック②
第14回BigBandスコア完成と提出
第15回BigBand試演奏会
期末試験評価方法・評価基準
提出作品:70% 出席率:30%
指定した授業に、課題の進捗状況報告や提出が出来たかという点も評価に含みます。
科目名DTM・DAWⅠ
担当講師名新井 正俊
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は作曲/編曲家、マニピュレーターとしてアーティストへの楽曲提供、アニメ、ゲーム、CM等の音楽制作、ライブサポート経験を持ちます。

授業内容

作品を制作しながら機材操作、MIDIの基礎を習得します。2コマ続きの授業ですので、授業前半ではテクニック解説と操作練習、後半は作品制作作業と個別確認を行います。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

DAWの概念、基本操作、機材の名称を理解します。
PCで表情豊かな演奏、音作りをするためには各種MIDIデータを理解し、使いこなすことが大切です。MIDIの基礎知識と楽器の特徴をとらえた表情豊かなデータ作成を習得し、作品を完成させることを目標とします。尚、履修学生が制作した作品をこの授業の教育成果物とします。

授業計画

第1回PCを使った音楽制作について(どんなことができるのか、必要な機材等)説明します。
電子楽器、音響機器の歴史に触れ、機材の役割を理解します。
第2回DAW基本操作①
教室機材の扱い方を説明します。CUBASEのセッティングからソング保存までを練習します。
第3回DAW基本操作②
CUBASE、VOCALOIDの各種機能を説明します。童謡を入力しながら基本操作を練習します。
第4回練習作品制作①
作品を作りながらケースに応じたデータ入力の練習を行います。
第5回練習作品制作②
タイミング、ベロシティー、ノートレングスの編集を行います。
第6回練習作品制作③
ピッチベンド、モジュレーション、エクスプレッションを使い演奏に表情を付けます。
第7回中間試験:
音声ファイルのフォーマットについて説明します。
簡単なミックスを行い、作品を提出します。
中間試験評価方法・評価基準
作品をWAVファイル(48kHz/24bit)で提出します。
DAWソフトの基本機能と操作を理解できているか、提出作品の完成度から評価します。
評価基準 出席:20% 平常点:20% 試験:60%
第8回MIDIの基礎知識、ソフト/ハードウェア音源、異なるDAW環境でのデータのやりとりについて説明します。
第9回楽器の入力テクニック①/作品制作①
ドラム&パーカッションの特徴を捉えた打ち込み練習を行い、作品に反映させます。
第10回楽器の入力テクニック②/作品制作②
鍵盤楽器&シーケンスの特徴を捉えた打ち込み練習を行い、作品に反映させます。
第11回楽器の入力テクニック③/作品制作③
ベース&ギターの特徴を捉えた打ち込み練習を行い、作品に反映させます。
第12回楽器の入力テクニック④/作品制作④
管弦楽器の特徴を捉えた打ち込み練習を行い、作品に反映させます。
第13回譜面作成/作品制作⑤
スコアエディターの使い方を説明します。メロディー&コード譜を作成します。
第14回録音テクニック/作品制作⑥
ミキサーの仕組みとエフェクターの活用について説明します。
外部音源の録音を実践します。
第15回期末試験:作品提出
ミックスダウンを行い、作品を完成させます。
メロディー&コード譜をPDFファイルとして書き出します。
期末試験評価方法・評価基準
作品をWAVファイル(48kHz/24bit)とメロディー&コード譜(PDFファイル)として提出します。
表情のある演奏ができているか、提出作品の完成度から評価します。また、見やすい譜面として完成しているか評価します。
評価基準 出席:20% 平常点:20% 試験:60%
科目名DTM・DAWⅡ
担当講師名新井 正俊
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は作曲/編曲家、マニピュレーターとしてアーティストへの楽曲提供、アニメ、ゲーム、CM等の音楽制作、ライブサポート経験を持ちます

授業内容

作品を制作しながらシンセサイザーの音作り、オーディオ編集&エフェクトテクニックを習得します。また、オーディオ素材を扱ったリミックス的手法での楽曲構築、ミックスからマスタリングまでの工程を実践し、クオリティーの高い作品制作を目指します。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

シンセサイザーとエフェクターの音作り、オーディオ編集テクニック、ミックステクニックを習得し、クオリティーの高い作品に仕上げることを目標とします。尚、履修学生が制作した作品をこの授業の教育成果物とします。

授業計画

第1回音ネタ制作①
シンセサイザーの種類、各パラメーターの機能を説明します。効果音を作りながらシンセサイザーの操作練習を行います。
第2回音ネタ制作②
VOCALOIDのパラメーター、入力テクニックについて説明します。
第3回音ネタ制作③
エフェクターやオートメーションを併用し、フレーズ素材を作成します。
第4回オーディオベースでの作品制作①
オーディオ素材から楽曲を構築します。曲の構想、モチーフ等を考えます。
第5回オーディオベースでの作品制作②
オーディオ素材から楽曲を構築します。楽曲構成(展開)について考えます。
第6回仕上げ
エフェクター(EQ、COMP/LIM)について説明します。ミックスダウン行い完成させます。
第7回中間試験:
作品提出と試聴会を行い評価します。
中間試験評価方法・評価基準
作品をWAVファイル(48kHz/24bit)として提出、試聴会を行います。
音作り/オーディオ編集/エフェクト&ミックステクニックを作品の完成度から評価します。
評価基準 出席:20% 平常点:20% 試験:60%
第8回オーディオ編集テクニック①
タイミング修正を実践します。
第9回オーディオ編集テクニック②
音程修正を実践します。
第10回コンピレーション制作①
グループに分かれ、テーマに沿った楽曲を制作します。各自、作品制作にとりかかります。
第11回コンピレーション制作②
各自、作品制作作業を行います。
第12回コンピレーション制作③
各自、作品制作作業を行います。グループ内で作業の進行具合を確認します。
第13回コンピレーション制作④
各自、作品制作作業を行います。ミックス/マスタリングの手順について説明します。
第14回仕上げ
各自の楽曲のミックス、グループ単位でマスタリングを実践し、アルバムとして完成させます。
第15回期末試験:作品提出と発表
完成したアルバムの提出と試聴会を行い評価します。
期末試験評価方法・評価基準
作品をWAVファイル(48kHz/24bit)でアルバムとして提出、試聴会を行います。
機材の使いこなし、ミックス/マスタリングの出来にを重点におき、個々の楽曲、アルバムとしての完成度を評価します。
評価基準 出席:20% 平常点:20% 試験:60%
科目名ミュージックシンセサイズⅠ
担当講師名三堀 尚和
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は作編曲、レコーディングエンジニア、シンセサイザープログラマーとしての実務経験を持ちます。

授業内容

DAWによる音楽制作の様々な操作を学ぶ授業です。第1クォーターでは音の基礎と録音技術、ProToolsとCubaseの違いについて学びます。第2クォーターではCubaseを使用して録音された素材をミックス、マスタリングを行い、完成に至るまでの操作を学びます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

DAWを中心とし、シンセサイザーやサンプラーなどのソフトウェアを使用して、サウンドデザインとシミュレーションの両面において、思い通りの音作りができる能力を得る事を目的とします。

授業計画

第1回ガイダンス〜音の基礎知識(1):授業の内容と進め方、評価方法のルールについて説明します。また、基礎知識として音の3要素の一つである音量とdBを解説します。
第2回音の基礎知識(2):基礎知識として音の3要素のうち音程について学びます。
また周波数の単位であるHzと音階について解説します。
第3回音の基礎知識(3):基礎知識として音の3要素のうち音色について学びます。
また音色と倍音、波形との関連について解説します。
第4回現代の録音技術と歴史:録音に必要なアナログ、デジタルの知識を解説します。
また音の入口と出口であるマイク、スピーカーなどの機材についても解説します。
第5回DAW上での編集と応用:現在の代表的なDAWであるProToolsとCubaseの違い、編集の可能性と各種フォーマットについて解説します。
第6回クォーター末試験:基礎知識の理解度を確認するため、筆記試験を行います。
第7回試験添削:問題の解答について解説します。理解度の確認を目的とします。
中間試験評価方法・評価基準
試験の点数(30%)、平常点(20%)、出席数(50%)、トータル100%。減点方式を基本とし、遅刻は欠席同等の減点となります。積極性を重要視します。
第8回ミックス課題の実践・PTからのインポート:ProToolsであらかじめ録音されたセッションファイルからマルチトラック素材をCubaseへインポートする方法について解説します。
第9回Cubase操作・楽器別のステムミックス:マルチトラック素材のミックスを通して作業の流れ、各トラックの説明とグループ作成、Cubase操作のポイント、注意点を解説します。
第10回エフェクト処理1・音量:コンプレッサーなど、ダイナミクス系プラグインの種類と操作を解説します。内容により順序が前後することがあります。
第11回エフェクト処理2・音色:各種フィルターを含むイコライザー系プラグインの種類と操作を解説します。内容により順序が前後することがあります。
第12回エフェクト処理3・残響:ディレイ、リバーブなどの残響系プラグインの種類と操作を解説します。内容により順序が前後することがあります。
第13回ボーカルのトラック処理:ピッチ修正系を含むボーカル用プラグインの種類と操作を解説します。
第14回学期末実技試験:総合的な理解度を確認するため、課題曲の提出をもって実技試験とします。
第15回2mixの作成と簡易マスタリング:仕上げの作業として2mixの作成とマキシマイザーを使用した簡易マスタリングの操作について解説します。
期末試験評価方法・評価基準
試験の点数(30%)、平常点(20%)、出席数(50%)、トータル100%。減点方式を基本とし、遅刻は欠席同等の減点となります。積極性を重要視します。
科目名ミュージックシンセサイズⅡ
担当講師名三堀 尚和
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は作編曲、レコーディングエンジニア、シンセサイザープログラマーとしての実務経験を持ちます。

授業内容

DAWによる音楽制作の様々な操作を学ぶ授業です。第1クォーターでは音の基礎と録音技術、ProToolsとCubaseの違いについて学びます。第2クォーターではCubaseを使用して録音された素材をミックス、マスタリングを行い、完成に至るまでの操作を学びます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

DAWを中心とし、シンセサイザーやサンプラーなどのソフトウェアを使用して、サウンドデザインとシミュレーションの両面において、様々な音作りができる能力を得る事を目的とします。成果物として上記を使用した映像用の音楽作品を完成させます。

授業計画

第1回シンセサイザーの基礎1:シンセサイザーの構造〜過去から現在までの代表的な音源方式と音作りの基礎となる構造について解説します。
第2回シンセサイザーの基礎2:シンセサイザー操作の基礎としてオシレーター、フィルター、アンプリファイヤーの仕組みと操作を解説します。
第3回シンセサイザーの基礎3:シンセサイザー操作の基礎としてエンベロープ、LFO、モジュレーションマトリクスの仕組みと操作を解説します。
第4回シンセサイザーの応用1:映像課題を通して主にアナログシンセサイザーを使用した効果音作成とプラグインを含めた実際の音作りを解説します。
第5回シンセサイザーの応用2:映像課題を通して主にサンプル素材を使用した効果音作成とプラグインを含めた実際の音作りを解説します。
第6回クォーター末試験:総合的な理解度を確認するため、課題曲の発表と提出をもって実技試験とします。
第7回課題作品の考察:課題をより高いクオリティに高めるための考察。業界でも主流となるプラグイン音源を使用した楽曲制作、生楽器のシミュレーションなどを解説します。
中間試験評価方法・評価基準
試験の点数(30%)、平常点(20%)、出席数(50%)、トータル100%。減点方式を基本とし、遅刻は欠席同等の減点となります。積極性を重要視します。
第8回楽曲制作課題・実践と応用1:主にリズムのみで構成されるトラック制作とCubaseのサンプルデータベースの機能の操作を映像課題を通して解説します。
第9回楽曲制作課題・実践と応用2:主にリズムのみで構成されるトラック制作とそれに適したブラグインの操作を映像課題を通して解説します。
第10回楽曲制作課題・実践と応用3:リズムを主体としたトラックで構成される映像課題を完成させます。またデータベースの扱いについても解説します。
第11回楽曲制作課題・実践と応用4:映像課題を通して総合的な楽曲制作を行います。映像に合わせたテンポマップの作成について解説します。
第12回楽曲制作課題・実践と応用5:映像課題を通して総合的な楽曲制作を行います。
効果音と楽曲に分け、それぞれの様々なテクニックの紹介や操作法を解説します。
第13回楽曲制作課題・実践と応用6:映像課題を通して総合的な楽曲制作を行います。
各種専用音源の紹介や操作法を解説し、可能な限り個別対応します。
第14回学期末実技試験:総合的な理解度を確認するため、課題曲の提出と発表をもって実技試験とします。可能な限り個別対応します。
第15回課題作品の考察:課題をより高いクオリティに高めるためには何が必要か考察します。
期末試験評価方法・評価基準
試験の点数(30%)、平常点(20%)、出席数(50%)、トータル100%。減点方式を基本とし、遅刻は欠席同等の減点となります。積極性を重要視します。
科目名スタジオマニピュレート演習Ⅰ
担当講師名三堀 尚和
専攻楽器グレード等
年次3、4年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は作編曲、レコーディングエンジニア、シンセサイザープログラマーとしての実務経験を持ちます。

授業内容

DAWを中心とした音楽制作の様々な操作を学ぶ授業です。第1クォーターでは楽曲分析ツールとしてのDAWの使用法について解説し、実際に操作法を習得します。第2クォーターでは各自が目標とする楽曲スタイルを参考曲のモックアップの制作を通して実践していきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

様々なスタイルの作曲、アレンジにおいて和音や楽器の音色などを含めた楽曲分析は必要不可欠と言えます。この授業ではDAWによるモックアップの作成を通して思い描いた通りの楽曲制作ができる能力を得る事を目的とします。

授業計画

第1回授業の内容と進め方、評価方法のルールについて説明します。
第2回比較的楽器が少なめの楽曲から分析方法を解説します。また各学生ごとに課題曲を選定し、実際に分析を試みます。
第3回参考とする楽曲をDAWに取り込み、テンポの処理などと合わせて分析に必要な処理について解説し、実際に操作します。
第4回ボーカルを再現する音源のほか、楽曲分析に有効なツールについて解説し、実際に操作します。内容は状況により前後する可能性があります。
第5回参考曲に含まれる楽器のシミュレーションについて、また各種の音源の特徴と使用法について解説します。内容は状況により前後する可能性があります。
第6回これまでの内容を繰り返しながら再現したモックアップを完成させます。学生の能力次第では複数の楽曲に挑戦します。内容は前後する可能性があります。
第7回制作した楽曲の授業内発表をもって実技試験とします。
中間試験評価方法・評価基準
試験の点数(30%)、平常点(20%)、出席数(50%)
減点方式を基本とし、遅刻は欠席同等の減点となります。積極性を重要視します。
第8回学生各自が参考にする自由曲を選択し、分析しながらそのモックアップを制作します。課題曲から選択することも可能とします。
第9回引き続き、分析とモックアップの制作を進めます。できる限り個別対応を基本としながら授業を行います。
第10回ここまでは極力アレンジなどはせずに原曲に忠実な再現を目指しますが、能力次第ではアレンジを加えて原曲を意識した方向にシフトしていきます。
第11回制作した楽曲を発表します (授業内での発表は強制ではないものとします)。
第12回ここまでの内容を踏まえながら、参考曲のスタイルを意識した自由曲制作に切り替えます。内容は個人の能力により厳格には設定しないものとします。
第13回引き続き、参考曲のスタイルを意識した自由曲制作を進めます。できる限り個別対応を基本としながら授業を行います。
第14回簡易マスタリングとラウドネスノーマライゼーションについて解説します。
第15回制作した楽曲の授業内発表をもって実技試験とします。
期末試験評価方法・評価基準
試験の点数(30%)、平常点(20%)、出席数(50%)
減点方式を基本とし、遅刻は欠席同等の減点となります。積極性を重要視します。
科目名スタジオマニピュレート演習Ⅱ
担当講師名三堀 尚和
専攻楽器グレード等
年次3、4年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は作編曲、レコーディングエンジニア、シンセサイザープログラマーとしての実務経験を持ちます。

授業内容

DAWを中心とした音楽制作の様々な操作を学ぶ授業です。第3クォーターでは比較的編成の大きな楽曲制作に限定し、オーケストラ音源の使用についても言及していきます。第4クォーターでは各自が目標とする楽曲スタイルでの制作を中心とし、成果物として授業で製作した楽曲を作品として完成させます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

DAWを中心とし、各種ソフトウェア音源を使用してサウンドデザインとシミュレーションの両面において様々な音作りができる能力を得る事を目的とし、総合的に完成度の高い作品が制作できることを目標とします。

授業計画

第1回主に弦楽器を多用した楽曲と、それらを制作可能な音源について、また3Q課題の制作発表についても解説します。
第2回最低条件として弦楽器を使用する楽曲制作を行います。しかし楽曲のスタイルは各個人の目標に合わせて自由とします。
第3回弦楽器の様々な奏法について、またその再現方法について実際に参考曲を聴きながら解説します。状況により内容は前後する可能性があります。
第4回引き続き、弦楽器を使用する楽曲制作を行います。できる限り個別対応を基本としながら授業を行いますが、内容は前後する可能性があります。
第5回引き続き、弦楽器を使用する楽曲制作を行います。できる限り個別対応を基本としながら授業を行いますが、内容は前後する可能性があります。
第6回引き続き、弦楽器を使用する楽曲制作を行います。できる限り個別対応を基本としながら授業を行いますが、内容は前後する可能性があります。
第7回制作した楽曲の授業内発表をもって実技試験とします。
中間試験評価方法・評価基準
試験の点数(30%)、平常点(20%)、出席数(50%)
減点方式を基本とし、遅刻は欠席同等の減点となります。積極性を重要視します。
第8回映像課題の制作方法と提出方法について解説します。動画は用意されたもの以外に、自分で用意したものも使用可能とします。
第9回映像課題の制作を行います。できる限り個別対応を基本としながら授業を行いますが、内容は前後する可能性があります。
第10回映像課題の制作を行います。できる限り個別対応を基本としながら授業を行いますが、内容は前後する可能性があります。
第11回制作した楽曲を発表、提出します。(授業内での発表は強制ではないものとします)。
第12回個々の目標に応じて無制約での楽曲制作を行います。過去の自作曲の修正等も課題として認めますが、ある程度の完成度であることが唯一の条件です。
第13回引き続き楽曲制作を行います。できる限り個別対応を基本としながら授業を行いますが、内容は状況により前後する可能性があります。
第14回引き続き楽曲制作を行います。できる限り個別対応を基本としながら授業を行いますが、内容は状況により前後する可能性があります。
第15回制作した楽曲の授業内発表をもって実技試験とします。
期末試験評価方法・評価基準
試験の点数(30%)、平常点(20%)、出席数(50%)
減点方式を基本とし、遅刻は欠席同等の減点となります。積極性を重要視します。
科目名音楽プログラム研究A
担当講師名佐々木 清裕
専攻楽器グレード等
年次3,4年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師はこの科目の内容に関連する実務経験(音楽制作、作曲、レコーディングエンジニアとしての活動)を持っております。

授業内容

コンピュータを使って音楽を表現するために、音楽に関するいろいろな情報、演奏、音、楽器などを数学的、物理的に研究します。この分野で一番大事なのは音楽知識です。従来の演奏・作曲・編曲という知識を違う視点で考え、自分の発想を広げます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

音楽をいつもとは違う角度から考察して、新しい発想で音楽を作れるようになります。コンピュータで音楽を作る際に必要な知識を身につけます。音を作るということを理解します。

授業計画

第1回電子音楽の歴史と作品の鑑賞。授業内容の説明。
第2回Maxのプログラミング概要について学習します。
第3回周波数、波形等音楽を構成する物理的、数学的な要素について学習します。
第4回Maxで減算合成パッチについて学習します。
第5回FM合成とMaxでのパッチについて学習します。
第6回Maxで使用するMIDI規格とOSCについて学習します。
第7回課題パッチを制作し提出します。
中間試験評価方法・評価基準
課題提出。授業内容を理解しているか確認します。
欠席5点、遅刻3点を減点します。
出席25% 平常点25% 試験50%
第8回オーディオサンプルを再生する方法について学習します。
第9回ミュージック・コンクレートについて学習します。
第10回ミニマル・ミュージックについて学習します
第11回ミニマル・ミュージックのパッチを作成しそのアイデアや仕組みを理解します。
第12回数学による音楽の表現と自動作曲の概要について学習します。
第13回アルゴリズム作曲のパッチを作成し、そのアイデアや仕組みを理解します。
第14回自由な発想で、不思議な音の世界を作ります。
第15回課題を作成し提出します。
期末試験評価方法・評価基準
課題提出。授業内容を理解しているか確認します。
欠席5点、遅刻3点を減点します。
出席25% 平常点25% 試験50%
科目名音楽プログラム研究B
担当講師名佐々木 清裕
専攻楽器グレード等
年次3,4年次
学期秋学期
授業の形態講義

担当科目に関連する実務経歴

講師はこの科目の内容に関連する実務経験(音楽制作、作曲、レコーディングエンジニアとしての活動)を持っております。

授業内容

コンピュータで、実際の音楽を表現してみます。Max等を使って、自動演奏を体験します。コンピュータに作曲させるAI作曲の基本を体験します。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

Maxを使って自動演奏するプログラムを作れるようになります。

授業計画

第1回Maxプログラミング概要とオーディオ処理について学習します。
第2回グラニュラーシンセの仕組みを学習します。
第3回グラニュラーシンセのパッチを作成し、その動作について理解します。
第4回FFT処理の基礎を学習します。
第5回FFTを使ったパッチを作成し、その動作について理解を深めます。
第6回今までの学習をもとにMaxで音響作品を作成します。
第7回作品を提出します。
中間試験評価方法・評価基準
作品提出。授業内容を理解しているか確認します。
欠席5点、遅刻5点を減点します。
出席25% 平常点25% 試験50%
第8回立体音響(Ambisonics/Binaural)について学習します。
第9回AmbisonicsをはじめとしたMaxでの空間処理について学習します。
第10回データベースと乱数・確率・AIについて、そのコントロール方法について学習していきます。
第11回自動作曲:リズムの生成方法について学習します。
第12回自動作曲:コードの生成方法について学習します。
第13回今までの学習をもとに制作する作品のアイデアを出し、フローチャートを考えます。
第14回前回で作成したフローチャートをもとにMaxで作品を制作します。
第15回作品を提出します。
期末試験評価方法・評価基準
作品提出。授業内容を理解しているか確認します。
欠席5点、遅刻5点を減点します。
出席25% 平常点25% 試験50%
科目名コンテンツプロダクト基礎Ⅰ
担当講師名樺山 潤一郎
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

鍵盤楽器演奏及び作曲/編曲の経験

授業内容

当授業は制作物を完成させながらそのコンテンツ(例えば個々の楽曲など)のクォリティーを高めていくことを目標としています。春学期においては音響制作研究作品を作ります。すなわち動画の映像を借りてその音声・音響部分をすべて作り替えていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

SE・MEの制作、Pro toolsのオペレーションやマイキング、アフレコのディレクション、MA(ミックス作業)など多岐にわたる音響制作の基本的知識と技術の習得と、収録されるBGM・劇伴曲のクォリティーアップを目標とします。

授業計画

第1回ガイダンス_当授業の目的と目標について説明します。
第2回楽器編成とそのアレンジワークにおいて聞き逃しがちな低音楽器についてその重要性を説明します。
第3回より歯切れの良い楽曲をつくるために必要なアレンジワークとデータエディットについて説明します。
第4回劇伴曲にしばしば用いられる、リディアンモード、ドリアンモードなどを用いた作曲技法について説明します。
第5回映像作品のオープニング、エンディングに使用される歌楽曲について、メロディーメイク、アレンジワークを中心に説明します。
第6回制作課題_1(指定された場面のBGMの制作と発表)
第7回制作課題_2(クォーター末試験_担当する場面に対してのBGMの制作と発表)
中間試験評価方法・評価基準
出席 30% 平常点 30% 試験 40% として評価します。平常点は授業時、勉学に向かう姿勢と意欲を評価の対象とします。
第8回制作会議 音響制作研究作品の制作にあたり、必要な作業、スケジュール、役割担当の決定と確認をします。
第9回録音機器の知識と接続、マイキング、Pro toolsの基本操作を学びます。
第10回セリフ、ナレーションの録音時に必要とされるディレクションスキルを学びながら制作します。
第11回オーディオ波形編集の技術を学びながら制作します。
第12回制作物のオープニング、エンディングの歌楽曲にヴォーカルを録音します。
第13回SE・MEの録音とトラック編集
第14回完成にむけて担当BGMトラック、担当SE・MEトラックの提出と動画への貼り付けをします。
第15回学期末試験 MA作業(最終mix作業)と全行程を終了させること。
期末試験評価方法・評価基準
出席 30% 平常点 30% 試験 40% として評価します。平常点は授業時に勉学に向かう姿勢と意欲を評価の対象とします。
科目名コンテンツプロダクト基礎Ⅱ
担当講師名樺山 潤一郎
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

鍵盤楽器演奏及び作曲/編曲の経験

授業内容

秋学期では決定されたコンセプトに従い制作された全員の作品をyoutubeチャンネルにアプロードします。その中で収録楽曲のクォリティーアップを目指すとともに、制作の中で日頃音響用語や各プラグインのパラメーターの意味を確かなものにしていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

4年間の折り返し地点において、各々が自信を持って提示出来る楽曲を作ることがまずひとつの目標です。さらにいずれ制作現場で即戦力として活躍できるために必要とされるであろう確かな知識、技術の習得を目標とします。

授業計画

第1回音の三要素、周波数、位相、音圧、サンプリングレート、ビットデプスなどについて
第2回コンプレッサー、リミッターのパラメーターについて、さらになぜそれらが必要とされるかについて
第3回イコライザーのパラメーターについて、さらになぜそれらが必要とされるかについて
第4回シンセサイザーのパラメーターについて
第5回時流、メインストリームを意識しつつ、楽曲にデジタル要素を取り入れていく手法、アイデアを学びます。
第6回制作課題_1(自らの楽曲の音圧、音のヌケを商品化出来るレベルのものにマスタリングして提出して下さい。)
第7回制作課題_2(クォーター末試験_クラシック楽器ベースの楽曲にシンセサイザーを意欲的に盛り込んだ楽曲を提出して下さい。)
中間試験評価方法・評価基準
出席 30% 平常点 30% 試験 40% として評価します。平常点は授業時、勉学に向かう姿勢と意欲を評価の対象とします。
第8回制作会議 コンセプト、担当楽曲、制作スケジュール等の企画会議
第9回デモテイクの提出 楽曲の方向性、モチーフ、構成、楽器編成などの提示
第10回リテイクの提出 完成に向けた計画性、期待感の提示
第11回制作物に必要なデザイン、文字資料について
第12回制作物に利用できる映像素材の収集と編集
第13回学生間でのスキル共有、積極的な情報交換の場として
第14回完成稿の提出と発表。それらのマスタリング作業
第15回学期末試験 制作物の完成と作品のアプロード
期末試験評価方法・評価基準
出席 30% 平常点 30% 試験 40% として評価します。平常点は授業時に勉学に向かう姿勢と意欲を評価の対象とします。
科目名コンテンツプロダクトAⅠ
担当講師名広瀬 勇人
専攻楽器グレード等
年次3,4年次どちらかで履修(共通科目等)
学期春学期
授業の形態実習

担当科目に関連する実務経歴

作曲家。日本現代音楽協会新人賞入選、ニューイングランド学生作曲コンクール第1位、21世紀の吹奏楽「響宴」入選。吹奏楽、アンサンブルを中心に数多くの作品が国内外の出版社より出版される。

授業内容

国内外のコンクール状況、出版状況などを分析し、履修生にとってどの様な分野に可能性があるか、研究し楽曲を作曲する。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

各種コンクール、出版社の公募に応募する、もしくは応募出来る楽曲を制作する。

授業計画

第1回ガイダンス
授業内容の説明。講師紹介。履修生の方向性、将来の希望の確認。
第2回現状把握①
履修生のこれまで作曲してきた作品を持ち寄り、それぞれ今後どの様な可能性があるか、研究する。
第3回現状把握②
履修生のこれまで作曲してきた作品を持ち寄り、それぞれ今後どの様な可能性があるか、研究する。
第4回コンクール研究:
吹奏楽①全日本吹奏楽コンクール課題曲
(応募時期、傾向、過去の入選作品の研究)

作品添削:
履修生の作品添削
第5回コンクール研究:
吹奏楽②21世紀の吹奏楽「響宴」
(応募時期、傾向、過去の入選作品の研究)

作品添削:
履修生の作品添削
第6回コンクール研究:
吹奏楽③日本管打・吹奏楽協会作曲賞、JBA下谷賞、(応募時期、傾向、過去の入選作品の研究)

作品添削:
履修生の作品添削
第7回作品提出:
1Q内容に限定せず、各種コンクール、出版社公募に応募出来そうな作品の途中経過楽譜を提出

作品添削:
履修生の作品添削
中間試験評価方法・評価基準
授業の出席、提出作品、授業内容への取り組みなどを評価する。
(出席点80%、提出作品10%、平常点10%)
第8回コンクール研究:
現代音楽①現音新人賞
(応募時期、傾向、過去の入選作品の研究)

作品添削:
履修生の作品添削
第9回コンクール研究:
現代音楽②日本音楽コンクール他
(応募時期、傾向、過去の入選作品の研究)

作品添削:
履修生の作品添削
第10回コンクール研究:
合唱:全日本合唱コンクール他
(応募時期、傾向、過去の入選作品の研究)

作品添削:
履修生の作品添削
第11回コンクール研究:
ピアノ①ピティナ
(応募時期、傾向、過去の入選作品の研究)

作品添削:
履修生の作品添削
第12回コンクール研究:
ピアノ②ピティナ
(応募時期、傾向、過去の入選作品の研究)

作品添削:
履修生の作品添削
第13回コンクール研究:
ノンジャンル:
(応募時期、傾向、過去の入選作品の研究)

作品添削:
履修生の作品添削
第14回コンクール研究:
地域・各団体:
(応募時期、傾向、過去の入選作品の研究)

作品添削:
履修生の作品添削
第15回作品提出:
春学期の内容に限定せず、各種コンクール、出版社公募に応募出来そうな作品の途中経過楽譜を提出
期末試験評価方法・評価基準
授業の出席、提出作品、授業内容への取り組みなどを評価する。
(出席点80%、提出作品10%、平常点10%)
科目名コンテンツプロダクトAⅡ
担当講師名広瀬 勇人
専攻楽器グレード等
年次3,4年次どちらかで履修(共通科目等)
学期秋学期
授業の形態実習

担当科目に関連する実務経歴

作曲家。日本現代音楽協会新人賞入選、ニューイングランド学生作曲コンクール第1位、21世紀の吹奏楽「響宴」入選。吹奏楽、アンサンブルを中心に数多くの作品が国内外の出版社より出版される。

授業内容

国内外のコンクール状況、出版状況などを分析し、履修生にとってどの様な分野に可能性があるか、研究し楽曲を作曲する。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

各種コンクール、出版社の公募に応募する、もしくは応募出来る楽曲を制作する。

授業計画

第1回出版研究:
吹奏楽①
業界の状況、全体像と出版までの流れ
第2回出版研究:
吹奏楽②吹奏楽作品
(出版時期、傾向、出版作品の研究)

作品添削:
履修生の作品添削
第3回出版研究:
吹奏楽③アンサンブル作品
(出版時期、傾向、出版作品の研究)

作品添削:
履修生の作品添削
第4回出版研究:
吹奏楽④ポップス・編曲作品
(出版時期、傾向、出版作品の研究)

作品添削:
履修生の作品添削
第5回出版研究:
吹奏楽③海外の出版社
(出版時期、傾向、出版作品の研究)

作品添削:
履修生の作品添削
第6回出版研究:
吹奏楽まとめ

作品添削:
履修生の作品添削
第7回作品提出:
3Q内容に限定せず、各種コンクール、出版社公募に応募出来そうな作品の途中経過楽譜を提出

作品添削:
履修生の作品添削
中間試験評価方法・評価基準
授業の出席、提出作品、授業内容への取り組みなどを評価する。
(出席点80%、提出作品10%、平常点10%)
第8回出版研究:
現代音楽
(傾向、出版作品の研究)

作品添削:
履修生の作品添削
第9回出版研究:
合唱
(出版時期、傾向、出版作品の研究)

作品添削:
履修生の作品添削
第10回出版研究:
ピアノ
(出版時期、傾向、出版作品の研究)

作品添削:
履修生の作品添削
第11回出版研究:
ノンジャンル
(傾向、出版作品の研究)

作品添削:
履修生の作品添削
第12回プロフィール・アーティスト写真研究:
(音楽家のプロフィール、アーティスト写真の研究、作成)

作品添削:
履修生の作品添削
第13回著作権研究:
著作権の種類、流れ、報酬

作品添削:
履修生の作品添削
第14回一年間のまとめ

作品添削:
履修生の作品添削
第15回作品提出:
秋学期の内容に限定せず、各種コンクール、出版社公募に応募出来そうな作品の途中経過楽譜を提出
期末試験評価方法・評価基準
授業の出席、提出作品、授業内容への取り組みなどを評価する。
(出席点80%、提出作品10%、平常点10%)
科目名コンテンツプロダクトBⅠ
担当講師名市川 春行
専攻楽器グレード等
年次3,4年次どちらかで履修(共通科目等)
学期春学期
授業の形態実習

担当科目に関連する実務経歴

メジャーレーベル所属アーチスト、アイドル、声優さん達への楽曲提供、また配信による声優アイドルグループデビュープロジェクトやライブイベントプロデュース、の実務経験があります。

授業内容

音楽商品としてのJ-pop、というものを「人の声」でメロディーを表現する、という観点から考察を始め、さらにメロディにまつわるアレンジや歌詞にも時代によって様々な手法、切り口があることを学び、そして実際の制作実習体験をしていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

インスト楽曲には無い、歌もの独特の魅力や制約についての知識を得た上で、実際に歌もの楽曲の制作能力を高めます。また、作曲~アレンジ~MIX~マスタリングといった一連の作業を分担し、チーム制作の経験を積みます。尚、履修学生がチームで制作し、YOUTUBE等SNSへアップロードしたMVをこの授業の教育成果物とします。

授業計画

第1回オリエンテーション、講座の概要説明と各メンバーの音楽的志向の確認をします。
第2回歌もの楽曲制作1、短い歌メロのモチーフをもとに制作実習を行います。
第3回歌もの楽曲制作2、短い歌メロとコード進行のモチーフをもとに制作実習を行います。
第4回歌詞について、テーマの捕らえ方、言葉の使い方・選び方について実例とともに解説します。
第5回コード進行について、歌メロを導き、より伝わりやすくするための、また楽曲イメージの背景としてのコード進行を解説します。
第6回アレンジについて、歌メロをサポートし、より伝わりやすくするための方法論、また商品としてのニーズに答える方法の解説です。
第7回まとめ 授業内で提示されたテーマに沿ったモチーフ、小曲を、今クォーターに得た知識を元に作成し、DATAを提出します。
中間試験評価方法・評価基準
制作物完成へ至る過程も重視します。
出席33%、 授業内提出物レポートの評価33%、 提出作品33%
第8回オリエンテーション、クラスがひとつの制作チームとなり、楽曲の企画、制作、録音、配信までのプロデュース計画を立てます。
第9回プロデュースとは?サウンドプロデューサーと(エクゼクティブ)プロデューサーの違いを考察します。
第10回コンセプト造り、作品の商品性も含めたコンセプトを考えます。
第11回曲作りのアイデア考察1流行のサウンドや、ジャンルについての考察をします。
第12回曲作りのアイデア考察2キャッチーなフレーズや音楽的仕掛け、サウンドやエフェクトについての考察をします。
第13回仮想テーマ決め、各自に仮想テーマを与え、コンセプトを考え、さらに歌い手やタイアップ先を想定します。
第14回作品発表1、仮想テーマに沿ってリファレンス曲を決定し、DEMO第一稿として各自の曲をプレゼンテーションします。
第15回作品発表2、前週のプレゼン時に出たメンバーの意見をもとにしつつ、DEMO決定稿を発表します。
期末試験評価方法・評価基準
制作物完成へ至る過程も重視します。
出席33%、 授業内提出物レポートの評価33%、 提出作品33%
科目名コンテンツプロダクトBⅡ
担当講師名市川 春行
専攻楽器グレード等
年次3,4年次どちらかで履修(共通科目等)
学期秋学期
授業の形態実習

担当科目に関連する実務経歴

メジャーレーベル所属アーチスト、アイドル、声優さん達への楽曲提供、また配信による声優アイドルグループデビュープロジェクトやライブイベントプロデュース、の実務経験があります。

授業内容

ただ漠然と歌もの楽曲を作るのではなく、リスナー(マーケット)を意識した、「狙いを持った楽曲制作」、「プロデュース」という考え方を学びます。それにより最終的に「作品と商品の両立」を目指します。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

春学期よりもさらに一歩進んだ、J-popプロデュースの知識、手法、アイデア等を、実際のJ-pop商品から学び、実際に制作してみることにより、より高品質のJ-pop制作スキルを身に着けます。尚、履修学生がチームで制作し、YOUTUBE等SNSへアップロードしたMVをこの授業の教育成果物とします。

授業計画

第1回オリエンテーション、現在形の音楽マーケットの考察をします。
第2回ダンスPOPSについて、R&B、EDM、Discoファンクなどのリズムやアレンジ主体の音楽とPOPSの違いを考えます。
第3回メロディーについて、歌メロディと器楽メロディの違いを考え、歌詞(言葉)の存在意義についても掘り下げます。
第4回歌詞について、より深いテーマの捕らえ方。言葉、フレーズの拡げ方、使い方、選び方を解説します。
第5回音楽に付加価値を与える、音楽に音楽以外のに付加価値を持たる方法、アイデアをを考察します。
第6回アイディアの発想法。魅力的な作品と商品の両立を考えます。
第7回作品発表、付加価値を持たせ、より魅力的な商品性ある作品DEMOをプレゼンテーションします。
中間試験評価方法・評価基準
制作物完成へ至る過程も重視します。
出席33%、 授業内提出物レポートの評価33%、 提出作品33%
第8回オリエンテーション、各人の実際の生活における音楽作品、商品との係わりを自身で振り返り、皆と話し合います。
第9回発注、楽曲コンペとは?音楽業界の仕組みや役割分担を、職業作家を軸に解説します。
第10回制作実習1春学期のチーム制作を経て、個人にによる企画~作曲~MIXまでの楽曲制作を計画します。
第11回制作実習2前回授業をうけて、さらにJ-popコンペに対応するDEMO制作の実習をします。
第12回歌モノミックス講座1、実際のデータを使ってのミックス実習、主にエフェクトプラグインのテンプレート制作を目的とします。
第13回歌モノミックス講座2、実際のデータを使ってのミックス実習、様々なテクニックやアイデアの習得を目的とします。
第14回メジャーとマイナーと同人マーケット、多様化する日本のマーケットのそれぞれの仕組みの違いと、それぞれの特徴について考察します。
第15回作品発表、企画プレゼンテーションと楽曲(歌詞とともに)の発表です。
期末試験評価方法・評価基準
制作物完成へ至る過程も重視します。
出席33%、 授業内提出物レポートの評価33%、 提出作品33%
科目名コンテンツプロダクトCⅠ
担当講師名鷲見 文広
専攻楽器グレード等
年次3,4年次どちらかで履修(共通科目等)
学期春学期
授業の形態実習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、映画の劇伴、テレビやウェブ用のCM、企業用のプロモーションビデオ、プラネタリウムやイベントなど、映像や空間のための音楽制作(作曲、編曲、レコーディング、ミックス等)の経験を持ちます。

授業内容

この科目では、講師の実務経験(映画、CM、PVなどの音楽制作、作・編曲家としての活動)に基づき、映画、アニメ、CM、PV等、映像の為の音楽を創作する授業を行います。春学期は映像から感受した印象を、いかに音として表現出来るのかを学びます。自身の音楽スタイルを生かした、映像の為の音楽を創作して下さい。
課題:毎週1曲の制作、設計図(スコア)と録音物を提出して頂きます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

1、映像音楽を創作する為に必要な事は何かを習得する事を目標にします。
2、自分の音楽スタイルとは何か、自分の音楽性とは何かを理解する事を目標にします。
3、限られた時間の中、どのような工程で曲を制作するのかを習得する事を目標にします。

授業計画

第1回ガイダンス
この科目の授業全体の流れ、映像音楽とは何か、映像音楽の制作方法はどうするのか、等の説明をします。
第2回変化する3つの色に音楽をつける
10秒ごとに変化していく3つの色に対して音楽をつけます。移り変わる色の印象を自由に表現しましょう。
第3回絵画に音楽をつける
絵画の為に60秒の音楽を創作します。絵画をどう解釈し、どんな音楽が合うのか考察し、創作して下さい。
第4回写真に音楽をつける
移り変わる12枚の写真の為に90秒の音楽を創作します。写真の印象とストーリーを感じながら創作をして下さい。
第5回風景の映像に音楽をつける
風景の為の音楽を創作します。映像に存在する環境音も音楽の一つとして捉え、自由な音楽を創造します。
第6回人物の映像に音楽をつける
人物の映像に対して音楽を創作します。その人物にはどんな背景があるのかを想像しながら自由に創作をします。
第7回60秒の映像に音楽をつける
用意された60秒の映像に対して、自分なりに感じ、解釈をして、自由に音楽を創作して下さい。
中間試験評価方法・評価基準
映像のために制作した音楽の提出(音源、スコア、企画書)を行います。
授業で学んだ、映像のための音楽制作方法を活用し作品を創作出来ているのか、また自分らしさが表現された作品となっているのかを評価します。
出席と受講状況:30% 平常点:30% 試験:40%
第8回ガイダンス
第2クォーターに行う、映像に対してより踏み込んだ具体的な音楽制作方法について説明をします。
第9回映像の為のピアノ曲を作る
60秒の映像の中に、積極的に描かれてはいない隠されたテーマを、ピアノを使用し音楽で表現して下さい。
第10回ピアノ曲をオーケストラ曲に編曲する
前回制作したピアノ曲を、同一の目的のもと、オーケストラの楽器を用いて編曲をし、表現して下さい。
第11回空間の為の音楽を作る
自分の得意とする楽器編成によって、主要なメロディーやリズムのない、空間を表現する音楽を創作して下さい。
第12回ストーリーのある映像に音楽をつける
映像の中に描かれたストーリーを解釈し反映させ、指定された楽器編成による音楽を創作して下さい。
第13回映像の動きに同期した音楽を作る
映像のシーンの転換点、人物や背景などの動きに合わせた音楽を、様々な楽器を用いて表現し、創作して下さい。
第14回感情を表現した音楽を作る
感情を表す音楽表現とは何かについて説明をします。また人の感情を表現する音楽を創作して下さい。
第15回60秒の映像の為の音楽を創作する
指定された楽器編成で、動画の持つテーマや趣旨を反映した音楽を制作して下さい。
期末試験評価方法・評価基準
映像のために制作した音楽の提出(音源、スコア、企画書)を行います。
映像の為に制作した音楽の、独自性や完成度、また映像作品に適した音楽になっているのかどうかを評価をします。
出席と受講状況:30% 平常点:30% 試験:40%

特記事項

創作に使用するDAWや音源は自由です。
音源を提出する際は、48000Hrz/ 24bitのWAVファイルフォーマットで提出をして下さい。
スコアは浄書ソフトを用いたものでも、手書きのものでも構いません。

科目名コンテンツプロダクトCⅡ
担当講師名鷲見 文広
専攻楽器グレード等
年次3,4年次どちらかで履修(共通科目等)
学期秋学期
授業の形態実習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、映画の劇伴、テレビやウェブ用のCM、企業用のプロモーションビデオ、プラネタリウムやイベントなど、映像や空間のための音楽制作(作曲、編曲、レコーディング、ミックス等)の経験を持ちます。

授業内容

この科目では、講師の実務経験(映画、CM、PVなどの音楽制作、作・編曲家としての活動)に基づき、 映画、アニメ、CM、PV等、映像の為の音楽を創作する授業を行います。秋学期は、より具体的な映像に対しての音楽制作を行っていきます。目的の異なる様々な映像に対し、自身の音楽性を生かした多様な制作を行って下さい。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

1、映像が持つ主旨や目的を大切にし、的確で個性的な音楽を創作する事を目標とします。
2、いかに映像と融和、あるいは対峙した音楽が創作出来るのかを目標とします。
3、限られた創作時間の中、独自性のある音で、映像の為の的確な表現が出来るのかを目標にします。

授業計画

第1回CM用音楽の制作#1
CM制作をする際に必要な知識と、CMとは何かについて説明をします。また15秒のCMの音楽制作をします。
第2回CM用音楽の制作#2
様々な趣旨を持つCMに対しての音楽制作方法について説明をします。30秒のCM音楽制作を行います。
第3回プロモーションビデオ用音楽の制作#1
プロモーションビデオとは何かについて説明をします。その後、実際に用意されたPVに音楽を創作します。
第4回プロモーションビデオ用音楽の制作#2
第3回に引き続き、プロモーションビデオ用の音楽制作を行います。
第5回絵本の為の音楽を制作#1
ナレーションの入った絵本の映像に対して音楽を制作します。各自担当したシーンに対して音楽制作を行います。
第6回絵本の為の音楽を制作#2
第5回に引き続き、絵本の為の音楽を制作します。各自担当したシーンの音楽の入った一本の絵本の動画を制作します。
第7回60秒のCM音楽制作
第3クォーターの内容を加味し、ストーリーのある、60秒のCM用音楽を制作して下さい。
中間試験評価方法・評価基準
映像のために制作した音楽の提出(音源、スコア、企画書)を行います。
映像の趣旨に適した音楽になっているのかどうか、また制作した音楽のクオリティーと個性を評価します。
出席と受講状況:30% 平常点:30% 試験:40%
第8回映画音楽の制作#1
短編映画の音楽を4回にわたり制作していきます。まずは映画の趣旨を理解し必要な音楽のシーンを確認します。
第9回映画音楽の制作#2
映画全体に対してスケッチ音楽を制作して行きます。映画の趣旨に合った、象徴的な音楽を制作して下さい。
第10回映画音楽の制作#3
音楽が必要とされているシーンの音楽制作をします。そのシーンに必要な音楽は何かを考え創作して下さい。
第11回映画音楽の制作#4
さらに映画音楽を制作します。異なるシーンに統一感を持たせる方法とは何かを考え創作をして下さい。
第12回MA(Multi Audio)における音楽
全四回で制作した映画音楽を実際に使い、映像音楽の最後の工程であるMAについて説明をします。
第13回ゲームの為の音楽制作
ゲーム音楽とは何かを説明します。また、実際のゲームのプレイ映像に対して音楽を制作します。
第14回アニメーション用音楽制作
アニメーション音楽とは何かについて説明します。また、実際にアニメの映像に対して音楽を制作します。
第15回映像の為の自由な音楽制作
年間を通して培ってきた技術と音楽性を生かし、映像の為の音楽制作を行って下さい。テーマは自由です。
期末試験評価方法・評価基準
映像のために制作した音楽の提出(音源、スコア、企画書)を行います。
映像の為の楽曲制作において、自分の個性が生かされ、映像作品に適した音楽になっているかどうかを評価します。
出席と受講状況:30% 平常点:30% 試験:40%

特記事項

創作に使用するDAWや音源は自由です。
音源を提出する際は、48000Hrz/ 24bitのWAVファイルフォーマットで提出をして下さい。
スコアは浄書ソフトを用いたものでも、手書きのものでも構いません。

科目名楽器演習Ⅰ
担当講師名宮坂 直樹
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、映画、ラジオ、CM等の音楽制作、楽曲提供などを行う作曲家、編曲家、マニピュレーター、エンジニアとして、また、アーティストや声優のサポートを行うギタリストとしての実績があります。

授業内容

ポピュラーミュージックにおけるアレンジの核となる4リズム(ギター、キーボード、ベース、ドラムス)について、基礎から学び、実際に楽器に触れ、演奏を行う授業です。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

楽器ごとの特徴や表現手法についてを理解し、作曲やアレンジを行う際に活かせる経験と知識を身につけます。

授業計画

第1回【キーボード1】キーボードの役割、構造、奏法の概要について学びます。
第2回【キーボード2】基本コードについて学びます。
第3回【キーボード3】テンション・コードについて学びます。
第4回【キーボード4】音色について学びます。
第5回【キーボード5】ヴォイシングについて学びます。
第6回【キーボード6】様々なスタイルについて学びます。
第7回【キーボード7】中間試験として簡単な課題曲を演奏します。
中間試験評価方法・評価基準
試験:50% 平常点(出席率含む):50%
第8回【ベース1】ベースの役割、構造、奏法の概要について学びます。
第9回【ベース2】ベースの奏法を体験します。
第10回【ベース3】コード進行に対して8ビートでルートを演奏します。
第11回【ベース4】シンコペーションなど、リズムについて学びます。
第12回【ベース5】ルート以外の音(経過音など)の使用について学びます。
第13回【ベース6】16ビートについて学びます。
第14回【ベース7】様々なスタイルについて学びます。
第15回【ベース8】期末試験として簡単な課題曲を演奏します。
期末試験評価方法・評価基準
試験:50% 平常点(出席率含む):50%

特記事項

キーボードは学校の備品を使います。ベースを持っている学生はなるべく自分の楽器を持って来てください(新たに購入する必要はありません。)。

科目名楽器演習Ⅱ
担当講師名宮坂 直樹
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、映画、ラジオ、CM等の音楽制作、楽曲提供などを行う作曲家、編曲家、マニピュレーター、エンジニアとして、また、アーティストや声優のサポートを行うギタリストとしての実績があります。

授業内容

ポピュラーミュージックにおけるアレンジの核となる4リズム(ギター、キーボード、ベース、ドラムス)について、基礎から学び、実際に楽器に触れ、演奏を行う授業です。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

楽器ごとの特徴や表現手法についてを理解し、作曲やアレンジを行う際に活かせる経験と知識を身につけます。

授業計画

第1回【ドラムス1】ドラムスの役割、構造、奏法の概要について学びます。
第2回【ドラムス2】8ビートの基本ビートを学びます。
第3回【ドラムス3】8ビートのシンコペーションを学びます。
第4回【ドラムス4】フィルイン、キメ、ブレイクを学びます。
第5回【ドラムス5】初歩的な16ビートを学びます。
第6回【ドラムス6】様々なスタイルについて学びます。
第7回【ドラムス7】中間試験として簡単な課題曲を演奏します。
中間試験評価方法・評価基準
試験:50% 平常点(出席率含む):50%
第8回【ギター1】ギターの役割、構造、奏法の概要について学びます。
第9回【ギター2】ギターの奏法を体験します。
第10回【ギター3】コード進行をパワーコードで演奏します。
第11回【ギター4】ストロークとカッティングを学びます。
第12回【ギター5】簡単なメロディーを演奏します。
第13回【ギター6】アルペジオを学びます。
第14回【ギター7】様々なスタイルについて学びます。
第15回【ギター8】期末試験として簡単な課題曲を演奏します。
期末試験評価方法・評価基準
試験:50% 平常点(出席率含む):50%

特記事項

ドラムスは学校の備品を使いますが、ドラムスティックは各自購入し、持参してください。ギターを持っている学生はなるべく自分の楽器を持って来てください(新たに購入する必要はありません。)。

科目名アレンジ・作曲就業支援講座
担当講師名佐々木 清裕
専攻楽器グレード等
年次4年次
学期集中
授業の形態講義

担当科目に関連する実務経歴

講師はこの科目の内容に関連する実務経験(音楽制作、作曲、レコーディングエンジニアとしての活動)を持っております。

授業内容

作曲家、アレンジャーなどの音楽クリエイターやアーティストとして専門活動を行うこと、または就職や進学を目指す卒業年次生が必要な知識を身に付けて希望進路の実現をサポートするための授業です。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

進路に関しての曖昧な情報や噂だけに基づいて行動すると進路実現が達成できません。この講座を受講することによって正確な情報を得て、的確な行動を行い、進路実現を達成できることを目標とします。

授業計画

第1回進路についての考察を行い、進路の選択肢をしっかり把握したうえで、自分の進路を決めるために注意すべきことを理解します。
第2回専門活動・就職・進学について、それぞれの具体的な内容を把握します。
第3回安易にフリーターになってしまうと生じる中長期的な危険性と、フリーターを選択する場合の諸条件について理解します。
第4回音楽家は具体的にどのような手段で収入を得ているのかを把握します。
第5回音楽家としての能力や技術以外にも必要とされる事柄について把握します。
第6回就業に必要な基本知識として、正しいメールの書き方、履歴書の書き方、面接の受け方等を把握します。
第7回社会人として必要なマナーについて学習します。(前編)
中間試験評価方法・評価基準
講座で学習したことをまとめたレポートを提出。その内容についての評価をします。(100%)
第8回魅力的に感じてもらいやすく、聴かせた相手による反応効果を高めるためのデモについて理解します。(ソングライター編)
第9回魅力的に感じてもらいやすく、聴かせた相手による反応効果を高めるためのデモについて理解します。(劇伴作家編)
第10回魅力的に感じてもらいやすく、聴かせた相手による反応効果を高めるためのデモについて理解します。(自作自演アーティスト編)
第11回楽クリエイターやアーティストになるために必要な基本ツールとしてのデモ音源とプロフィールの作成方法を学習します。
第12回学内の「業界オーディション」と学外のオーディションに関する情報とそれぞれの活用方法を把握します。
第13回音楽事務所とは関わらずに自主的な音楽活動を行う際に必要なことを理解します。
第14回キャリアカウンセリングを用いた進路情報収集や進路相談等の活用方法について把握します。
第15回社会人として必要なマナーについて学習します。(後編)
期末試験評価方法・評価基準
希望の進路と具体的な就業活動内容についてまとめたレポートを提出。その内容についての評価をします。(100%)

特記事項

春学期に集中講座として行います。

音楽総合アカデミー学科専門科目群ピアノコース

科目名ソルフェージュⅠ
担当講師名宇都宮 三花、栗原 里沙、芳賀 傑、藤本 暁子、山ノ内 貴子
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

作編曲家、演奏家としての経験に基づき、学生それぞれが直面している悩みも取り上げ、授業内で解決できるよう進めていきます

授業内容

【視唱】【読譜】【記譜】【聴音】の訓練をしていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

自分が思う音と、実際に出ている音が一致しているかどうかが確認できるようになること。
同時に、「音」だけではなく、ダイナミクス、アーテキュレーション等も読み取り、感じ取ることができるようになること。
自分の楽器の音部記号だけでなく、色々な音部記号、譜表で楽譜が読めるようにする。

授業計画

第1回視唱 & 聴音①:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第2回視唱 & 聴音②:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第3回視唱 & 聴音③:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第4回視唱 & 聴音④:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第5回唱 & 聴音⑤:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第6回試験:聴音試験
第7回試験 & 総括:聴音試験答え合わせ、視唱試験
中間試験評価方法・評価基準
【視唱】と【聴音】の2項目の評価をします。加えて、毎回の授業への取り組み方でも評価します。出席・遅刻もおおいに関係しますので授業には積極的に取り組みましょう。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%
第8回視唱 & 聴音⑥:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第9回視唱 & 聴音⑦:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第10回視唱 & 聴音⑧:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第11回視唱 & 聴音⑨:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第12回視唱 & 聴音⑩:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第13回視唱 & 聴音⑪:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第14回試験:聴音試験
第15回試験 & 総括:聴音試験答え合わせ、視唱試験
期末試験評価方法・評価基準
【視唱】と【聴音】の2項目の評価をします。加えて、毎回の授業への取り組み方でも評価します。出席・遅刻もおおいに関係しますので授業には積極的に取り組みましょう。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%

特記事項

このクラスはレベル別に4クラスに分かれています。
クラスによっては、上記の授業計画から少し外れてしまうこともありますが、その時は担当講師の指示に従ってください。

科目名ソルフェージュⅡ
担当講師名宇都宮 三花、栗原 里沙、芳賀 傑、藤本 暁子、山ノ内 貴子
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

作編曲家、演奏家としての経験に基づき、学生それぞれが直面している悩みも取り上げ、授業内で解決できるよう進めていきます。

授業内容

【視唱】【読譜】【記譜】【聴音】の訓練をしていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

自分が思う音と、実際に出ている音が一致しているかどうかが確認できるようになること。
同時に、「音」だけではなく、ダイナミクス、アーテキュレーション等も読み取り、感じ取ることができるようになること。
自分の楽器の音部記号だけでなく、色々な音部記号、譜表で楽譜が読めるようにする。

授業計画

第1回視唱 & 聴音①:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第2回視唱 & 聴音②:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第3回視唱 & 聴音③:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第4回視唱 & 聴音④:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第5回視唱 & 聴音⑤:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第6回試験:聴音試験
第7回試験 & 総括:聴音試験答え合わせ、視唱試験
中間試験評価方法・評価基準
【視唱】と【聴音】の2項目の評価をします。加えて、毎回の授業への取り組み方でも評価します。出席・遅刻もおおいに関係しますので授業には積極的に取り組みましょう。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%
第8回視唱 & 聴音⑥:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第9回視唱 & 聴音⑦:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第10回視唱 & 聴音⑧:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第11回視唱 & 聴音⑨:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第12回視唱 & 聴音⑩:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第13回視唱 & 聴音⑪:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第14回試験:聴音試験
第15回試験 & 総括:聴音試験答え合わせ、視唱試験
期末試験評価方法・評価基準
【視唱】と【聴音】の2項目の評価をします。加えて、毎回の授業への取り組み方でも評価します。出席・遅刻もおおいに関係しますので授業には積極的に取り組みましょう。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%

特記事項

このクラスはレベル別に4クラスに分かれています。
クラスによっては、上記の授業計画から少し外れてしまうこともありますが、その時は担当講師の指示に従ってください。

科目名ソルフェージュⅢ
担当講師名野崎 玲欧
専攻楽器グレード等ピアノ
年次2年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、音楽大学等でピアノとソルフェージュの指導経験があり、多くの音大合格者やコンクール入賞者を輩出しています。

授業内容

音楽を演奏することに必要な「基礎能力」を養っていくのが「ソルフェージュ」です。
春学期は、主に楽典を中心とした基礎知識の習得と聴音力を養います。基礎トレーニングを積むことで、実際の演奏に役立つ総合的な音楽能力の向上を目指します。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

(1)基礎的な音楽理論が理解できる。
(2)読譜、視唱、リズム打ち、及び様々な形態による聴音ができる。
(3)理解した知識や方法論を応用し、実際の音楽表現に活かすことができる。

授業計画

第1回ガイダンス:授業の説明、小テスト、楽典の基礎
第2回聴音・楽典:単旋律聴音、リズムと拍子
第3回聴音・楽典:単旋律聴音、音程の理論と実践
第4回聴音・楽典:単旋律聴音、近親調と転調の理解
第5回聴音・楽典:単旋律聴音、三和音と七の和音
第6回聴音・楽典:単旋律聴音、非和声音の理解
第7回中間試験:単旋律聴音、楽典の試験
中間試験評価方法・評価基準
毎回の個々のチェックと、試験結果から評価します。学習意欲と出欠、遅刻も考慮します。
実技・提出50% 出席30% 平常20%
第8回聴音・楽典:二声聴音導入、長音階と短音階
第9回聴音・楽典:二声聴音、教会旋法と様々な音階
第10回聴音・楽典:二声聴音、移調楽器の理解①
第11回聴音・楽典:二声聴音、移調楽器の理解②
第12回聴音・楽典:二声聴音、移調の実践
第13回聴音・楽典:二声聴音、調判定の実践
第14回復習と補完:春学期の総復習
第15回期末試験:春学期まとめの試験
期末試験評価方法・評価基準
毎回の個々のチェックと、試験結果から評価します。学習意欲と出欠、遅刻も考慮します。
実技・提出50% 出席30% 平常20%

特記事項

五線紙と筆記用具は必ず持参のこと。プリント類をまとめるバインダーも用意して下さい。

科目名ソルフェージュⅣ
担当講師名野崎 玲欧
専攻楽器グレード等ピアノ
年次2年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、音楽大学等でピアノとソルフェージュの指導経験があり、多くの音大合格者やコンクール入賞者を輩出しています。

授業内容

音楽を演奏することに必要な「基礎能力」を養っていくのが「ソルフェージュ」です。
秋学期は、実際の楽曲を使用しながら、聴きとる、または歌う、リズムを叩くなど、試行錯誤しながら学んでいきます。幅広い音楽に触れながら、音楽的な感性も伸ばしていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

(1)基礎的な音楽理論が理解できる。
(2)読譜、視唱、リズム打ち、及び様々な形態による聴音ができる。
(3)理解した知識や方法論を応用し、実際の音楽表現に活かすことができる。

授業計画

第1回聴音・リズム・視唱:聴音、ルネサンス期のリズム&視唱
第2回聴音・リズム・視唱:聴音、バロック期のリズム&視唱①
第3回聴音・リズム・視唱:聴音、バロック期のリズム&視唱②
第4回聴音・リズム・視唱:聴音、古典派のリズム&視唱①
第5回聴音・リズム・視唱:聴音、古典派のリズム&視唱②
第6回聴音・リズム・視唱:聴音、古典派のリズム&視唱③
第7回中間試験:聴音、リズム、視唱の試験
中間試験評価方法・評価基準
毎回の個々のチェックと、試験結果から評価します。学習意欲と出欠、遅刻も考慮します。
実技・提出50% 出席30% 平常20%
第8回聴音・リズム・視唱:聴音、ロマン派のリズム&視唱①
第9回聴音・リズム・視唱:聴音、ロマン派のリズム&視唱②
第10回聴音・リズム・視唱:聴音、ロマン派のリズム&視唱③
第11回聴音・リズム・視唱:聴音、近現代のリズム&視唱①
第12回聴音・リズム・視唱:聴音、近現代のリズム&視唱②
第13回聴音・リズム・視唱:聴音、近現代のリズム&視唱③
第14回復習と補完:秋学期の総復習
第15回期末試験:秋学期まとめの試験
期末試験評価方法・評価基準
毎回の個々のチェックと、試験結果から評価します。学習意欲と出欠、遅刻も考慮します。
実技・提出50% 出席30% 平常20%

特記事項

五線紙と筆記用具は必ず持参のこと。プリント類をまとめるバインダーも用意して下さい。

科目名音楽理論Ⅰ
担当講師名松永 加津子
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師はビッグバンドやジャズコンボでピアノ演奏、ライブハウスで活躍中。アレンジや作曲も。また、スチューデントジャズ、セイコーサマージャズキャンプなど、子供達へのジャズ教育にも関わっています。

授業内容

テキストの10チャプターの様々なジャンルを勉強しながら、音程、コード、コード進行など学んでいきます。1チャプターを2回に分けて、毎回エクササイズの問題をやりながら、少しずつ確実に学んでいきます。それぞれのチャプターのスコア譜を読む、書く練習もしていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

尚美で学ぶからには、作曲や簡単なアレンジは誰でも出来るようになって欲しいですね。ただ作るだけではなく、スコア譜に書けるようになると、作編曲が楽しくなりますよ。そして、自分の作った曲をみんなで演奏できるようになりましょう。

授業計画

第1回まず、基本のメジャーのコード、マイナーコードがわかるように勉強します。主要3和音を覚えましょう。
第2回主要3和音をしっかり学びます。ダイアトニックコードは4声で考えます。
第3回7thの音程を確認し、コードにした時の書き方を覚えます。また、ドラムの譜面やキーボード上のアサイン先も確認しましょう。DTMに役立ちますよ。
第4回m7thのコードを学習。ベースの譜面の書き方を学びます。また、ブルース形式のコード進行も学習していきます。
第5回M7thのコードを学習。ベースのアレンジの仕方、譜面の書き方などを学習。バスドラとベースの関係をしっかり把握するとかっこいいアレンジが出来ますよ。
第6回オーギュメントのコードを学び、5thの変化を確認します。ギターの譜面の書き方も学習します。
第7回中間試験 指示されたスコア譜に書いて提出
中間試験評価方法・評価基準
毎回の授業の取り組みをチェックしますので、出席を重視することになります。また、スコア譜は、コードネームとコードが合っているか、指示されたようにベーストバスドラの動きを合わせて書いてあるかなどを採点します。出席:30%、平常点:30%、試験40%
第8回転回コードを勉強していきます。コードトーンのそれぞれの音を最低音にして考えます。また、16ビートのリズムも学習します。
第9回ディミニッシュコードを4声で考えます。転回形も考えます。4リズムのアレンジも学習していきます。
第10回7sus4のコード・代理和音としての分数コードを勉強します。ビートレッスンでは、シャッフルのリズムを学習します。
第11回リード音指定の転回コードを勉強していきます。シャッフルの譜面をどう書くのか、基本を学びます。
第12回ここまでで学習したコードの、3rd、7th、5th、sus4の音程を確認します
第13回ここまでで学習したビートの8ビート、16ビート、シャッフルのバーと確認をします。
第14回短くてもいいので、オリジナル曲を作り、スコア譜に書いていきます。
第15回オルジナル曲をスコア譜に書いて提出
期末試験評価方法・評価基準
毎回の授業の取り組みをチェックしますので、出席を重視することになります。曲名、テンポ表示、楽器名、スコア譜の省略する書き方やしっかりコードが書けているかをチェックします。出席:30%、平常点:30%、試験40%
科目名音楽理論Ⅱ
担当講師名松永 加津子
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師はビッグバンドやジャズコンボでピアノ演奏、ライブハウスで活躍中。アレンジや作曲も。また、スチューデントジャズ、セイコーサマージャズキャンプなど、子供達へのジャズ教育にも関わっています。

授業内容

春学期に学習したコードを確実に理解した上で、コード進行を学んでいきます。ドミナントモーション、エクステンションオブツーファイブドミナントモーション、セカンダリードミナント、順次進行など、いろいろな名曲を参考にしながら自分のものにしていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

コード、コード進行、ビートを学習しながら、オリジナル曲制作にチャレンジします。様々なジャンルのスタイルを参考にして、スコア譜の書き方を学びましょう。このクォーターでは、16バウンス、ボサノバ、スィングのリズムを学習、アレンジの参考にし、2年のアンサンブルのためのオリジナル曲を仕上げます。

授業計画

第1回初めてコード進行を学習していきます。はじめは、ドミナントモーション。4度進行の確認をしましょう。
第2回前回に引き続き、ドミナントモーションを膨らませて、ツーファイブドミナントモーションをダイアトニックコードを思い出して確認しましょう。
第3回us4から3rdへの進行そしてドミナントモーション。7sus4からのドミナントモーション、内声の動きを確認しましょう。
第4回順次進行の勉強をします。ベースラインを上手に作って、流れを作っていきます。
第5回シンプルな2声のボイシングを考えます。どの音が必要か、必要な音が複数あった場合、どう選択するかを考える力をつけます。
第6回コード進行をボイシング。必要な音をつないで、内声の流れを作っていきます。
第7回移調したスコア譜を提出。
中間試験評価方法・評価基準
出席を重視、普段の課題の取り組みも採点に反映させます。今クォーターで学んだコード進行を取り入れ、参考にしながらオリジナル曲やアレンジを考えて譜面にします。ビートレッスンで学んだ4リズムの譜面の書き方が出来ているかをチェックします。
出席:30%、平常点:30%、試験40%
第8回セカンダリードミナントを学習します。参考曲の譜面に、ドミナントモーションやツーファイブの印を書き込んで学習します。
第9回ボサノバのリズムを学び、使われているコードのテンションやコード進行を確認していきます。
第10回ビートの曲を勉強します。どのように譜面に表すのか、どんなノリで演奏するのか、弾いたり書いたりしてみましょう。
第11回マイナーキー、スケール3種類、トニックマイナーに向かうツーファイブドミナントモーションなど、確認しましょう。
第12回テンションコードとコード進行の確認をします。また、オリジナル曲を考えます。
第13回これまでに学習したビートの復習です。様々なビートの書き表し方を確認。オリジナル曲の参考にしましょう。
第14回2声3声のボイシングの復習をしていきます。オリジナル曲の制作、アレンジをしっかりまとめていきます。
第15回オリジナル曲をスコア譜で提出
期末試験評価方法・評価基準
出席を重視します。普段の課題をしっかり取り組んでいれば、いい作品が出来ているのではないかとお思います。ボイシングのやり方を覚え、演奏する時に役立ててほしいと思います。スコア譜の書き方も採点します。
出席:30%、平常点:30%、試験40%
科目名音楽理論Ⅲ
担当講師名小松 真理
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は映画、番組の音楽を担当する等、実務経験を持ちます。

授業内容

コードとコード進行 / スケール / スコア / 移調楽器 / リズム楽器など、作曲に必要な事柄を学んで行きます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

理論学習と実習を繰り返し、学んだ事を自作曲に活かせる様、進めて行きます。

授業計画

第1回ペンタトニック・スケール / 様々なジャンルから、ペンタトニック・スケールで構成されている楽曲をリストアップします。
第2回セカンダリー・ドミナントを復習します。
第3回パッシング・ディミニシュを学びます。
第4回循環コードのパターンを分析し、フレーズを作成します。
第5回4週で作成したフレーズを移調楽器用にパート譜を作成します。
第6回互いに問題を提示し、コードづけし演奏します。
第7回KBDハーモニー筆記実技試験
中間試験評価方法・評価基準
試験 50%
出席 30%
授業内課題等 20%
第8回サブドミナント・マイナーの用法を学びます
第9回duo曲の伴奏を分析し、メロ譜に伴奏を付けます。
第10回様々なカノンを分析し、カノンを作成します。
第11回リズム譜を読み、2人一組で実習します。
第12回カウンターライン・カウンターメロディについて
第13回既存曲のリフを分析し、リフからテーマを作成します。
第14回互いに問題を提示し、コードづけし演奏します。
第15回KBDハーモニー筆記実技試験
期末試験評価方法・評価基準
試験 50%
出席 30%
授業内課題等 20%
科目名音楽理論Ⅳ
担当講師名小松 真理
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は映画、番組の音楽を担当する等、実務経験を持ちます。

授業内容

春学期の学習内容を踏まえて、オリジナル作品制作に役立つ理論等を学びます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

実習で作成した楽曲の試演を取り入れ、演奏しやすい譜面作りを行います。

授業計画

第1回裏コードの用法を学びます。
第2回ホルンの5度の用法を学びます。
第3回前回作成したフレーズをホルン用にパート譜を作成します。
第4回ナポリの和音の用法を学びます。
第5回4週で作成したフレーズを移調楽器用にパート譜を作成します。
第6回互いに問題を提示し、コードづけし演奏します。
第7回KBDハーモニー筆記実技試験
中間試験評価方法・評価基準
試験 50%
出席 30%
授業内課題等 20%
第8回ドリアン・スケールを使用し、フレーズとコードを作成します。
第9回作成したフレーズを試演します。
第10回ミクソリディアン・スケールを使用し、フレーズとコードを作成します。
第11回作成したフレーズを試演します。
第12回フリジアン・スケールを使用し、フレーズとコードを作成します。
第13回作成したフレーズを試演します。
第14回互いに問題を提示し、コードづけし演奏します。
第15回KBDハーモニー筆記実技試験
期末試験評価方法・評価基準
試験 50%
出席 30%
授業内課題等 20%
科目名作編曲技法Ⅰ
担当講師名下田 和輝
専攻楽器グレード等
年次3年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

主に吹奏楽曲の作編曲、コンクールの審査等の実務経験があります。

授業内容

テキストに沿って、ピアノの書法をよく理解し、スコアを書く力をつけていくこと。大譜表で考える力をつけて、大きな編成のスコアも理解できる力をつけていく。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

作編曲試演実習の授業と連動したデュオ作品を制作し、そのスコアを提出する。

授業計画

第1回ピアノの音色と音域について、楽器の特徴。機能についての概要の説明
第2回ピアノの伴奏に適した音域について、ピアノ・ソロの曲で、左手で伴奏する際に適している音域を学ぶ。
第3回和音での伴奏から様々な音型へ発展、単純なベタ弾きの和音から、リズムを加え、バスを独立させていく方法を学びます。
第4回ワルツやマーチの伴奏、単純なワルツやマーチのバスを独立させて行う伴奏とオルタネーティング・ベースを学びます。
第5回アルペジオの伴奏について、音域に留意して、アルペジオによる伴奏を試作し、これを学びます。
第6回和声形からアルペジオの音楽へ、バッハの平均律などのアルペジオの音楽の書法を分析し、いくつかの和声形から、アルペジオだけの音楽を試作します。
第7回ピアノの伴奏に適した音域について、単純なベタ弾きの和音から、リズムを加え、バスを独立させていく方法を学びます。
中間試験評価方法・評価基準
簡単なメロディー+伴奏のピアノの曲を書き、それを提出する。ピアノの音域の特徴を生かした伴奏が書けているか、メロディーの音域が極端になっていないかなどを考慮し、評価する。試験80%、出席点20%。
第8回ピアノでの伴奏法、片手で行っていた伴奏を、両手に拡大し、伴奏を更に充実させる方法について説明
第9回リズミックな伴奏パターン、マーチやワルツでのリズミックなパターンでの両手伴奏の方法を学びます。
第10回アルペジオ伴奏、アルペジオで両手にアルペジオを持つもの、左手がバスのもの、両手同時のアルペジオとなるものなどを学びます。
第11回バスの強調、バスを延ばしたり、保続したりして、バスのラインをを強調することで、音楽を立体的に聞かせる方法を学びます
第12回オブリガートの書き方、カウンター・メロディーで、音楽を立体的に聞かせる方法を学びます。
第13回独奏楽器の伴奏でピアノにメロディーを弾かせる方法、独奏楽器と役割を換えての場合の独奏楽器のバートの書き方とピアノの音域のスプリット
第14回アンサンブルでの休みについて、休符をソロにどれだけ与えるか、またピアノは休みはあるのかなど、全休符について学びます。(予備日)
第15回制作した作品のスコアを浄書し、それを提出する。
期末試験評価方法・評価基準
制作した作品のスコアを提出する。
複合形式によるアンサンブルとしての完成度を楽器法、和声、構成などを、総合的にみて評価する。試験80%、出席点20%。
科目名作編曲技法Ⅱ
担当講師名下田 和輝
専攻楽器グレード等
年次3年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

主に吹奏楽曲の作編曲、コンクールの審査等の実務経験があります。

授業内容

弦楽四重奏の各楽器の性能、特色を理解し、有名曲などを分析しながら、楽器の特性を生かした書法について学び、さらに弦楽四重奏などのアンサンブルの書法にまで理解を深める。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

作編曲試演実習の授業と連動しつつ、弦楽三重奏、もしくは四重奏とそれぞれの専攻楽器とのアンサンブル作品を制作し、そのスコアを提出する。

授業計画

第1回ヴァイオリンについて、Violinの調弦、弓の扱い方、特色などを説明し、ゴセックのガヴォットを分析して弦の書き方を学ぶ
第2回ベートーヴェンのスプリング・ソナタの第1楽章の分析、ベートーヴェンのスプリング・ソナタの第1楽章の分析を通じて、ヴァイオリンの伴奏など、役割の交換や分担のあり方を学ぶ
第3回ダブルストップの可能性、バッハの無伴奏パルティータからシャコンヌを分析し、ダブルストップの様々な可能性を学ぶ
第4回サラサーテのツィゴイネルワイゼンの分析、ヴィルトゥーソ作品におけるヴァイオリンの可能性を学ぶ
第5回ヴィオラ、チェロについて、Viola、Violoncelloの調弦、特色などを説明し、グラズノフのエレジー(Op.44)
第6回フォーレのパピヨン/ポッパーの妖精の踊りの分析、フォーレのパピヨン/ポッパーの妖精の踊りの分析により、チェロの楽器の特色などを研究する
第7回サン=サーンスの「白鳥」フォーレの「夢の後に」などの分析、チェロの大きな歌い回しと、伴奏の関係を考察する
中間試験評価方法・評価基準
試作した楽譜を提出し、アンサンブルの書法を理解しているか、正しい和音が付けられているか、複合形式を理解しているかなどを総合的に評価する。
第8回弦楽器の基本的な説明、楽器の性能・機能、 編成の特徴について基本的な理論をまず理解します。
第9回ハイドンの弦楽四重奏曲「皇帝」の分析、ハイドンの弦楽四重奏曲「皇帝」の第2楽章を分析し、簡単なメロディーと伴奏の編曲をします。
第10回モーツァルトの弦楽四重奏曲「狩り」の分析、モーツァルトの弦楽四重奏曲「狩り」の第1楽章を分析し、ハーモナイズされた作品のコンデンスからの編曲を試作してみます。
第11回モーツァルトの弦楽四重奏曲「不協和音」の分析、モーツァルトの弦楽四重奏曲「不協和音」の第1楽章冒頭を分析し、和声的な作品の弦楽との相性の良さを学びます。
第12回ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第1番の分析、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第1番の第1楽章冒頭を分析とし、効果的なトゥッティの書き方について学び、試作します。
第13回ドビュッシーの弦楽四重奏曲の分析、ドビュッシーの弦楽四重奏曲の分析し、その曲からコンデンスを書き出して、書法を詳しく学び、それを応用して試作します。
第14回ラヴェルの弦楽四重奏曲の分析、ラヴェルの弦楽四重奏曲の分析し、トレモロ、分散和音などの弦楽器特有の書法を学びます。
第15回制作した作品のスコアを提出する。
期末試験評価方法・評価基準
効果的なアンサンブル作品となっているかなどに留意し、作品の完成度を楽器法、和声、構成などを、総合的にみて評価する。試験80%、出席点20%。
科目名作編曲技法Ⅲ
担当講師名岡澤 理絵
専攻楽器グレード等
年次4年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は音楽史の講義、作曲家としてこの内容に関係する音楽の制作・アレンジ・演奏などの実務経験があります。

授業内容

作編曲試演実習の授業と連動して、近現代の技法から今日でも使えるモード技法などを学び、その様式によって作品を制作する

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

学んだ様々な様式・技法を用いてコンデンススコアを制作し、木管を中心とした五重奏以上の室内楽作品に編曲。そのスコアを提出する。

授業計画

第1回教会旋法について、古典モードの基本的説明
第2回ドビュッシーの夜想曲の分析、ドビュッシーの夜想曲より「祭り」(各種モードの使用について)
第3回ドビュッシーの「沈める寺」の分析、ドビュッシーの「沈める寺」の分析(各種モードの使用について)
第4回オネゲルのミクソリディア、オネゲルの「夏の牧歌」を分析し、オスティナート上の旋法の作法を分析します。
第5回芥川也寸志のオスティナート技法、芥川也寸志の交響管弦楽のための二章の分析。オスティナート作法の可能性について
第6回4度構成の和音、ストラヴィンスキーの小管弦楽のための組曲を分析し、4度構成のハーモナイズの方法を学びます。
第7回バルトークの音楽について、バルトークのミクロコスモスの分析、4度構成のハーモナイズについて学びます
中間試験評価方法・評価基準
旋法などの技法を積極的に用いてコンデンス・スコアを制作し、提出する。試験80%、出席点20%。
第8回近代旋法について、近代のモード、ペンタトニック、ヘキサトニックについて基本的な説明
第9回イベールの「寄港地」の分析、イベールの「寄港地」第2楽章を中心に分析し、その使用方法を理解する。
第10回多調性音楽について、ミヨーの小交響曲第1番「春」の分析を行い、多調性音楽の最も最初の姿を学び、その基本を理解します。
第11回多調性の作品の試作、ホルストの三重奏曲の分析をを行い、多調性音楽の多様性について理解を深めます。
第12回近衛秀麿の「越天楽」の分析、雅楽のオーケストレーションを近衛秀麿が様々に工夫をして行った、昭和初期の日本的なるものの表現の可能性を学びます
第13回深井史郎の「パロディ的な4章」「日本の笛」の分析、深井史郎の作品を通じて昭和初期のモダニズムのもたらしたものを理解します。
第14回日本音階で書いてみよう、日本の音階を使って旋法による小品を書いてみよう
第15回制作した作品のスコアを提出する。
期末試験評価方法・評価基準
作編曲試演実習の授業と連動しつつ、第1クォーターで制作したコンデンス・スコアをもとに、木管を中心とした五重奏以上の室内楽作品へ編曲し、そのスコアを提出する。試験80%、出席点20%。
科目名作編曲技法Ⅳ
担当講師名岡澤 理絵
専攻楽器グレード等
年次4年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は音楽史の講義、作曲家としてこの内容に関係する音楽の制作・アレンジ・演奏などの実務経験があります。

授業内容

作編曲試演実習の授業と連動して、近現代の技法から今日でも使える簡単ないくつかの技法を作品分析などを通じて学び、それを応用して作曲を行う。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

様々な近代的な様式・技法によるコンデンス・スコアを制作し、そこから10人以上の大編成の室内楽作品に編曲してそのスコアを提出する

授業計画

第1回ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」の分析、ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」の分析により 近代のはじまりの曲の管弦楽作品を学びます。
第2回シベリウスの「悲しきワルツ」の分析、シベリウスの「悲しきワルツ」の分析で、 弦楽の使用法を中心に生美鱒。
第3回バーバーの弦楽のためのアダージョの分析、バーバーの弦楽のためのアダージョの分析により、 弦楽の使用法を学びます。
第4回アイヴズの「答えのない質問」の分析、アイヴズの「答えのない質問」の分析を通じて、20世紀はじめの実験音楽の世界を触れ、20世紀音楽について考えます
第5回マルティヌーの「調理場のレビュー」の分析、マルティヌーの「調理場のレビュー」の分析し、1920年代からのジャズの影響を学びます。
第6回メシアンの世の終わりのための四重奏曲の分析、メシアンの作品の分析を通じて、移調の限られた旋法、不可逆リズムなどの技法を紹介します。
第7回オネゲルの「ダヴィデ王」の多調性のマーチ、オネゲルの「ダヴィデ王」の多調性のマーチを分析して多調性とオスティナートについて学びます。
中間試験評価方法・評価基準
授業でとりあげた技法を使用しての作品作りが出来ているかに留意し、提出された作品を評価する。試験80%、出席点20%。
第8回サティのジムノペティ第1番の分析、サティのジムノペティ第1番の分析により、付加音と単純な和音の繰り返しが描く世界を学びます。
第9回バルトークのルーマニア民俗舞曲の分析、バルトークのルーマニア民俗舞曲(ピアノ版とオーケストラ版)の分析を通じて、 旋法と多調性。オーケストレーションについて学びます。
第10回伊福部 昭のリトミカ・オスティナータの分析、伊福部 昭のリトミカ・オスティナータの分析から奇数拍子へのこだわり。ゴジラの作曲家の民族性について。
第11回ラヴェルのボレロの分析、ラヴェルのボレロの分析を行い、この作品における独特の形式とハーモニーについて。またオーケストレーションについて説明する。
第12回ラヴェルの序奏とアレグロの分析、ラヴェルの序奏とアレグロの分析を行い、モード技法による小編成の傑作を学ぶ。
第13回ウェーベルンが編曲した音楽の捧げ物の分析、ウェーベルンが編曲した音楽の捧げ物の分析を通じて、 音色旋律について学びます。
第14回吉松 隆の朱鷺によせる哀歌の分析、吉松 隆の朱鷺によせる哀歌の分析を行い、 調性で書かれた現代音楽。そして、管理されたぐ偶然性になどの技法について学びます。
第15回制作した作品のスコアを提出する。
期末試験評価方法・評価基準
第3クォーターで制作した作品を、作編曲試演実習の授業と連動しての、大編成の室内楽作品へ編曲し、そのスコアを提出する。試験80%、出席点20%。
科目名作編曲試演実習Ⅰ
担当講師名下田 和輝
専攻楽器グレード等
年次3年次
学期春学期
授業の形態実習

担当科目に関連する実務経歴

主に吹奏楽曲の作編曲、コンクールの審査等の実務経験があります。

授業内容

作編曲技法と連動して、それぞれの専攻楽器とピアノ、あるいはヴァイオリンもしくはフルートなどの高音楽器とピアノによるデュオ作品を、を制作し、それを音出しして録音する。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

作編曲技法の授業と連動して、デュオ作品を制作し、パート譜とスコアを制作、自らが主導して音出しを行う。

授業計画

第1回第1テーマの作曲、音程と調性の不思議な関係と、それからまずワルツかマーチを前提に第1テーマを作ります。
第2回第2テーマの作曲、近親調について説明し、名曲における第1テーマと第2テーマの関係を学び、前の時間で作ったテーマに対する第2テーマを作ります。
第3回大楽節に発展させる、半終止と完全終止を学び、8小節のメロディーを繰り返して16小節の大楽節に発展させます。
第4回最初の部分のブリッジを作る、ブリッジのコード・バターンを説明し、第1主題の一部のゼクエンツでそこに展開させて、ブリッジを作ります。
第5回中間部のブリッジを作る、異なるコード・バターンによる第2主題の動機を使ったブリッジを作ります。
第6回曲にまとめる、AからB、BからAへの転調部分のつなぎを作る
第7回コーダを作る、前奏とコーダをつけて、コンデンススコアを提出する。
中間試験評価方法・評価基準
楽曲から和声の流れを理解し、終止形の基本的な形を(完全終止、半終止等)を理解し、実際の楽曲における用法を書きだし、そのモデル化をして活用できるようにできたかどうかを提出作品から総合的に評価する。試験80%、出席点20%。
第8回ヴァイオリンの楽器法、ヴァイオリンの楽器法を学び、特徴のある奏法(pizz)やトレモロ、重音奏法などを学びます。
第9回デュオ作品への編曲の設計、デュオ作品への編曲の設計を行い、大譜表から2つの楽器にまずメモで振り分けていきます。
第10回デュオ作品への編曲(Aの部分)、最初の部分のデュオ作品への編曲を設計に基づいて行います。
第11回デュオ作品への編曲(中間部)、中間部のデュオ作品への編曲を、設計に基づいて各自行い、の指導をそれぞれに対して行います。
第12回デュオ作品への編曲(再現部)、再現部のデュオ作品への編曲を、設計に基づいて各自行い、の指導をそれぞれに対して行います。
第13回スコアの仕上げ、スコアを仕上げ、清書する。スラーやアーティキュレーション、ディナーミク、テンポの変化などをもれなく書き込む。
第14回バート譜の制作、パート譜の書き方を指導し、それに基づきバート譜を制作する
第15回二重奏作品の音だし、自ら作曲し、編曲したデュオ作品を音出しし、録音する。
期末試験評価方法・評価基準
複合形式によるデュオ作品らしいやりとりが出来ているか。和音が単純であっても正確につけられているか。等を、音出しでの演奏結果と総合的に判断し、評価する。試験80%、出席点20%。
科目名作編曲試演実習Ⅱ
担当講師名下田 和輝
専攻楽器グレード等
年次3年次
学期秋学期
授業の形態実習

担当科目に関連する実務経歴

主に吹奏楽曲の作編曲、コンクールの審査等の実務経験があります。

授業内容

作編曲試演実習の内容と連動して、それぞれの専攻楽器と弦楽三重奏、もしくは四重奏の演奏会用の室内楽作品を、まず下書きとしてコンデンス・スコアを制作し、そこからアンサンブルへと編曲。演奏会用の小品を制作し、それを音出しして録音する。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

作編曲試演実習の授業と連動しつつ、弦楽三重奏、もしくは四重奏とそれぞれの専攻楽器とのアンサンブル作品のスコアとパート譜を制作し、自らが主導する形で音出しを行う。

授業計画

第1回コンデンス・スコアの書き方について。大譜表に下書きをする意味と重要性について理解する
第2回第1テーマの作曲 : 曲の性格を決めて制作し、それに関連づけての第2テーマを制作する。
第3回大楽節に発展させる : 春学期のことを復習しつつ、テーマを発展させ、コンデンス・スコアを制作
第4回最初の部分のブリッジを作る : ブリッジのコード・バターンを復習。第1主題の一部のゼクエンツでそこに展開させて、ブリッジを作ります。
第5回中間部のブリッジを作る : 中間部も同様にコンデンス・スコアを制作する。
第6回曲にまとめる : AからB、BからAへの転調部分のつなぎを作ります。
第7回前奏とコーダをつけて、コンデンススコアを提出。
中間試験評価方法・評価基準
楽器法を理解した、効果的なアンサンブル作品となっているかなどに留意しつつ、作品の完成度を総合的に評価する。 試験80%、出席点20%。
第8回楽器法 : 弦楽の楽器法を学び、特徴のある奏法(pizz)やトレモロ、重音奏法などを学びます。
第9回コンデンス・スコアから弦楽四重奏のスコアへの編曲の試作を、特にピツィカートを使って行う。
第10回コンデンス・スコアから弦楽四重奏のスコアへの編曲の試作を、特にトレモロを使って行う。
第11回コンデンス・スコアから弦楽四重奏のスコアへの編曲の試作を、特に重音奏法を使って行う。
第12回コンデンス・スコアから弦楽四重奏のスコアへの編曲の試作を、特に重音奏法を応用した分散和音を使って行う。
第13回コンデンス・スコアから弦楽四重奏のスコアへの編曲の試作を、特にハーモニクスを応用した分散和音を使って行う。
第14回スコアを完成させ、パート譜の制作を行う。
第15回制作した作品の試演・録音を各々が主導して行う。
期末試験評価方法・評価基準
楽器法を理解した、効果的なアンサンブル作品となっているかなどに留意しつつ、作品の完成度を総合的に評価する。 試験80%、出席点20%。
科目名作編曲試演実習Ⅲ
担当講師名岡澤 理絵
専攻楽器グレード等
年次4年次
学期春学期
授業の形態実習

担当科目に関連する実務経歴

講師は音楽史の講義、作曲家としてこの内容に関係する音楽の制作・アレンジ・演奏などの実務経験があります。

授業内容

木管五重奏、金管五重奏、あるいはサクソフォン四重奏などの編成による演奏会なとで演奏できる小品を制作し、自らが主導してその音だしを行う

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

自らが参加する室内楽作品であることを前提として、下書き(二段譜)を制作し、その楽譜を提出する。

授業計画

第1回編成の説明、編成の説明と書法についての説明
第2回第1テーマを作る、各自選んだ編成のための第1テーマを作る。
第3回第2テーマを作る、第2テーマの作り方について復習し、その方法により第2テーマを作曲する。
第4回第1部のブリッジを作る、第1テーマを大楽節に発展させ、続けてブリッジを作る。
第5回中間部のブリッジを作る、第2テーマを大楽節に発展させ、続けてブリッジを作る。
第6回転調部分の制作、第1部から中間部へ、そして中間部から再現部への移行部(転調)を作る。
第7回コーダを作曲する、主題を使って、作品に相応しいコーダを作り、曲を仕上げる。
中間試験評価方法・評価基準
大譜表で提出されたオリジナル作品をメロディーとハーモニーのミスはないか、あるいは五重奏などの編成を想定した楽譜になっているかなどを考慮しつつ、総合的に判断し評価する。試験80%、出席点20%。
第8回フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、バスーンの各楽器の音域、特徴などについて説明を行います。またサクソフォン四重奏についても、各楽器の音域、特徴などについて説明を行います。
第9回金管五重奏の各楽器についての説明、トランペット、ホルン、トロンボーン、テューバの各楽器の音域、特徴などについての説明を行います。
第10回編曲の準備、コンデンス・スコアからそれぞれの編成に合った楽器へのふりわけをメモしていく。
第11回最初の部分を編曲、編曲を行い、一部を実際に音出しして確認してみます。
第12回中間部の編曲、中間部の編曲をコンデンスから行う。
第13回再現部の編曲、再現部の編曲をコンデンスから行い、全体を推敲し、仕上げる。
第14回バート譜の制作、完成したスコアを元に、パート譜を制作する。
第15回自ら作曲し、編曲した五重奏作品を音出しし、録音する。
期末試験評価方法・評価基準
それぞれが提出した作品の スコア から、各自が楽器法をよく理解しているか、そしてスコアは正確に書けているかなどを総合的にその完成度を判断し評価する。試験80%、出席点20%。
科目名作編曲試演実習Ⅳ
担当講師名岡澤 理絵
専攻楽器グレード等
年次4年次
学期秋学期
授業の形態実習

担当科目に関連する実務経歴

講師は音楽史の講義、作曲家としてこの内容に関係する音楽の制作・アレンジ・演奏などの実務経験があります。

授業内容

一管編成のオーケストラ編成による演奏会などで演奏できる作品を大譜表にて下書きを完成し、そしてそこから楽器法に留意しつつ、フル・スコアとパート譜を制作し、その音だしをする。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

様々な近代的な様式・技法によるコンデンス・スコアを制作し、そこから10人以上の大編成の室内楽作品に編曲してそのスコアを提出する

授業計画

第1回編成の説明、ブリテンやグノーなどの似た編成の作品のスコアを参考に一管編成のアンサンブルの特徴について説明
第2回第1テーマを作る、一管編成のことを念頭に第1テーマを作る。
第3回第2テーマを作る、第2テーマの作り方について復習し、その方法により第2テーマを作曲する。
第4回第1部のブリッジを作る、第1テーマを大楽節に発展させ、続けてブリッジを作る。
第5回中間部のブリッジを作る、第2テーマを大楽節に発展させ、続けてブリッジを作る。
第6回転調部分の制作、第1部から中間部へ、そして中間部から再現部への移行部(転調)を作る。
第7回コーダを作曲する、主題を使って、作品に相応しいコーダを作り、曲を仕上げる。
中間試験評価方法・評価基準
大譜表で提出されたオリジナル作品をメロディーとハーモニーのミスはないか、一管編成を想定したコンデンスになっているかなどを総合的に判断し評価する。試験80%、出席点20%。
第8回編成の説明、楽器法、弦と管の合わせ方、拡大法などを説明する。
第9回イベールのサクソフォン協奏曲の分析、イベールのサクソフォン協奏曲など似た編成の作品のスコアを参考に一管編成のアンサンブルの特徴について説明
第10回編曲の準備、コンデンス・スコアからそれぞれの編成に合った楽器へのふりわけをメモしていく。
第11回最初の部分を編曲、編曲を行い、一部をFinaleなどの音源を使用して音出しして、どういう曲になるか確認して更に編曲を進めていきます。
第12回中間部の編曲、中間部の編曲をコンデンスから行う。
第13回再現部の編曲、再現部の編曲をコンデンスから行い、全体を推敲し、仕上げる。
第14回バート譜の制作、バート譜を制作し、試演の準備を行う。
第15回自ら作曲し、編曲した一管編成作品を作曲者それぞれが指揮をして音出しし、録音する。
期末試験評価方法・評価基準
第3クォーターで制作した作品を、大編成の室内楽作品へ編曲し、スコアとパート譜を制作し、自らが主導して音出しを行う。提試験80%、出席点20%。
科目名DTM基礎Ⅰ
担当講師名傘木 亮介
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は作編曲家、キーボーディスト、ラジオパーソナリティとしての実務経験があります。

授業内容

パソコンの基本的な使い方、MIDIシーケンサー『CUBASE』、音源の基本操作、およびMIDIの基礎を習得し、2年生で学習する譜面浄書ソフトや上級生でのDAWへの学習の基礎の習得とします。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

Cubaseの基本操作を習得し、MIDIファイルを作成できるようになります。新規作成、プロジェクト名、保存法、トラックの設定を理解します。

授業計画

第1回PCの基本操作を学びます。
第2回Cubaseを起動し楽器の設定をして音を出します。プロジェクトの作成と保存
第3回Cubaseにデータを書いて音を出します。ドラムのパートを作成します。
第4回与えられた楽譜からデータを作成します。ピアノロールの使い方。
第5回ドラムパートを追加します。名前を変えて保存します。
第6回パーカッションパートを追加します。名前を変えて保存します。
第7回完成したデータを提出します。
中間試験評価方法・評価基準
課題提出。授業内容を理解しているか確認します。
欠席5点、遅刻3点を減点します。USBメモリー、ヘッドホン、アダプターなどの忘れ物は各5点減点します。出席25% 平常点25% 試験50%
第8回プログラムチェンジを使って使用する楽器を指定します。
第9回MIDIについて学習します。MIDIチャンネルについて
第10回アンサンブルの楽譜を入力します。連符の設定、クオンタイズの設定。
第11回ピアノの楽譜を入力します。コードの入力について学習します。
第12回拍子、テンポを設定します
第13回課題作成作業
第14回課題作成作業
第15回課題提出
期末試験評価方法・評価基準
課題提出。授業内容を理解しているか確認します。
欠席5点、遅刻3点を減点します。
出席25% 平常点25% 試験50%
科目名DTM基礎Ⅱ
担当講師名傘木 亮介
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は作編曲家、キーボーディスト、ラジオパーソナリティとしての実務経験があります。

授業内容

MIDI規格を理解し、細かい音楽表現を学習します。春学期に習得した技術を応用し、多くの楽曲のデータを作成し実践します。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

Cubaseで音楽を表現します。音の長さ、強弱を設定して、音楽的なデータを作成します。データをただ入力するだけではなく、記譜されている記号を読み取り、人間の演奏に近い表現を目指します。

授業計画

第1回春学期の復習。ベロシティーを設定してドラムのアクセントをつけます。
第2回プログラムチェンジ、ボリューム、パン、ピッチベンドを設定します。
第3回クオンタイズについて、内容と設定を学習します。リムパターン作成。
第4回ベース、ドラム、コードでいろいろなパターンを作成します。
第5回パーカッションパートを追加します。
第6回課題作成作業
第7回課題提出
中間試験評価方法・評価基準
課題提出。授業内容を理解しているか確認します。
欠席5点、遅刻3点を減点します。USBメモリー、ヘッドホン、アダプターなどの忘れ物は各5点減点します。出席25% 平常点25% 試験50%
第8回ピアノ曲のデータを入力します。正確に譜面通り入力します。
第9回ピアノ曲のデータに、強弱、テンポ変化をつけます。
第10回課題曲のスコアを入力します。正確に譜面通り入力します。
第11回課題曲のスコアを入力します。正確に譜面通り入力します。データを提出します。
第12回トラックをコピーして、パートを増やし、アレンジします。
第13回トラックをコピーして、パートを増やし、アレンジします。
第14回全体のバランスを取り完成させます。
第15回課題提出
期末試験評価方法・評価基準
課題提出。授業内容を理解しているか確認します。
欠席5点、遅刻3点を減点します。
出席25% 平常点25% 試験50%
科目名ピアノ伴奏法Ⅰ
担当講師名多 紗於里
専攻楽器グレード等ピアノ
年次2年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は管・弦・打楽器・声楽・オペラの伴奏、オーケストラピアノ、伴奏法セミナー指導と音楽祭伴奏スタッフのマネージメントなどの実務経験を持ちます

授業内容

様々な伴奏スタイル、伴奏スキル、リハーサルテクニックなどを学び、他の楽器の特徴的なポイント、楽譜の読み方、歌詞の理解と発音などを研究していきます。初見トレーニングも定期的に行います

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

伴奏レパートリーを研究し、多面的な伴奏能力を身につけます。「伴奏」の理解、パートの練習法を学びます。1Qは楽器の伴奏について、2Qは歌の伴奏について学びます

授業計画

第1回授業内容の確認に続き、伴奏者に必要なスキルなどを学びます。初見トレーニングも始めます
第2回ハイドン・チェロ・コンチェルト前奏のカットを練習します。理想的なカットのタイミングを考えます
第3回モーツァルト・ヴァイオリン協奏曲の前奏カットを練習します。弦楽器とのバランスについて考えます
第4回シュターミッツとホーフマイスター・ヴィオラ・コンチェルトの伴奏法とハ音記号の読み方を学びます
第5回モーツァルト・クラリネット・コンチェルト前奏のカットの他、移調楽譜の読み方を学びます
第6回モーツァルト・ホルン・コンチェルト3曲の前奏カットと多数の移調楽器について学びます
第7回指定されたピアノ・コンチェルト前奏の伴奏パートを演奏。初見(ピアノ曲)
中間試験評価方法・評価基準
授業出席と準備・参加 70%
試験・演奏実技 30%
欠席、遅刻は減点
第8回様々な声楽スタイルの伴奏と歌詞の理解と発音の重要性について学びます
第9回コラールの伴奏と練習方法について学びます。コラールのテキストの言語を見分けられるか確認します
第10回ソリスト、合唱とオーケストラのための大曲の伴奏と練習方法とラテン語の発音について学びます
第11回ドイツ語リートレパートリーより複数の曲目を分析します。ドイツ語の歌詞の発音を聴き取りリピートします
第12回フランス語の歌曲を分析し、発音について学びます。フランス語の歌詞を聴き取りリピートします
第13回バロックと古典派オペラの伴奏について学びます。オールドイングリッシュとドイツ語発音の確認します
第14回ロマン派のオペラの伴奏について学びます。ヴェルディのオペラの例でイタリア語発音について学びます
第15回ドイツ語歌曲の分析と解説(口頭)とピアノパートの演奏発表。初見(4声コラール
期末試験評価方法・評価基準
授業出席と準備・参加 70%
試験:実技・解説・初見 30%
欠席、遅刻は減点
科目名ピアノ伴奏法Ⅱ
担当講師名多 紗於里
専攻楽器グレード等ピアノ
年次2年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は管・弦・打楽器・声楽・オペラの伴奏、オーケストラピアノ、伴奏法セミナー指導と音楽祭伴奏スタッフのマネージメントなどの実務経験を持ちます

授業内容

秋学期のキーワードは「コラボレーション」で、弦楽器、木管楽器とヴォーカルのソリストと実際に合わせてみます。相手とのコミュニケーションスキル、リハーサルテクニック等を高めます

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

伴奏レパートリーの知識を深めて、ソリストと共に曲を作り上げていきます。
春学期に続けて初見トレーニングもグレードアップします

授業計画

第1回ドイツ語歌曲の合わせを準備し、パートを練習します。歌詞の発音と内容理解を確認します
第2回ヴォーカルのソリストと準備した歌曲を合わせてみます。アンサンブル、ブレスのタイミングなどに注目します
第3回ヴァイオリンとの伴奏を準備してパートの練習を行い、カットなどを確認します
第4回準備した曲目をヴァイオリン奏者と合わせてみます。弦楽器、弓と奏法について学びます
第5回木管楽器の伴奏を準備してパートの練習を行い、カットなどを確認します
第6回準備した曲目を木管楽器奏者と合わせてみます。木管楽器の特徴と奏法について学びます
第7回合唱の伴奏。中学校・高等学校教科書の歌の伴奏(日本語)。初見(伴奏曲)
中間試験評価方法・評価基準
授業出席と準備・参加 70%
試験・演奏実技:30% 欠席、遅刻は減点
第8回ドイツ語歌曲の合わせを準備・練習し、歌詞の発音と内容理解を確認します
第9回ヴォーカリストと準備した曲目を合わせてみます。ブレスのタイミングなどに注目します
第10回ヴァイオリンと木管の伴奏の準備を続けます。パートを練習し、理想的なテンポで合わせをできるようにします
第11回ヴァイオリンとの合わせを続けます。1回目の合わせで学んだスキルの確認とボーイングに注目します
第12回木管楽器との合わせを続けます。1回目の合わせで学んだスキルの確認とブレスのタイミングなどに注目します
第13回ヴァイオリンとの合わせを続け、ヴァイオリニストにとって理想的なテンポで通せるか最終確認します
第14回木管楽器と合わせを続け、木管楽器奏者にとって理想的なテンポで通せるか最終確認します
第15回秋学期中重ねて練習してきたヴァイオリン・木管の伴奏を演奏発表します。初見(ピアノ曲)
期末試験評価方法・評価基準
授業出席と準備・参加 70%
試験・演奏実技:30%
欠席、遅刻は減点
科目名ピアノ音楽史Ⅰ
担当講師名武正 久美子
専攻楽器グレード等ピアノ
年次1年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師はピアニストとして演奏会出演、企画、国内外の演奏家との共演の他、国際音楽祭、マスタークラスレッスン、講習会での英語通訳・コレぺティトゥアの実務経験を持ちます。

授業内容

西洋音楽、クラシック音楽の歴史を学びます。春学期は、中世ヨーロッパからバロック時代、古典派を中心に、当時の作曲家たちやその作品のスタイルを知り、どのように音楽が発展したかを考察します。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

日ごろ親しんでいる楽曲に、どのような背景があるのかを知り、作品とその作曲家への理解を深めることを目的としています。幅広い視点と知識を持つことで、より豊かな感性を持って音楽に向きあえるよう目指します。

授業計画

第1回音楽史概要/中世ヨーロッパ・キリスト教音楽の始まり/グレゴリオ聖歌の発展とポリフォニー音楽の起源
第2回教会旋法の響きとは/ゴシック様式の芸術/ノートルダム大聖堂の音楽/中世の楽譜とリズム表記/アルス ノヴァ
第3回ルネサンスの音楽/世俗音楽の興隆
第4回バロック時代/概要と音楽の特徴/通奏低音、対位法/長・短調の確立
第5回器楽・鍵盤音楽作品の種類~J.S.バッハ、ヘンデル、ヴィヴァルディの作品を通して~
第6回舞曲・組曲の種類と特徴/変奏曲、トッカータ、コンチェルト グロッソ 他
第7回授業内試験
中間試験評価方法・評価基準
実施前にあらかじめ出題する設問に対して、各自自作の文章にて回答する記述式試験を行います。
試験結果:70% 出席:20% 平常点:10%
第8回古典派/概要と音楽の特徴/前古典派の作曲家たちと作風
第9回多感様式・C.P.E.バッハのソナタ/オーケストラの発展・マンハイム楽派
第10回ウィーン古典派三大巨匠/ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンの交響曲と弦楽四重奏曲
第11回ウィーン古典派・様々な作品/オーケストラのしくみと楽器の音色
第12回ソナタ形式、ロンド形式の構成/主題労作・モーツァルトの協奏曲、交響曲の分析から知る
第13回ベートーヴェンのピアノソナタ/作風、音域、ペダルの使用に見るピアノの発達
第14回18世紀のオペラ/オペラの種類と名作
第15回授業内試験
期末試験評価方法・評価基準
実施前にあらかじめ出題する設問に対して、各自自作の文章にて回答する記述式試験を行います。
試験結果:70% 出席:20% 平常点:10%
科目名ピアノ音楽史Ⅱ
担当講師名武正 久美子
専攻楽器グレード等ピアノ
年次1年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、ピアニストとして演奏会出演、企画、国内外の演奏家との共演の他、国際音楽祭、マスタークラス、講習会での英語通訳・コレぺティトゥアの実務経験を持ちます。

授業内容

ロマン派から近現代をピアノ音楽中心に学びます。また、協奏曲、交響曲、オペラなど多様なスタイルの作品も紹介しながら、各時代の作曲家の個性に触れていきます。20世紀以降は、新しい感性や思想を追求した現代音楽家、ジャズの影響、邦人音楽家も取り上げ、現代に至る迄の音楽の発展や変化を辿ります。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

時代の流れと背景を学び、各時代の音楽的特徴、活躍した音楽家や作品への理解を深めていくことが目標です。楽器の機能、演奏会のスタイル、音楽家の在り方など歴史上でのクラシック音楽の変化と過程を知り、その価値を再確認する事を目指します。

授業計画

第1回ロマン派概要/時代背景と文化の特色、文学とのつながり
第2回ロマン派を支えるピアノ音楽/古典派的なロマン派作曲家たち/シューベルトのドイツ歌曲
第3回シューマンの歌曲とピアノ作品/ヴィルトゥオーゾの活躍/ピアノの発達と演奏会スタイルの変化
第4回標題音楽/リストの交響詩
第5回国民楽派の音楽/東欧、北欧、ヨーロッパ諸国の音楽家/ロシア五人組
第6回ロマン派のオペラ~イタリア、ドイツ、フランス~作曲家と作品
第7回授業内試験
中間試験評価方法・評価基準
実施前にあらかじめに出題する設問に対し、自作の文章で答える記述式試験を行います。
試験結果:70%  出席:20% 平常点:10%
第8回19世紀末のウィーン・アールヌーヴォーの芸術/フランス音楽の再始動/印象主義の絵画と音楽への影響
第9回ドビュッシーの音楽/前音音階の響きと音色に表れる印象派の趣
第10回近代ロシアの作曲家/スクリャービンの神秘和音/ラフマニノフ
第11回新ウィーン楽派/シェーンベルクの十二音技法/リズムの改革・ストラヴィンスキー、バルトーク
第12回新古典主義・フランス六人組の作風/ジャズの影響
第13回メシアン/その音楽観・日本人音楽家とのつながり
第14回ケージ・偶然性の音楽/新発想のピアノ奏法/プリペアドピアノ他、日本における西洋音楽
第15回授業内試験
期末試験評価方法・評価基準
実施前にあらかじめに出題する設問に対し、自作の文章で答える記述式試験を行います。
試験結果:70%  出席:20% 平常点:10%
科目名ステージング研究
担当講師名大導寺 錬太郎
専攻楽器グレード等ピアノ
年次2年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は国内のコンクール審査員、PTNAステップのアドバイザーを担当、30回以上の発表会・勉強会の主催、リサイタル他の定期的な活動行なう等、指導・演奏面での実務経験を持ちます。

授業内容

コンサートを企画運営する事の難しさ、楽しさを体験。具体的な聴衆をイメージしたコンサートを企画します。チラシやプログラムノートも作成、プレイヤーとしての更なる自覚、責任を持ちましょう。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

舞台上の振舞の良し悪しが、観客の印象を大きく左右する事を良く理解し、無駄の無い美しいステージマナーを実践できることが目標です。ステージマナーに集中する為には演奏に余裕が必要、クレ読み・初見を行ない読譜力を高めます。

授業計画

第1回良いステージマナー・悪いステージマナー:コンサート・発表会の映像を鑑賞し、ステージ上の振る舞いで注意すべきポイントを解説します。
第2回ピアノソロステージマナーVol.1(+初見):演奏を伴ったステージマナーの実践。各学生1~2曲演奏し、その際のステージマナーをチェックします。
第3回ピアノソロステージマナーVol.2(+初見): Vol.1の講評まとめを配付、各自確認しVol.2に活かします。前回と異なる曲を演奏。初見を行なう事もあります。
第4回連弾ステージマナーVol.1(+初見):3人1組の班を作り、各班数曲を披露。3回の授業内で必ずPrimo・Secondo・譜めくりの役割を体験して頂きます。
第5回連弾ステージマナーVol.2(+初見・クレ読み):第4回の時と役割を変えて実施。読譜力向上の為、初見に加えクレ読みを行なうこともあります。
第6回連弾ステージマナーVol.3(+初見・クレ読み):第4・5回の時と役割を変えて実施。更に高度な初見・クレ読み課題を行ないます。
第7回授業のまとめ(3クォーター末試験):自由曲(任意のソロ又は連弾曲)の演奏を伴ったステージマナーの実践、初見とクレ読み課題を実施します。
中間試験評価方法・評価基準
出席25%(第1回~第6回各3.5点、第7回のみ4点で計算。遅刻は減点1)、平常点25%(受講態度の他、授業内での演奏内容や講評記入内容も含みます)、試験50%の割合で評価します。
第8回連弾ステージマナーVol.5(6手連弾): 6手連弾のステージマナーを学びます。人数が増えることで注意すべきポイントも多くなります。
第9回連弾ステージマナーVol.6(6手連弾): 第1回と曲又は担当を変えて実施。ステージマナーの他、演奏面(アンサンブルのポイント等)も指導します。
第10回2台ピアノステージマナーVol.1: 初見演奏を伴う2台PFのステージマナーを学びます。各パートの演奏・譜捲りを体験し注意点を整理します。
第11回2台ピアノステージマナーVol.2:中規模の作品でステージマナーを確認します。演奏面(主にリズムやテンポの正確さ等)も指導します。
第12回2台ピアノステージマナーVol.3:中規模の作品でステージマナーを確認します。演奏面(合図の出し方、響きのバランス等)も指導します。
第13回2台ピアノステージマナーVol.4:中規模の作品でのステージマナー確認。演奏面(細部の表現等)も指導します。
第14回2台ピアノステージマナーVol.5:試験に向けてのリハーサルを行ないます。問題点を整理し、試験までの調整の仕方を考えます。
第15回授業のまとめ(4クォーター末試験):演奏(2台ピアノ)を伴ったステージマナーの披露。又ステージマナーの注意点を問う筆記試験も行ないます。
期末試験評価方法・評価基準
出席25%(第1回~第7回各3点、第8回のみ4点で計算。遅刻は減点1)、平常点25%(受講態度の他、授業内での演奏内容や講評記入内容も含みます)、試験50%の割合で評価します。3・4両クォーターの平均が学年末評価となります。
科目名コンサート企画研究
担当講師名大導寺 錬太郎
専攻楽器グレード等ピアノ
年次2年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は国内のコンクール審査員、PTNAステップのアドバイザーを担当、30回以上の発表会・勉強会の主催、リサイタル他の定期的な活動を行なう等、指導・演奏面での実務経験を持ちます。

授業内容

コンサートを企画運営する事の難しさ、楽しさを体験。具体的な聴衆をイメージしたコンサートを企画します。チラシやプログラムノートも作成、プレイヤーとしての更なる自覚、責任を持ちましょう。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

決められた時間(30~40分)の中で、対象となる聴衆やテーマに沿った内容で楽しめるコンサートを披露する事が目標です。その為に必要なノウハウを体得できる上、グループの中で作業を進めるうちに調整力や忍耐力も養われます。

授業計画

第1回試験(コンサート)に向け:6回の授業の中でどのように準備を進めていくかを解説します。チラシ等の提出締切日も告知します。
第2回演奏会のプログラムを考えよう Vol.1:幾つかの班に分かれてテーマを決め、それに沿ったプログラムを考えます。演奏時間の計測等も行ないます。
第3回演奏会のプログラムを考えよう Vol.2:幾つかの班に分かれてテーマを決め、それに沿ったプログラムを考え、完成させます。
第4回チラシ及びプログラムノートの作成 Vol.1:チラシのデザインや盛り込む内容を検討します。字体や文字の大きさも考える必要があります。
第5回チラシ及びプログラムノートの作成 Vol.2:演奏曲について調べ、曲目解説を仕上げます(文字校正含む)。レイアウトも検討します。
第6回リハーサル:本番と同じように全体を通します。演奏面・ステージマナー等様々な角度から確認、問題点を整理します。
第7回1クォーター末試験(ミニコンサート):30~40分程度の演奏会を実施。他班に対しての講評も記入、客観的に見ることで自身の反省へとつなげます。
中間試験評価方法・評価基準
出席25%、平常点25%(試験の講評内容、普段の受講態度等)、試験50%(チラシ・プログラムノートの完成度、ステージマナー、演奏内容等、複数項目を採点し50点に換算)の割合で評価します。
第8回演奏会を企画しよう/スケジュール検討:具体的な聴衆をイメージして演奏会を企画します。試験に向けた準備のスケジュールを検討します。
第9回演奏会のプログラムを考えよう Vol.3:幾つかの班に分かれ、初回で決めた具体的な対象をイメージしたプログラムを考えます。
第10回演奏会のプログラムを考えよう Vol.4:プログラムを完成させます。選曲に負担はないか、全体の時間に過不足ないか等、最終確認を行ないます。
第11回チラシ及びプログラムノートの作成 Vol.3:チラシを作成します。見易く、対象に相応しい雰囲気になるよう、アイデアを練ります
第12回チラシ及びプログラムノートの作成 Vol.4:内容の確認や文字校正を行ないチラシを完成させます。プログラムノートにも着手します。
第13回チラシ及びプログラムノートの作成 Vol.5:必要事項が過不足なく盛り込まれているかを確認し、文字校正を経てプログラムノートを完成させます。
第14回リハーサル: 本番と同様に全体を通します。演奏面・ステージマナー等様々な角度から確認、問題点を整理します。
第15回2クォーター末試験(ミニコンサート):ミニコンサートの実施及び講評記入。授業の総括にふさわしい応しい内容かチェックします。
期末試験評価方法・評価基準
出席25%、平常点25%(試験の講評内容、普段の受講態度等)、試験50%(チラシ・プログラムノートの完成度、ステージマナー、演奏内容等、複数項目を採点し50点に換算)の割合で評価します。3・4両クォーターの平均が学年末評価となります。
科目名ピアノアンサンブル技法Ⅰ
担当講師名小野 哲也
専攻楽器グレード等ピアノ
年次1年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師はソロ演奏と共に声楽や器楽の伴奏、室内楽、2台ピアノ等、アンサンブルの演奏活動経験を持ちます。

授業内容

春学期はピアノで表現力のある演奏をするための基礎となる様々な知識や奏法について学んでいきます。ピアノという楽器をどのように魅力的に響かせるか、また聞いている人が心を動かす表現をするために演奏者は何をするべきか、を学びます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

まずはピアノの構造、身体の使い方を学び、楽譜を正確に読み取る力をつけて演奏をすることを目標とします。学期の後半では課題曲を使い、楽譜の情報から曲のイメージを膨らませて音楽的表現力をつけていきます。

授業計画

第1回ピアノの成り立ちや構造について学びます。
第2回ピアノを演奏する時の体の使い方について学びます。
第3回鍵盤へのタッチをコントロールするための、指や手の使い方を実習します。
第4回色々な曲の拍子・リズムについて学びます。
第5回楽譜に書かれた題名、テンポ、強弱、記号などを確認して音出しをします。
第6回音楽用語やフレーズ、アーティキュレーションなどを確認して音出しをします。
第7回中間試験:ペーパーテストと自由曲を1曲演奏します。
中間試験評価方法・評価基準
試験では、ペーパーテストや実技演奏に授業内容を活かせたかどうか、を評価します。出席率:40%、試験:60%
第8回課題曲を選び、実際に演奏することと共に解釈について学びます。
第9回音楽の形式や構造について学びます。ソナタ形式など、様々な曲の構造を考えていきます。
第10回拍節法や和声分析などについて学びます。
第11回課題曲を使って、練習法について研究します。
第12回課題曲を使って、イメージの具体化について研究します。
第13回ペダルの使い方による、表現の可能性の拡がりを学びます。
第14回課題曲を使って、ピアノという楽器の響きや音色について演習します。
第15回期末試験:ペーパーテストと課題曲を1曲演奏します。
期末試験評価方法・評価基準
試験では、ペーパーテストや実技演奏に授業内容を活かせたかどうか、を評価します。出席率:40% 試験60%
科目名ピアノアンサンブル技法Ⅱ
担当講師名小野 哲也
専攻楽器グレード等ピアノ
年次1年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師はソロ演奏と共に声楽や器楽の伴奏、室内楽、2台ピアノ等、アンサンブルの演奏活動経験を持ちます。

授業内容

秋学期は、ピアノアンサンブルとして連弾と2台ピアノを実習していきます。息の合わせ方やバランスのとり方など、パートナーと一緒に音楽的表現を追求していきましょう。学期の前半は定番の連弾曲を、後半は2台ピアノに取り組み、学科コンサートへの活用を目指します。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

個人の練習を基本とし、相手のパートについても理解した上でお互いに良く聴き合い、良いアンサンブルが出来る様に意見を出し合って、共にに一つの音楽表現を作り上げていきます。

授業計画

第1回簡単な連弾曲を使って実際にパートナーと合わせて、アンサンブルの楽しさを体験します。
第2回古典派の連弾作品を演習します。バランスのとり方を実習します。
第3回古典派の連弾作品を演習します。曲の構造、調性について考察します。
第4回ロマン派の連弾作品を演習します。バランスのとり方を実習します。
第5回ロマン派の連弾作品を演習します。テンポが変化する時の呼吸の合わせ方などを学びます。
第6回試験に向けて、曲を仕上げていきます。
第7回中間試験:このクォーターで学んだ曲の中から1曲、または2曲演奏します。
中間試験評価方法・評価基準
試験では、充実した連弾アンサンブルが出来たかどうかを評価します。出席率:40% 試験:60%
第8回期末試験と学科コンサートに向けてのプログラムを準備します。音源を聴き、スコアリーディングをします。
第9回2台ピアノ演習① 自分のパートが受け持つ役割を理解して、合わせに臨みます。
第10回2台ピアノ演習② 自分の音とパートナーの音を聴き、お互いに意見を出し合います。
第11回2台ピアノ演習③ クラスメイトの演奏を聴いて、バランスの良い響きやペダリング、表現力について考えます。
第12回2台ピアノ演習④ 楽譜を正確に読み取っているか、確かめていきます。
第13回2台ピアノ演習⑤ 仕上がりをイメージして、テンポやアンサンブルの精度を確認します。
第14回2台ピアノ演習⑥ 試験に向けて、曲を仕上げていきます。
第15回期末試験: このクォーターで学んだ曲を演奏します。お客様に聴いてもらう事を意識しましょう。
期末試験評価方法・評価基準
試験では、充実した2台ピアノアンサンブルが出来たかどうかを評価します。出席率:40% 試験:60%
科目名ピアノアンサンブル技法Ⅲ
担当講師名加藤 明子
専攻楽器グレード等ピアノ
年次2年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師はコンサートにおいてピアノアンサンブルをはじめ弦楽器・管楽器とのアンサンブル経験も数多くあり、本校及び他の教育機関において、幅広い年代を対象に長年授業・実技の指導育成に携わるなどの実務経歴を有しています。

授業内容

1年時に学んだアンサンブル技法の基礎を元に、様々な時代、様々な編成のアンサンブル作品にチャレンジしていきます。又春学期はオリジナル作品を中心にアンサンブル能力のアップを図ります。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

ピアノは本来1人で音楽創りをする事が基本ですが、アンサンブルを経験することによって、音量・ダイナミクス・アゴ―ギグの変化など、他者と共に音楽創りをする事を経験し、柔軟で幅広い表現力、より高い音楽的技量を身につける事を目標とします。

授業計画

第1回〔テーマ〕アンサンブルの歴史
〔授業内容〕アンサンブル作品がどのようにして生まれたのか、どのような軌跡を辿って現在に至ったのかを学びます。
第2回〔テーマ〕連弾演奏の基礎知識
〔授業内容〕特に連弾で起きる問題点にフォーカスしながら、アンサンブルにおける基本的な注意点を学んでいきます。
第3回〔テーマ〕アンサンブル演奏法・連弾(1)​
〔授業内容〕連弾の「オリジナル作品」を実際に演奏しながら、アンサンブル作品の曲創りを学びます。
第4回〔テーマ〕アンサンブル演奏法・連弾(2)​
〔授業内容〕まずは作曲家の生涯を把握し、楽曲分析をした後、サウンドチェックをしながら進めていきます。
第5回〔テーマ〕アンサンブル演奏法・連弾(3)​
〔授業内容〕演奏家だけでなく聴き手としての「耳」を育て、皆で意見交換をしながら音楽創りをしていきます。
第6回〔テーマ〕1クウォーターまとめ
〔授業内容〕試験に向けてリハーサルをしながら最終確認をしていきます。
第7回〔テーマ〕試験
〔授業内容〕コンサート形式で各曲の解説もスピーチしながら進行していきます。
中間試験評価方法・評価基準
演奏(100点満点)、演奏時の曲目解説・コメント(100点満点) の平均点に出席点を加減します。
第8回〔テーマ〕連弾・「編曲作品」にチャレンジ
〔授業内容〕オリジナル作品との違い、そして原曲を理解した上でどのようにピアノでの演奏へつなげていくかを学びます。
第9回〔テーマ〕連弾・編曲作品の演奏法(1)
〔授業内容〕作曲家の生涯を把握し、楽曲分析、又原曲との比較をしながら曲をしっかり理解していきます。
第10回〔テーマ〕連弾・編曲作品の演奏法(2)
〔授業内容〕録音をとりサウンドチェックをしたり、クラス内でお互いの演奏を聴き合い、意見交換をしながら音楽創りをしていきます。
第11回〔テーマ〕2台ピアノ・オリジナル作品
〔授業内容〕今度は編成を変え、2台ピアノ・オリジナル作品に挑戦します。
第12回〔テーマ〕連弾と2台ピアノとの相違
〔授業内容〕基本要素(作曲家生涯・楽曲分析)を把握し、連弾と2台ピアノの演奏法の違いについて学びます。
第13回〔テーマ〕2台ピアノ作品の演奏法(1)
〔授業内容〕録音をとりサウンドチェックをしたり、クラス内でお互いの演奏を聴き合い、意見交換をしながら音楽創りをしていきます。
第14回〔テーマ〕2クウォーターまとめ
〔授業内容〕試験に向けてリハーサルをしながら最終確認をしていきます。
第15回〔テーマ〕試験
〔授業内容〕コンサート形式で各曲の解説もスピーチしながら進行していきます。
期末試験評価方法・評価基準
演奏(100点満点)、演奏時の曲目解説・コメント(100点満点) の平均点に出席点を加減します。
科目名ピアノアンサンブル技法Ⅳ
担当講師名加藤 明子
専攻楽器グレード等ピアノ
年次2年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

本科目では講師自身のコンサート活動及びコンサート企画、数多くのコンクール審査と云った実体験と、様々な場において幅広い年代を対象とした指導育成に携わった実務経験が有効に生かせると考えます。

授業内容

アンサンブル技法応用編として、広い視野から音楽を捉えられるように、アンサンブル
能力の向上を図ります。3月のアンサンブルコンサート『infinity』でのステージ演奏をイメージしながら進めていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

各作品(オリジナル作品・編曲作品)、各編成(1台4手・2台4手・2台8手・1台8手)、のどのような作品にも対応できる能力を身につけていきます。最終的にはステージ上で、いかに豊かなパフォーマンスが出来るか!を目標とします。

授業計画

第1回〔テーマ〕アンサンブルの発展Ⅰ
〔授業内容〕オーケストラ作品の2台ピアノ用に編曲された作品に取り組んでいきます。3月のインフィニティーコンサート出演を視野に。
第2回〔テーマ〕スコアリーディング
〔授業内容〕オーケストラ用スコアを見ながら各楽器がどのようにピアノパートへ変換されているかを学んでいきます。
第3回〔テーマ〕2台ピアノ(オケ編)演奏法(1)
〔授業内容〕オーケストラ作品を2台ピア ノで再現するダイナミックなサウンドを体感し追及していきます。
第4回〔テーマ〕2台ピアノ(オケ編)演奏法(2)
〔授業内容〕パートナーといかにアーティキュレーションを合わせ、ダイナミクスを創っていくかを学んでいきます。
第5回[テーマ〕2台ピアノ(オケ編)演奏法(3)
〔授業内容〕録音をとりサウンドチェックをしたり、クラス内でお互いの演奏を聴き合い、意見交換をしながら音楽創りをしていきます。
第6回〔テーマ〕3クウォーターまとめ
〔授業内容〕試験に向けてリハーサルをしながら最終確認をしていきます。
第7回〔テーマ〕試験
〔授業内容〕コンサート形式で演奏をしていく。又スコアリ―ディングのテストを実施します。
中間試験評価方法・評価基準
下記各100点満点の平均点に出席点を加減します。
・演奏技法=課題曲より任意の曲を演奏
・レポート=曲目解説・作品分析
第8回〔テーマ〕アンサンブルの発展Ⅱ
〔授業内容〕ここからは2台8手・1台8手など今まで経験していない様々な編成の作品にチャレンジしていきます。
第9回〔テーマ〕新しい編成へ
〔授業内容〕新しい編成の作品についても、原曲把握、スコアリーディング、楽曲分析を経て作品への理解を深めていきます。
第10回〔テーマ〕2台8手作品の演奏法(1)
〔授業内容〕引き続き楽曲分析やスコアリーディングを並行しながら音楽創りをしていきます。
第11回〔テーマ〕2台8手作品の演奏法(2)
〔授業内容〕録音をとりサウンドチェックをしたり、クラス内でお互いの演奏を聴き合い、意見交換をしながら音楽創りをしていきます。
第12回〔テーマ〕2台8手作品の演奏法(3)まとめ
〔授業内容〕自分達の演奏の録音を客観的に聴き、細かいニュアンス・様々なコントロールなどをチェックしながら追求していきます。
第13回〔テーマ〕1台8手作品の演奏法(1)
〔授業内容〕狭いキャパシティーの中でどのように様々なコントロールをし、8手のバランスを作っていくのか、実際に体感・演奏していきます。
第14回〔テーマ〕年度末・総括
〔授業内容〕この一年間学んできた様々な編成のアンサンブル作品について、夫々の注意点を確認していきます。
第15回〔テーマ〕試験
〔授業内容〕コンサート形式で進行していきます。
期末試験評価方法・評価基準
下記各100点満点の平均点に出席点を加減します。
・演奏技法=課題曲より任意の曲を演奏
・レポート=曲目解説・作品分析
科目名専攻ソルフェージュAⅠ
担当講師名宇都宮 三花
専攻楽器グレード等ピアノ
年次3年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

授業内容

コールユーブンゲン・リズム打ち・新曲視唱・初見演奏・聴音(メロディー・暗記)。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

音楽を構成する様々な要素を集中的に訓練することで音やリズムに対する意識が高まり、音楽的表現に結びつける目的。

授業計画

第1回レベル確認テスト
第2回ソルフェージュ基礎(2度音程・2/4拍子)
第3回ソルフェージュ基礎(3度音程・3/4拍子)
第4回ソルフェージュ基礎(4度音程・4/4拍子)
第5回ソルフェージュ基礎(5度音程・2/2拍子)
第6回ソルフェージュ基礎まとめ
第7回試験
中間試験評価方法・評価基準
出席率:40% 平常点:30% 試験:30%
第8回ソルフェージュ基礎(6度音程・3/2拍子)
第9回ソルフェージュ基礎(7度音程・4/2拍子)
第10回ソルフェージュ基礎(8度音程・3/8拍子)
第11回ソルフェージュ基礎(複音程・6/8拍子)
第12回ソルフェージュ基礎(転回音程・9/8拍子)
第13回ソルフェージュ基礎(変拍子・12/8拍子)
第14回ソルフェージュ基礎まとめ
第15回試験
期末試験評価方法・評価基準
出席率:40% 平常点:30% 試験:30%
科目名専攻ソルフェージュAⅡ
担当講師名宇都宮 三花
専攻楽器グレード等ピアノ
年次3年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

授業内容

コールユーブンゲン・リズム打ち・新曲視唱・初見演奏・聴音(メロディー・暗記)。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

音楽を構成する様々な要素を集中的に訓練することで音やリズムに対する意識が高まり、音楽的表現に結びつける目的。

授業計画

第1回ソルフェージュ基礎(調性と長音階)
第2回ソルフェージュ基礎(調性と自然短音階)
第3回ソルフェージュ基礎(調性と和声短音階)
第4回ソルフェージュ基礎(調性と旋律短音階)
第5回ソルフェージュ基礎(半音階・臨時記号)
第6回ソルフェージュ基礎まとめ
第7回試験
中間試験評価方法・評価基準
出席率:40% 平常点:30% 試験:30%
第8回ソルフェージュ基礎(転調・属調)
第9回ソルフェージュ基礎(転調・下属調)
第10回ソルフェージュ基礎(転調・平行調)
第11回ソルフェージュ基礎(転調・同主調)
第12回ソルフェージュ基礎(移調・ハ音記号)
第13回ソルフェージュ基礎(移調・ハ音記号)
第14回ソルフェージュ基礎まとめ
第15回試験
期末試験評価方法・評価基準
出席率:40% 平常点:30% 試験30%
科目名専攻ソルフェージュAⅢ
担当講師名宇都宮 三花
専攻楽器グレード等ピアノ
年次4年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

授業内容

コールユーブンゲン・視唱リズム・伴奏付きソルフェージュ・初見演奏・聴音(ハーモニー)。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

音楽を構成する様々な要素を集中的に訓練することで音やリズムに対する意識が高まり、音楽的表現に結びつける目的。

授業計画

第1回レベル確認テスト
第2回ソルフェージュ応用(低音部譜表と二声聴音)
第3回ソルフェージュ応用(長音階の基和音)
第4回ソルフェージュ応用(短音階の基和音)
第5回ソルフェージュ応用(七の和音・九の和音)
第6回ソルフェージュ応用まとめ
第7回試験
中間試験評価方法・評価基準
出席率:40% 平常点:30% 試験:30%
第8回ソルフェージュ応用(三声聴音・増三和音)
第9回ソルフェージュ応用(三声聴音・減三和音)
第10回ソルフェージュ応用(和音の転回)
第11回ソルフェージュ応用(終止形)
第12回ソルフェージュ応用(長調のカデンツ)
第13回ソルフェージュ応用(短調のカデンツ)
第14回ソルフェージュ応用まとめ
第15回試験
期末試験評価方法・評価基準
出席率:40% 平常点:30% 試験:30%
科目名専攻ソルフェージュAⅣ
担当講師名宇都宮 三花
専攻楽器グレード等ピアノ
年次4年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

授業内容

コールユーブンゲン・視唱リズム・伴奏付きソルフェージュ・初見演奏・聴音(ハーモニー)・歌曲。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

音楽を構成する様々な要素を集中的に訓練することで音やリズムに対する意識が高まり、音楽的表現に結びつける目的。

授業計画

第1回ソルフェージュ発展(四声聴音密集体とドイツ歌曲①)
第2回ソルフェージュ発展(四声聴音密集体とドイツ歌曲②)
第3回ソルフェージュ発展(四声聴音密集体とドイツ歌曲③)
第4回ソルフェージュ発展(四声聴音密集体とドイツ歌曲④)
第5回ソルフェージュ発展(四声聴音密集体とドイツ歌曲⑤)
第6回ソルフェージュ発展(四声聴音密集体とドイツ歌曲⑥)
第7回試験
中間試験評価方法・評価基準
出席率:40% 平常点:30% 試験:30%
第8回ソルフェージュ発展(四声聴音開離体とイタリア歌曲①)
第9回ソルフェージュ発展(四声聴音開離体とイタリア歌曲②)
第10回ソルフェージュ発展(四声聴音開離体とイタリア歌曲③)
第11回ソルフェージュ発展(四声聴音開離体とイタリア歌曲④)
第12回ソルフェージュ発展(四声聴音開離体とイタリア歌曲⑤)
第13回ソルフェージュ発展(四声聴音開離体とイタリア歌曲⑥)
第14回ソルフェージュ発展まとめ
第15回試験
期末試験評価方法・評価基準
出席率:40% 平常点:30% 試験:30%
科目名専攻ソルフェージュBⅠ
担当講師名土屋 淑子
専攻楽器グレード等ピアノ
年次3年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

BLUE NOTE TOKYO、オーチャードホール他、多数のコンサートの実務経験、及び、舞台・テレビドラマ等での劇伴の作曲/編曲の経験を持ちます。また個人で主宰する音楽教室でのクラシック〜ポピュラー・ジャズのピアノ実技、ソルフェージュレッスンの実績は30年以上となります。

授業内容

「ソルフェージュ」という言葉から何を連想しますか?聴音、新曲視唱、等々のイメージが漠然と浮かぶかもしれません。そうした「点」を「線」へとつなげることが、この授業で意味する「ソルフェージュ」です。Cメロ譜の初見など、実戦につながる課題もこなしていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

聴音力、初見力、コードを聴く力、弾く力も付けていきます。

授業計画

第1回ガイダンス〜この授業の紹介
第2回町で聞くあの音〜①(日常にある音の聴音(4小節程度)、初見sol.)
第3回町で聞くあの音〜②(日常にある音の聴音(8小節程度)、初見sol.)
第4回小テスト〜今までのまとめ
第5回コードについて(基礎の確認と聴音、初見、sol.)
第6回スケールについて(基礎の確認と聴音、初見、sol.)
第7回中間試験〜今までのまとめ
中間試験評価方法・評価基準
出席率、平常点(授業に臨む態度)を重視します。テスト点数40%、出席率20%、平常点20%、その他20%
第8回聴く・書く・歌う〜①/旋律・2声聴音(Major、minor)、初見sol.
第9回聴く・書く・歌う〜②/旋律・2声聴音(M、m〜♯×1)、初見sol.
第10回聴く・書く・歌う〜②/旋律・2声聴音(M、m〜♭×1)、初見sol.
第11回小テスト〜今までのまとめ
第12回聴く・書く・歌う〜④/旋律・2声聴音(M、m〜♯×2)、初見sol.
第13回聴く・書く・歌う〜⑤/旋律・2声聴音 (M、m〜♭×2)、初見sol.
第14回聴く・書く・歌う〜⑥/旋律・2声聴音(M、m〜♯、♭×2まで)、初見sol.
第15回期末試験〜今までのまとめ
期末試験評価方法・評価基準
授業で扱った聴音、ソルフェージュ、初見等、総合的にどこまで身についたか、個人個人の到達点を重視します。出席率、平常点(授業に臨む態度)を重視します。
テスト点数40%、出席率20%、平常点20%、その他20%

特記事項

授業には五線ノートを必ず持ってきてください。

科目名専攻ソルフェージュBⅡ
担当講師名土屋 淑子
専攻楽器グレード等ピアノ
年次3年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

BLUE NOTE TOKYO、オーチャードホール他、多数のコンサートの実務経験、及び、舞台・テレビドラマ等での劇伴の作曲/編曲の経験を持ちます。また個人で主宰する音楽教室でのクラシック〜ポピュラー・ジャズのピアノ実技、ソルフェージュレッスンの実績は30年以上となります。

授業内容

ソルフェージュとは、音楽の総合力と捉えます。日常生活の中にも、たくさんのミュージカルナンバーやオペラのアリアがあります。初見力、耳コピーの力、コード付けの力・・・等々。実際のミュージカルやオペラから題材をとって、総合的な力を身につけていきましょう。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

聴音力、初見力、耳コピーやコード付けの力。

授業計画

第1回ミュージカル①〜ミュージカルナンバーから初見、聴音、sol.①
第2回ミュージカル②〜ミュージカルナンバーから初見、聴音、sol.②
第3回ミュージカル③〜ミュージカルナンバーから初見、聴音、sol.③
第4回小テスト〜今までのまとめ
第5回オペラ①〜オペラのアリアから初見、聴音、sol.①
第6回オペラ②〜オペラのアリアから初見、聴音、sol.②
第7回中間試験〜今までのまとめ
中間試験評価方法・評価基準
出席率、平常点(授業に臨む態度)を重視します。テスト点数40%、出席率20%、平常点20%、その他20%
第8回ミュージカル④〜ミュージカルナンバーから初見、聴音、sol.④
第9回ミュージカル⑤〜ミュージカルナンバーから初見、聴音、sol.⑤
第10回ミュージカル⑥〜ミュージカルナンバーから初見、聴音、sol.⑥
第11回小テスト〜今までのまとめ
第12回オペラ③〜オペラのアリアから初見、聴音、sol.③
第13回オペラ④〜オペラのアリアから初見、聴音、sol.④
第14回オペラ⑤〜オペラのアリアから初見、聴音、sol.⑤
第15回期末試験〜今までのまとめ
期末試験評価方法・評価基準
授業で扱った聴音、ソルフェージュ、初見等、総合的にどこまで身についたか、個人個人の到達点を重視します。出席率、平常点(授業に臨む態度)を重視します。
テスト点数40%、出席率20%、平常点20%、その他20%

特記事項

授業には必ずノートを持ってきてください

科目名専攻ソルフェージュBⅢ
担当講師名土屋 淑子
専攻楽器グレード等ピアノ
年次4年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

BLUE NOTE TOKYO、オーチャードホール他、多数のコンサートの実務経験、及び、舞台・テレビドラマ等での劇伴の作曲/編曲の経験を持ちます。また個人で主宰する音楽教室でのクラシック〜ポピュラー・ジャズのピアノ実技、ソルフェージュレッスンの実績は30年以上となります。

授業内容

「ソルフェージュ」とは音楽力の基盤ととらえます。見たもの・聴いたものを正確に弾く、歌う、書くことができるためには、耳で聴きとる力、心の耳で鳴らすことのできる力、この2つが対等に必要です。この両方とも音楽をする上で必要不可欠なものです。それによってメロディーに対してすぐにコード付けができたり、初見は正確さにもつながります。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

今学期は、1段譜の初見からヴォイシングを通じて、アナリーゼをしながら曲の全体像をつかんでいきます。

授業計画

第1回ヴォイシング〜1(初見で早く、正確に)
第2回ヴォイシング〜2(初見で早く、正確に)
第3回小テスト〜今までのまとめ
第4回ヴォイシング〜3(初見で早く、正確に)
第5回ヴォイシング〜4(初見で早く、正確に)
第6回ヴォイシング〜5(初見で早く、正確に)
第7回中間試験〜今までのまとめ
中間試験評価方法・評価基準
出席率、平常点(授業に臨む態度)を重視します。テスト点数40%、出席率20%、平常点20%、その他20%
第8回聴く・書く・歌う〜1(旋律・4声(Open,Close)Major 初見sol.)
第9回聴く・書く・歌う〜2(旋律・4声(Open,Close)minor 初見sol.)
第10回聴く・書く・歌う〜3(旋律・4声(Open,Close)M、m 初見sol.)
第11回小テスト〜今までのまとめ
第12回聴く・書く・歌う〜4(旋律聴音+コード付け Major 初見sol.)
第13回聴く・書く・歌う〜5(旋律聴音+コード付け minor 初見sol.)
第14回聴く・書く・歌う〜6(旋律聴音+コード付け M、m 初見sol.)
第15回学期末試験〜今までのまとめ
期末試験評価方法・評価基準
授業で扱った聴音、ソルフェージュ、初見等、総合的にどこまで身についたか、個人個人の到達点を重視します。出席率、平常点(授業に臨む態度)を重視します。テスト点数40%、出席率20%、平常点20%、その他20%

特記事項

この授業は必ず五線紙ノートを持ってきてください

科目名専攻ソルフェージュBⅣ
担当講師名土屋 淑子
専攻楽器グレード等ピアノ
年次4年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

BLUE NOTE TOKYO、オーチャードホール他、多数のコンサートの実務経験、及び、舞台・テレビドラマ等での劇伴の作曲/編曲の経験を持ちます。また個人で主宰する音楽教室でのクラシック〜ポピュラー・ジャズのピアノ実技、ソルフェージュレッスンの実績は30年以上となります。

授業内容

クラシック以外の分野では、いわゆる耳コピーを必要とする場面が多々あります。よく知られている歌謡曲でも、改めて聴音してみると新しい発見もあります。「聴いたものをそれらしく再現する」力はとても重要なスキルです。授業ではそのスキルを身につけるために、いろいろな曲を取り上げていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

秋学期では、ポピュラーソングのメロディーを聴音したのちに、頭の中で鳴っているハーモニーをつけていきます。そして改めて原曲の楽譜を比べてみましょう。

授業計画

第1回聴音とコード付け〜1(ポップスの旋律聴音・コード付け(M)/初見sol.)
第2回聴音とコード付け〜2(ポップスの旋律聴音・コード付け(M)/初見sol.)
第3回小テスト〜今までのまとめ
第4回聴音とコード付け〜3(ポップスの旋律聴音・コード付け(m)/初見sol.)
第5回聴音とコード付け〜4(ポップスの旋律聴音・コード付け(m)/初見sol.)
第6回聴音とコード付け〜5(ポップスの旋律聴付けコード聴音/(M、m)、初見sol.)
第7回中間試験〜今までのまとめ
中間試験評価方法・評価基準
出席率、平常点(授業に臨む態度)を重視します。テスト点数40%、出席率20%、平常点20%、その他20%
第8回聴音とコード付け〜1(旋律・4声(Open,Close)Major 初見sol.)
第9回聴音とコード付け〜2(旋律・4声(Open,Close)minor 初見sol.)
第10回聴音とコード付け〜3(旋律・4声(Open,Close)M、m 初見sol.)
第11回小テスト〜今までのまとめ
第12回フレーズとコード〜1(ジャズの耳コピーに挑戦(2小節程度)、初見sol.)
第13回フレーズとコード〜2(ジャズの耳コピーに挑戦(4小節程度)、初見sol.)
第14回フレーズとコード〜3(ジャズの耳コピーに挑戦(8小節程度)、初見sol.)
第15回期末試験〜今までのまとめ
期末試験評価方法・評価基準
授業で扱った聴音、ソルフェージュ、初見等、総合的にどこまで身についたか、個人個人の到達点を重視します。出席率、平常点(授業に臨む態度)を重視します。
テスト点数40%、出席率20%、平常点20%、その他20%

特記事項

この授業は必ず五線紙ノートを持ってきてください

科目名クラシック演奏法研究Ⅰ
担当講師名大導寺 錬太郎
専攻楽器グレード等ピアノ
年次1年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

授業内容

バロック、特にバッハはクラシックを勉強する上で必要不可欠な作曲家です。しかしその緻密で複雑な作曲構造の為、苦手意識を持たれ易いのも事実。バッハのオリジナル(鍵盤)作品の分析は勿論、ポピュラー編曲、ジャズ編曲作品も取り上げ、様々なジャンルの音楽にも対応できるバッハ音楽の懐の深さも紹介します。CD鑑賞や実演を通して、耳で体でバッハを楽しみましょう。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

ポリフォニー作品の演奏に必要な分析力(テーマ調べ・転調調べ・各種舞曲の特徴の理解等)を身につけ、複数の声部を聴き分ける耳を養い、当時の様式から逸脱しない立体的な響きの演奏を目指します。

授業計画

第1回バロック以前の音楽~バッハの登場:バッハ登場以前の音楽の歴史や活躍した作曲家を学び、各時代の特徴を整理して覚えます。
第2回ポリフォニー音楽とは/J.S.バッハの作品:ポリフォニー音楽の特徴を学び、作品の簡単な分析や小品を実際に演奏することによって理解を深めます。
第3回インヴェンション①/いろいろな版:当時と現在の記譜の違いをバッハの自筆譜を通して理解します。また、様々な版の特徴を学びます。
第4回インヴェンション②/作品分析:第1番の分析を実施します。演奏に必要な最低限のアナリーゼの仕方を学びます。
第5回シンフォニア①/作品分析・演奏:第8番の分析を行ないます。各声部の横の動きを把握し、どのように絡んでいるか、演奏を通して理解します。
第6回シンフォニア②/装飾音・曲の配列/第5番を取り上げ、多種多様な装飾の記号・名称・奏法を学びます。また全15曲の配列の特徴を解説します。
第7回授業のまとめ(1クォーター試験):授業のまとめとして、筆記・実技の試験を実施します。実技課題は授業で取り上げた作品より指定します。
中間試験評価方法・評価基準
出席25%(第1回~第6回は各3.5点、第7回のみ4点で計算。遅刻は減点1)、平常点25%(授業態度及び授業内での演奏内容等)、試験50%で評価。成績は2クォーター初回授業時に配付します。
第8回BWV番号の解説:バッハ作品主題目録番号を学び、ジャンルごとに分類された番号を覚えます。
第9回平均律①/作品の成り立ち:作品の成立年・評価・特徴を学び、タイトルの「平均律」について当時の調律法を絡めて考察します。
第10回平均律②/プレリュードの多様性他:第1巻全24曲の前奏曲を5つの特徴に分けて解説します。また各曲の適切なテンポについても考察します。
第11回平均律③/グノーの〈アヴェ・マリア〉との関連:グノーの〈アヴェ・マリア〉の伴奏としても知られる第1番のプレリュードを分析し、2曲の関連を学びます。
第12回平均律④/フーガの分析・演奏聴き比べ:第1巻第1番の分析を通して、フーガの特性を理解します。また様々は演奏を鑑賞し、解釈の多様性を実感します。
第13回組曲①/バッハの残した組曲:代表的な組曲作品の大まかな特徴を学び、そこに登場する舞曲の名称・特徴を覚えます。
第14回組曲②/その他の名作/D.スカルラッティ:舞曲、平均律以外の主要な鍵盤作品やその他の名曲、D.スカルラッティ作品の解説・鑑賞を行ないます。
第15回授業のまとめ(2クォーター試験):授業のまとめとして筆記・実技の試験を実施します。実技は指定した課題の演奏となります。
期末試験評価方法・評価基準
出席25%(第8回~第14回は各3点、第15回のみ4点で計算。遅刻は減点1)、平常点25%(受講態度及び授業内での演奏内容など)、試験50%の割合で算出。1・2両クォーターの成績の平均が学期末の評価となります。
科目名クラシック演奏法研究Ⅱ
担当講師名大導寺 錬太郎
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

授業内容

バロックの次に登場する古典派について、基本的な知識を学びます。古典派三大巨匠のハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンの代表的な作品を取り上げ、簡単な形式論を学び、分析を通して演奏法を研究します。同時にピアノ作品と他ジャンルの関連性やピアノの発達についても研究し、CD等の鑑賞と実習を織り交ぜながら演奏表現法を考えます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

古典派の基本的な知識を身につけ、感性だけに頼らない説得力のある演奏ができるようにします。また鍵盤作品以外の名曲を学ぶことで、作曲家の音楽的な特徴を深く理解し、適切なタッチやフレージング等を自ら考えることのできる力を養います。

授業計画

第1回バロック時代から古典派の時代へ:J.S.バッハ没後からハイドン・モーツァルト・ベートーヴェンが活躍するまでの歴史を学びます。
第2回古典派時代の「ソナタ」/様々な形式①:古典派時代に確立された「ソナタ」の構成他、様々な形式を学びます。
第3回様々な形式②/ソナチネ演奏:様々な形式が実際の作品にどう当てはめられているかを、演奏を通して理解します。
第4回J.ハイドン①~その生涯~:77年の生涯を解説。仕えた貴族や師匠、モーツァルトとの友情、人物像などを知り、名作の生まれた背景を理解します。
第5回J.ハイドン②~交響曲他、Hob.番号~:ハイドンの残した主要な作品の解説と鑑賞。ハイドン作品目録番号を学び、膨大な作品を整理します。
第6回J.ハイドン③~ピアノソナタの分析~:代表的なピアノソナタを分析し、ハイドンの作曲上の工夫を知り、適切な表現の仕方を学びます。
第7回授業のまとめ(3クォーター試験):第1回~第6回までの授業のまとめとして筆記・実技の試験を実施します。実技は事前に指定した課題の演奏となります。
中間試験評価方法・評価基準
出席25%(第1回~第6回は各3.5点、第7回のみ4点で計算。遅刻は減点1)、平常点25%(授業態度及び授業内での演奏内容)、試験50%。成績は4クォーター初回授業時に配付します。
第8回モーツァルト①~幼年時代の演奏旅行~:父親と長きにわたる演奏旅行で起きた出来事や、影響を受けた人物、彼の天才ぶりを表すエピソードなどを解説します。
第9回モーツァルト②~初期作品演奏/K.番号~:記念すべき第1作他、初期の小品を演奏し、彼の音楽・感性を体感します。K.番号の解説も行ないます。
第10回モーツァルト③~作風・ピアノソナタ~作品の特徴を解説。また全18曲のピアノソナタより、有名な数曲を解説・鑑賞します。
第11回モーツァルト④~その他ジャンルの名曲~様々なジャンルの名曲解説と鑑賞。鑑賞を通して彼の魅力に迫り、ピアノ作品との関連も学びます。
第12回ベートーヴェン①~交響曲~:ベートーヴェンの交響曲についての解説・鑑賞。鑑賞に伴い、スコアの基本的な読み方を学びます。
第13回ベートーヴェン②~ピアノ協奏曲・ソナタ~:彼の協奏曲及びピアノソナタの特徴を解説・鑑賞を通して学びます。ピアノの発達についても触れます。
第14回ベートーヴェン③~小品他~/シューベルト:小品や変奏曲、室内楽など、またF.シューベルトのピアノ作品やD番号についても学びます。
第15回授業のまとめ(4クォーター試験):第8回~第14回の授業のまとめとして筆記・実技の試験を実施します。実技は事前に指定した課題の演奏となります。
期末試験評価方法・評価基準
出席25%(第8回~第14回各3点、第15回のみ4点で計算。遅刻は減点1)、平常点25%(授業態度及び授業内での演奏内容など)、試験50%の割合で算出。3・4クォーターの成績の平均が、学期末の評価となります。
科目名クラシック演奏法研究Ⅲ
担当講師名岡野 勇仁
専攻楽器グレード等ピアノ
年次2年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

ロマン派音楽のコンサート活動実績があり、音楽史に関する研究もおこなっています。

授業内容

ロマン派ピアノ作品を中心に、その様式感や演奏技法を学びます。作曲家の生きざまや時代背景を知ることで、ロマン派作品の理解を深め、学生それぞれの豊かな表現力を育てていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

授業内で学んだ事を元に、譜読み[読譜力]から本番までのプロセスを自身でしっかり考えられ、そして本番で多彩で豊かな音楽を表現でき、伝えられるピアニストになる事を目標とします。

授業計画

第1回ロマン派への流れ 1年時に学んだバロック・古典時代の復習・確認をした上で、どのようにロマン派へと引継がれていくかを学びます。
第2回ショパン(1) ショパンの生涯を把握し、その生きざまがどのように作品に影響しているのかを学びます。ピアノ協奏曲など
第3回ショパン(2) ショパンの作品を分析・演奏を通して学んでいきます。ワルツ・マズルカ・ポロネーズ
第4回ショパン(3) ショパンの作品を分析・演奏を通して学んでいきます。即興曲・バラード・スケルツォ
第5回ショパン(4) ショパンの作品を分析・演奏を通して学んでいきます。前奏曲など
第6回ヴィルトゥオ―ゾ・リスト リストの生涯を把握し、ヴィルトゥオ―ゾ作品の演奏法、又リストの音楽界への功績やオーケストラ作品についても学びます。
第7回試験 授業で指定した試験用課題曲を演奏。授業内容についての口頭試問。作曲家の様式や思想を理解しているかを評価します。
中間試験評価方法・評価基準
出席と授業内容の理解度により評価します。試験50%、出席30%、平常点20%
第8回シューマン(1) シューマンの生涯を把握し、ピアノ作品の分析・演奏法の研究をおこないます。
第9回シューマン(2) シューマンのピアノ作品の分析・演奏法の研究の第2回目。
第10回シューマン⑶ シューマンの歌曲、協奏曲、室内楽の分析をおこないます。
第11回メンデルスゾーン メンデルスゾーンの生涯を把握し、その生きざまがどのように作品に影響をしているかを学びます。
第12回ブラームス(1) ブラームスの生涯を把握し、ピアノ作品の分析・演奏法の研究をおこないます。
第13回ブラームス(2) ブラームスのピアノ作品の分析・演奏法の研究の第2回目。
第14回ブラームス(3) ブラームスの協奏曲、室内楽、交響曲の分析をおこないます。
第15回試験 授業で指定した試験用課題曲を演奏。授業内容についての口頭試問。作曲家の様式や思想を理解しているかを評価します。
期末試験評価方法・評価基準
出席と授業内容の理解度により評価します。試験50%、出席30%、平常点20%
科目名クラシック演奏法研究Ⅳ
担当講師名岡野 勇仁
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

近代音楽・現代音楽のコンサート活動実績があり、音楽史に関する研究もおこなっています。

授業内容

レパートリーの拡充と音楽的視野を拡大する観点から、ピアニストに必要な近代以降のピアノ作品を紹介します。現代音楽の授業では時代背景や思想、音楽観などの解説もおこないます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

授業でとりあつかった内容を参考に、オリジナリティのあるプログラミングができるようになることが目標です。様々な様式の音楽を総合的に理解することにより、自分で音楽を分析する力も身につけます。

授業計画

第1回ドビュッシー 主要なピアノ楽曲の奏法や管弦楽曲を紹介します。絵画や詩との関連性も解説します。印象派と旋法についての理解を目標とします。
第2回ラヴェル 主要なピアノ楽曲の奏法や管弦楽曲を解説します。全作品の特徴を把握することを目標とします。
第3回フランスの作曲家とサティ ミヨー、プーランク、シャブリエ、セヴェラック、デュティーユ、サティの作品と時代背景を理解します。
第4回フランス~バロック、古典への回帰 サン・サーンス、フォーレ、フランクの楽曲の様式を学習します。同時代の作品と比較することにより、古典様式への理解を深めます。
第5回北欧~グリーグを中心に グリーグ、カスキ、シベリウス等の作品を紹介し、北欧の音楽の雰囲気を理解することを目標とします。
第6回スペインの作曲家 アルベニス、グラナドス、ファリャ、モンポウの作品を学習します。スペインのギター音楽等との関連性の理解も目標とします。
第7回試験 授業で指定した試験用課題曲を演奏。授業内容についての口頭試問。作曲家の様式や思想を理解しているかを評価します。
中間試験評価方法・評価基準
出席と授業内容の理解度により評価します。試験50%、出席30%、平常点20%
第8回バルトーク・東欧 バルトーク、シマノフスキー、チェコの作曲家をとりあげます。バルトークの作曲法や思想を理解することを目標とします。
第9回プロコフィエフ・ロシア ロシア5人組、ストラヴィンスキー、ショスタコーヴィッチ、カバレフスキー等の作品を紹介します。
第10回ラフマニノフ ラフマニノフのピアノ楽曲の奏法や管弦楽曲の紹介をおこないます。同時代の他の作品と比較しながら、特長を学びます。
第11回スクリャービン スクリャービンのピアノソナタを中心としたピアノ曲や管弦楽曲を学習します。スクリャービンの様式、和声、旋法等を理解します。
第12回現代音楽のメインストリームと特殊奏法 新ウィーン楽派~クセナキス、メシアン、シュトックハウゼン、リゲティなどの語法と歴史を学習します。
第13回アメリカの現代音楽と南米の作曲家ミ ニマル音楽、即興音楽、ジョン・ケージとプリペアード・ピアノ、ヴィラ・ロボス、ヒナステラ、アストル・ピアソラ等の音楽を学習します。
第14回同時代の作曲家西村朗、野村誠、武満徹、伊左治直、ジョン・ウィリアムズ、エンニオ・モリコーネ等同時代の作曲家の作品を学習します。
第15回試験 授業で指定した試験用課題曲を演奏。授業内容についての口頭試問。作曲家の様式や思想を理解しているかを評価します。
期末試験評価方法・評価基準
出席と授業内容の理解度により評価します。試験50%、出席30%、平常点20%
科目名ジャズ・ポピュラーピアノ研究Ⅰ
担当講師名秋谷 えりこ
専攻楽器グレード等ピアノ
年次1年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、TV、CM、ポップス業界において、演奏、作・編曲、プロデュースの実務経験を持ちます。

授業内容

演奏、作・編曲に必要なコード基礎、テンションをのクローズ・ヴォイシング全般を習得。また様々なポップス例題を通し、リズム・ダイアトニック・コード進行を学びます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

コードの基本「クローズ・ヴォイシング」と「長調のダイアトニック・コード進行」の基礎知識を習得します。

授業計画

第1回メジャー&マイナーのトライアド、全キーの習得。演習曲:スタンド・バイ・ミー
第2回トライアドを曲中で実践。演習曲:恋はあせらずに
第3回4和音の全キー習得。演習曲:ヘイ・ジュード
第4回SUS4&ディミニッシュ7th・コードの習得。演習曲:ラヴィン・ユー
第5回3&4和音を含む曲の演習とコード使用するオブリ。演習曲:レット・イット・ビー
第6回総復習と試験の準備。
第7回中間試験:クローズ・ヴォイシング筆記試験と曲の演奏。
中間試験評価方法・評価基準
出席:10%、平常点:20%、試験:70%
第8回テンションの種類(9th,11th,13th)の置き換え。9th演習曲:タイム・アフター・タイム
第9回6種の裏技エクササイズ。II-V演習。演習曲:イパネマの娘
第10回長調のダイアトニック① 表を覚える。演習曲:ティアーズ・イン・ヘブン
第11回長調の曲作り① 主要三和音をモチーフに代理コードを当てはめ主題をつくる。
第12回長調のダイアトニック② アナライズ 演習曲;ユア・ソング、オネスティー
第13回長調の曲作り② サビをダイアトニック並進行を使ってつくる。
第14回長調のダイアトニック③ ベースを重視した進行。演習曲:イエスタデイ・ワンス・モア
第15回期末試験:長調のオリジナル曲の提出。テンションを含む楽曲の演奏。筆記。
期末試験評価方法・評価基準
筆記と演習を実施の中、テンションの理解度と長調のダイアトニックの理解度で評価。
出席:10%、平常点:20%、試験:70%
科目名ジャズ・ポピュラーピアノ研究Ⅱ
担当講師名秋谷 えりこ
専攻楽器グレード等ピアノ
年次1年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、TV、CM、ポップス業界において、演奏、作・編曲、プロデュースの実務経験を持ちます。

授業内容

短調のダイアトニックを理解し演奏。またオープン・ヴォイシングを習得し、ソロ・ピアノと作・編曲の幅を広げます。4Qでは基本的アドリブ方法を学び、スケール理解を深めます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

「短調ダイアトニック・コード進行」の基礎知識、ソロピアノに欠かせない「オープン・ヴォイシング」、及び「アドリブ基本知識」を習得します。

授業計画

第1回オープン・ヴォイシング① ベーシック・ヴォイシング(R.5.3&R.♭7.3)の捉え方。
第2回オープン・ヴォイシング② 演習曲:オーバー・ジョイド
第3回オープン・ヴォイシング③ 演習曲:ドント・ノー・ワイ
第4回短調のダイアトニック① 表を覚える。演習曲:キリング・ミー・ソフトリー
第5回短調のダイアトニック② ベースを重視した進行。演習曲:パート・タイム・ラバー
第6回短調のダイアトニック③ 特殊なコード(IIm7,IV7,Vm7)。演習曲:恋のパプニング
第7回総復習と試験の準備。
中間試験評価方法・評価基準
筆記と演習を実施する中、クローズ&オープンのつかい分け方、短調ダイアトニックの理解度で評価します。
第8回アドリブ① ペンタ・トニック。演習曲:ケアレス・ウィスパー
第9回アドリブ② ペンタ・トニック&ブルーノート・スケール。演習曲:イッツ・トュー・レイト
第10回アドリブ③ ドリアン・スケールを混ぜる。演習曲:イッツ・トュー・レイト
第11回アドリブ④ ブルー・ノート・スケール。演習曲:チェンジ・ザ・ワールド
第12回アドリブ⑤ 混合。演習曲:高熱大陸
第13回アドリブ⑥ リディアンとドリアン・スケール。演習曲:高熱大陸
第14回アドリブ総復習と試験準備。
第15回期末試験。筆記とアドリブの演奏。
期末試験評価方法・評価基準
筆記と演習を実施する中、アドリブに必要な基本スケール、使用方法の理解度で評価します。
出席:10%、平常点:20%、試験:70%
科目名ジャズ・ポピュラーピアノ研究Ⅲ
担当講師名秋谷 えりこ
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、ジャズ系の演奏、作・編曲、プロデューサーとして、多数の海外アーティストとレコーディングの実務経験を持ちます。

授業内容

ジャズやラテン系の曲を通し「3つの主要借用コードを含むコード進行」「2つの主要なヴォイシングの実践」「リード・シートでのアドリブ」を演習形式でマスターしていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

ジャズ系の基本の形式の理解、2種のヴォイシングを混ぜる実践、3つの主要借用コードを理解し、スタンダードのレパートリーが増えます。

授業計画

第1回ヴォイシングと借用① / クローズ・ヴォイシングとSubV7。
演習曲:フィール・ライク・メイキン・ラブ
第2回ヴォイシングと借用② / テンション裏技とサブドミナント・マイナー。
演習曲:モーニング・ダンス
第3回ヴォイシングと借用③ / ダブル・リードとセカンダリー・ドミナント。
演習曲:ジョージー・ポージー
第4回アドリブ応用① / ペンタ・トニック、ブルー・ノート、ドリアン・スケール。
演習曲:モーニン
第5回アドリブ応用② /ペンタ・トニック、リディアン・スケール。
演習曲:くよくよするなよ
第6回総復習と試験の用意。
第7回中間試験;アドリブ曲の演奏。スケールト3つの主要な借用コードの筆記問題。
中間試験評価方法・評価基準
筆記と演習実施の中、2種のヴォイシングの使い分け、3つの主要借用コード、アドリブの理解度で評価します。出席:10%、平常点:20%、試験:70%
第8回ジャズのノリと譜読みに強くなる初見コーチング・5つのポイント。
演習曲:フライミー・トュー・ザ・ムーン
第9回ジャズ・ソロ① /オープン・ヴォイシングの基本。演習曲:いつか王子様が
第10回ジャズ・ソロ② /クローズとオープン・ヴォイシング混合。演習曲:A列車で行こう
第11回ジャズ・ソロ③ / ラテンと4ビートの混合曲。演習曲:アイ・リメンバー・エイブリル
第12回ジャズ・ソロ④ /カプリングとヴォイシングアレンジ。演習曲:枯葉
第13回ジャズ・ソロ⑤ /オスティナートを使うソロ。 演奏曲:サマー・タイム
第14回総復習と試験の用意。
第15回期末試験:スtナンダード曲の演奏とヴォイシングの筆記。
期末試験評価方法・評価基準
筆記テストと演習をする中、ジャズやラテンのノリや、ソロピアノに必要なヴォイシングが使いこなせているか、で評価します。出席:10%、平常点:20%、試験:70%
科目名ジャズ・ポピュラーピアノ研究Ⅳ
担当講師名秋谷 えりこ
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、ジャズ系の演奏家、作・編曲家、プロデューサーとして多数の海外アーティストレコーディングの実績経験を持ちます。

授業内容

IIIクウォーターに続き、スタンダード曲を通し、ジャズ・ラテン系の楽曲演奏に必要なコード進行・ヴォイシング方・アドリブを演習形式でマスターしていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

様々なリズムノジャズを弾きこなし、借用コードと定番コード進行の理解と応用力をつけ、スタンダードのレパートリーを増やしていきます。

授業計画

第1回3種の借用コード / 演習曲:オーバー・ザ・レインボウ
第2回リード・シートでスプレッド・ヴォイシング / 演習曲;ジョージア・オン・マイ・マインド
第3回ブルージーな奏法とブルー・ノート / 演習曲;ジョージア・オン・マイ・マインド
第4回Bop曲のオスティナート& セカンダリードミナントとSubV7 / 演習曲;チュニジアの夜
第5回リード・シートで演奏 / 演習曲;チュニジアの夜
第6回オルタードとリディアン♭7 / 演習曲:チュニジアの夜
第7回総復習と試験の用意。
中間試験評価方法・評価基準
演習を実施する中、借用コードと様々なジャンルのリズムに対応できたか?で評価します。
第8回ジャズ・アレンジ・コーチング / 3つの定番と借用を使う。演習曲:サイレント・ナイト
第9回変拍子のスタンダード演奏 / 演習曲:テイク・ファイブ
第10回変拍子のスタンダードをリード・シートで弾く / 演習曲:テイク・ファイブ
第11回ラテン・フュージョンをリード・シートで弾く / 演習曲;スペイン
第12回コンビネーション・オヴ・ディミニッシュの理解① / 演習曲;スペイン
第13回コンビネーション・オヴ・ディミニッシュの理解 ②/ 演習曲;スペイン
第14回本番で実力を出すためのコーチング。総復習と試験の用意。
第15回期末試験:スタンダード曲の演奏。様々な用法の筆記テスト
期末試験評価方法・評価基準
ジャズ演奏に必要なコード進行・ヴォイシング方法・アドリブに使用するスケールの理解度で評価します。出席:10%、平常点:20%、試験70%
科目名ポピュラー・レパートリー研究Ⅰ
担当講師名秋谷 えりこ
専攻楽器グレード等ピアノ
年次3,4年次どちらかで履修(共通科目等)
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

演奏家、指導者としての実務経験があります。

授業内容

ディズニーやボサノバ楽曲のレパートリーを学びます。「ノンダイアトニックの代理コード」等、難解なコード進行での「メロディー・フェイク」をマスターしていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

イベントや仕事で要求される「ディズニーとボサノバのレパートリーの取得」及び、難解なコード進行におけるアドリブ「メロディー・フェイク」の方法を習得します。

授業計画

第1回ディズニー1/セカンダリー・ドミナント 例題曲:パート・オヴ・ザ・ワールド
第2回ディズニー2/SubV7 例題曲:ア・ホール・ニュー・ワールド
第3回ディズニー3/III7のメロ・フェイク 例題曲:いつか王子様が
第4回ディズニー4/ディミニッシュのメロ・フェイク 例題曲:星に願いを
第5回ディズニー5/ ヴォイシング・アレンジ 例題曲:アンダー・ザ・シー
第6回ディズニー6/メドレーでつなぐ方法
第7回ディズニー曲の演奏とメロディー・フェイクについての筆記。
中間試験評価方法・評価基準
出席:10% 平常点:20% 試験:70%
第8回ボサノバ1/II7のメロ・フェイク 例題曲:イパネマの娘
第9回ボサノバ2/SubV7のメロ・フェイク 例題曲:ワン・ノート・サンバ
第10回ボサノバ3/Modal Inter Changeのメロ・フェイ 例題曲:Look To The Sky
第11回ボサノバ4/サブ・ドミナント・マイナーのメロフェイク 例題曲:Triste
第12回ボサノバ5/ディミニッシュのメロ・フェイク 例題曲:Wave
第13回ボサノバ6/モチーフの展開的なメロ・フェイク 例題曲:想いあふれて
第14回総復習
第15回期末試験:ボサノバ曲の演奏と、メロディー・フェイクの筆記。
期末試験評価方法・評価基準
出席:10% 平常点:20% 試験:70%
科目名ポピュラー・レパートリー研究Ⅱ
担当講師名秋谷 えりこ
専攻楽器グレード等ピアノ
年次3,4年次どちらかで履修(共通科目等)
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

演奏家、指導者としての実務経験があります。

授業内容

洋楽や映画・季節の曲・現代曲のレパートリーの取得。「転調」「モード」「イントロ&エンディング」「オブリ」を含む、多ジャンルでの演奏。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

イベントや仕事で要求される「レパートリー」を増やすと同時に、「転調」や「モード」「イントロ&エンディング」「オブリ」など、「アレンジ・スキル」を習得します。

授業計画

第1回洋楽1/イントロ&エンディング 例題曲:ユア・ソング
第2回映画音楽1/イントロ&エンディング 例題曲:戦場のメリー・クリスマス
第3回洋楽2/クリシェのアドリブ 例題曲:グレイテスト・ラブ・オヴ・オール
第4回映画音楽2/ペダルとオブリ 例題曲:オー・ハッピー・デイ
第5回アレンジ1/ 3つの定番 例題曲:クリスマス曲
第6回アレンジ2/ メロ・フェイク 例題曲:クリスマス曲
第7回中間試験:楽曲の演奏とコード進行の筆記試験
中間試験評価方法・評価基準
出席:10% 平常点:20% 試験:70%
第8回現代曲1/ミクソリディアン・モード 例題曲:ノルウェイの森
第9回現代曲2/ フリジアン・モード 例題曲:ラ・フィエスタ
第10回映画音楽3/転調 例題曲:ムーン・リバー
第11回映画音楽4/ノン・ダイアトダイアニックの代理 例題曲:コーリング・ユー
第12回映画音楽5/ソロピアノのオブリ 例題曲:ニュー・シネマ・パラダイス
第13回現代曲3/ ソロピアノ・北欧ジャズ 例題曲:マリオネット(L.ヤンソン)
第14回総復習
第15回上記の曲より演奏と、転調・オブリ・ソロピアノに関する筆記
期末試験評価方法・評価基準
出席:10% 平常点:20% 試験:70%
科目名ポピュラー・レパートリー研究Ⅲ
担当講師名秋谷 えりこ
専攻楽器グレード等ピアノ
年次3,4年次どちらかで履修(共通科目等)
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

演奏家、指導者としての実務経験があります。

授業内容

ディズニーやボサノバ楽曲のレパートリーを学びます。「ノンダイアトニックの代理コード」等、難解なコード進行での「メロディー・フェイク」をマスターしていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

イベントや仕事で要求される「ディズニーとボサノバのレパートリーの取得」及び、難解なコード進行におけるアドリブ「メロディー・フェイク」の方法を習得します。

授業計画

第1回ディズニー1/セカンダリー・ドミナント 例題曲:パート・オヴ・ザ・ワールド
第2回ディズニー2/SubV7 例題曲:ア・ホール・ニュー・ワールド
第3回ディズニー3/III7のメロ・フェイク 例題曲:いつか王子様が
第4回ディズニー4/ディミニッシュのメロ・フェイク 例題曲:星に願いを
第5回ディズニー5/ ヴォイシング・アレンジ 例題曲:アンダー・ザ・シー
第6回ディズニー6/メドレーでつなぐ方法
第7回ディズニー曲の演奏とメロディー・フェイクについての筆記。
中間試験評価方法・評価基準
出席:10% 平常点:20% 試験:70%
第8回ボサノバ1/II7のメロ・フェイク 例題曲:イパネマの娘
第9回ボサノバ2/SubV7のメロ・フェイク 例題曲:ワン・ノート・サンバ
第10回ボサノバ3/Modal Inter Changeのメロ・フェイ 例題曲:Look To The Sky
第11回ボサノバ4/サブ・ドミナント・マイナーのメロフェイク 例題曲:Triste
第12回ボサノバ5/ディミニッシュのメロ・フェイク 例題曲:Wave
第13回ボサノバ6/モチーフの展開的なメロ・フェイク 例題曲:想いあふれて
第14回総復習
第15回期末試験:ボサノバ曲の演奏と、メロディー・フェイクの筆記。
期末試験評価方法・評価基準
出席:10% 平常点:20% 試験:70%
科目名ポピュラー・レパートリー研究Ⅳ
担当講師名秋谷 えりこ
専攻楽器グレード等ピアノ
年次3,4年次どちらかで履修(共通科目等)
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

演奏家、指導者としての実務経験があります。

授業内容

洋楽や映画・季節の曲・現代曲のレパートリーの取得。「転調」「モード」「イントロ&エンディング」「オブリ」を含む、多ジャンルでの演奏。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

イベントや仕事で要求される「レパートリー」を増やすと同時に、「転調」や「モード」「イントロ&エンディング」「オブリ」など、「アレンジ・スキル」を習得します。

授業計画

第1回洋楽1/イントロ&エンディング 例題曲:ユア・ソング
第2回映画音楽1/イントロ&エンディング 例題曲:戦場のメリー・クリスマス
第3回洋楽2/クリシェのアドリブ 例題曲:グレイテスト・ラブ・オヴ・オール
第4回映画音楽2/ペダルとオブリ 例題曲:オー・ハッピー・デイ
第5回アレンジ1/ 3つの定番 例題曲:クリスマス曲
第6回アレンジ2/ メロ・フェイク 例題曲:クリスマス曲
第7回中間試験:楽曲の演奏とコード進行の筆記試験
中間試験評価方法・評価基準
出席:10% 平常点:20% 試験:70%
第8回現代曲1/ミクソリディアン・モード 例題曲:ノルウェイの森
第9回現代曲2/ フリジアン・モード 例題曲:ラ・フィエスタ
第10回映画音楽3/転調 例題曲:ムーン・リバー
第11回映画音楽4/ノン・ダイアトダイアニックの代理 例題曲:コーリング・ユー
第12回映画音楽5/ソロピアノのオブリ 例題曲:ニュー・シネマ・パラダイス
第13回現代曲3/ ソロピアノ・北欧ジャズ 例題曲:マリオネット(L.ヤンソン)
第14回総復習
第15回上記の曲より演奏と、転調・オブリ・ソロピアノに関する筆記
期末試験評価方法・評価基準
出席:10% 平常点:20% 試験:70%
科目名クラシック・レパートリー研究Ⅰ
担当講師名小野 哲也
専攻楽器グレード等ピアノ
年次3年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は主にクラシックピアニストとしての演奏経験を持ちます。

授業内容

ピアノ音楽の幅広い時代のレパートリーの中から、演奏を通じて表現すべきことを各々見つけ出します。春学期はバロックの時代後半からロマン派の時代前半までの鍵盤楽器作品を演奏します。学期の後半では、受講生の皆さんが春学期で学ぶ時代の範囲から課題曲を選びます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

この時代の背景や音楽作品の特徴を学んだ上で、それを演奏に活かせる様にします。遠い時代の作品と、今を生きる私たちとの関わりの中から、表現できることを見つけていきます。

授業計画

第1回バロックの時代〜ロマン派前半までの鍵盤楽器作品群からの課題曲を紹介します。
第2回バロックの時代の鍵盤楽器作品群に触れ、その音楽的特徴を学びます。
第3回古典派の時代のピアノ作品群に触れ、その音楽的特徴を学びます。
第4回課題曲のレッスン① 課題曲以外の試聴・試奏も並行します。
第5回課題曲のレッスン② 課題曲以外の試聴・試奏も並行します。
第6回課題曲のレッスン③ 課題曲以外の試聴・試奏も並行します。
第7回中間試験: 課題曲の演奏をします。
中間試験評価方法・評価基準
試験の演奏では、作品への理解力と表現意欲を重視して評価します。出席率: 40% 試験:60%
第8回古典派からロマン派への移り変わりを、その時代の作品群に触れて学びます。
第9回19世紀前半のピアノ作品群に触れ、その音楽的特徴を学びます。
第10回バロック〜ロマン派前半の範囲の鍵盤楽器作品群から、受講生の皆さん自身が課題曲を決めて、選曲の動機も含めて発表します。
第11回課題曲のレッスン① 課題曲以外の試聴・試奏も並行します。
第12回課題曲のレッスン② 課題曲以外の試聴・試奏も並行します。
第13回課題曲のレッスン③ 課題曲以外の試聴・試奏も並行します。
第14回課題曲のレッスン④ 課題曲以外の試聴・試奏も並行します。
第15回期末試験: 課題曲の演奏をします。その曲についてのレポート1枚(B5またはA4)を提出します。
期末試験評価方法・評価基準
期末試験では、演奏での表現力を重視して評価します。出席率: 40% 試験60%
科目名クラシック・レパートリー研究Ⅱ
担当講師名小野 哲也
専攻楽器グレード等ピアノ
年次3年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は主にクラシックピアニストとしての演奏活動経験を持ちます。

授業内容

ピアノ音楽の幅広い時代のレパートリーの中から、演奏を通じて表現すべき事を各々見つけ出します。秋学期は、ロマン派後期から近現代音楽(19世紀後半〜20世紀前半まで)のピアノ作品を演奏します。学期の後半では、受講生の皆さんが秋学期で学ぶ時代の範囲から課題曲を選びます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

この時代の背景や音楽作品の特徴を学んだ上で、それを演奏に活かせる様にしていきます。学期の後半では、曲選び自体も各々の意思を持って取り組める様にします。演奏上の個性と客観性の両立を目指します。

授業計画

第1回ロマン派後期から近現代までのピアノ作品群からの課題曲を紹介します。
第2回ロマン派後期のピアノ作品群に触れ、その音楽的特徴を学びます。
第3回国民楽派のピアノ作品群に触れ、その音楽的特徴を学びます。
第4回課題曲のレッスン① 課題曲以外の試聴・試奏も並行します。
第5回課題曲のレッスン② 課題曲以外の試聴・試奏も並行します。
第6回課題曲のレッスン③ ロマン派後期や国民楽派の音楽についての復習もします。
第7回中間試験: 課題曲を演奏します。
中間試験評価方法・評価基準
試験の演奏は、作品への理解力と表現意欲を重視して評価します。出席率: 40% 試験: 60%
第8回19世紀後半から20世紀初頭の作品群に触れ、その音楽的特徴を学びます。
第9回1950年代までの作品群に触れ、時代背景の変化を含め、その音楽的特徴を学びます。
第10回ロマン派後期〜近現代の範囲のピアノ作品群から、受講生の皆さん自身が課題曲を決め、選曲の動機も含めて発表します。
第11回課題曲のレッスン① 課題曲以外の試聴・試奏も並行します。
第12回課題曲のレッスン② 課題曲以外の試聴・試奏も並行します。
第13回課題曲のレッスン③ 課題曲以外の試聴・試奏も並行します。
第14回課題曲のレッスン④ 20世紀半ばまでのピアノ音楽についての復習もします。
第15回期末試験: 課題曲を演奏します。その曲についてのレポート1枚(A4またはB5)も提出します。
期末試験評価方法・評価基準
期末試験では、作品の理解力と演奏での表現力を重視して評価します。出席率: 40% 試験60%
科目名クラシック・レパートリー研究Ⅲ
担当講師名小野 哲也
専攻楽器グレード等ピアノ
年次4年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は主にクラシックピアニストとしての演奏活動経験を持ちます。

授業内容

ピアノ音楽の幅広いレパートリーの中から、演奏を通じて表現すべきことを各々見つけ出します。春学期は、20世紀から現在までのピアノ作品を学びます。学期の後半では、受講生の皆さんが各々テーマを設定し、19世紀末までと20世紀後半以降の作品を1曲ずつ(計2曲)を選び、演奏します。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

様々な地域や思想から生み出された音楽作品を特徴を学び、それを演奏表現に活かせる様にします。学期の後半は、各自テーマを設定することで時代や民族を超えて共通する内容を見つけていき、独自でプログラム作りをする能力をつけていきます。

授業計画

第1回20世紀か~現在までのピアノ作品群からの課題曲を紹介します。
第2回20世紀のピアノ作品群に触れ、その音楽的特徴を学びます。
第3回20~21世紀のピアノ作品群に触れ、その音楽的特徴を学びます。
第4回課題曲のレッスン① 課題曲以外の視聴・試奏も並行します。
第5回課題曲のレッスン② 課題曲以外の視聴・試奏も並行します。
第6回課題曲のレッスン③ 現代の音楽について、復習もします。
第7回中間試験:課題曲を演奏します。
中間試験評価方法・評価基準
試験の演奏では、表現意欲や実現力を重視して評価します。出席率:40% 試験:60%
第8回明治時代以降、日本はどのように西洋クラシック音楽を受け入れていったかを作品に触れて学びます。日本の現代音楽の発展を作品に触れて学び、私たち自身との関係を考えます。
第9回日本の現代音楽の発展を作品に触れて学び、私たち自身との関係を考えます。
第10回受講生の皆さんが選んだ2曲について、各自設定したテーマを含めて発表します。
第11回課題曲のレッスン① 課題曲以外の視聴・試奏も並行します。
第12回課題曲のレッスン② 課題曲以外の視聴・試奏も並行します。
第13回課題曲のレッスン③ 課題曲以外の視聴・試奏も並行します。
第14回課題曲のレッスン④ 各々の課題の曲目解説(2曲合計400字前後)も提出します。
第15回期末試験:課題曲を演奏します。
期末試験評価方法・評価基準
試験では、テーマ設定や演奏の創造性を重視して評価します。出席率:40% 試験:60%
科目名クラシック・レパートリー研究Ⅳ
担当講師名小野 哲也
専攻楽器グレード等ピアノ
年次4年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は主にクラシックピアニストとしての演奏活動経験を持ちます。

授業内容

ピアノ音楽の幅広いレパートリーの中から、演奏を通じて表現すべきことを各々見つけ出します。秋学期は、前年度から学び続けてきた時代の流れをもう一度振り返り、今後の活動にどう繋げていくかを見つけ出します。学期の後半では、受講生の皆さんが各々テーマを設定し、全ての時代の鍵盤楽器作品から2曲を選び、演奏します。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

膨大なクラシックピアノのレパートリーの中から、それぞれが専門家として何を伝えられるか、将来を見据えて各自選択する力をつけていきます。演奏技術と表現力の一致も目指します。

授業計画

第1回20~21世紀のピアノ連弾(または2台ピアノ)作品からの課題曲を紹介します。
第2回17~18世紀の音楽を俯瞰して、演奏を通じてその特徴を復習します。
第3回19世紀の音楽を俯瞰して、演奏を通じてその特徴を復習します。
第4回課題曲のレッスン① 課題曲以外の視聴・試奏も並行します。
第5回課題曲のレッスン② 課題曲以外の視聴・試奏も並行します。
第6回課題曲のレッスン③ 課題曲以外の視聴・試奏も並行します。
第7回中間試験:課題曲を演奏します。
中間試験評価方法・評価基準
試験の演奏では、作品への立体的な視野と、アンサンブル能力を重視して評価します。出席率:40% 試験:60%
第8回近現代のピアノ音楽を俯瞰して、その特徴を復習します。
第9回全ての時代の音楽を俯瞰して、過去から未来につながる音楽の普遍的意味を考えます。
第10回受講生の皆さんが選んだ2曲について、各自設定したテーマも含めて発表します。
第11回課題曲のレッスン① 課題曲以外の視聴・試奏も並行します。
第12回課題曲のレッスン② 課題曲以外の視聴・試奏も並行します。
第13回課題曲のレッスン③ 課題曲以外の視聴・試奏も並行します。
第14回課題曲のレッスン④ 各々の課題の曲目解説(2曲合計400字前後)も提出します。
第15回期末試験:課題曲を演奏します。
期末試験評価方法・評価基準
テーマ設定や演奏の創造性を重視し、演奏の完成度も加えて評価します。出席率:40% 試験60%
科目名作品分析Ⅰ
担当講師名西上 和子
専攻楽器グレード等ピアノ
年次1年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

作編曲家として活動。幅広いジャンルのピアノ演奏で活躍中。その他CDプロデュースや、楽譜出版などもおこなう。

授業内容

基礎的な音楽理論、楽典などから学び、音楽のなりたち(形式、メロディー分析、コード分析やモチーフのさまざまな用い方など)を分析していく。またアレンジ能力を総合的に身につけさまざまなジャンルに対応できるような伴奏型を学ぶ。クォーター毎にオリジナル作品を作曲し、発表する

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

楽譜を正しく書く。バイエル程度の曲を自身の力でアナリーゼし、演奏表現につなげていく。オリジナル作品を計画性を持って完成させる。

授業計画

第1回音楽のなりたち。メロディーとコードの関係について。非和声音について学ぶ。与えられたコード進行にメロディーを作成してみよう。
第2回音楽のなりたち。非和声音を取り入れてメロディー制作に反映させる。モチーフの研究。
第3回音楽のなりたち。ピアノ伴奏型を学ぶ。与えられたコードにしたがっていろんな種類の伴奏型を作ってみよう。
第4回作品制作。オリジナル作曲をするにあたって。構成を考えよう。イメージをふくらませよう。計画をたてよう。
第5回作品制作。メロディーを書き始める。コードとの関係。伴奏型を工夫して作ってみよう。
第6回作品制作。仕上げに向けて。速度表示、アーティキレーション、強弱など、表現を考えてみよう。
第7回1クォーター試験。1クォーターオリジナルピアノ曲楽譜提出。
中間試験評価方法・評価基準
オリジナルピアノ曲、楽譜提出(40%)、出席(30%)、平常点(30%)
第8回音楽のなりたち。長音階、短音階についてしっかり理解し、演奏する。調性について学ぶ。調判定の課題を実施。
第9回音楽のなりたち。形式について。二部形式、三部形式について。モチーフの展開について考えてみよう。
第10回楽曲分析:ソナチネ。 ソナチネ作品を分析する。形式、調判定や転調など、メロディーと和声の関係について。
第11回楽曲分析:各自の楽曲 。自身のピアノ実技試験で演奏する曲をアナリーゼする。時代、形式、調や転調について、モチーフの展開について。
第12回楽曲分析:各自の楽曲 。自身のピアノ実技試験で演奏する曲をアナリーゼする。前回の授業内容のつづき。
第13回作品制作。オリジナルピアノ作品を作る。<夏>をテーマに、イメージをふくらませよう。
第14回作品制作。オリジナルピアノ作品を作る。<夏>をテーマに、メロディーを書き進める。形式感を意識して曲の頂点となる部分をしっかり作ろう。
第15回2クォーター試験。2クォーターオリジナルピアノ曲楽譜提出。音楽理論筆記試験。
期末試験評価方法・評価基準
オリジナルピアノ曲、楽譜提出(40%)、出席(30%)、平常点(30%)
科目名作品分析Ⅱ
担当講師名西上 和子
専攻楽器グレード等ピアノ
年次1年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

作編曲家として活動。幅広いジャンルのピアノ演奏で活躍中。その他CDプロデュースや、楽譜出版などもおこなう。

授業内容

音楽理論、楽典などを学び、音楽のなりたち(形式、メロディー分析、コード分析やモチーフのさまざまな用い方など)を分析していく。またアレンジ能力を総合的に身につけさまざまなジャンルに対応できるような伴奏型を学ぶ。クォーター毎にオリジナル作品を作曲し、発表する。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

ロンド、ソナタ形式の曲を自身の力でアナリーゼし、演奏表現につなげていく。オリジナル作品を計画性を持って完成させる。

授業計画

第1回作品分析:和音 和声について。調判定をしっかり理解できるように学ぶ。和音の機能を学び、ドミナント進行をしっかり意識する。
第2回作品分析:ロンド形式  ロンド形式について学ぶ。小ロンド形式Mozart SONATAハ長調3楽章をアナリーゼし、発表しよう。
第3回作品分析:ロンド形式  ロンド形式について続き。ロンドソナタ形式をアナリーゼし、発表しよう。
第4回作品制作 オリジナルピアノ曲を作ろう。形式や構成を考える。イメージをふくらませる。メロディーの方向性を考える。
第5回作品制作 オリジナルピアノ曲を作ろう。形式や構成を考える。イメージをふくらませる。和音の工夫を考えてみよう。
第6回作品制作 オリジナルピアノ曲仕上げに向けて。アーティキレーション、表現を考える。
第7回3クォーター試験 3クォーターオリジナルピアノ曲楽譜提出。
中間試験評価方法・評価基準
オリジナルピアノ曲、楽譜提出(40%)、出席(30%)、平常点(30%)
第8回作品分析:和声 和声について。和音の機能についておさらい。借用和音、偶成和音について学ぶ。
第9回作品分析:ソナタ形式  ソナタ形式についてテキストに沿って学ぶ。形式、第一テーマと第二テーマの調整について。
第10回作品分析:ソナタ形式  ソナタ形式についての続き。Beethoven SONATA No.1 f moll
一楽章をアナリーゼし、意見を出し合う。
第11回作品分析:各自の楽曲  自身のピアノ実技試験で演奏する曲をアナリーゼする。時代、形式、調や転調について、モチーフの展開について。
第12回作品分析:各自の楽曲  自身のピアノ実技試験で演奏する曲をアナリーゼする。第4回目の授業内容のつづき。
第13回作品制作 オリジナルピアノ曲を作ろう。形式や構成を考える。イメージをふくらませる。メロディーの方向性を考える。
第14回作品制作 オリジナルピアノ曲仕上げに向けて。アーティキレーション、表現を考え仕上げる。
第15回4クォーター試験 4クォーターオリジナルピアノ曲楽譜提出。筆記試験
期末試験評価方法・評価基準
オリジナルピアノ曲、楽譜提出(40%)、筆記試験(30%)、出席(20%)、平常点(10%)
科目名作品分析Ⅲ
担当講師名西上 和子
専攻楽器グレード等ピアノ
年次2年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

作編曲家として活動。幅広いジャンルのピアノ演奏で活躍中。その他CDプロデュースや、楽譜出版などもおこなう。

授業内容

ピアノ作品の分析、歴史的背景、楽曲分析などのアナリーゼを実施し学習する。和声の知識を深める。またクォーター事にオリジナル作品を制作し、発表する。様々なスタイルの楽曲を例に学び、レパートリーの充実をはかる。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

和声の課題実施を通して正しく理解する。バロック、古典派、ロマン派などのピアノ作品をアナリーゼし、どのように演奏表現に反映させていけるか、を自身の力で考えていけるように学習する。

授業計画

第1回和声課題実施 。四声体の和声課題の実施。第一章、予備知識、第二章基本位置3和音の配置について学ぶ。
第2回和声課題実施 。四声体の和声課題の実施。第二章、基本位置3和音の配置の続き。第三章、基本位置3和音の連結<共通音のある和声連結>
第3回楽曲分析:インベンション。対位法的楽曲について。Bach インベンションのアナリーゼをしよう。
第4回楽曲分析:平均律。対位法的楽曲について。Bach 平均律プレリュードとフーガのアナリーゼをしよう。
第5回楽曲制作。オリジナルピアノ曲を作ろう。形式や構成を考える。イメージをふくらませる。メロディーの方向性を考える。
第6回楽曲制作。オリジナルピアノ曲仕上げに向けて。アーティキレーション、表現を考え仕上げる。
第7回楽曲制作。オリジナルピアノ曲仕上げに向けて。アーティキレーション、表現を考え仕上げる。
中間試験評価方法・評価基準
筆記試験(30%)、楽譜提出(30%)、出席(20%)、平常点(20%)
第8回和声課題実施 。四声体の和声課題の実施。第三章、基本位置3和音の連結の続き。<共通音のない和声連結>
第9回和声課題実施 。四声体の和声課題の実施。第三章、基本位置3和音の連結の続き。<Ⅱ→Ⅴの連結について>
第10回和声課題実施。楽曲分析。四声体の和声課題の実施。第三章、の続き。<Ⅴ→Ⅵの連結について>自身のピアノ実技試験で演奏する曲をアナリーゼする。
第11回和声課題実施。楽曲分析。四声体の和声課題の実施。第四章、和音設定の原理。自身のピアノ実技試験で演奏する曲をアナリーゼする。
第12回和声課題実施。楽曲分析。四声体の和声課題の実施。第五章、8小節課題の実施。自身のピアノ実技試験で演奏する曲をアナリーゼする。
第13回和声課題実施。楽曲制作。四声体の和声課題の実施。第六章、各種の調、課題実施。オリジナルピアノ曲を作ろう。
第14回和声課題実施。楽曲制作。四声体の和声課題の実施。第六章、各種の調、課題実施。オリジナルピアノ曲制作仕上げに向けて。
第15回Ⅱクォーター試験実施 。Ⅱクォーター―試験実施。オリジナルピアノ作品楽譜提出。和声課題の試験。
期末試験評価方法・評価基準
筆記試験(30%)、楽譜提出(30%)、出席(20%)、平常点(20%)
科目名作品分析Ⅳ
担当講師名西上 和子
専攻楽器グレード等ピアノ
年次2年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

作編曲家として活動。幅広いジャンルのピアノ演奏で活躍中。その他CDプロデュースや、楽譜出版などもおこなう。

授業内容

ピアノ作品の分析、歴史的背景、楽曲分析などのアナリーゼを実施し学習する。和声の知識を深める。またクォーター事にオリジナル作品を制作し、発表する。様々なスタイルの楽曲を例に学び、レパートリーの充実をはかる。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

和声の課題を積み重ねることによって、盤石な和声感覚を身につけ、演奏表現に反映させていく。二年間の集大成となる楽曲を制作する。

授業計画

第1回和声課題実施 。四声体の和声課題実施。第六章、三和音の第一転回位置について
第2回和声課題実施 。四声体の和声課題実施。第六章、三和音の第一転回位置の続き。8小節課題
第3回和声課題実施。楽曲分析。四声体の和声課題実施。第七章、3和音の第二転回位置。自身の試験曲:アナリーゼ
第4回和声課題実施。楽曲分析。四声体の和声課題実施。第八章、Ⅴ7の和音について。自身の試験曲:アナリーゼ
第5回和声課題実施。楽曲制作。四声体の和声課題実施。第八章、Ⅴ7の和音について。オリジナル作品の制作をはじめる。
第6回和声課題実施。楽曲制作。四声体の和声課題実施。第八章、Ⅴ7のつづき。オリジナル作品の制作を進めて仕上げに向ける。
第7回Ⅲクォーター試験実施 。Ⅲクォーター―試験実施。オリジナルピアノ作品楽譜提出。和声課題の試験。
中間試験評価方法・評価基準
筆記試験(40%)、楽譜提出(30%)、出席(20%)、平常点(10%)
第8回和声課題実施。四声体の和声課題実施。第九章、Ⅴ9の和音について
第9回和声課題実施。楽曲分析。四声体の和声課題実施。第十章、D諸和音の総括について。
自身のレッスン曲や発表曲などのアナリーゼ
第10回和声課題実施。楽曲分析。四声体の和声課題実施。カデンツの総括について。自身のレッスン曲や発表曲のアナリーゼ
第11回和声課題実施。楽曲分析。四声体の和声課題実施。補充課題。自身のレッスン曲や発表曲などのアナリーゼ
第12回和声課題実施。楽曲制作。四声体の和声課題実施。S諸和音について。自身の試験曲や発表曲のアナリーゼ
第13回和声課題実施。楽曲制作。四声体の和声課題実施。借用和音について。オリジナル作品の制作をはじめ、進める。
第14回和声課題実施。楽曲制作。四声体の和声課題実施。ソプラノ課題について。オリジナル作品の制作をまとめ仕上げに向けて。
第15回Ⅳクォーター試験実施 。Ⅳクォーター試験実施。オリジナルピアノ作品、楽譜提出。
和声課題の試験
期末試験評価方法・評価基準
筆記試験(40%)、楽譜提出(30%)、出席(20%)、平常点(10%)
科目名作品分析Ⅴ
担当講師名篠田 昌伸
専攻楽器グレード等ピアノ
年次3年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は実務経験として、作曲科を出たのち、多くの作曲のコンクールに入賞するとともに、クラシック、現代音楽のピアノソロや伴奏等の演奏幅広く活動しており、多くの録音等にも参加、その分析的視点による演奏も高く評価されている。

授業内容

「作品分析V」では、ピアノ科にとって重要なレパートリーである、ロマン派の作曲家「ショパン」と「シューマン」に焦点を当て、作品を分析することの基礎を復習するとともに、それぞれの作曲家の代表的な作品を各回に分けて分析していく。作曲家ごとの和声や構成の違い、また歴史的背景などにも触れていく。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

それぞれ作曲家の特徴、ロマン派の作風などを俯瞰しつつ、作品を分析的に理解すること、さらに、自分でも実際の作品を掘り下げて分析することができることを、目標とする。

授業計画

第1回分析の基礎。ショパンのピアノ曲概説とバラード第1番、第3番の分析。
第2回ショパン スケルツォ第1番、第2番の分析。
第3回ショパン ソナタ形式と、ピアノソナタ第2番、第3番第1楽章の分析。
第4回ショパン 24の前奏曲op28より、任意の曲の分析。
第5回ショパン 12の練習曲op10,25より、任意の曲の分析。
第6回ショパン 幻想曲へ短調、子守歌、舟歌、の分析。
第7回中間試験 ショパンの練習曲から、任意の曲の分析を、自分で行い、提出する。
中間試験評価方法・評価基準
各回の課題30% 平常点30% 試験40%
第8回シューマンの生涯とピアノ曲概説。「子供の情景」の分析。
第9回シューマン 「謝肉祭」構成と各曲の分析。
第10回シューマン 「アベッグ変奏曲」「交響的練習曲」の分析。
第11回シューマン 「ピアノソナタ第2番」「幻想曲ハ長調」第1楽章の分析。
第12回シューマン 「クライスレリアーナ」各曲の分析。
第13回シューマン 歌曲集「女の愛と生涯」各曲の分析。
第14回シューマン 「ピアノ協奏曲イ短調」各楽章の分析。
第15回期末試験 シューマン「幻想小曲集」から、任意の曲の分析を、自分で行い、提出する。
期末試験評価方法・評価基準
各回の課題30% 平常点30% 試験40%
科目名作品分析Ⅵ
担当講師名篠田 昌伸
専攻楽器グレード等ピアノ
年次3年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は実務経験として、作曲科を出たのち、多くの作曲のコンクールに入賞するとともに、クラシック、現代音楽のピアノソロや伴奏等の演奏幅広く活動しており、多くの録音等にも参加、その分析的視点による演奏も高く評価されている。

授業内容

「作品分析VI」では、フランス近代の作曲家「ドビュッシー」と「ラヴェル」に焦点を当て、印象派特有の和声法やピアニズム等に注目し、それぞれの作曲家の代表的な作品を各回に分けて分析していく。また、作曲家ごとの和声や構成の違い、また歴史的背景などにも触れていく。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

1クォーターで学んだ基礎的な分析の知識の上で、ロマン派とは違う和声や音階を理解し、どのように使われているか指摘できること。また2作曲家の作風の違いや、フランス音楽特有の構成感などにも注目し演奏につなげていくこと、を目標とする。

授業計画

第1回印象派の音楽について。美術との関係。教会旋法や各種音階、付加音などの特有の和声について。ドビュッシー「ベルガマスク組曲」の和声分析。
第2回ドビュッシー「版画」各曲の分析。
第3回ドビュッシー「ピアノのために」各曲の分析。
第4回ドビュッシー 「映像第1集」各曲の分析。
第5回ドビュッシー 「前奏曲集」から任意の曲の分析。
第6回ドビュッシー 「練習曲集」から任意の曲の分析。
第7回中間試験 ドビュッシー「前奏曲集」の与えられた数曲から自分で選び分析し、提出する。
中間試験評価方法・評価基準
各回の課題30% 平常点30% 試験40%
第8回ラヴェルの作風とピアノ曲について。「ソナチネ」各楽章の分析。
第9回ラヴェル 「鏡」から1,3,4曲の分析。
第10回ラヴェル 「夜のガスパール」各曲の分析。
第11回ラヴェル 「マ・メール・ロワ」「ラ・ヴァルス」の分析。
第12回ラヴェル 「ツィガーヌ」「ヴァイオリンソナタ」の分析
第13回ラヴェル 「クープランの墓」より、1,4,6曲の分析。
第14回ラヴェル 「ピアノ協奏曲ト長調」各楽章の分析。
第15回期末試験 ラヴェル「クープランの墓」2,3,5曲のうちから任意に選び、分析したものを提出する。
期末試験評価方法・評価基準
各回の課題30% 平常点30% 試験40%
科目名作品分析Ⅶ
担当講師名篠田 昌伸
専攻楽器グレード等ピアノ
年次4年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は実務経験として、作曲科を出たのち、多くの作曲のコンクールに入賞するとともに、クラシック、現代音楽のピアノソロや伴奏等の演奏幅広く活動しており、多くの録音等にも参加、その分析的視点による演奏も高く評価されている。

授業内容

1クォーターでは、後期ロマン派の作曲家ブラームスとリストを取り上げ、19世紀後半の音楽の流れを学ぶ。2クォーターでは、ロシアの作曲家ラフマニノフとスクリャービンを取り上げ、その作風や特徴を学ぶ。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

3年次の分析学習の成果を生かし、より自発的なテーマ設定を伴った分析をしていくことを目標とする。また後期ロマン派の流れや、ロシア作曲家の新しい作風の特徴なども理解することができる。

授業計画

第1回ブラームスとリスト、19世紀後半のロマン派の流れ。
ブラームス「ピアノソナタ第1番」「ピアノソナタ第3番」第1楽章の分析。
第2回ブラームス 「ハイドンの主題による変奏曲」の分析。
第3回ブラームス 「2つのラプソディー」「4つのピアノ小品」各曲の分析。
第4回リスト 「超絶技巧練習曲」から任意の曲の分析。
第5回リスト 「ピアノソナタロ短調」の分析。
第6回リスト 「巡礼の年」から任意の曲の分析。
第7回中間試験 ブラームス「間奏曲集」から任意の曲を分析し、提出する。
中間試験評価方法・評価基準
各回の課題30% 平常点30% 試験40%
第8回ロシアの作曲家について。
ラフマニノフ 「前奏曲集」から任意の曲の分析。
第9回ラフマニノフ 「絵画的練習曲集」から任意の曲の分析。
第10回ラフマニノフ 「ピアノソナタ第2番」各楽章の分析。
第11回ラフマニノフ 「ピアノ協奏曲第2番」各楽章の分析。
第12回ラフマニノフ 「コレルリの主題による変奏曲」の分析。
第13回スクリャービンの作風について。「ピアノソナタ第2番、第5番、第9番」の分析
第14回スクリャービン 「ピアノ協奏曲嬰へ短調」の分析。
第15回期末試験 ラフマニノフ「前奏曲集」の与えられた曲から選択し、分析したものを提出する。
期末試験評価方法・評価基準
各回の課題30% 平常点30% 試験40%
科目名作品分析Ⅷ
担当講師名篠田 昌伸
専攻楽器グレード等ピアノ
年次4年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は実務経験として、作曲科を出たのち、多くの作曲のコンクールに入賞するとともに、クラシック、現代音楽のピアノソロや伴奏等の演奏幅広く活動しており、多くの録音等にも参加、その分析的視点による演奏も高く評価されている。

授業内容

3クォーターでは、ロシアの近代の作曲家プロコフィエフとショスタコーヴィチを取り上げ、20世紀音楽の流れとその作風について学ぶ。4クォーターでは、クラシックのメインストリームではない国から、各回につき1人の作曲家を取り上げ、様々な作風や音楽の価値観を学んでいく。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

近代以降のさまざななクラシック音楽の潮流について理解し、学んでいくとともに、今までの分析学習の総復習として、自分のレパートリーを自分で分析し、演奏に生かしていくことができることを目標とする。

授業計画

第1回プロコフィエフ 「ピアノソナタ第1番、第2番、第3番」の分析。
第2回プロコフィエフ 戦争ソナタ「ピアノソナタ第7番」の分析。
第3回プロコフィエフ 「ピアノ協奏曲第3番」各楽章の分析。
第4回プロコフィエフ 「ヴァイオリンソナタ第2番(フルートソナタ)」の分析。
第5回ショスタコーヴィチ「ピアノソナタ第1番、第2番」「24のプレリュード」分析。
第6回ショスタコーヴィチ「24の前奏曲とフーガ」から任意の曲の分析。
第7回中間試験 ショスタコーヴィチ「24の前奏曲とフーガ」の与えられた曲のフーガから選択し、分析したものを提出する。
中間試験評価方法・評価基準
各回の課題30% 平常点30% 試験40%
第8回アルベニス 組曲「スペイン」、「イベリア第1集」各曲の分析。
第9回グラナドス 「ゴイエスカス」各曲の分析
第10回シマノフスキ 「4つの練習曲」「マスク(仮面劇)」各曲の分析
第11回ヤナーチェク 「ピアノソナタ」「霧の中で」各曲の分析
第12回バルトーク 初期の小品と、「ピアノソナタ」各楽章の分析。
第13回リゲティ 「ムジカ・リチェルカータ」「練習曲集」から任意の曲の分析。
第14回カプースチン 「24の前奏曲」「8つの演奏会用練習曲」から任意の曲の分析。
第15回期末試験 バルトークのピアノ小品の与えられた曲から、選択した曲の分析を、提出する。
期末試験評価方法・評価基準
各回の課題30% 平常点30% 試験40%
科目名ピアノ指導法Ⅰ
担当講師名大導寺 錬太郎
専攻楽器グレード等ピアノ
年次1年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は国内のコンクール審査員、PTNAステップアドバイザーを担当、30回以上の発表会・勉強会の主宰、リサイタル他の定期的な活動を行なう等、指導・演奏面での実務経験を持ちます。

授業内容

前半(1Q)は初心者(特に子供)がピアノに触れる前に体験させておきたいことを学びます(教材作りも含む)。後半(2Q)は導入課程のテキストを使って指導のポイントを学びます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

ソルフェージュの大切さを理解し、ピアノ以前に音楽の面白さを伝えること、またソルフェージュをピアノに活かして指導できることを目標とします。

授業計画

第1回教材について:定番の導入教材の紹介。各教材の特徴や進め方を解説します。
第2回導入実践①:ドレミ体操、音当て、音符かるた等
第3回導入実践②:リズムのまね、リズムかるた、リズムリレー等
第4回導入実践③:音符の書取り、聴奏、聴唱、主要三和音を使った伴奏付け①
第5回導入実践④:バーナムテクニック〈ミニブック〉の指導ポイント解説、主要三和音を使った伴奏付け②
第6回導入実践⑤:トンプソン〈小さな手の為のピアノ教本〉、同〈合奏教本〉、バーナムテクニック〈全調の練習〉指導ポイント解説
第7回まとめ:第1~第6回で学んだ内容の確認テストを実施します(筆記・実技)
中間試験評価方法・評価基準
出席率:25%、平常点:25%、試験:50%
第8回導入教材を使って①:トンプソン〈小さな手の為のピアノ教本〉、同〈合奏教本〉、バーナムテクニック〈全調の練習〉の実践
第9回導入教材を使って②: トンプソン〈小さな手の為のピアノ教本〉、同〈合奏教本〉、バーナムテクニック〈全調の練習〉の実践
第10回導入教材を使って③:トンプソン〈小さな手の為のピアノ教本〉、同〈合奏教本〉、バーナムテクニック〈全調の練習〉の実践
第11回導入教材を使って④:トンプソン〈小さな手の為のピアノ教本〉、同〈合奏教本〉、バーナムテクニック〈全調の練習〉の実践
第12回導入教材を使って⑤:トンプソン〈小さな手の為のピアノ教本〉、同〈合奏教本〉、バーナムテクニック〈全調の練習〉の実践
第13回導入教材を使って⑥:トンプソン〈小さな手の為のピアノ教本〉、同〈合奏教本〉、バーナムテクニック〈全調の練習〉の実践
第14回導入教材を使って⑦:トンプソン〈小さな手の為のピアノ教本〉、同〈合奏教本〉、バーナムテクニック〈全調の練習〉の実践
第15回まとめ:第8回~14回で学んだ内容のまとめテストを実施します(筆記・実技)。
期末試験評価方法・評価基準
出席率:25%、平常点:25点、試験:50%
科目名ピアノ指導法Ⅱ
担当講師名大導寺 錬太郎
専攻楽器グレード等ピアノ
年次1年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は国内のコンクール審査員、PTNAステップアドバイザーを担当、30回以上の発表会・勉強会の主宰、リサイタル他定期的な活動を行なう等、指導・演奏面での実務経験を持ちます。

授業内容

主に初心者のテクニックに焦点を当てて勉強します。移調奏を通して調名や音階の仕組み等、楽典の基本をどう教えるかも学びます。また連弾・2台ピアノの作品も適宜入れ、アンサンブルの指導ポイントもおさえます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

単調になりやすいテクニックの練習をどう楽しく飽きずにさせるか、自ら工夫して指導できる力を養うのが目標です。

授業計画

第1回テクニック①:バーナムテクニックの紹介。教材の特徴、長所、得られる技術等を解説します。
第2回テクニック②:バーナムテクニックVol.1 Group1(全12曲)の指導ポイントを解説及び実践(原調、移調奏)。
第3回テクニック③:バーナムテクニックVol.1 Group2(全12曲)の指導ポイントを解説及び実践(原調、移調奏)。
第4回テクニック④:バーナムテクニックVol.1 Group3(全12曲)の指導ポイントを解説及び実践(原調、移調奏)。
第5回テクニック⑤:バーナムテクニックVol.1 Group4(全12曲)の指導ポイントを解説及び実践(原調、移調奏)。
第6回テクニック⑥:バーナムテクニックVol.1 Group5(全12曲)の指導ポイントを解説及び実践(原調、移調奏)。
第7回まとめ:第1回~6回で学んだ内容の確認テストを実施します(実技・筆記)。
中間試験評価方法・評価基準
出席率:25%、平常点:25%、試験:50%
第8回初級教材(バイエル)を使って①:作曲者バイエルの紹介、日本に入ってきた経緯、様々な改訂版、テキストの長所・短所等解説。
第9回初級教材(バイエル)を使って②:No.8・9の指導ポイント解説及び実践(原調、移調奏)。三枝成章編曲「バイエルで遊ぼう」も併用し、アンサンブルの指導の仕方や楽しさを学びます。
第10回初級教材(バイエル)を使って③:No.41・63の指導ポイント解説及び実践(原調、移調奏)。三枝成章編曲「バイエルで遊ぼう」も併用し、アンサンブルの指導の仕方や楽しさを学びます。
第11回初級教材(バイエル)を使って④:No60・64の指導ポイント解説及び実践(原調、移調奏)。三枝成章編曲「バイエルで遊ぼう」も併用し、アンサンブルの指導の仕方や楽しさを学びます。
第12回初級教材(バイエル)を使って⑤:No.76・93の指導ポイント解説及び実践(原調、移調奏)。三枝成章編曲「バイエルで遊ぼう」も併用し、アンサンブルの指導の仕方や楽しさを学びます。
第13回初級教材(バイエル)を使って⑥:No.88・99の指導ポイント解説及び実践(原調、移調奏)。三枝成章編曲「バイエルで遊ぼう」も併用し、アンサンブルの指導の仕方や楽しさを学びます。
第14回初級教材(バイエル)を使って⑦:No.100の指導ポイント解説及び実践(原調、移調奏)。三枝成章編曲「バイエルで遊ぼう」も併用し、アンサンブルの指導の仕方や楽しさを学びます。
第15回まとめ:第8回~第14回で学んだ内容のまとめテストを実施します(筆記・実技)。
期末試験評価方法・評価基準
出席率:25%、平常点:25%、試験:50%
科目名ピアノ指導法Ⅲ
担当講師名大導寺 錬太郎
専攻楽器グレード等ピアノ
年次2年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は国内のコンクール審査員、PTNAステップアドバイザーを担当、30回以上の発表会・勉強会を主宰、リサイタル他定期的な活動を行なう等、指導・演奏面での実務経験を持ちます。

授業内容

1年次で取り扱った教材より、レベルアップしたテキストを使い、さらに高度な指導法を学びます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

作品に応じて練習方法を編み出す力、また併用するにふさわしいテクニック教材を選択できる力を養うことが目標です。

授業計画

第1回初級教材(第1-2課程)を使って①:ブルクミュラー〈25の練習曲〉の指導ポイント解説及び実践。また作品の完成に必要と思われるテクニック課題を考えます。2台ピアノ編曲版も適宜紹介します。
第2回初級教材(第1-2課程)を使って②:ブルクミュラー〈25の練習曲〉の指導ポイント解説及び実践。また作品の完成に必要と思われるテクニック課題を考えます。2台ピアノ編曲版も適宜紹介します。
第3回初級教材(第1-2課程)を使って③:ブルクミュラー〈25の練習曲〉の指導ポイント解説及び実践。また作品の完成に必要と思われるテクニック課題を考えます。2台ピアノ編曲版も適宜紹介します。
第4回初級教材(第1-2課程)を使って④:ブルクミュラー〈25の練習曲〉の指導ポイント解説及び実践。また作品の完成に必要と思われるテクニック課題を考えます。2台ピアノ編曲版も適宜紹介します。
第5回初級教材(第1-2課程)を使って⑤:ブルクミュラー〈25の練習曲〉の指導ポイント解説及び実践。また作品の完成に必要と思われるテクニック課題を考えます。2台ピアノ編曲版も適宜紹介します。
第6回初級教材(第1-2課程)を使って⑥:ブルクミュラー〈25の練習曲〉の指導ポイント解説及び実践。また作品の完成に必要と思われるテクニック課題を考えます。2台ピアノ編曲版も適宜紹介します。
第7回まとめ:第1回~第6回で学んだ内容の確認テストを実施します(筆記・実技)。
中間試験評価方法・評価基準
出席率:25%、平常点:25%、試験:50%
第8回初級教材(第1-2課程)を使って⑦:ブルクミュラー〈25の練習曲〉の指導ポイント解説及び実践。また作品の完成に必要と思われるテクニック課題を考えます。2台ピアノ編曲版も適宜紹介します。
第9回初級教材(第1-2課程)を使って⑧:ブルクミュラー〈25の練習曲〉の指導ポイント解説及び実践。また作品の完成に必要と思われるテクニック課題を考えます。2台ピアノ編曲版も適宜紹介します。
第10回初級教材(第1-2課程)を使って⑨:ブルクミュラー〈25の練習曲〉の指導ポイント解説及び実践。また作品の完成に必要と思われるテクニック課題を考えます。2台ピアノ編曲版も適宜紹介します。
第11回初級教材(第1-2課程)を使って⑩:ブルクミュラー〈25の練習曲〉の指導ポイント解説及び実践。また作品の完成に必要と思われるテクニック課題を考えます。2台ピアノ編曲版も適宜紹介します。
第12回基礎・応用テクニック①:ハノン〈ピアノ教本〉テキスト構成、特徴等の解説。第1部(No.1-20)の実践(原調、移調、リズム変奏)。
第13回基礎・応用テクニック②:ハノン〈ピアノ教本〉第1部(No.1-20)の実践(原調、移調、リズム変奏)。
第14回基礎・応用テクニック③:ハノン〈ピアノ教本〉スケール・アルペジオの指導ポイント解説及び実践。
第15回まとめ:第8~14回で学んだ内容のまとめテストを実施します(筆記・実技)。
期末試験評価方法・評価基準
出席率:25%、平常点:25%、試験:50%
科目名ピアノ指導法Ⅳ
担当講師名大導寺 錬太郎
専攻楽器グレード等ピアノ
年次2年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は国内のコンクール審査員、PTNAステップアドバイザーを担当、30回以上の発表会・勉強会の主宰、リサイタル他の定期的な演奏活動を行なう等、指導・演奏面での実務経験を持ちます。

授業内容

春学期に続き、様々なテクニック教材、ポリフォニーの導入及びリズムを鍛える教材を紹介、また人気のバーナムテクニック他アメリカの作品も取り上げ、さらに深く指導の仕方を学びます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

子供の想像力を喚起させる指導力、またイメージ通りの表現をする為の必要なテクニック課題を提供できる力を身に付けることが目標です。

授業計画

第1回基礎・応用テクニック④:伊藤康英編曲〈ぐるぐるハノン~ピアノで遊ぶ連弾曲集〉実践、ツェルニーOp.802、Op.377の紹介及び実践
第2回基礎・応用テクニック⑤:ブラームス〈51の練習曲〉解説及び実践(No.13,17,19,18ab)/ピッシュナ〈指の訓練の為の練習課題〉解説。
第3回基礎・応用テクニック⑥:ピッシュナ〈指の訓練の為の練習課題〉実践(No.1,29,57,60)/〈新しいピアノのおけいこ〉2Oct.スケール、3種カデンツ、連弾作品の実践。
第4回基礎・応用的ニック⑦:プレディ〈Technical Studies〉実践(SectionⅦ 3度スケール、付録 複雑なリズム練習等)/まとめ
第5回初級教材(アメリカ)を使って①:バーナムテクニックVol.2 Group1 No.1-6の指導ポイント解説及び実践(原調・移調奏・リズム変奏)。
第6回初級教材(アメリカ)を使って②:バーナムテクニックVol.2 Group1 No.7-12の指導ポイント解説及び実践(原調・移調奏・リズム変奏)。
第7回まとめ:第1回~第6回で学んだ内容の確認テストを実施します(筆記・実技)。
中間試験評価方法・評価基準
出席率:25%、平常点25%、試験50%
第8回初級教材(アメリカ)を使って③:バーナムテクニックVol.2 Group2の指導ポイント解説及び実践(原調・移調奏・リズム変奏)。クリスマス定番曲アンサンブル実践①(1台6手)。
第9回初級教材(アメリカ)を使って④:バーナムテクニックVol.2 Group3の指導ポイント解説及び実践(原調・移調奏・リズム変奏)。クリスマス定番曲アンサンブル実践②(1台6手)。
第10回初級教材(アメリカ)を使って⑤:バーナムテクニックVol.2 Group4 No.1-6の指導ポイント解説及び実践(原調・移調奏・リズム変奏)。クリスマス定番曲アンサンブル実践③(1台6手)。
第11回初級教材(アメリカ)を使って⑥:バーナムテクニックVol.2 Group4 No.7-12の指導ポイント解説及び実践(原調・移調奏・リズム変奏)。ギロック〈はじめてのギロック〉解説・実践①。
第12回初級教材(アメリカ)を使って⑦:バーナムテクニックVol.2 Group5 No.1-6の指導ポイント解説及び実践(原調・移調奏・リズム変奏)。〈はじめてのギロック〉解説・実践②。
第13回初級教材(アメリカ)を使って⑧:バーナムテクニックVol.2 Group5 No.7-12の指導ポイント解説及び実践(原調・移調奏・リズム変奏)。〈はじめてのギロック〉解説・実践③。
第14回初級教材(アメリカ)を使って⑨:〈はじめてのギロック〉解説・実践④。
第15回まとめ:第8回~第14回で学んだ内容のまとめテストを実施します(筆記・実技)。
期末試験評価方法・評価基準
出席点:25%、平常点:25%、試験:50%
科目名ピアノ指導法Ⅴ
担当講師名溝部 洋子
専攻楽器グレード等ピアノ
年次3年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は米国でのピアノ教師経験、ピアノ教本の翻訳、指導法講座の開催、企画、ピアノ教室の運営等、ピアノ教育界での実務経験を持ちます。

授業内容

ピアノを教える時に一番必要な知識「テキスト」について深く学びます。「ミドルC」「ランドマーク」「全調」「バイエル」・・・etc. 必ず押さえておかなければならない分類法と大人のレッスンについて学びます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

ピアノ講師になった時に困らないための「テキストの知識」、「子供のレッスン」と「大人のレッスン」の違いを知りましょう。夏休みには誰かを教えて、教えるスキルをアップさせましょう。「3年生」ならではの学び方を修得しましょう。

授業計画

第1回良いテキストの選び方:良いピアノテキストとは?良いピアノテキストの条件について考え、確認しましょう。
第2回ピアノ教本分類法:「ミドルC」「ランドマーク」「全調」アプローチなど、沢山あるピアノテキストを分類方法について学びます。
第3回ミドルCアプローチのテキスト:「ミドルC」アプローチって何?そのテキストにはどういうものがあるの?を学ぶ授業です。
第4回ランドマークアプローチのテキスト:聞き慣れない「ランドマーク」アプローチ、その秘密を探ります。これを導入するとレッスンが大きく変わります。
第5回全調メソードのテキスト:「全調」の指導は必須アイテムです。「全調メソード」のテキストについて学びます。
第6回幼児向けテキスト:幼児向けテキストは沢山あるけれど、何をポイントにどう選び、使えばいいの?を学びます。
第7回私が選んだ良いテキスト:良いと思うテキストを楽譜屋さんに行って調べ、レポートしましょう。なぜそれが良いと思ったのですか?
中間試験評価方法・評価基準
評価方法は次の通りです。
①まず基本は授業にきちんと出席できることです。遅刻、欠席をしないように心がけましょう。②楽譜売り場に行き、授業時の指示に従い、ピアノ教本について調べます。③課題は必ず期限までに提出しましょう。
①出席40% ②平常点20% ③課題40%
第8回大人のレッスン:大人のレッスンと子供のレッスンはどこが違うの?大人のレッスンについて学びます。
第9回大人のピアノテキスト:大人のピアノテキストにはどのようなものがあるか?大人向けには、どういうテキストを使えば良いか?を学びます。
第10回大人の生徒の教え方:子供とは違う大人の生徒への対応の仕方や教え方を細かく考え、学びましょう。
第11回夏休みに教えるレッスン:夏休みに教える生徒について、プレゼンテーションしましょう。どうやって生徒をみつけたか?何を教えるか?など。
第12回夏休みの「レッスンプラン」:どういう風にレッスンするか?どんなテキストや曲を使うか、など夏休みのレッスンについて発表しましょう。
第13回「夏休みのレッスン」の報告:夏休みに行ったレッスンはどうでしたか?自分の行ったレッスンについて発表します。
第14回行ったレッスンを改善するために:夏休みに行ったレッスンで、わからなかったこと、難しかったこと、戸惑ったこと、などを発表し、解決方法を学びましょう。
第15回夏休みに教えたレッスンレポート:実際に行ったレッスン記録を元に、夏休みに教えたレッスンについてレポートしましょう。
期末試験評価方法・評価基準
評価方法は次の通りです。
①まず基本は授業にきちんと出席できることです。遅刻、欠席をしないように心がけましょう。②夏休みに誰かを教えます。③夏休みに教えるレッスンプランの発表をします。④夏休みに教えたレッスンの発表をします。⑤教えたレッスンのレポートを作成します。
①35% ②③④で30% ⑤35%
科目名ピアノ指導法Ⅵ
担当講師名溝部 洋子
専攻楽器グレード等ピアノ
年次3年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は米国でのピアノ教師経験、ピアノ教本の翻訳、指導法講座の開催、企画、ピアノ教室の運営等、ピアノ教育界での実務経験を持ちます。

授業内容

「4期」ではない「5期」の指導とは何か?中級・上級へつなげていくために、押さえておかなければならないテキストの選び方や教え方を学びます。必須の「発表会」、生徒や保護者対応についても学びましょう。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

「5期」が意味するもの、目指すものが何か?それを踏まえてのレッスンの展開の仕方を理解しましょう。講師になった時に困らないための様々な知識をゲットしてください。

授業計画

第1回4期ではなく「5期」の指導:なぜ5期を教える必要があるかを考える授業です。なぜ「5期」なの?
第2回バロック期の教え方:初級・中級ピアノテキストの中から、バロックにつながるページや曲を探し、分析しましょう。
第3回古典派の教え方:初級・中級ピアノテキストの中から、古典のソナチネにつながるページや曲を探し、分析しましょう。
第4回ロマン派の教え方:初級・中級ピアノテキストの中から、ロマン派の曲につながるページや曲を探し、分析していきましょう。
第5回近・現代期の教え方:初級・中級ピアノテキストの中から、近・現代の曲につながるページや曲を探し、分析してみましょう。
第6回ポップス・ジャズを教えるには?:もしポップス・ジャズを教えるとしたら、どうする?レッスン方法を考えましょう。
第7回「私が展開する」レッスン:「5期」の中から、一番興味のある様式を選び、クラスメイトにレッスンしてみましょう。
中間試験評価方法・評価基準
評価方法は次の通りです。
①まず基本は授業にきちんと出席できることです。遅刻、欠席をしないように心がけましょう。②5期の中から1つ選び演奏します。③5期の中から1つ選び、クラスメイトを教えます。④ポップス・ジャズも演奏又は指導します。
①40% ②③④で60%
第8回発表会は、なぜ必要?:発表会の必要性について考え、クラスメイトと話し合いましょう。
第9回発表会の実例:色々な教室の色々な発表会DVDを見ながら、発表会の実例について学びましょう。
第10回発表会の開き方:発表会はどうやって開くの?を考え、発表会の開き方について学んでいきます。
第11回発表会で押さえておくべきポイント:発表会を開催する時に、どうしても押さえておかなくてはならないポイントについて学びます。
第12回講師演奏をするとしたら?:発表会で恒例の「講師演奏」について学びます。注意すべきポイントや理想的なレパートリーについて。
第13回講師演奏の準備:実際にピアノ講師になった時に困らないために、講師演奏ためのレパートリーを弾いてみよう。
第14回生徒と保護者対策:1人1人異なる個々の生徒への対応の仕方や保護者対策について考え学びましょう。
第15回1年間のまとめ:「ピアノ指導法」1年間の授業はどうでしたか?レポートを作成し、発表しましょう。
期末試験評価方法・評価基準
評価方法は次の通りです。
①まず基本は授業にきちんと出席できることです。遅刻、欠席をしないように心がけましょう。②自分が開いてみたい理想の「発表会」像についてプレゼンテーションしましょう。③1年間で何を学んだか、詳細にレポートしましょう。
①40% ②と③で60%
科目名ピアノ指導法Ⅶ
担当講師名溝部 洋子
専攻楽器グレード等ピアノ
年次4年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は米国でのピアノ教師経験、ピアノ教本の翻訳、指導法講座の開催、企画、ピアノ教室の運営等、ピアノ教育界での実務経験を持ちます。

授業内容

3年間の指導法の授業を基に、知っておくべきピアノテキストの内容を分析し、使い方を細かく学びます。卒業後、ピアノ講師になることを前提とした授業を展開します。春学期は、日本人著者によるシリーズのテキストを勉強します。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

3年間の指導法の授業を基盤にして、1年後にピアノ講師になることを想定し、テキストの内容について、しっかり理解しましょう。各テキストの長所や短所、具体的な使い方を確実に理解し、マスターできるようにしましょう。

授業計画

第1回みんなのおけいこ(音友):全3巻の特徴と導入の方法、テキストの使い方について学びます。
第2回うたとピアノの絵本(音友):①みぎて②ひだりて③りょうての全3冊の導入の方法と使い方について学びます。
第3回アキピアノ教本(音友):うたとピアノの絵本の続編であるアキピアノ教本①②③について学びます。
第4回みんなのオルガンピアノの本1、2(ヤマハ):日本で最も歴史のあるテキストです。内容の分析と使い方を学びます。
第5回みんなのオルガンピアノの本3、4(ヤマハ):第4回の授業で学んだテキストの続きがどうなっているのかを学びます。
第6回ピアノひけるよジュニア1、2(ドレミ):みんなが知っている歌や曲ばかりを使っている「ひけるよ」シリーズについて学びます。
第7回ピアノひけるよジュニア3(ドレミ):第3巻の押さえるべきポイント、使い方や教え方を学びます。
中間試験評価方法・評価基準
評価方法は次の通りです。
①まず基本は授業にきちんと出席できることです。遅刻、欠席をしないように心がけましょう。②1クォーターで学んだ全てのテキストについてまとめましょう。③課題は必ず期限までに提出しましょう。
①出席40% ②平常点20% ③課題40%
第8回ピアノひけるよシニア(ドレミ):ひけるよジュニア終了後に使うシニアシリーズはどうなっているのか見ていきましょう。
第9回ピアノランド(音友):このシリーズの中心は何かを中心に学びます。
第10回ぴあのどりーむ(学研):このシリーズの長所と短所について分析します。
第11回こどものひだりて(サーベル):なぜこのテキストが必要かを考え、使い方や対象生徒について考えます。
第12回はじめてのピアノ教本(サーベル):このシリーズの特徴は何か、使う利点、使い方などを学びます。
第13回ソーヨ姫とファーデス王子(全音):このテキストの斬新なアイディアを知り、使い方を考えてみましょう。
第14回わかーるピアノ(全音):邦人のテキストとしては最も新しいテキストのひとつである「わかーるピアノ」について学びます。
第15回夏休みに教えたレッスンレポート:実際に行ったレッスン記録を元に、夏休みに教えたレッスンについてレポートしましょう。
期末試験評価方法・評価基準
評価方法は次の通りです。
①まず基本は授業にきちんと出席できることです。遅刻、欠席をしないように心がけましょう。②授業への取り組み方、積極性など。③春学期に学んだ全てのテキストの中から良いと思うテキストを選び、そのテキストを使って誰かに教え、そのレポートを作成します。
①出席40% ②平常点20% ③課題40%
科目名ピアノ指導法Ⅷ
担当講師名溝部 洋子
専攻楽器グレード等ピアノ
年次4年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は米国でのピアノ教師経験、ピアノ教本の翻訳、指導法講座の開催、企画、ピアノ教室の運営等、ピアノ教育界での実務経験を持ちます。

授業内容

春学期の授業を基に、秋学期は海外のメソードで邦訳されているテキストについて詳しく学びます。導入~上級まで、どのようにつながるのか細かく分析し、使い方を学びます。4クォーターは「演奏」がテーマです。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

あと半年で卒業!ピアノ講師になった時、少しでも困らないよう、テキストの知識を総まとめできるようにしましょう。生徒を教える時のシミュレーションもできるようにしましょう。

授業計画

第1回アルフレッド導入コースA、B(全音):なぜこのテキストが必須なのかを学び、絶対に押さえるべきポイントをマスターしましょう。
第2回アルフレッド導入コースC(全音):このテキストの「必須」のポイントと、その教え方を学びます。
第3回アルフレッド基礎コース(全音):導入コースと何が違うのか、このコースの目指すところは何なのかを学びます。
第4回バスティンピアノパーティー(東音):このテキストの画期的な点が何なのか、なぜそれが重要なのかを中心に勉強します。
第5回バスティンライブラリー(東音):このテキストが目指していること、なぜ良いのかを分析し学びます。
第6回バスティンベーシックス(東音):パーティーシリーズ、ライブラリーシリーズとは何がどう違うのかを中心に学びます。
第7回ラーニングトゥプレイ(全音):このテキストの長所と特徴、もし短所があるとすれば何なのかを見ていきましょう。
中間試験評価方法・評価基準
評価方法は次の通りです。
①まず基本は授業にきちんと出席できることです。遅刻、欠席をしないように心がけましょう。②3クォーターで学んだ全てのテキストについてまとめましょう。③課題は必ず期限までに提出しましょう。
①出席40% ②平常点20% ③課題40%
第8回導入期のレッスンその①:導入期のレッスンで、押さえるべき弾き方のポイントを演奏を通して学びます。
第9回導入期のレッスンその②:導入期のレッスンで、気を付けたい奏法やテクニックを演奏を通して学びます。
第10回導入期のレッスンその③:このレベルでできるアンサンブルを考え、クラスメイトと合わせましょう。
第11回初級のレッスンその①:初級のレッスンで、押さえるべき弾き方のポイントを演奏を通して学びます。
第12回初級のレッスンその②:初級のレッスンで、気を付けたい奏法やテクニックを演奏を通して学びます。
第13回中級のレッスンその①:中級のレッスンは初級の時と何が違うべきなのか、演奏を通して学びます。
第14回中級のレッスンその②:中級のレッスンで、気を付けたい奏法やテクニックを演奏を通して学びます。
第15回学期末試験:中級レベルのソロ、アンサンブルの実技試験です。4年間のまとめとなるハイレベルの演奏を目指しましょう。
期末試験評価方法・評価基準
評価方法は次の通りです。
①まず基本は授業にきちんと出席できることです。遅刻、欠席をしないように心がけましょう。②授業への取り組み方、積極性など。③レパートリーから各々1曲選択して演奏します。
①出席40% ②平常点20% ③課題40%
科目名室内楽演習Ⅰ(伴奏法応用)
担当講師名大導寺 錬太郎
専攻楽器グレード等ピアノ
年次3年次, 4年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は国内のコンクール審査員、PTNAステップのアドバイザーを担当、30回以上の発表会・勉強会の主催、リサイタル他の定期的な活動行なう等、指導・演奏面での実務経験を持ちます。

授業内容

主にピアノのアンサンブル(4手連弾、2台4手、2台8手など)を勉強します。アンサンブルに必要な様々な知識・技術を習得し、より深く多彩な表現を楽しみましょう。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

本授業で学んだ成果を、10月実施予定のコンサートで披露します。各自のレベルで最高の演奏ができることが本授業の目標です。日々の練習方法、気持ちの高め方など、本番を迎えるにあたっての様々な準備の仕方を体得することができます。

授業計画

第1回読譜〈作品の概要を把握する〉:楽譜に書かれている様々な情報を確認し、また音源を聴いて曲の大まかな雰囲気を掴みます。
第2回基本的事項の確認及び練習:確実に弾ける速度で、音・リズムの確認をします。頭に入りにくい部分は何度も反復して覚えます。
第3回音楽的な掘り下げ①〈フレージング〉:スラーの長さから、どこからどこまでが1つのまとまりになっているかを読み解き、音楽の流れを理解します。
第4回技術面の強化①〈苦手な部分の確認〉:技術的に難しい部分の練習を行ないます。1フレーズ又は数小節の単位で確実に弾ける速度で反復し、苦手部分を把握します。
第5回技術面の強化②〈具体的な練習方法の習得〉:技術的に難しい部分の様々な練習方法を学びます。効率の良い練習法を体得し、安定したテクニックを身につけます。
第6回音楽面・技術面のバランスを確認:試験に向け現段階で出来ている部分に磨きをかけます。曲全体を通し俯瞰することで現在の進捗状況を整理します。
第7回授業のまとめ(3クォーター末試験):これまで練習してきた曲を披露します。他の受講学生の演奏の講評も記入し、客観的な耳を養います。
中間試験評価方法・評価基準
出席25%(第1回~第6回各3.5点、第7回のみ4点で計算。遅刻は減点1)、平常点25%(受講態度、試験時の講評記入内容など)、試験50%の割合で評価します。
第8回1クォーターの反省及び練習計画の検討:1クォーター末試験講評まとめを確認、その内容や自身の反省に基づき、本番に向けての練習計画を練ります。
第9回側面から作品を理解する:作品の成り立ちや作曲家について調べ、ピアノに向かう練習以外の視点から曲の理解を深めます。
第10回「耳」を働かせた演奏〈響きの調和〉:ペダリングを検討。和声進行を理解し、響かせ方・歌わせ方の考え方を共有し、統一感のある響きを目指します。
第11回技術面の強化③〈運指のチェック〉:指使いの再確認を行ないます。楽譜の運指が合わない部分は無理をせず、自身の手に合ったものを検討します。
第12回音楽的な掘り下げ②〈相手との絡み〉:呼吸の合わせ方、フレーズの感じ方、cresc.dim.のタイミングなど、細かい部分が共有できているかを確認します。
第13回音楽的な掘り下げ③〈細部の確認〉:アーティキュレーションの再確認をし、アンサンブルの一体感を高め、完成度を上げていきます。
第14回試験に向けて〈ステージマナーの確認〉:演奏とステージマナーの最終確認を行ないます。見た目にも美しい舞台になるよう仕上げていきます。
第15回授業のまとめ(2クォーター末試験):1クォーターから練習してきた曲の総仕上げ。他の受講学生の演奏の講評も記入し、客観的な耳を養います。
期末試験評価方法・評価基準
出席25%(第8回~第14回各3点、第15回のみ4点で計算。遅刻は減点1)、平常点25%(受講態度、試験時の講評記入内容など)、試験50%の割合で評価します。3・4両クォーターの平均が学年末評価となります。
科目名室内楽演習Ⅱ(伴奏法応用)
担当講師名大導寺 錬太郎
専攻楽器グレード等ピアノ
年次3年次, 4年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は国内のコンクール審査員、PTNAステップのアドバイザーを担当、30回以上の発表会・勉強会の主催、リサイタル他の定期的な活動行なう等、指導・演奏面での実務経験を持ちます。

授業内容

春学期で学んでアンサンブルのノウハウやコンサートでの舞台経験を活かし、新たな作品に挑戦します。異なるジャンルを学ぶことでレパートリーが広がり、様々なタイプのアンサンブルへの対応が可能になります。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

秋学期学んだ成果を3月実施予定のコンサートで披露します。春学期で培った練習方法やメンタル面の調整の仕方を活かし、各自のレベルで1年間の集大成にふさわしい演奏ができることが本授業の目標です。

授業計画

第1回読譜〈作品の概要を把握する〉:楽譜に書かれている様々な情報を確認し、音源を聴き、曲の大まかな雰囲気を掴みます。
第2回基本的事項の確認及び練習:確実に弾ける速度で音・リズムの確認をします。頭に入りにくい部分は何度も反復して覚えます。
第3回音楽的な掘り下げ①〈フレージング〉:スラーの長さから、どこからどこまでが1つのまとまりになっているかを読み解き、音楽の流れを理解します。
第4回技術面の強化①〈苦手な部分の確認〉:技術的に難しい部分の練習を行ないます。1フレーズ又は数小節の単位で確実に弾ける速度で反復し、苦手部分を把握します。
第5回技術面の強化②〈具体的な練習方法の習得〉:技術的に難しい部分の様々な練習方法を学びます。効率の良い練習法を体得し、安定したテクニックを身につけます。
第6回音楽面・技術面のバランスを確認:試験に向け現段階で出来ている部分に磨きをかけます。曲全体を通し俯瞰することで現在の進捗状況を整理します
第7回授業のまとめ(3クォーター末試験):これまで練習してきた曲を披露します。他の受講学生の演奏の講評も記入し、客観的な耳を養います。
中間試験評価方法・評価基準
出席25%(第1回~第6回各3.5点、第7回のみ4点で計算。遅刻は減点1)、平常点25%(受講態度、試験時の講評記入内容など)、試験50%の割合で評価します。
第8回3クォーターの反省及び練習計画の検討:3クォーター末試験講評まとめを確認、その内容や自身の反省に基づき、本番に向けての練習計画を練ります。
第9回側面から作品を理解する:作品の成り立ちや作曲家について調べ、ピアノに向かう練習以外の視点から曲の理解を深めます。
第10回「耳」を働かせた演奏〈響きの調和〉:ペダリングを検討。和声進行を理解し、響かせ方・歌わせ方の考え方を共有し、統一感のある響きを目指します。
第11回技術面の強化③〈運指のチェック〉:指使いの再確認を行ないます。楽譜の運指が合わない部分は無理をせず、自身の手に合ったものを検討します。
第12回音楽的な掘り下げ②〈相手との絡み〉:呼吸の合わせ方、フレーズの感じ方、cresc.dim.のタイミングなど、細かい部分が共有できているかを確認します。
第13回音楽的な掘り下げ③〈細部の確認〉:アーティキュレーションの再確認をし、アンサンブルの一体感を高め、完成度を上げていきます。
第14回試験に向けて〈ステージマナーの確認〉:演奏とステージマナーの最終確認を行ないます。見た目にも美しい舞台になるよう仕上げていきます。
第15回授業のまとめ(2クォーター末試験):1クォーターから練習してきた曲の総仕上げ。他の受講学生の演奏の講評も記入し、客観的な耳を養います。
期末試験評価方法・評価基準
出席25%(第8回~第14回各3点、第15回のみ4点で計算。遅刻は減点1)、平常点25%(受講態度、試験時の講評記入内容など)、試験50%の割合で評価します。3・4両クォーターの平均が学年末評価となります。
科目名室内楽演習Ⅲ(室内楽)
担当講師名多 紗於里
専攻楽器グレード等ピアノ
年次3年次, 4年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師はピアノと管・弦楽器、パーカッションアンサンブル、ピアノアンサンブルなどの室内楽演奏と指導の実務経験を持ちます。

授業内容

木管楽器・チェロとピアノによる三重奏のレパートリーを研究します。異なる楽器とのアンサンブルには様々なスキルが必要であります。セメスターを通して指定された曲目を合わせて仕上げます

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

業はレッスンスタイルで進めていきます。高度なアンサンブルスキルを目指してピアノ学科コンサート「Infinity I」に向けて準備し、演奏発表します。

授業計画

第1回今年度の内容に関するミーティングを行います。今後のスケジュール、曲目確認と パートの配布を行います
第2回指定された曲の合わせを始めます。チェロ、及び木管楽器とのチューニング方法などを確認します
第3回合わせを続けます。チェロ、及び木管楽器の音程調整について学びます
第4回合わせを続け、パートの確認も行います。チェロのボーイングに注目し、どのような音色変化が可能か聴き取ります
第5回指使い、ペダリング、フレージングなどを確認します。ピアノパートのアーティキュレーションに注目します
第6回アンサンブルのバランスに注目します。チェロ、及び木管楽器とのタイミング合わせについて学びます
第7回1Qのまとめ。これまで合わせた部分を確認し今後の課題を探し出します
中間試験評価方法・評価基準
出席と準備・パートの練習・アンサンブルスキル 100%
第8回曲目の合わせを続けます。理想のテンポに少しずつ近づけるようにします
第9回ピアノパートのテクニカルな問題を解決できるようにします。ペダリングと指使いも確認します
第10回曲の流れと内容に関して学びます。テンポ通りで合わせをできるか確認します
第11回相手のパートを聴きながら弾けるか確認します。相手のアーティキュレーションに合わせられるようにします
第12回相手のフレージング、ボーイング、ブレスのタイミングを聴き取れるか確認します
第13回曲目を少しずつまとめて仕上げていきます。曲目の内容、表現と全体の流れを確認します
第14回曲目の通しを行い、細かく仕上げていきます。アンサンブル、バランス、テンポの安定感などを確認します
第15回各グループの曲目を演奏し、全体のアンサンブルスキルを確認します
期末試験評価方法・評価基準
出席と準備・パートの練習・アンサンブルスキル 100%
科目名室内楽演習Ⅳ(室内楽)
担当講師名多 紗於里
専攻楽器グレード等ピアノ
年次3年次, 4年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師はピアノと管・弦楽器、パーカッションアンサンブル、ピアノアンサンブルなどの室内楽演奏と指導の実務経験を持ちます

授業内容

春学期のグループを入れ替えて木管楽器とチェロのトリオの研究深めます。セメスターを通して指定された新しい曲目を合わせて仕上げます

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

授業はレッスンスタイルで行います。学科コンサート「Infinity II」に向けて準備し、演奏発表します

授業計画

第1回グループの組み合わせと曲目の確認を行います。秋学期のスケジュール確認も行います
第2回春学期と異なるアンサンブルで合わせを始めます。前期とどのような違いを感じるか考えてみます
第3回パートの確認と問題点を探し出します。ピアノパートの練習法を学びます
第4回指使い、ペダリング、フレージングなどを確認します。相手のフレージングに合わせられるか確認します
第5回バランスとアンサンブルに注目します。音色、タッチ、音の長さななどが一致しているか確認します
第6回相手のアーティキュレーションに注目します。ボーイング、ブレスのタイミングを意識しながら弾けるか確認します
第7回3Qのまとめ。秋学期の曲目がどの程度進んでいるかチェックします
中間試験評価方法・評価基準
出席と準備・パートの練習・アンサンブルスキル 100%
第8回テンポ選びとアンサンブルスキルの確認を行います。理想的なテンポ選びについて考えます
第9回相手のパートを聴きながら弾けるか確認します。相手の細かいパッセージに合わせられるか確認します
第10回相手のアーティキュレーションを聴き取れるか確認します。ダイナミックスとバランスもチェックします
第11回曲目を通して少しずつまとめていきます。曲目の内容を表現できているか確認します
第12回テンポ通りの通しのトライアルをしてみて新たな問題点があるか確認します
第13回曲目の仕上げ。曲目を通してアンサンブル全体のバランスと流れをチェックします
第14回通しリハーサルを行います。ピアノパートの最終確認とステージに向けて準備します
第15回グループの曲目を演奏し、アンサンブルスキルの確認をします。室内楽演奏のステージマナーも確認します
期末試験評価方法・評価基準
出席と準備・パートの練習・アンサンブルスキル 100%
科目名パイプオルガンゼミⅠ
担当講師名山口 綾規
専攻楽器グレード等
年次3年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、パイプオルガンでのソロ演奏及び吹奏楽との共演経験、また自身の編曲、演奏によるCD、楽譜出版をしています。チャペルウエディングでの演奏経験も豊富です。

授業内容

オルガンの歴史、構造については、音や写真を参考に講義中心に進めます。実技ではテキストを使い、基礎的なオルガン奏法から学習します。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

四声、並びにコラールの演奏の確立、ペダリングの習得を目標とします。

授業計画

第1回楽器の概要について、演奏を取り入れながら、オルガンの世界の話しをします。
第2回オルガンの起源から、現代使用されている実際の楽器の種類など、資料を見ながら説明していきます。
第3回鍵盤の名称(国による違い)パイプの材質、種類など解説していきます。
第4回パイプの形状と音との関係を理解します。テキストを元に打鍵、離鍵、指のトレーニングをします。
第5回ペダル記号、姿勢、奏法を説明し体験します。ドリルプリントを使用し四声体の習得をします。
第6回第3回に配布する試験曲、ラインハルトの中から、課題曲の仕上げを目指します。
第7回中間試験 手鍵盤の課題曲2曲をバリオホールにて演奏します。
中間試験評価方法・評価基準
授業で学んだコラー的要素、対位法要素を含んだ演奏法が習得されているか、完成度を評価します。出席30%、平常点30%、実技試験40%
第8回オルガンの時代背景① ゴシック、ルネッサンスまで音を聞きながら考察していきます。
第9回オルガンの時代背② バロックからロマンティックを考察し、テキストよりアンサンブル体験します。
第10回パイプの種類について① フルー管のプリンツィパルグループ、フルートグループの説明をします。
第11回パイプの種類について② 弦楽器グループ、リード管について楽器で音をだしながら、説明していきます。
第12回パイプの復習をしながら、ペダルのドリルを使ってトレーニングしていきます。
第13回第10回に配布し、パート別奏法を習得したものを、ソロ演奏して仕上がるよう確認していきます。
第14回春学期を通して学習したものを、試験に向けまとめていきます。
第15回期末試験 教室内にて筆記試験、バリオホールにて、J.シュナイダーオルガン曲集より第2番を演奏します。
期末試験評価方法・評価基準
筆記試験では、授業で説明したことの理解度、実技試験では正しいペダリングの確認をします。 出席30% 平常点30% 実技試験40%
科目名パイプオルガンゼミⅡ
担当講師名山口 綾規
専攻楽器グレード等
年次3年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、パイプオルガンでのソロ演奏及び吹奏楽との共演経験、また、自身の編曲、演奏によるCD、楽譜出版をしています。チャペルウエディングでの演奏経験も豊富です。

授業内容

春学期で学習した演奏法のレベルアップを目指し、レパートリーとなる作品をマスターしていきます。讃美歌となっているアメージンググレイスを題材に編曲体験、J.Sバッハの「8つの小プレリュードとフーガ」第1番を演奏します。併せて、音色の組み合わせも学習します。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

オルガン音楽を意識した編曲の実践、音色(ストップ)の組み合わせの自立を目指します。演奏面では、バッハの作品に触れ、バロックの奏法を習得します。また、教会のクリスマスで演奏される讃美歌の演奏もマスターします。

授業計画

第1回讃美歌の成り立ちの説明、いろいろな編曲をされているアメージンググレイスを分担奏し、内容を考察していきます。
第2回対位法的編曲を説明し、参考曲を挙げ、弾きながら分析していきます。
第3回和声的編曲を説明し、参考曲を挙げ、弾きながら分析していきます。
第4回各自、編曲楽譜を作成していき、個人確認を行っていきます。讃美歌2曲配布します。
第5回個別に確認しながら、編曲の完成を目指します。音色のイメージを作りながら進めます。
第6回編曲の完成と共に、クリスマス讃美歌の奏法を確認していきます。
第7回中間試験 自編曲のアメージンググレイスとクリスマス讃美歌2曲をバリオホールにて、演奏します。
中間試験評価方法・評価基準
自身の編曲楽譜の提出、讃美歌の演奏とも合わせ、完成度を評価します。出席30%、平常点30%、試験40%
第8回作曲技法の基本と言われるカノンを説明し、パッフェルベルのカノンのスコア見ながらアンサンブル体験します。
第9回バリエーション、プレリュード、フーガ、パッサカリア等、実際の曲に触れながら、学習していきます。
第10回ドイツのオルガン音楽を、北部、中部、南部に分け、オルガニストが多数生まれた経緯など、歴史を紐解き進めます。
第11回ドイツとは対照的なフランスのオルガン、音源を聞き、テキストと照らし合わせ考察します。
第12回第10回に配布のバッハのプレリュードについて細かく奏法を説明し、分担奏していきます。
第13回ストップリストを見ながら、バッハの作品に特徴的な音色作りを学習していきます。
第14回秋学期で学んだ授業内容の確認をしながら、実技では、演奏の個別確認をしていきます。
第15回期末試験 教室内にて筆記試験、バリオホールにて、バッハの作品「8つの小プレリュードとフーガ」より第1番を演奏します。
期末試験評価方法・評価基準
筆記試験では、秋学期で学んだことの理解度をみます。実技試験では、演奏の完成度を評価します。 出席30%、平常点30%、試験40%
科目名パイプオルガンゼミⅢ
担当講師名山口 綾規
専攻楽器グレード等
年次4年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、パイプオルガンでのソロ演奏及び吹奏楽との共演経験、また自身の編曲、演奏によるCD、楽譜出版をしています。チャペルウエディングでの演奏経験も豊富です。

授業内容

2年目に入りましたので、よりオルガン奏法、演奏テクニックの向上を目指します。チャペルウエディングでの演奏の体験として、実際に使用される曲を取り上げ、進行に従っての演奏体験をします。また、コラール作品も演奏、ストップの考察も深めます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

実践で使える演奏力、音色作りの自立も目指します。チャペルウエディングでの演奏では、応用力も身に付け、デビュー出来るよう、もっていきたいと考えています。いずれも、毎回の授業に変化があり、出席が重要になります。

授業計画

第1回日本のブライダル事情について、現状のお話しをします。キリスト教式、人前式等
第2回講師の演奏によるキリスト教式のDVDを鑑賞し、式次第による選曲についての説明をします。
第3回迎賓から入場、アヴェ・ヴェルム・コルプス、ワーグナーの婚礼の合唱、奏法を分析、解説していきます。
第4回讃美歌より合唱、アヴェマリアより、ソリスト、それぞれの伴奏法について学びます。
第5回メンデルスゾーンの結婚行進曲を題材に、退場時の歩幅に合わせた、演奏のタイミング、エンディングの合わせ方、即興力を付ける学習をします。
第6回全5曲を流れに沿って演奏していきます。実際に必要な応用力などを身に付けていきます。
第7回中間試験 バリオホールにて、新郎新婦を想定し、実際に歩き、本番さながらの演奏をします。
中間試験評価方法・評価基準
挙式の流れに沿って5曲を演奏しますが、併せて終止の奏法、歌伴奏のタイミングなども見ていきます。 出席30% 平常点30% 試験40%
第8回オルガン奏法で使われるアーティキュレーションの研究、テキストより選曲して学習します。
第9回歌うコラールとオルガンコラールとの違い、バッハ、ブラームスを取り上げ、比較、考察していきます。
第10回単旋律から四声体、そしてオルガンコラールに変化していく経緯を紐解いていきます。
第11回テキストからの奏法実践① オルガン独特のテクニックが必要な曲をピックアップし奏法実践していきます。
第12回テキストからの奏法実践② ペダルのレガート奏法、主にロマンティックな時代のオルガンで使われるトゥヒールの実践をします。
第13回試験課題曲、テキストのブラームスコラール「一輪のバラに咲きて」完成を目指します。
第14回テキストより選曲した、各時代、国の作品に指示された音色をつくっていきます。ストップの組み合わせの自立を目指します。
第15回期末試験 課題曲ブラームスコラール「一輪のバラに咲きて」をバリオホールにて、演奏します。
期末試験評価方法・評価基準
実技試験での演奏の完成度を評価します。出席30% 平常点30% 試験40%
科目名パイプオルガンゼミⅣ
担当講師名山口 綾規
専攻楽器グレード等
年次4年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、パイプオルガンでのソロ演奏及び吹奏楽との共演経験、また自身の編曲、演奏によるCD、楽譜出版をしています。チャペルウエディングでの演奏経験も豊富です。

授業内容

春学期で学んだ実践の演奏法をよりステップアップし、完成度の高い演奏を目指します。バロック時代の通奏低音の知識、そして知名度、作品完成度の高い、小フーガト短調の演奏及び2年間使用したテキストから、任意の曲をレパートリーとなるような演奏を目指します。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

オルガン曲の中でも、難易度が高いと言われるフーガ演奏の体験、習得を目指します。また、数曲のオルガンレパートリーを持てることを目標とします。

授業計画

第1回フーガの説明後、テキストの楽譜を見ながら、各声部を織りなす主題に印を付けながらアナリーゼしていきます。
第2回主題の奏法を意識し、アーティキュレーションの分析をしていきます。
第3回各パートを分担奏しながら、指使い、手鍵盤の声部を意識して演奏。ペダリングの確認もしていきます。
第4回装飾の学習として、トリル、モルデント、シュライファーの奏法について、テキストから楽曲を取り出し考察していきます。
第5回パート別に確認しながら、声部を増やし、分担奏から全体を作っていきます。
第6回小節を区切りながら、ソロ演奏を仕上げていきます。
第7回中間試験 J.Sバッハの小フーガト短調 BWV578をバリオホールにて、演奏します。
中間試験評価方法・評価基準
難易度の高い楽曲の挑戦ですが、演奏レベルが上がっていること、楽曲への理解度、ステージマナーも含め評価します。 出席30% 平常点30% 試験40%
第8回通奏低音の説明をし、ヴィバルディ四季より冬を、スコア見ながら、通奏低音の即興的要素を聞き比べします。
第9回数字付き低音に和音を付けていきます。モーツァルトのレクイエムを題材に通奏低音の体験をします。
第10回テキストの曲を題材に和音付けをし、即興的要素を織り交ぜながら、仕上げていきます。
第11回2年間使用したテキストから6曲選曲し、アンサンブル演奏し、その中から各自選曲していきます。
第12回讃美歌の出来るまでの歴史、時代背景を考察していきます。各国の特徴など、讃美歌集から見ていきます。
第13回各声部の捉え方、前奏、後奏の奏法をテキストから取り出し、演奏体験します。
第14回筆記試験に向け、学習内容の確認、個々の演奏曲の確認をしていきます。
第15回期末試験 教室内にて筆記試験、バリオホールにて、実技試験をします。
期末試験評価方法・評価基準
筆記試験では、学習してきた内容の理解度をみます。実技試験では、各自選曲した楽曲が、レパートリーとなり得る演奏レベルに到達出来ているか確認し、評価します。出席30% 平常点30% 試験40%
科目名バロック音楽ゼミⅠ
担当講師名大木 和音
専攻楽器グレード等
年次3年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

チェンバロ奏者として各地でのリサイタル、アンサンブル、無観客ライブ配信など数多く出演しています。またピアニストの方々に、ピアノでバロック作品を弾くバロックレッスンも行っております。これまでに計7作のソロアルバムをリリースしています。

授業内容

「バロック」と呼ばれる時代の音楽について、学んでいきます。ピアノの登場する以前、バロック時代にはチェンバロが演奏されていました。授業では、そんな時代の背景や音楽、絵画など幅広く触れながら、当時の作曲家であるバッハやスカルラッティ、ヘンデルやラモーの作品を、チェンバロで演奏してもらいます。各回授業の後半は、試験に向けてレッスンを行います。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

バロック時代の音楽を幅広く知ること、チェンバロの響きを楽しみながら演奏すること、楽譜に書いてある装飾音も、音楽の流れにのって美しく鳴らせるようになることなどを目標とします。

授業計画

第1回バロックとは:音楽史においていつ頃の音楽を示すのか、それはどんな時代だったのかなどを考え、イメージしていきます。
第2回チェンバロについて:チェンバロの周りを囲んでもらい、構造、音の出る仕組み、様々なストップ、二段鍵盤について…など皆さんと出合ってもらいます。
第3回J.S.バッハとその息子たち:J.S.バッハ、またその家族の逸話や作品について、彼らの作品を鑑賞したり、生活していたドイツ各地の写真なども見ながら、探っていきます。
第4回様々な鍵盤楽器について:チェンバロのみならず、このころ流行していた様々な鍵盤楽器について、説明や鑑賞をします。楽器も描いた美しいフェルメールの絵も鑑賞します。
第5回組曲について その1:まずはなじみ深い「メヌエット」や「ガヴォット」などについて説明、演奏、バロックダンスの鑑賞もします。
第6回組曲について その2 : 前回の続きとして「アルマンド」「クーラント」「サラバンド」「ジーグ」といった組曲基本の舞曲について、説明と鑑賞をします。
第7回クォーター末試験:J.S.バッハや次男エマヌエル・バッハの短い作品の中から選んでもらった1曲を、一人ずつ演奏していただき、聴き合います。
中間試験評価方法・評価基準
・リズム良く、良い流れで演奏できているか?・自分の音を聴きながら演奏しているか?
などに着目し、採点します。 出席率10% 平常点10% 試験80%
第8回イタリアのバロック:今クォーターは、舞台をイタリアに移します。まずはイタリアのイメージを探るため、写真やDVDなどを鑑賞します。
第9回バッハによる協奏曲の編曲とイタリア協奏曲:バッハ作曲・ヴィヴァルディやアルビノーニの協奏曲を鍵盤曲にアレンジした作品について。原曲とバッハ作を比較。そして「イタリア協奏曲」について。
第10回ヴィヴァルディ「四季」:名作「四季」全曲を、詩と照らし合わせ、スコアを見ながら鑑賞します。ヴェネツィアの映像も見ます。
第11回ラ・フォリア:A.コレッリをはじめとする様々な作曲家の「フォリア」を聴き比べます。定型バスを土台に色鮮やかに変化していく巧妙な作風を楽しみます。
第12回即興演奏、装飾について:A.コレッリのヴァイオリン・ソナタを用い、楽譜に記されているメロディと装飾譜双方を比べて、当時の演奏の一コマに思いを馳せます。
第13回トリオ・ソナタについて:コレッリのトリオについて、またバッハによるオブリガート・チェンバロによるソナタやオルガンのためのトリオ・ソナタなどについて学びます。
第14回スカルラッティのチェンバロ・ソナタ:ナポリ生まれの大家・スカルラッティについて、またゆかりのあるスペインをも彷彿とさせるフラメンコやギター音楽などにも触れていきます。
第15回春学期末試験:D.スカルラッティのソナタ曲より、任意の1曲を一人ずつ演奏してもらい、聴き合います。
期末試験評価方法・評価基準
・スカルラッティ特有の和声を味わいながら弾いているか?・独特のリズムを感じて弾いているか?・装飾音は音楽的に奏でられているか?などに着目し、採点します。
出席率:10% 平常点:10% 試験80%
科目名バロック音楽ゼミⅡ
担当講師名大木 和音
専攻楽器グレード等
年次3年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

チェンバロ奏者として各地でのリサイタル、アンサンブル、無観客ライブ配信など数多く出演しています。またピアニストの方々に、ピアノでバロック作品を弾くバロックレッスンも行っております。これまでに計7作のソロアルバムをリリースしています。

授業内容

第3クォーターでは、舞台をフランスに移します。ヴェルサイユ宮殿で華開いた豪華絢爛なフランス・バロックをDVDや様々な音源で鑑賞し、想像していきます。第4クォーターは、声楽曲や管弦楽作品へと規模を広げ、壮大なバロック音楽を体験していきます。各回とも授業の後半は、試験に向けてのレッスンをしていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

チェンバロの音楽をチェンバロを使って、美しく弾けることを目指します。またバロック特有の装飾音も、音楽的に奏でられるようにします。

授業計画

第1回クラヴサン(仏:チェンバロ)について:パリの工房で撮影してきた数々のクラヴサンや鍵盤楽器の写真なども見てもらい、フレンチ・バロックの導入とします。
第2回華やかなフランスの宮廷文化:この時代の文化中心・ヴェルサイユ宮殿について、DVDや撮影した写真、音楽などを鑑賞し、イメージを膨らませていきます。
第3回ヴェルサイユ:「マリー・アントワネット」「めぐり逢う朝」などの映画の一部を鑑賞しながら、宮殿の雰囲気、当時の音楽などをイメージしていきます。
第4回プレリュード・ノン・ムジュレについて:ルイ・クープランやダングルベールなどの作品に出てくる、小節線のないプレリュードの演奏を探っていきます。
第5回フランソワ・クープラン「クラヴサン奏法」:クープランの書いた演奏法や装飾音について、またクープランの文面から読み取れる、当時の興味深い音楽事情についても想像します。
第6回J-Ph.ラモーのクラヴサン曲集について:ラモーの書き残した文面を読みながら、演奏法や装飾音、また演奏における注意点なども考察。ラモーのオペラも鑑賞します。
第7回クォーター末試験:ラモーのクラヴサン曲集より、指定した作品の中から1曲選んで演奏してもらい、互いに聴き合います。
中間試験評価方法・評価基準
自然な流れで、自分の音を聴きながら演奏できているか?ラモー特有の装飾音も、音楽に溶け込ませながら美しく演奏できているか?などを聴き、採点します。 出席率10% 平常点10% 試験80%
第8回バロックの歌唱:カッチーニ作「アマリッリ麗し」の様々な音源を聴きながら、歌詞、通奏低音など様々な表現を探ります。
第9回レチタティーヴォとアリア:ヘンデルの作品を題材に、歌詞と密接に結びついたレチタティーヴォにおけるチェンバロの役割と魅力を聴いてもらい、アリアも鑑賞します。
第10回バッハ/カンタータについて:バッハのライフワークであった「カンタータ」という重要なジャンルについて、親しみやすい題材「コーヒー・カンタータ」のスコア、歌詞を見ながら学びます。
第11回バッハ/ブランデンブルク協奏曲:バッハの管弦楽作品、まずは「ブランデンブルク協奏曲」をスコアを見ながら聴きます。
第12回バッハ/管弦楽組曲:「管弦楽組曲」をスコアを見ながら聴きます。各声部の見事な絡み、各舞曲の様式感を感じ取ります。
第13回バッハ/管弦楽作品とチェンバロの舞曲:管弦楽で聴いたバッハの舞曲のように、様々な楽器が鳴り響くことをイメージしながら、鍵盤作品での舞曲演奏にも生かせることを考えます。
第14回試験に向けて最終チェック:最終試験を目前に、チェンバロ・レッスンに集中し、最後の仕上げに入ります。
第15回秋学期末試験:ヘンデルの組曲より、指定された舞曲の中から1曲を選んで演奏してもらい、聴き合います。
期末試験評価方法・評価基準
各舞曲の特性をつかんで演奏できているか? 楽器を鳴らせているか? 装飾音は、音楽的に奏でられているか?などに着目し、採点します。 出席率10% 平常点10% 試験80%
科目名バロック音楽ゼミⅢ
担当講師名大木 和音
専攻楽器グレード等
年次4年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

チェンバロ奏者として各地でのリサイタル、アンサンブル、無観客ライブ配信など数多く出演しています。またピアニストの方々に、ピアノでバロック作品を弾くバロックレッスンも行っております。これまでに計7作のソロアルバムをリリースしています。

授業内容

バロック音楽ゼミIII,IVでは一年を通じてチェンバロ実技に集中し、チェンバロをより楽しく美しく弾けることを目指します。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

毎週チェンバロに触れることによって、バロック音楽のイメージをつかみ、楽しめることを目標とします。

授業計画

第1回チェンバロについて:楽器を囲んで、構造や仕組みについてお話します。
第2回試験曲について:B.ガルッピ、作曲家の背景を考察します。映像、写真、お話で追い、課題曲数曲を配布、取り組みたい曲を考えます。
第3回各自の試験曲決定とレッスン:【試験曲】B.ガルッピ/ソナタ 各自練習時間を設けた後、レッスンを開始します。
第4回試験に向けてレッスン:チェンバロのストップ、上下鍵盤の選択なども具体化していきます。
第5回試験に向けてレッスン:二段鍵盤の使い分けによる音色、カプラーの効果なども考えます。
第6回レッスン/最終確認:テンポや流れの確認、使用するストップの確認。
第7回クォーター末試験:各自選んだ楽章を、順に演奏しあってもらいます。
中間試験評価方法・評価基準
・音楽を理解し、楽しみながら演奏できているか?・音楽は自然に流れているか?・チェンバロの音をしっかり鳴らせているか? 出席率:10% 平常点:10% 試験80%
第8回試験曲について:【J.S.バッハ/フランス組曲より】バッハについて、またフランス組曲について考察します。試験課題曲を配布、取り組みたい曲を考えます。
第9回各自の試験課題曲決定とレッスン:各自練習時間を設けて、レッスンを開始します。
第10回試験に向けてレッスン:アルマンド、クーラント等、舞曲の特徴を確認します。
第11回試験に向けてレッスン:アーティキュレーションなども考えていきます。
第12回試験に向けてレッスン:カプラー、ストップなどはどうするか…等も具体的に考えます。
第13回試験に向けてレッスン:音楽の流れ、テンポ感の確認もします。
第14回レッスン/最終確認:試験目前となるので、総合的に最終確認をします。
第15回クォーター末試験:選んだ曲を順番に演奏してもらいます。お互いに聴き合います。
期末試験評価方法・評価基準
・それぞれの舞曲のキャラクターをつかんで演奏しているか?・バッハの装飾音が音楽に溶け込んで奏でられているか?・自分の音を聴きながら演奏できているか? 出席率:10%
平常点:10% 試験:80%
科目名バロック音楽ゼミⅣ
担当講師名大木 和音
専攻楽器グレード等
年次4年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

チェンバロ奏者として各地でのリサイタル、アンサンブル、無観客ライブ配信など数多く出演しています。またピアニストの方々に、ピアノでバロック作品を弾くバロックレッスンも行っております。これまでに計7作のソロアルバムをリリースしています。

授業内容

第3クォーターでは、フランスの作品を演奏します。ヴェルサイユ宮殿が華やかな時代、クラヴサン(仏:チェンバロ)作品も、美しい曲が沢山作られました。F.クープランや、ラモーなどの作品から演奏していただきます。第4クォーターは、各自が希望したバロック時代の作品(2ページ程度)、特に希望のない学生にはこちらから指定し、演奏してもらいます。またレッスンの合間には、DVDや写真、絵画なども鑑賞します。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

バロック時代の作品を、当時の花形楽器であったチェンバロで演奏体験することによって、自分の専攻楽器でバッハなどを演奏するときのイメージの助けとなると思います。装飾音も、気難しい記号ではなく、自然に美しく奏でられるようにします。

授業計画

第1回フランスのバロック時代について/ヴェルサイユ宮殿をはじめとする、フランスのバロック時代について映像、写真、絵画等の鑑賞。今クォーター試験課題曲数曲を渡し、次週までに曲選びと譜読みを開始してもらいます。
第2回練習とレッスン/F.クープランやラモーについて/それぞれの作曲家の装飾音表を探り、演奏法についても考えます。レッスンでは、譜読みの確認をします。
第3回練習とレッスン/曲の構成、アーティキュレーションのつけ方などをみていきます。装飾音も音楽と溶け込んで美しく入れられるようにしていきます。
第4回練習とレッスン/フランス作品ならではの薫るような音色を目標とします。美しい音のイメージを持ちましょう。
第5回練習とレッスン/曲の雰囲気を考え、音楽が自然に流れるようにしていきます。
第6回練習とレッスン/曲の仕上げに向かいます。自分の音を聴きながら、楽しんで演奏できるようにします。
第7回クォーター末試験/各自選んだ曲を演奏してもらいます。
中間試験評価方法・評価基準
選んだ曲を全員の前で演奏してもらいます。音楽を理解して、音を楽しみながら演奏できているか、音楽は自然に流れているか、チェンバロはしっかり鳴っているか、フランス作品独自の装飾音は美しく入っているか…など聴かせていただきます。出席率:10% 平常点15%
試験75%
第8回試験曲の提示と確認/各自演奏したい曲を持参し提示してもらい、確認します。希望する曲のない学生には、こちらから数曲をお渡しします。
第9回練習とレッスン/各自の選んだ曲も、全員に楽譜を配り、共に学ぶとともに、レパートリーを広げます。自分の曲の練習開始。
第10回練習とレッスン/アーティキュレーションや、指使いについても、丁寧に考察します。正しいリズム、音間違えもないか、丁寧に確認します。
第11回練習と練習とレッスン/装飾音は、音楽を彩るように入っているか。レジストレーションも、具体的に決めていきます。
第12回練習とレッスン/曲のキャラクターや雰囲気を考えながら演奏します。テンポ感や、リズムなどにも注意を払います。
第13回練習とレッスン/音楽と呼吸が一体となるように意識していきます。楽器の音も鳴らせるように、耳を使って探ります。
第14回練習とレッスン/試験に向けて最終確認。完成を目指していきます。
第15回秋学期末試験/各自の選んだ作品を、一人一人演奏してもらいます。ミニ・コンサートだと思って演奏してください。
期末試験評価方法・評価基準
曲の性格をつかんで演奏できているか?リズム・テンポは安定しているか?装飾音は音楽の一部となって自然に溶け込ませられているか?自分の出す音を聴きながら楽しんで演奏できているか?…など聴かせていただきます。 出席率:10% 平常点:15% 試験:75%
科目名現代音楽演奏ゼミⅠ
担当講師名中村 和枝
専攻楽器グレード等ピアノ
年次3年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は国内とヨーロッパにおける現代音楽演奏コンクールでの優勝歴を持ち、多くの現代音楽会に出演し作品の初演・再演を行っています。

授業内容

将来の演奏活動や教育活動にも必要となる《新しい音楽》を習得します。好奇心を拡げ、既存の常識にとらわれない新しい手法で書かれた楽譜を解読し演奏します。また、鍵盤だけではなくピアノの内部を触って美しい音を出す演習も行います。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

新しい音楽に興味を持ちチャレンジする冒険心や積極性を伸ばすための基本となる「読譜力」を養います。

授業計画

第1回西洋音楽史の流れの中で、どのように現代音楽が発生したのか。「現代音楽」とは何なのか、その概要を説明します。
第2回J.クルタークのピアノ曲集「遊び」の中から様々な新しい記譜法を学び実践します。
第3回H.カウエルのピアノ曲「エオリアンハープ」を教材に、ピアノの内部奏法を学びます。
第4回内部奏法のプレパレーション(準備)を学びます。
第5回H.カウエルのピアノ曲「マノノウンの潮流」を教材に、トーンクラスター奏法などの特殊奏法を学びます。
第6回それぞれの曲を美しく奏でることを目標に仕上げ演習を行います。
第7回課題曲から選曲し演奏発表を行います。
中間試験評価方法・評価基準
授業で学んだことに積極的に挑戦する姿勢を特に評価します。出席50%、平常点25%、試験25%
第8回12音音楽① 12音音楽についての概要の説明をします。
第9回12音音楽② A.ウェーベルン「子供のための小品」を教材に楽曲分析を行います。
第10回12音音楽③ リズムやアーティキュレーションについて学び演奏します。
第11回O.メシアンの音楽① メシアンのピアノ曲を紹介します。
第12回O.メシアンの音楽② それぞれの課題曲を選び構造を学びます。
第13回O.メシアンの音楽③ 読譜をして演奏を研究します。
第14回O.メシアンの音楽④ 演奏を研鑽します。
第15回春学期で学習した曲から選曲し演奏発表します。
期末試験評価方法・評価基準
授業で学んだことに積極的に挑戦する姿勢を特に評価します。出席50%、平常点25%、試験25%
科目名現代音楽演奏ゼミⅡ
担当講師名中村 和枝
専攻楽器グレード等ピアノ
年次3年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は国内とヨーロッパにおける現代音楽演奏コンクールでの優勝歴を持ち、多くの現代音楽演奏会に出演し作品の初演・再演を行っています。

授業内容

現代音楽演奏ゼミlで学んだことを基礎として、更に様々なピアノ作品についての知識と見聞を拡げます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

様々な現代の音楽の世界を知り、その中から自分の個性と感性に合ったレパートリーを作ることが目標です。

授業計画

第1回図形楽譜① 様々な図形で表記された図形楽譜を紹介します。
第2回図形楽譜② H.ラッヘンマン「グエロ」を教材に、楽譜の解説と奏法について学びます。
第3回図形楽譜③ H.ラッヘンマン「グエロ」演奏の研鑽をします。
第4回図形楽譜④ M.エンリケ「1×4」を教材に、楽譜の解説と奏法について学びます。
第5回図形楽譜⑤ M.エンリケ「1×4」演奏の研鑽をします。
第6回図形楽譜⑥ それぞれの課題曲を選び更に演奏の研鑽をします。
第7回中間試験:コンサート形式で発表します。
中間試験評価方法・評価基準
授業で学んだことを積極的に挑戦する姿勢を特に評価します。出席50%、平常点25%、試験25%
第8回武満徹のピアノ曲① 武満徹のピアノ曲を紹介します。
第9回武満徹のピアノ曲② それぞれの課題曲を選び読譜をします。
第10回武満徹のピアノ曲③ 演奏について研究し演習します。
第11回ミニマルミュージック① ミニマルミュージックについての概要の説明と楽曲を紹介します。
第12回ミニマルミュージック② S.ライヒ「クラッピングミュージック」「ピアノフェーズ」を教材に演習を行います。
第13回ミニマルミュージック③ S.ライヒ「クラッピングミュージック」「ピアノフェーズ」を教材に更に演習を行います。
第14回学期内で取り上げた曲から課題曲を選曲し演習します。
第15回期末試験:コンサート形式で発表します。
期末試験評価方法・評価基準
授業で学んだことを積極的に挑戦する姿勢を特に評価します。出席50%、平常点25%、試験25%
科目名現代音楽演奏ゼミⅢ
担当講師名中村 和枝
専攻楽器グレード等ピアノ
年次4年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は国内とヨーロッパにおける現代音楽演奏コンクールでの優勝歴を持ち、多くの現代音楽演奏会に出演し作品の初演・再演を行っています。

授業内容

現代音楽演奏ゼミ l・llで学んだことをきそとして、更に、様々な現代のピアノ作品についての知識と見聞を拡げます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

自分自身の生き生きとした感性を掘り起こし、将来のレパートリー作りや音楽活動につながる研鑽を積むことが目的です。

授業計画

第1回O.メシアンのピアノ曲① メシアンのピアノ曲を紹介します。
第2回O.メシアンのピアノ曲② それぞれの課題曲を選び、曲の構造を学びます。
第3回O.メシアンのピアノ曲③ 演奏について研究し演習します。
第4回O.メシアンのピアノ曲④ グループレッスン方式で演習します。
第5回P.ブーレーズの音楽① ブーレーズのピアノ作品を紹介します。
第6回P.ブーレーズの音楽② 《12の音ー1》を教材に楽譜の解読や奏法について学びます。
第7回中間試験:学期内で取り上げた曲から選曲しコンサート形式で発表します。
中間試験評価方法・評価基準
授業で学んだことを積極的に挑戦する姿勢を特に評価します。出席50%、平常点25%、試験25%
第8回P.ブーレーズの音楽③ 《12の音ー2》を教材に楽譜の解読や奏法について学びます。
第9回P.ブーレーズの音楽④ 《12の音ー3》を教材に楽譜の解読や奏法について学びます。
第10回12音音楽① A.シェーンベルクのピアノ作品を紹介します。
第11回12音音楽② シェーンベルク op.33-a を教材に楽譜の解読や奏法について学びます。
第12回12音音楽③ シェーンベルク op.33-a を教材に楽譜の解読や奏法について学びます。
第13回レパートリー作り① 今まで学んだ曲から自身の個性に合った曲を選び、レパートリーとなるように研鑽します。
第14回レパートリー作り② 今まで学んだ曲から自身の個性に合った曲を選び、レパートリーとなるように研鑽します。
第15回期末試験:それぞれの課題曲をコンサート形式で発表します。
期末試験評価方法・評価基準
授業で学んだことを積極的に挑戦する姿勢を特に評価します。出席50%、平常点25%、試験25%。
科目名現代音楽演奏ゼミⅣ
担当講師名中村 和枝
専攻楽器グレード等ピアノ
年次4年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は国内とヨーロッパにおける現代音楽演奏コンクールでの優勝歴を持ち、多くの現代音楽演奏会に出演し作品の初演・再演を行っています。

授業内容

様々な現代のピアノ作品についの知識と見聞を拡げ、演奏に直結した合理的な譜読み方法を学びます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

自身の個性を知り将来のレパートリー作りに繋がる研鑽を積むことが目標です。

授業計画

第1回日本人作曲家のピアノ作品① 日本人作曲家による優れたピアノ作品を紹介します。
第2回日本人作曲家のピアノ作品② それぞれの課題曲を選び構造を学びます。
第3回日本人作曲家のピアノ作品③ とらえた特徴を音にするための工夫を考えながら演習を行います。
第4回日本人作曲家のピアノ作品④ グループレッスン形式で演習します。
第5回日本人作曲家のピアノ作品⑤ グループレッスン形式で演習します。
第6回日本人作曲家のピアノ作品⑥ グループレッスン形式で演習します。
第7回中間試験:課題曲をコンサート形式で発表します。
中間試験評価方法・評価基準
授業で学んだことを積極的に挑戦する姿勢を特に評価します。出席50%、平常点25%、試験25%
第8回ピアノデュオ曲① 現代の優れたピアノデュオ曲を紹介します。
第9回ピアノデュオ曲② それぞれの課題曲を選び構造を学びます。
第10回ピアノデュオ曲③ グループレッスン形式で演習します。
第11回ピアノデュオ曲④ グループレッスン形式で演習します。
第12回期末試験に向けて演奏曲を選び、プログラムノート(楽曲解説)を作成します。
第13回期末試験に向けての演習① グループレッスン形式で演習します。
第14回期末試験に向けての演習② グループレッスン形式で演習します。
第15回期末試験:課題曲をコンサート形式で発表します。
期末試験評価方法・評価基準
授業で学んだことを積極的に挑戦する姿勢を特に評価します。出席50%、平常点25%、試験25%
科目名演奏グレード講座Ⅰ
担当講師名土屋 淑子
専攻楽器グレード等ピアノ
年次1年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

ヤマハ本部財団センターにてシステム講師として勤務(演奏・指導グレード3級)、3歳児〜Jr.専門コース、シニアゼミまで幅広く指導、学習者グレード試験官。退職のち、個人で音楽教室開設。門下生よりヤマハシステム講師認定試験、グレード5〜3級への
合格実績多数。指導歴30年以上。

授業内容

音楽版の「英検」「漢検」とも例えられる一番ポピュラーな資格が「ヤマハグレード」といえます。演奏グレードの試験科目は①楽曲演奏 ②初見 ③即興演奏(a)=変奏即興、(b)=モチーフ即興があります。①は個人レッスンの先生と相談の上個々に準備する必要がありますが、授業では主に②、③の力を丁寧に身につけていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

初見力は日々の積み重ねが大切です。また初見力がないと、即興課題にも影響します。
授業では「初見」のコツをつかめるように楽しく力をつけていきます。また即興では、まず正しい伴奏付けができるかどうか・カデンツが正しく掴めるか等の基礎的なところから固めて、主に(a)即興(変奏即興)の力をつけていきます。春学期の課題は長調を中心とします。

授業計画

第1回【ガイダンス〜ヤマハグレードとは】即興はいわゆるジャズの即興演奏とは全く違い、グレード独自の即興と言っていいでしょう。正しい伴奏づけができるかどうか、パターンやフォルムを覚えていくことが大事です。
第2回【(a)即興とは〜そのスタイルを学ぶ】(a)即興とは、いわゆる「変奏即興」です。もとのメロディーに正しく和音づけをしたのち、メロディーも伴奏形も、少し変えていきます。
第3回【カデンツとは〜カデンツのベースラインとパターン】グレードでは音楽の基礎力を見ます。メロディーに合っていれば和音はなんでもいい、というわけには行きません。的確に主要三和音/カデンツを覚えます。
第4回【小テスト】授業内では毎回必ず、初見課題も取り組みます。小テストでは初見と、即興のためにまずはカデンツのパターンを、いろんな調で弾けるように確認します。
第5回【(a)即興の伴奏づけ①】16小節のC-durのメロディーに対して、まずは主要三和音を使って正しい伴奏づけができるかどうか、最後の13〜16小節にカデンツが使えるかどうかを学びます。
第6回【(a)即興の伴奏づけ②】C-durの伴奏づけができたら、♯、♭×1個ずつの長調まで、しっかりと主要三和音、カデンツを抑えられるようにします。
第7回【クォーター末試験】今までのまとめ、初見
中間試験評価方法・評価基準
出席率、平常点(授業に臨む態度)を重視します。テスト点数40%、出席率20%、平常点20%、その他20%
第8回【(a)即興の伴奏づけ③】♯、♭×2個ずつの長調まで、しっかりと主要三和音、カデンツを抑えられるようにします。
第9回【変奏のパターン〜左手①】和音で伴奏づけができるようになったら、左手を少し変奏してみます。ここではアルペジオのいろいろなパターンを使えるようにします。
第10回【変奏のパターン〜左手②】和音で伴奏づけができるようになったら、左手を少し変奏してみます。ここではいろいろなリズムパターンを使えるようにします。
第11回【小テスト】初見課題の他に、♯、♭×2つまでの長調の16小節課題に、正しい伴奏づけ及び左手の変奏ができたかどうか確認します。
第12回【変奏のパターン〜右手①】非和声音を足す→経過音、刺繍音、倚音を使ってメロディー変奏してみます。
第13回【変奏のパターン〜右手②】分散和音→アルペジオや、同音連打も応用します。
第14回【変奏のパターン〜右手③】リズムを変える→①や②の要素を組み合わせ、メロディックな動き、リズミックな動きと2種類を考えてみます。
第15回【学期末試験】今までのまとめ、初見
期末試験評価方法・評価基準
出席率、平常点(授業に臨む態度)を重視します。テスト点数40%、出席率20%、平常点20%、その他20%
科目名演奏グレード講座Ⅱ
担当講師名土屋 淑子
専攻楽器グレード等ピアノ
年次1年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

ヤマハ本部財団センターにてシステム講師として勤務(演奏/指導グレード3級)、3歳児〜Jr.専門コース、シニアゼミまで幅広く指導。学習者グレード試験官。退職のち、個人で音楽教室開設。門下生よりヤマハシステム講師認定試験、グレード5〜3級への合格実績多数。指導歴30年以上。

授業内容

音楽版の「英検」「漢検」とも例えられる一番ポピュラーな資格が「ヤマハグレード」といえます。演奏グレードの試験科目は①楽曲演奏 ②初見 ③即興演奏(a)=変奏即興、(b)=モチーフ即興があります。①は個人レッスンの先生と相談の上個々に準備する必要がありますが、授業では主に②、③の力を丁寧に身につけていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

最初は短調の課題を中心に、最終的に6つの調で確実に(a)即興のパターンを身につけます。

授業計画

第1回【左手の変奏パターン①】♯、♭×1つずつの短調
第2回【左手の変奏パターン②】♯、♭×2つずつの短調
第3回【小テスト】今までのまとめ、初見
第4回【変奏即興①】モチーフの変奏/a-moll
第5回【変奏即興②】モチーフの変奏/e-moll、d-moll
第6回【変奏即興③】モチーフの変奏/h-moll、g-moll
第7回【クォーター末試験】今までのまとめ、初見
中間試験評価方法・評価基準
出席率、平常点(授業に臨む態度)を重視します。テスト点数40%、出席率20%、平常点20%、その他20%
第8回【(a)即興の応用①】C-dur課題を中心に
第9回【(a)即興の応用②】G-dur、F-dur課題を中心に
第10回【(a)即興の応用③】D-dur、B-dur課題を中心に
第11回【小テスト】今までのまとめ、初見
第12回【(a)即興の応用④】a-moll課題を中心に
第13回【(a)即興の応用⑤】e-moll、d-moll課題を中心に
第14回【(a)即興の応用⑥】h-moll、g-moll課題を中心に
第15回【期末試験】今までのまとめ、初見
期末試験評価方法・評価基準
出席率、平常点(授業に臨む態度)を重視します。テスト点数40%、出席率20%、平常点20%、その他20%
科目名演奏グレード講座Ⅲ
担当講師名土屋 淑子
専攻楽器グレード等ピアノ
年次2年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

ヤマハ本部財団センターにてシステム講師として勤務(演奏/指導グレード3級)、3歳児〜Jr.専門コース、シニアゼミと幅広く指導。学習者グレード試験官。退職のち、個人で音楽教室開設。門下生よりヤマハシステム講師認定試験、グレード5〜3級への合格実績多数。指導歴30年以上。

授業内容

音楽版の「英検」「漢検」とも例えられる一番ポピュラーな資格が「ヤマハグレード」といえます。演奏グレードの試験科目は①楽曲演奏 ②初見 ③(a)即興=変奏即興、(b)即興=モチーフ即興があります。①は個人レッスンの先生と相談の上個々に準備する必要がありますが、②、③は授業で準備して参ります。この授業は主に(b)即興を中心とし、初見も並行して学んでいきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

おもに(b)即興の力→モチーフ即興の力を付けていきます。モチーフ即興とは、2〜4小節のモチーフを、A-B-Aの形式で24小節の曲にまとめる即興です。簡単な作曲といえますが、形式に沿った和音進行の約束事を覚えて、モチーフに相応しい曲にまとめる作業なので、一定のルールやパターンを覚えていくことが大事です。

授業計画

第1回【ガイダンス(ヤマハグレードとは)】グレードで要求される初見力や即興力も、簡単なコツやルール、形式を覚えてしまうことから始まります。最初にポイントをしっかり確認します。
第2回【(b)即興とは〜そのスタイルを学ぶ】ジャズの即興とは全く違う、ヤマハ独特の即興のパターン/スタイルを、実際に模範解答の音を出しながら学んでいきます。
第3回【カデンツとは〜カデンツのベースラインとパターン】(a)即興と同じく、曲の最後には必ずカデンツを使います。24小節の中でも的確にカデンツが使えるようにパターンを覚えます。♯、♭×2つまでの長調/短調。
第4回【小テスト】今までのまとめ、初見
第5回【 (b)即興の最初の8小節A部分のパターンを学ぶ①】2小節モチーフの長調/短調の課題を作ってみます。
第6回【(b)即興の最初の8小節A部分のパターンを学ぶ②】4小節モチーフの長調/短調の課題を作ってみます。
第7回【クォーター末試験】今までのまとめ、初見
中間試験評価方法・評価基準
出席率、平常点(授業に臨む態度)を重視します。テスト点数40%、出席率20%、平常点20%、その他20%
第8回【(b)即興B部分のコード進行①】和音進行を決めて弾いてみます。まずはしっかりC-dur、a-mollで左手を弾けるように〜ふさわしいメロディーを作ってのせてみます。
第9回【(b)即興B部分のコード進行②】決めた和音進行で(♯、♭×1つずつの長調/短調 G-dur、e-moll、F-dur、d-moll)、左手にふさわしいメロディーを作って弾いてみます。
第10回【(b)即興B部分のコード進行③】決めた和音進行で(♯、♭×2つずつの長調/短調 D-dur、h-moll、B-dur、g-moll)、左手にふさわしいメロディーを作って弾いてみます。
第11回【小テスト】今までのまとめ、初見
第12回【(b)即興を24小節で完成させる①】♯、♭×1つずつの長調/短調の課題
第13回【(b)即興を24小節で完成させる②】♯、♭×2つずつの長調/短調の課題
第14回【(b)即興を24小節で完成させる③】今までのまとめ、確認
第15回【期末試験】初見、(b)即興
期末試験評価方法・評価基準
出席率、平常点(授業に臨む態度)を重視します。テスト点数40%、出席率20%、平常点20%、その他20%
科目名演奏グレード講座Ⅳ
担当講師名土屋 淑子
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

ヤマハ本部財団センターにてシステム講師として勤務(演奏/指導グレード3級)、3歳児〜Jr.専門コース、シニアゼミまで幅広く指導。学習者グレード試験官。退職のち、個人で音楽教室開設。門下生よりヤマハシステム講師認定試験、グレード5〜3級への合格実績多数。指導歴30年以上。

授業内容

音楽版の「英検」「漢検」と例えられる一番ポピュラーな資格が「ヤマハグレード」といえます。グレードの試験科目には①楽曲演奏 ②初見 ③即興演奏(a)、(b)があります。①は個人レッスンの先生と相談の上、個々に準備する必要がありますが、②、③の部分を授業で学んでいきます。この授業はもう一度、基礎的な伴奏づけ、和音進行、カデンツをしっかり固めながら、(a)(b)即興のまとめをしていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

初見のコツとともに、楽しく初見力が身につきます。即興では(a)変奏即興、(b)モチーフ即興ともにルールを身につけ、♯、♭×2つまでの長調/短調の課題を、正しいフォームで演奏できるようになります。

授業計画

第1回【カデンツの確認と(a)即興①(C-dur/a-moll)】変奏即興のまとめと応用
第2回【カデンツの確認と(a)即興①(G-dur/e-moll)】変奏即興のまとめと応用
第3回【カデンツの確認と(a)即興③(F-dur/d-moll)】変奏即興のまとめと応用
第4回【小テスト】今までの確認、初見
第5回【カデンツの確認と(a)即興④(D-dur/h-moll)】変奏即興のまとめと応用
第6回【カデンツの確認と(a)即興⑤(B-dur/g-moll)】変奏即興のまとめと応用
第7回【クォーター末試験】今までの確認、初見
中間試験評価方法・評価基準
出席率、平常点(授業に臨む態度)を重視します。テスト点数40%、出席率20%、平常点20%、その他20%
第8回【(b)即興①(C-dur、a-moll)】モチーフ即興のまとめと応用
第9回【(b)即興②(G-dur、e-moll)】モチーフ即興のまとめと応用
第10回【(b)即興③(F-dur、d-moll)】モチーフ即興のまとめと応用
第11回【小テスト】今までの確認、初見
第12回【(b)即興④(D-dur、h-moll)】モチーフ即興のまとめと応用
第13回【(b)即興⑤(B-dur、g-moll)】モチーフ即興のまとめと応用
第14回【(a)、(b)即興のまとめ】変奏即興、モチーフ即興ともに♯、♭×2つの長調/短調で演奏、確認します
第15回【期末試験】今までのまとめ、初見
期末試験評価方法・評価基準
出席率、平常点(授業に臨む態度)を重視します。テスト点数40%、出席率20%、平常点20%、その他20%
科目名指導グレード講座Ⅰ
担当講師名羽田 正明
専攻楽器グレード等
年次1年次, 2年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

30年間ヤマハ演奏、指導グレード5~3級試験官を務める。

授業内容

指導グレード取得のため、楽典、コード進行法、聴音、伴奏付け、初見の演習

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

指導グレード5級合格を目指す。

授業計画

第1回楽典(音程)、初見演奏
第2回楽典(音程)、初見演奏
第3回楽典(コード)、初見演奏
第4回楽典(コード)初見演奏
第5回楽典(コード進行)初見演奏
第6回楽典(調性判定)初見演奏
第7回試験
中間試験評価方法・評価基準
試験70% 出席率10% 平常点20%
第8回楽典(調性判定)初見演奏
第9回楽典(調性判定)初見演奏
第10回楽典(調性判定)初見演奏
第11回コード進行法、初見演奏
第12回コード進行法、初見演奏
第13回コード進行法、初見演奏
第14回楽典総合、初見演奏
第15回試験
期末試験評価方法・評価基準
試験70% 出席率10% 平常点20%
科目名指導グレード講座Ⅱ
担当講師名羽田 正明
専攻楽器グレード等
年次1年次, 2年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

ヤマハ演奏、指導グレード5~3級試験官30年

授業内容

ヤマハ指導グレード5級の実技試験(ソルフェージュ、鍵盤和声)、筆記試験(楽典、コード進行法)

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

ヤマハ指導グレード5級取得

授業計画

第1回楽典(音程)初見演奏
第2回楽典(調性判定)初見演奏
第3回楽典(コード)初見演奏
第4回楽典(和音)初見演奏
第5回楽典(楽語)初見演奏
第6回楽典(総合)初見演奏
第7回試験
中間試験評価方法・評価基準
試験70%出席率10%平常点20%
第8回伴奏付け
第9回伴奏付け
第10回伴奏付け
第11回伴奏付け
第12回伴奏付け
第13回伴奏付け、移調奏
第14回伴奏付け、移調奏
第15回試験
期末試験評価方法・評価基準
試験70%出席率10%平常点20%
科目名指導グレード講座Ⅲ
担当講師名羽田 正明
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

30年間ヤマハ演奏、指導グレード5~3級試験官を務める。

授業内容

指導グレード取得のため、楽典、コード進行法、聴音、伴奏付け、初見の演習

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

指導グレード5級合格を目指す。

授業計画

第1回楽典(音程)、初見演奏
第2回楽典(音程)、初見演奏
第3回楽典(コード)、初見演奏
第4回楽典(コード)初見演奏
第5回楽典(コード進行)初見演奏
第6回楽典(調性判定)初見演奏
第7回試験
中間試験評価方法・評価基準
試験70% 出席率10% 平常点20%
第8回楽典(調性判定)初見演奏
第9回楽典(調性判定)初見演奏
第10回楽典(調性判定)初見演奏
第11回コード進行法、初見演奏
第12回コード進行法、初見演奏
第13回コード進行法、初見演奏
第14回楽典総合、初見演奏
第15回試験
期末試験評価方法・評価基準
試験70% 出席率10% 平常点20%
科目名指導グレード講座Ⅳ
担当講師名羽田 正明
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

ヤマハ演奏、指導グレード5~3級試験官30年

授業内容

ヤマハ指導グレード5級の実技試験(ソルフェージュ、鍵盤和声)、筆記試験(楽典、コード進行法)

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

ヤマハ指導グレード5級取得

授業計画

第1回楽典(音程)初見演奏
第2回楽典(調性判定)初見演奏
第3回楽典(コード)初見演奏
第4回楽典(和音)初見演奏
第5回楽典(楽語)初見演奏
第6回楽典(総合)初見演奏
第7回試験
中間試験評価方法・評価基準
試験70%出席率10%平常点20%
第8回伴奏付け
第9回伴奏付け
第10回伴奏付け
第11回伴奏付け
第12回伴奏付け
第13回伴奏付け、移調奏
第14回伴奏付け、移調奏
第15回試験
期末試験評価方法・評価基準
試験70%出席率10%平常点20%

音楽総合アカデミー学科専門科目群電子オルガンコース

科目名ソルフェージュⅠ
担当講師名宇都宮 三花、栗原 里沙、芳賀 傑、藤本 暁子、山ノ内 貴子
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

作編曲家、演奏家としての経験に基づき、学生それぞれが直面している悩みも取り上げ、授業内で解決できるよう進めていきます

授業内容

【視唱】【読譜】【記譜】【聴音】の訓練をしていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

自分が思う音と、実際に出ている音が一致しているかどうかが確認できるようになること。
同時に、「音」だけではなく、ダイナミクス、アーテキュレーション等も読み取り、感じ取ることができるようになること。
自分の楽器の音部記号だけでなく、色々な音部記号、譜表で楽譜が読めるようにする。

授業計画

第1回視唱 & 聴音①:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第2回視唱 & 聴音②:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第3回視唱 & 聴音③:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第4回視唱 & 聴音④:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第5回唱 & 聴音⑤:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第6回試験:聴音試験
第7回試験 & 総括:聴音試験答え合わせ、視唱試験
中間試験評価方法・評価基準
【視唱】と【聴音】の2項目の評価をします。加えて、毎回の授業への取り組み方でも評価します。出席・遅刻もおおいに関係しますので授業には積極的に取り組みましょう。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%
第8回視唱 & 聴音⑥:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第9回視唱 & 聴音⑦:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第10回視唱 & 聴音⑧:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第11回視唱 & 聴音⑨:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第12回視唱 & 聴音⑩:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第13回視唱 & 聴音⑪:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第14回試験:聴音試験
第15回試験 & 総括:聴音試験答え合わせ、視唱試験
期末試験評価方法・評価基準
【視唱】と【聴音】の2項目の評価をします。加えて、毎回の授業への取り組み方でも評価します。出席・遅刻もおおいに関係しますので授業には積極的に取り組みましょう。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%

特記事項

このクラスはレベル別に4クラスに分かれています。
クラスによっては、上記の授業計画から少し外れてしまうこともありますが、その時は担当講師の指示に従ってください。

科目名ソルフェージュⅡ
担当講師名宇都宮 三花、栗原 里沙、芳賀 傑、藤本 暁子、山ノ内 貴子
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

作編曲家、演奏家としての経験に基づき、学生それぞれが直面している悩みも取り上げ、授業内で解決できるよう進めていきます。

授業内容

【視唱】【読譜】【記譜】【聴音】の訓練をしていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

自分が思う音と、実際に出ている音が一致しているかどうかが確認できるようになること。
同時に、「音」だけではなく、ダイナミクス、アーテキュレーション等も読み取り、感じ取ることができるようになること。
自分の楽器の音部記号だけでなく、色々な音部記号、譜表で楽譜が読めるようにする。

授業計画

第1回視唱 & 聴音①:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第2回視唱 & 聴音②:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第3回視唱 & 聴音③:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第4回視唱 & 聴音④:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第5回視唱 & 聴音⑤:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第6回試験:聴音試験
第7回試験 & 総括:聴音試験答え合わせ、視唱試験
中間試験評価方法・評価基準
【視唱】と【聴音】の2項目の評価をします。加えて、毎回の授業への取り組み方でも評価します。出席・遅刻もおおいに関係しますので授業には積極的に取り組みましょう。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%
第8回視唱 & 聴音⑥:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第9回視唱 & 聴音⑦:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第10回視唱 & 聴音⑧:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第11回視唱 & 聴音⑨:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第12回視唱 & 聴音⑩:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第13回視唱 & 聴音⑪:新曲視唱、移調奏、リズム打ち、クレ読み、メロディー聴音
第14回試験:聴音試験
第15回試験 & 総括:聴音試験答え合わせ、視唱試験
期末試験評価方法・評価基準
【視唱】と【聴音】の2項目の評価をします。加えて、毎回の授業への取り組み方でも評価します。出席・遅刻もおおいに関係しますので授業には積極的に取り組みましょう。
出席:30% 平常点:30% 試験:40%

特記事項

このクラスはレベル別に4クラスに分かれています。
クラスによっては、上記の授業計画から少し外れてしまうこともありますが、その時は担当講師の指示に従ってください。

科目名音楽理論Ⅰ
担当講師名中村 美奈子
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、エレクトーンアレンジャーとして活動しています。

授業内容

テキストを用い、音楽理論の全範囲を学び、問題演習を通して知識を定着させていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

今後音楽を学んでいく上で必要となる音楽理論の、盤石な基礎を築いていきます。

授業計画

第1回ガイダンス、習熟度チェック これまでの音楽経験などを伺います。
第2回譜表・音名/音符・休符 楽譜の基礎となる項目を学びます。
第3回拍子/リズムの記譜法/変化記号 リズム周りの項目を学びます。
第4回前回までの復習、5度圏表と調 記譜のための基礎を固め、調について学びます。
第5回音階① 長音階を学びます。
第6回音階② 短音階を学びます。
第7回1Q末ペーパー試験を行います。
中間試験評価方法・評価基準
ペーパーテストを行います。
筆記試験の結果50%、出席・平常授業の取り組み50%をそれぞれ点数化し、評価します。
第8回音程① 音程の基礎を学びます。
第9回音程② 臨時記号のついた音程、転回音程などを学びます。
第10回中間復習① 音階と調、音程の復習をします。
第11回中間復習② 音階と調、音程の復習をします。
第12回夏休み前のまとめ、楽語なども学びます。これまでの学習を振り返り、夏休み中の課題を提示します。
第13回移調① 夏休み後の総復習① 音程での移調を学び、夏休み前の復習をします。
第14回移調② 夏休み後の総復習② 移調楽器の移調を学び、夏休み前の復習をします。
第15回2Q末ペーパー試験
期末試験評価方法・評価基準
ペーパーテストを行います。
筆記試験の結果50%、出席・平常授業の取り組み50%をそれぞれ点数化し、評価します。
科目名音楽理論Ⅱ
担当講師名中村 美奈子
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、エレクトーンアレンジャーとして活動しています。

授業内容

テキストを用い、音楽理論の全範囲を学び、問題演習を通して知識を定着させていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

今後音楽を学んでいく上で必要となる音楽理論の、盤石な基礎を築いていきます。

授業計画

第1回コード① コードの仕組みを学びます。
第2回コード② 7thコード、ダイアトニックコード、色々なコードの型を学びます。
第3回コード③ コード進行、カデンツを学びます。
第4回コード④ セカンダリードミナント、マイナースケールにおけるコードを学びます。
第5回コード⑤ コードプログレッション表、代理コードを学びます。
第6回コード⑥ 総まとめをし、テンションコードを学びます。
第7回3Q末ペーパー試験を行います。
中間試験評価方法・評価基準
ペーパーテストを行います。
筆記試験の結果50%、出席・平常授業の取り組み50%をそれぞれ点数化し、評価します。
第8回これまでの復習① 音名など音の基礎、コードの名称などを復習します。
第9回これまでの復習② 長音階、7thコードを復習します。
第10回これまでの復習③ 短音階、ダイアトニックコードを復習します。
第11回これまでの復習④ 簡単な音程、コードプログレッションを復習します。
第12回これまでの復習⑤ 複雑な音程、セカンダリードミナンをと復習します。
第13回これまでの復習⑥ 音程指定の移調、5度圏、近親調を復習します。
第14回これまでの復習⑦ 移調楽器の移調、代理コードの復習をします。
第15回4Q末ペーパー試験を行います。
期末試験評価方法・評価基準
ペーパーテストを行います。
筆記試験の結果50%、出席・平常授業の取り組み50%をそれぞれ点数化し、評価します。
科目名音楽理論Ⅲ
担当講師名中村 美奈子
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、エレクトーンアレンジャーとして活動しています。

授業内容

コードとコード進行 / スケール / スコア / 移調楽器 / リズム楽器など、作曲に必要な事柄を学んで行きます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

理論学習と実習を繰り返し、学んだ事を自作曲に活かせる様、進めて行きます。

授業計画

第1回ペンタトニック・スケール / 様々なジャンルから、ペンタトニック・スケールで構成されている楽曲をリストアップします。
第2回セカンダリー・ドミナントを復習します。
第3回パッシング・ディミニシュを学びます。
第4回循環コードのパターンを分析し、フレーズを作成します。
第5回4週で作成したフレーズを移調楽器用にパート譜を作成します。
第6回互いに問題を提示し、コードづけし演奏します。
第7回KBDハーモニー筆記実技試験
中間試験評価方法・評価基準
試験 50%
出席 30%
授業内課題等 20%
第8回サブドミナント・マイナーの用法を学びます
第9回duo曲の伴奏を分析し、メロ譜に伴奏を付けます。
第10回様々なカノンを分析し、カノンを作成します。
第11回リズム譜を読み、2人一組で実習します。
第12回カウンターライン・カウンターメロディについて
第13回既存曲のリフを分析し、リフからテーマを作成します。
第14回互いに問題を提示し、コードづけし演奏します。
第15回KBDハーモニー筆記実技試験
期末試験評価方法・評価基準
試験 50%
出席 30%
授業内課題等 20%
科目名音楽理論Ⅳ
担当講師名中村 美奈子
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、エレクトーンアレンジャーとして活動しています。

授業内容

春学期の学習内容を踏まえて、オリジナル作品制作に役立つ理論等を学びます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

実習で作成した楽曲の試演を取り入れ、演奏しやすい譜面作りを行います。

授業計画

第1回裏コードの用法を学びます。
第2回ホルンの5度の用法を学びます。
第3回前回作成したフレーズをホルン用にパート譜を作成します。
第4回ナポリの和音の用法を学びます。
第5回4週で作成したフレーズを移調楽器用にパート譜を作成します。
第6回互いに問題を提示し、コードづけし演奏します。
第7回KBDハーモニー筆記実技試験
中間試験評価方法・評価基準
試験 50%
出席 30%
授業内課題等 20%
第8回ドリアン・スケールを使用し、フレーズとコードを作成します。
第9回作成したフレーズを試演します。
第10回ミクソリディアン・スケールを使用し、フレーズとコードを作成します。
第11回作成したフレーズを試演します。
第12回フリジアン・スケールを使用し、フレーズとコードを作成します。
第13回作成したフレーズを試演します。
第14回互いに問題を提示し、コードづけし演奏します。
第15回KBDハーモニー筆記実技試験
期末試験評価方法・評価基準
試験 50%
出席 30%
授業内課題等 20%
科目名作編曲Ⅰ
担当講師名齋藤 良
専攻楽器グレード等電子オルガン
年次1年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は電子オルガンを使用するオペラ・ミュージカル公演に携わり、指揮者と同じオーケストラスコアを用いて(スコアリーディング奏法)、全幕の演奏(1公演3~4時間)の経験を有します。

授業内容

オーケストラスコアを使ってそのまま演奏をするスコアリーディング奏法を習得していきます。オケの配置、時代ごとの編成、それぞれの楽器特有の記号なども学習し、楽器の特性を踏まえた奏法も学びます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

電子オルガンの3段譜ではなく、オーケストラスコアそのものを見ながら演奏する力をつけます。編成がイレギュラーで、足りないパートがあるバンドのアシストがその場で出来、現場で使えるプレイヤーを目指します。

授業計画

第1回ガイダンス/スコアリーディング奏法を体験
第2回弦楽器の特性、配置、弦楽器のみに用いられる用語に取り組み、電子オルガンにおける音色の選択の違いも学びます。
第3回弦楽器の音色の違い、レジスト
第4回ハ音記号の読み方のコツ
第5回ハ音記号の演奏に慣れる
第6回弦楽器を中心とした小編成の楽曲に取り組みます
第7回中間試験:弦楽アンサンブル曲を演奏する
中間試験評価方法・評価基準
弦楽器を中心とした小編成の楽曲をスコアリーディング奏法にて演奏します。
普段の授業の取り組む姿勢を中心に評価します。
出席:20% 平常点:50% 試験:30%
第8回木管楽器特有の記譜を学びます。楽器の特性、配置を踏まえながら木管アンサンブルの楽曲に取り組みます
第9回金管楽器特有の譜を学びます。楽器の特性、配置を踏まえながら金管アンサンブルの楽曲に取り組みます
第10回Harpのチューニングや記譜を学びます。グリッサンドに隠された秘密を解き、電子オルガンでの対応を研究します
第11回管弦楽曲に取り組むⅠ①
第12回管弦楽曲に取り組むⅠ②
第13回管弦楽曲に取り組むⅠ③
第14回管弦楽曲に取り組むⅠ④
第15回期末試験:管弦楽曲を演奏する
期末試験評価方法・評価基準
管弦楽曲をスコアリーディング奏法にて演奏します。
普段の授業の取り組む姿勢を中心に評価します。
出席:20% 平常点:50% 試験:30%
科目名作編曲Ⅱ
担当講師名齋藤 良
専攻楽器グレード等電子オルガン
年次1年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は電子オルガンを使用するオペラ・ミュージカル公演に携わり、指揮者と同じオーケストラスコアを用いて(スコアリーディング奏法)、全幕の演奏(1公演3~4時間)の経験を有します。

授業内容

春学期で学んだ事を踏まえ、編成の大きな楽曲に取り組み、譜分けの方法、演奏法を学び、スコアリーディング力を高めていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

電子オルガンの3段譜ではなく、オーケストラスコアそのものを見ながら演奏する力をつけます。編成がイレギュラーで、足りないパートがあるバンドのアシストがその場で出来、現場で使えるプレイヤーを目指します。

授業計画

第1回小編成の協奏曲①/協奏曲とは?
第2回小編成の協奏曲②
第3回小編成の協奏曲③
第4回管弦楽曲に取り組むⅡ①
第5回管弦楽曲に取り組むⅡ②
第6回管弦楽曲に取り組むⅡ③
第7回中間試験:管弦楽曲を演奏
中間試験評価方法・評価基準
管弦楽曲をスコアリーディング奏法にて演奏します。
普段の授業の取り組む姿勢を中心に評価します。
出席:20% 平常点:50% 試験:30%
第8回小編成の交響曲①:交響曲とは?
第9回小編成の交響曲②:研究と演奏の実際
第10回小編成の交響曲③:まとめ
第11回大編成の交響曲or管弦楽曲①
第12回大編成の交響曲or管弦楽曲②
第13回大編成の交響曲or管弦楽曲③:期末試験に向けて
第14回大編成の交響曲or管弦楽曲④:期末試験に向けて
第15回期末試験:交響曲or管弦楽曲の演奏
期末試験評価方法・評価基準
交響曲または管弦楽曲をスコアリーディング奏法にて演奏します。
普段の授業の取り組む姿勢を中心に評価します。
出席:20% 平常点:50% 試験:30%
科目名作編曲Ⅲ
担当講師名齋藤 良
専攻楽器グレード等電子オルガン
年次2年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は電子オルガンを使用するオペラ・ミュージカル公演に携わり、指揮者と同じオーケストラスコアを用いて(スコアリーディング奏法)、全幕の演奏(1公演3~4時間)の経験を有します。

授業内容

前年度の学習内容を含め、編成の大きな楽曲に取り組み、譜分けの方法、演奏法を学び、スコアリーディング力を高めていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

電子オルガンの3段譜ではなく、オーケストラスコアそのものを見ながら演奏する力をつけます。編成がイレギュラーで、足りないパートがあるバンドのアシストがその場で出来、現場で使えるプレイヤーを目指します。

授業計画

第1回ガイダンス
第2回管弦楽曲Ⅰ①
第3回管弦楽曲Ⅰ②
第4回管弦楽曲Ⅰ③
第5回管弦楽曲Ⅰ④
第6回管弦楽曲Ⅰ⑤
第7回中間試験:管弦楽曲を演奏する
中間試験評価方法・評価基準
管弦楽曲をスコアリーディング奏法にて演奏します。
普段の授業の取り組む姿勢を中心に評価します。
出席:20% 平常点:50% 試験:30%
第8回管弦楽曲Ⅱ①
第9回管弦楽曲Ⅱ②
第10回管弦楽曲Ⅱ③
第11回管弦楽曲Ⅱ④
第12回管弦楽曲Ⅱ⑤
第13回管弦楽曲Ⅱ⑥:期末試験に向けて
第14回管弦楽曲Ⅱ⑦:期末試験に向けて
第15回期末試験:管弦楽曲の演奏
期末試験評価方法・評価基準
管弦楽曲をスコアリーディング奏法にて演奏します。
普段の授業の取り組む姿勢を中心に評価します。
出席:20% 平常点:50% 試験:30%
科目名作編曲Ⅳ
担当講師名齋藤 良
専攻楽器グレード等電子オルガン
年次2年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は電子オルガンを使用するオペラ・ミュージカル公演に携わり、指揮者と同じオーケストラスコアを用いて(スコアリーディング奏法)、全幕の演奏(1公演3~4時間)の経験を有します。

授業内容

春学期で学んだ事をふまえ、編成の大きな楽曲に取り組み、譜分けの方法、演奏法を学び、スコアリーディング力を高めていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

電子オルガンの3段譜ではなく、オーケストラスコアそのものを見ながら演奏する力をつけます。編成がイレギュラーで、足りないパートがあるバンドのアシストがその場で出来、現場で使えるプレイヤーを目指します。

授業計画

第1回管弦楽曲Ⅲ①
第2回管弦楽曲Ⅲ②
第3回管弦楽曲Ⅲ③
第4回管弦楽曲Ⅲ④
第5回管弦楽曲Ⅲ⑤
第6回管弦楽曲Ⅲ⑥
第7回中間試験:管弦楽曲を演奏する
中間試験評価方法・評価基準
管弦楽曲をスコアリーディング奏法にて演奏します。
普段の授業の取り組む姿勢を中心に評価します。
出席:20% 平常点:50% 試験:30%
第8回ピアノ曲からオーケストレーション①:有名作品から手法を学びます
第9回ピアノ曲からオーケストレーション②:選曲
第10回ピアノ曲からオーケストレーション③:楽器の特性、音域にあったフレーズの確認
第11回ピアノ曲からオーケストレーション④:ピアノ特有のフレーズの変換
第12回ピアノ曲からオーケストレーション⑤:原曲には無い動きやフレーズ
第13回ピアノ曲からオーケストレーション⑥:期末試験に向けて
第14回ピアノ曲からオーケストレーション⑦:期末試験に向けて
第15回期末試験:取り組んだ曲の演奏
期末試験評価方法・評価基準
オーケストレーションした楽曲を演奏します。
普段の授業の取り組む姿勢を中心に評価します。
出席:20% 平常点:50% 試験:30%
科目名DTM基礎Ⅰ
担当講師名傘木 亮介
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は作編曲家、キーボーディスト、ラジオパーソナリティとしての実務経験があります。

授業内容

パソコンの基本的な使い方、MIDIシーケンサー『CUBASE』、音源の基本操作、およびMIDIの基礎を習得し、2年生で学習する譜面浄書ソフトや上級生でのDAWへの学習の基礎の習得とします。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

Cubaseの基本操作を習得し、MIDIファイルを作成できるようになります。新規作成、プロジェクト名、保存法、トラックの設定を理解します。

授業計画

第1回PCの基本操作を学びます。
第2回Cubaseを起動し楽器の設定をして音を出します。プロジェクトの作成と保存
第3回Cubaseにデータを書いて音を出します。ドラムのパートを作成します。
第4回与えられた楽譜からデータを作成します。ピアノロールの使い方。
第5回ドラムパートを追加します。名前を変えて保存します。
第6回パーカッションパートを追加します。名前を変えて保存します。
第7回完成したデータを提出します。
中間試験評価方法・評価基準
課題提出。授業内容を理解しているか確認します。
欠席5点、遅刻3点を減点します。USBメモリー、ヘッドホン、アダプターなどの忘れ物は各5点減点します。出席25% 平常点25% 試験50%
第8回プログラムチェンジを使って使用する楽器を指定します。
第9回MIDIについて学習します。MIDIチャンネルについて
第10回アンサンブルの楽譜を入力します。連符の設定、クオンタイズの設定。
第11回ピアノの楽譜を入力します。コードの入力について学習します。
第12回拍子、テンポを設定します
第13回課題作成作業
第14回課題作成作業
第15回課題提出
期末試験評価方法・評価基準
課題提出。授業内容を理解しているか確認します。
欠席5点、遅刻3点を減点します。
出席25% 平常点25% 試験50%
科目名DTM基礎Ⅱ
担当講師名傘木 亮介
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は作編曲家、キーボーディスト、ラジオパーソナリティとしての実務経験があります。

授業内容

MIDI規格を理解し、細かい音楽表現を学習します。春学期に習得した技術を応用し、多くの楽曲のデータを作成し実践します。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

Cubaseで音楽を表現します。音の長さ、強弱を設定して、音楽的なデータを作成します。データをただ入力するだけではなく、記譜されている記号を読み取り、人間の演奏に近い表現を目指します。

授業計画

第1回春学期の復習。ベロシティーを設定してドラムのアクセントをつけます。
第2回プログラムチェンジ、ボリューム、パン、ピッチベンドを設定します。
第3回クオンタイズについて、内容と設定を学習します。リムパターン作成。
第4回ベース、ドラム、コードでいろいろなパターンを作成します。
第5回パーカッションパートを追加します。
第6回課題作成作業
第7回課題提出
中間試験評価方法・評価基準
課題提出。授業内容を理解しているか確認します。
欠席5点、遅刻3点を減点します。USBメモリー、ヘッドホン、アダプターなどの忘れ物は各5点減点します。出席25% 平常点25% 試験50%
第8回ピアノ曲のデータを入力します。正確に譜面通り入力します。
第9回ピアノ曲のデータに、強弱、テンポ変化をつけます。
第10回課題曲のスコアを入力します。正確に譜面通り入力します。
第11回課題曲のスコアを入力します。正確に譜面通り入力します。データを提出します。
第12回トラックをコピーして、パートを増やし、アレンジします。
第13回トラックをコピーして、パートを増やし、アレンジします。
第14回全体のバランスを取り完成させます。
第15回課題提出
期末試験評価方法・評価基準
課題提出。授業内容を理解しているか確認します。
欠席5点、遅刻3点を減点します。
出席25% 平常点25% 試験50%
科目名譜面浄書Ⅰ
担当講師名傘木 亮介
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は作編曲家、キーボーディスト、ラジオパーソナリティとしての実務経験があります。

授業内容

音楽表現を主に今まで習得した入力技術の向上を目指します。MIDIだけではなく、オーディオファイルの基礎を学習し作品の完成度を高めます。Finaleの基本操作を学習します。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

MIDIデータをただ入力するだけでなく、音楽的な表現をつけて完成させます。複数トラックのデータのトラックダウンもできるようになります。Cubaseでオーディオを扱う際の基本操作を習得します。

授業計画

第1回基礎内容を復習し保存方法、データのバージョン管理、操作方法等を確認します。
第2回CDからオーディオファイルを読み込みます。
第3回オーディオファイルからテンポを計算します。オーディオファイルに自分で作ったMIDIパートを重ねます。
第4回オーケストラのスコアを入力します。
第5回強弱、テンポ変化等の表現をつけます。
第6回各パートの音量バランスをとって完成させます。オーディオに変換します
第7回完成したデータを提出します。
中間試験評価方法・評価基準
課題提出。授業内容を理解しているか確認します。
欠席5点、遅刻3点を減点します。
出席25% 平常点25% 試験50%
第8回コントロールチェンジの設定 基本について学習します。
第9回エフェクト処理について学習します。
第10回与えられたメロディ譜からデータを作成します。
第11回与えられたメロディ譜をアレンジしてパートを作成します。
第12回1部のトラックをオーディオファイルに変換します。
第13回アレンジ作業。MIDIエフェクトを追加します。
第14回トラックダウン作業
第15回課題提出
期末試験評価方法・評価基準
課題提出。授業内容を理解しているか確認します。
欠席5点、遅刻3点を減点します。
出席25% 平常点25% 試験50%
科目名譜面浄書Ⅱ
担当講師名傘木 亮介
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は作編曲家、キーボーディスト、ラジオパーソナリティとしての実務経験があります。

授業内容

譜面作成ソフト「Finale」の基礎をマスターします。今まで習得したDTMの知識を応用し、DTMソフトと譜面浄書の連携をマスターします。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

Finaleを使用してコード、歌詞のついたメロディ譜、リズムパートやスコア譜が作れるようになります。

授業計画

第1回フィナーレの起動から初期設定ステップ入力について。
第2回音符の入力。臨時記号、音部記号、拍子記号の設定。簡単なメロディーの入力。
第3回各種ツールの使い方。ショートカット。コード入力。
第4回歌詞入力。ページレイアウト設定。
第5回コード、歌詞のついたメロディ譜を完成させます。
第6回ページレイアウトの基本設定を学習します。
第7回課題曲の楽譜を完成させ提出します。
中間試験評価方法・評価基準
課題提出。授業内容を理解しているか確認します。
欠席5点、遅刻3点を減点します。
出席25% 平常点25% 試験50%
第8回ピアノ譜を入力して、レイヤーの使い方を学習します。
第9回ドラムパートの入力でレイヤーの使い方、高速ステップ入力について学習します。
第10回2クオータに提出したオリジナル曲のMIDIデータを読み込んでスコアを作成します
第11回読み込んだデータをページレイアウト設定で見やすくします。
第12回セットアップ・ウィザードによる作成を学習します。
第13回各種記号の使い方、高度な編集機能について学習します。
第14回ページレイアウトの設定を学習し、スコアを完成させます。
第15回スコアを完成させ提出します。
期末試験評価方法・評価基準
課題提出。授業内容を理解しているか確認します。
欠席5点、遅刻3点を減点します。
出席25% 平常点25% 試験50%
科目名作編曲技法Ⅰ
担当講師名小松 真理
専攻楽器グレード等
年次3年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は作編曲家としての実務経験を多数持ちます。

授業内容

作編曲を専攻としない学生のためのポピュラーミュージックの作編曲講座。前期は主にスタンダード曲の分析を通して和音進行とメロディ、フォームについての学習をもとにオリジナル作品を制作します。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

各クォーターごとに作曲作品を完成させ、2クォーターの期末作品はリズムセクションとシンプルなうわものを加えた編成で、1コーラスのアレンジ作品を制作します。

授業計画

第1回ダイアトニックハーモニーの基礎1
第2回ダイアトニックハーモニーの基礎2
第3回ダイアトニックハーモニーの基礎3
第4回転調
第5回モチーフ・フレーズ
第6回セクションと曲のフォーム
第7回作品の総括
中間試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50% 出席点を重視します。積極的に取り組んでください。
第8回アレンジ1(リズムセクション1)
第9回アレンジ2(リズムセクション2)
第10回アレンジ3(他、うわものアレンジ)
第11回アレンジ4(イントロ・アウトロ)
第12回楽曲制作1
第13回楽曲制作2
第14回楽曲制作3〜完成
第15回作品の総括
期末試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50% 出席点を重視します。積極的に取り組んでください。
科目名作編曲技法Ⅱ
担当講師名小松 真理
専攻楽器グレード等
年次3年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は作編曲家としての実務経験を多数持ちます。

授業内容

過去から現在までの様々なポップミュージックの分析と、旋法音楽の表現方法の学習を通して、オリジナル作品を仕上げていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

各クォーターごとに作曲作品を完成させます。学期末作品はイントロからエンディングまでのフルコーラスのアレンジ作品を制作します。

授業計画

第1回様々なスタイルのポップス1
第2回様々なスタイルのポップス2
第3回様々なスタイルのポップス3
第4回様々なスタイルのポップス4
第5回楽曲制作1
第6回楽曲制作2
第7回作品の総括
中間試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50% 出席点を重視します。積極的に取り組んでください。
第8回旋法音楽の表現方法1
第9回旋法音楽の表現方法2
第10回楽曲制作1
第11回楽曲制作2
第12回楽曲制作3
第13回楽曲制作4
第14回楽曲制作5〜完成
第15回作品の総括
期末試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50% 出席点を重視します。積極的に取り組んでください。
科目名作編曲技法Ⅲ
担当講師名小松 真理
専攻楽器グレード等
年次4年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は作編曲家としての実務経験をもちます。

授業内容

作編曲を専攻としない学生を対象に、ポピュラーミュージックの編曲を学びます。前期は主にスタンダード曲の分析を通して和音進行とメロディー、フォームについての学習をもとにオリジナル作品を制作します。3年次に学習した内容をより深く掘り下げます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

各クォーターごとに作曲作品を完成させ、2クォーターの期末作品はリズムセクションとシンプルなうわものを加えた編成で、1コーラスのアレンジ作品を制作します。

授業計画

第1回ダイアトニックハーモニーの基礎1
第2回ダイアトニックハーモニーの基礎2
第3回ダイアトニックハーモニーの基礎3
第4回転調
第5回モチーフ・フレーズ
第6回セクションと曲のフォーム
第7回作品の総括
中間試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50% 出席点を重視します。積極的に取り組んでください。
第8回アレンジ1(リズムセクション1)
第9回アレンジ2(リズムセクション2)
第10回アレンジ3(他、うわものアレンジ)
第11回アレンジ4(イントロ・アウトロ)
第12回楽曲制作1
第13回楽曲制作2
第14回楽曲制作3〜完成
第15回作品の総括
期末試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50% 出席点を重視します。積極的に取り組んでください。
科目名作編曲技法Ⅳ
担当講師名小松 真理
専攻楽器グレード等
年次4年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は作編曲家としての実務経験を持ちます。

授業内容

作編曲を専攻としない学生を対象に、過去から現在までの様々なポップミュージックの分析と、旋法音楽の表現方法の学習を通して、オリジナル作品を仕上げていきます。3年次に学習した内容をより深く掘り下げます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

各クォーターごとに作曲作品を完成させます。学期末作品はイントロからエンディングまでのフルコーラスのアレンジ作品を制作します。

授業計画

第1回様々なスタイルのポップス1
第2回様々なスタイルのポップス2
第3回様々なスタイルのポップス3
第4回様々なスタイルのポップス4
第5回楽曲制作1
第6回楽曲制作2
第7回作品の総括
中間試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50% 出席点を重視します。積極的に取り組んでください。
第8回旋法音楽の表現方法1
第9回旋法音楽の表現方法2
第10回楽曲制作1
第11回楽曲制作2
第12回楽曲制作3
第13回楽曲制作4
第14回楽曲制作5〜完成
第15回作品の総括
期末試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50% 出席点を重視します。積極的に取り組んでください。
科目名作編曲試演実習Ⅰ
担当講師名小松 真理
専攻楽器グレード等
年次3年次
学期春学期
授業の形態実習

担当科目に関連する実務経歴

講師は作編曲家としての実務経験を持ちます。

授業内容

授業は毎回作編曲技法と連動して直後におこなわれるため、直前の作編曲技法で学習した内容を作編曲の実習を通して各自が学習内容を確認していきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

各クォーターごとに作曲作品を完成させ、2クォーターの期末作品はリズムセクションとシンプルなうわものを加えた編成で、1コーラスぶんのアレンジ作品を制作します。

授業計画

第1回ダイアトニックハーモニーの基礎1
第2回ダイアトニックハーモニーの基礎2
第3回ダイアトニックハーモニーの基礎3
第4回楽曲制作・モチーフ・フレーズ
第5回楽曲制作・転調
第6回楽曲制作・セクションと曲のフォーム
第7回作品の総括
中間試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50% 出席点を重視します。積極的に取り組んでください。
第8回アレンジ1(リズムセクション1)
第9回アレンジ2(リズムセクション2)
第10回アレンジ3(ほかうわものアレンジ)
第11回アレンジ4(イントロ・アウトロ)
第12回楽曲制作1
第13回楽曲制作2
第14回楽曲制作3〜完成
第15回作品の総括
期末試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50% 出席点を重視します。積極的に取り組んでください。
科目名作編曲試演実習Ⅱ
担当講師名小松 真理
専攻楽器グレード等
年次3年次
学期秋学期
授業の形態実習

担当科目に関連する実務経歴

講師は作編曲家としての実務経験を持ちます。

授業内容

春学期から引き続き、作編曲技法で学習したトピックの確認をするためにリスニングや各自が課題の作曲にとりくむ作業を中心に、オリジナル作品を仕上げていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

各クォーターごとに作曲作品を完成させます。学期末作品はイントロからエンディングまでのフルコーラスのアレンジ作品を制作します。

授業計画

第1回楽曲分析プレゼンテーション
第2回学生プレゼンテーション1・作曲実習
第3回学生プレゼンテーション2・作曲実習
第4回学生プレゼンテーション3・作曲実習
第5回学生プレゼンテーション4・作曲実習
第6回作曲実習
第7回作品の総括
中間試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50% 出席点を重視します。積極的に取り組んでください。
第8回旋法音楽の表現方法1
第9回旋法音楽の表現方法2
第10回楽曲制作1
第11回楽曲制作2
第12回楽曲制作3
第13回楽曲制作4
第14回楽曲制作5〜完成
第15回作品の総括
期末試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50% 出席点を重視します。積極的に取り組んでください。
科目名作編曲試演実習Ⅲ
担当講師名小松 真理
専攻楽器グレード等
年次4年次
学期春学期
授業の形態実習

担当科目に関連する実務経歴

講師は作編曲家としての実務経験を持ちます。

授業内容

授業は毎回作編曲技法と連動して直後におこなわれるため、直前の作編曲技法で学習した内容を作編曲の実習を通して各自が学習内容を確認していきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

各クォーターごとに作曲作品を完成させ、2クォーターの期末作品はリズムセクションとシンプルなうわものを加えた編成で、1コーラスぶんのアレンジ作品を制作します。

授業計画

第1回ダイアトニックハーモニーの基礎1
第2回ダイアトニックハーモニーの基礎2
第3回ダイアトニックハーモニーの基礎3
第4回楽曲制作・モチーフ・フレーズ
第5回楽曲制作・転調
第6回楽曲制作・セクションと曲のフォーム
第7回作品の総括
中間試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50% 出席点を重視します。積極的に取り組んでください。
第8回アレンジ1(リズムセクション1)
第9回アレンジ2(リズムセクション2)
第10回アレンジ3(他、うわものアレンジ)
第11回アレンジ4(イントロ・アウトロ)
第12回楽曲制作1
第13回楽曲制作2
第14回楽曲制作3〜完成
第15回作品の総括
期末試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50% 出席点を重視します。積極的に取り組んでください。
科目名作編曲試演実習Ⅳ
担当講師名小松 真理
専攻楽器グレード等
年次4年次
学期秋学期
授業の形態実習

担当科目に関連する実務経歴

講師は作編曲家としての実務経験を持ちます。

授業内容

前期から引き続き、作編曲技法で学習したトピックの確認をするためにリスニングや各自が課題の作曲にとりくむ作業を中心に、オリジナル作品を仕上げていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

各クォーターごとに作曲作品を完成させます。学期末作品はイントロからエンディングまでのフルコーラスのアレンジ作品を制作します。

授業計画

第1回楽曲分析プレゼンテーション
第2回学生プレゼンテーション1・作曲実習
第3回学生プレゼンテーション2・作曲実習
第4回学生プレゼンテーション3・作曲実習
第5回学生プレゼンテーション4・作曲実習
第6回作曲実習
第7回作品の総括
中間試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50% 出席点を重視します。積極的に取り組んでください。
第8回旋法音楽の表現方法1
第9回旋法音楽の表現方法2
第10回楽曲制作1
第11回楽曲制作2
第12回楽曲制作3
第13回楽曲制作4
第14回楽曲制作5〜完成
第15回作品の総括
期末試験評価方法・評価基準
平常点20% 試験30% 出席点50% 出席点を重視します。積極的に取り組んでください。
科目名ピアノ演奏法Ⅰ
担当講師名駿河 智子
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は各音楽教室でのレッスン、編曲家としての実務経験を持ちます。

授業内容

ピアノは汎用性の高い楽器であり、その発音のしくみは電子オルガンとは異なるシステムとなっています。授業ではメカニカルな演奏技術のトレーニングを積み重ね、クラシックのレパートリーを作っていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

基本的な演奏技術とクラシックの様式感を身につけて、鍵盤全般の演奏力の向上を目指しましょう。また、作品のアナリーゼを通して創作力も磨いていきます。ピアノ経験に応じて課題の設定をしますので、自分の目標をしっかりつかみましょう。

授業計画

第1回春学期の授業進行の説明、楽器としてのピアノの特性を理解します。
第2回スケールとカデンツなどテクニック練習、クラシックの小作品に取り組みます。
第3回スケールとカデンツなどテクニック練習、クラシックの小作品に取り組みます。
第4回小テストとしてスケールとカデンツをチェックします。引き続きクラシックの小作品に取り組みます。
第5回スケールとカデンツなどテクニック練習、クラシックの小作品に取り組みます。
第6回スケールとカデンツなどテクニック練習、クラシックの小作品に取り組みます。
第7回中間テストとしてスケール・カデンツ、クラシックの小作品を演奏します。
中間試験評価方法・評価基準
各自の課題を理解して、目標達成に取り組みましょう。出席率30% 平常点30% 試験40%
第8回スケールとカデンツなどテクニック練習、クラシックの次の作品に取り組みます。
第9回スケールとカデンツなどテクニック練習、クラシックの作品に取り組みます。
第10回スケールとカデンツなどテクニック練習、クラシックの小作品に取り組みます。また一段譜を用いた伴奏付け、変奏について学びます。
第11回小テストとしてスケールとカデンツをチェックします。引き続きクラシックの作品、伴奏付け・変奏に取り組みます。
第12回スケールとカデンツなどテクニック練習、クラシックの作品、伴奏付け・変奏に取り組みます。
第13回スケールとカデンツなどテクニック練習、クラシックの作品、伴奏付け・変奏に取り組みます。
第14回スケールとカデンツなどテクニック練習、クラシックの作品、伴奏付け・変奏に取り組みます。
第15回実技試験として、クラシック作品、仕上がった変奏曲を演奏します。
期末試験評価方法・評価基準
各自の課題を理解して、目標達成に取り組みましょう。出席率30% 平常点30% 試験40%
科目名ピアノ演奏法Ⅱ
担当講師名駿河 智子
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は各音楽教室でのレッスン、編曲家としての実務経験を持ちます。

授業内容

春学期から引き続きメカニカルな演奏技術のトレーニングを積み重ね、ポピュラーのレパートリーを作っていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

演奏技術を磨きながらポピュラーの表現法を身につけて、いろいろな演奏形態に対応できる力の獲得を目指しましょう。
ピアノ経験に応じて課題の設定をしますので、自分の目標をしっかりつかみましょう。

授業計画

第1回秋学期の授業進行の説明、ピアノでのコード奏について確認します。
第2回スケールとカデンツ、あるいはエチュード曲でテクニック練習、ポピュラー曲の既成アレンジに取り組みます。
第3回スケールとカデンツ、あるいはエチュード曲でテクニック練習、ポピュラー曲の既成アレンジに取り組みます。
第4回小テストとしてスケールとカデンツをチェックします。引き続きスケールとカデンツ、あるいはエチュード曲でテクニック練習、ポピュラー曲の既成アレンジに取り組みます。
第5回スケールとカデンツ、あるいはエチュード曲でテクニック練習、ポピュラー曲の既成アレンジに取り組みます。
第6回スケールとカデンツ、あるいはエチュード曲でテクニック練習、ポピュラー曲の既成アレンジに取り組みます。
第7回中間テストとしてスケール・カデンツあるいはエチュード曲、ポピュラーアレンジ楽曲を演奏します。
中間試験評価方法・評価基準
各自の課題を理解して、目標達成に取り組みましょう。出席率30% 平常点30% 試験40%
第8回スケールとカデンツ、あるいはエチュード曲でテクニック練習、ポピュラー曲の伴奏付け法について学びます。アレンジする曲を決めます。
第9回スケールとカデンツ、あるいはエチュード曲でテクニック練習、ポピュラー曲のアレンジに取り組みます。
第10回スケールとカデンツ、あるいはエチュード曲でテクニック練習、ポピュラー曲のアレンジに取り組みます。
第11回小テストとしてケールとカスデンツ、あるいはエチュード曲をチェック、引き続きポピュラー曲のアレンジに取り組みます。
第12回スケールとカデンツ、あるいはエチュード曲でテクニック練習、ポピュラー曲のアレンジに取り組みます。
第13回スケールとカデンツ、あるいはエチュード曲でテクニック練習、ポピュラー曲のアレンジに取り組みます。
第14回スケールとカデンツ、あるいはエチュード曲でテクニック練習、ポピュラー曲のアレンジに取り組みます。
第15回実技試験として、仕上がったポピュラーアレンジ曲を演奏します。
期末試験評価方法・評価基準
各自の課題を理解して、目標達成に取り組みましょう。出席率30% 平常点30% 試験40%
科目名ピアノ演奏法Ⅲ
担当講師名駿河 智子
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は各音楽教室でのレッスン、編曲家としての実務経験を持ちます。

授業内容

春学期から引き続きメカニカルな演奏技術のトレーニングを積み重ね、ポピュラーのレパートリーを作っていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

演奏技術を磨きながらポピュラーの表現法を身につけて、いろいろな演奏形態に対応できる力の獲得を目指しましょう。
ピアノ経験に応じて課題の設定をしますので、自分の目標をしっかりつかみましょう。

授業計画

第1回秋学期の授業進行の説明、ピアノでのコード奏について確認します。
第2回スケールとカデンツ、あるいはエチュード曲でテクニック練習、ポピュラー曲の既成アレンジに取り組みます。
第3回スケールとカデンツ、あるいはエチュード曲でテクニック練習、ポピュラー曲の既成アレンジに取り組みます。
第4回小テストとしてスケールとカデンツをチェックします。引き続きスケールとカデンツ、あるいはエチュード曲でテクニック練習、ポピュラー曲の既成アレンジに取り組みます。
第5回スケールとカデンツ、あるいはエチュード曲でテクニック練習、ポピュラー曲の既成アレンジに取り組みます。
第6回スケールとカデンツ、あるいはエチュード曲でテクニック練習、ポピュラー曲の既成アレンジに取り組みます。
第7回中間テストとしてスケール・カデンツあるいはエチュード曲、ポピュラーアレンジ楽曲を演奏します。
中間試験評価方法・評価基準
各自の課題を理解して、目標達成に取り組みましょう。出席率30% 平常点30% 試験40%
第8回スケールとカデンツ、あるいはエチュード曲でテクニック練習、ポピュラー曲の伴奏付け法について学びます。アレンジする曲を決めます。
第9回スケールとカデンツ、あるいはエチュード曲でテクニック練習、ポピュラー曲のアレンジに取り組みます。
第10回スケールとカデンツ、あるいはエチュード曲でテクニック練習、ポピュラー曲のアレンジに取り組みます。
第11回小テストとしてケールとカスデンツ、あるいはエチュード曲をチェック、引き続きポピュラー曲のアレンジに取り組みます。
第12回スケールとカデンツ、あるいはエチュード曲でテクニック練習、ポピュラー曲のアレンジに取り組みます。
第13回スケールとカデンツ、あるいはエチュード曲でテクニック練習、ポピュラー曲のアレンジに取り組みます。
第14回スケールとカデンツ、あるいはエチュード曲でテクニック練習、ポピュラー曲のアレンジに取り組みます。
第15回実技試験として、仕上がったポピュラーアレンジ曲を演奏します。
期末試験評価方法・評価基準
各自の課題を理解して、目標達成に取り組みましょう。出席率30% 平常点30% 試験40%
科目名ピアノ演奏法Ⅳ
担当講師名駿河 智子
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は各音楽教室でのレッスン、編曲家としての実務経験を持ちます。

授業内容

春学期から引き続きメカニカルな演奏技術のトレーニングを積み重ね、ポピュラーのレパートリーを作っていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

演奏技術を磨きながらポピュラーの表現法を身につけて、いろいろな演奏形態に対応できる力の獲得を目指しましょう。
ピアノ経験に応じて課題の設定をしますので、自分の目標をしっかりつかみましょう。

授業計画

第1回秋学期の授業進行の説明、ピアノでのコード奏について確認します。
第2回スケールとカデンツ、あるいはエチュード曲でテクニック練習、ポピュラー曲の既成アレンジに取り組みます。
第3回スケールとカデンツ、あるいはエチュード曲でテクニック練習、ポピュラー曲の既成アレンジに取り組みます。
第4回小テストとしてスケールとカデンツをチェックします。引き続きスケールとカデンツ、あるいはエチュード曲でテクニック練習、ポピュラー曲の既成アレンジに取り組みます。
第5回スケールとカデンツ、あるいはエチュード曲でテクニック練習、ポピュラー曲の既成アレンジに取り組みます。
第6回スケールとカデンツ、あるいはエチュード曲でテクニック練習、ポピュラー曲の既成アレンジに取り組みます。
第7回中間テストとしてスケール・カデンツあるいはエチュード曲、ポピュラーアレンジ楽曲を演奏します。
中間試験評価方法・評価基準
各自の課題を理解して、目標達成に取り組みましょう。出席率30% 平常点30% 試験40%
第8回スケールとカデンツ、あるいはエチュード曲でテクニック練習、ポピュラー曲の伴奏付け法について学びます。アレンジする曲を決めます。
第9回スケールとカデンツ、あるいはエチュード曲でテクニック練習、ポピュラー曲のアレンジに取り組みます。
第10回スケールとカデンツ、あるいはエチュード曲でテクニック練習、ポピュラー曲のアレンジに取り組みます。
第11回小テストとしてケールとカスデンツ、あるいはエチュード曲をチェック、引き続きポピュラー曲のアレンジに取り組みます。
第12回スケールとカデンツ、あるいはエチュード曲でテクニック練習、ポピュラー曲のアレンジに取り組みます。
第13回スケールとカデンツ、あるいはエチュード曲でテクニック練習、ポピュラー曲のアレンジに取り組みます。
第14回スケールとカデンツ、あるいはエチュード曲でテクニック練習、ポピュラー曲のアレンジに取り組みます。
第15回実技試験として、仕上がったポピュラーアレンジ曲を演奏します。
期末試験評価方法・評価基準
各自の課題を理解して、目標達成に取り組みましょう。出席率30% 平常点30% 試験40%
科目名スコアリーディングⅠ
担当講師名齋藤 良
専攻楽器グレード等電子オルガン
年次2年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は電子オルガンを使用するオペラ・ミュージカル公演に携わり、指揮者と同じオーケストラスコアを用いて(スコアリーディング奏法)、全幕の演奏(1公演3~4時間)の経験を有します。

授業内容

前年度の学習内容を含め、編成の大きな楽曲に取り組み、譜分けの方法、演奏法を学び、スコアリーディング力を高めていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

秋のクラシックコンサートに向けて選曲し、スコアから3段譜へのリダクションを学びます。1人用、2人用など形態も沿ったものにしていく方法を学びながら準備をすすめていきます。

授業計画

第1回ガイダンス/選曲
第2回選曲
第3回コンサート曲の譜分け、レジストを組むにあたり注意事項を確認
第4回短く区切り、スコアから3段譜へリダクションしていきます。併せてレジストも作成し次週までに該当箇所を確認程度に弾いてくる(レジストやバランスのチエック用)課題を出します
第5回短く区切り、スコアから3段譜へリダクションしていきます。併せてレジストも作成し次週までに該当箇所を確認程度に弾いてくる(レジストやバランスのチエック用)課題を出します
第6回短く区切り、スコアから3段譜へリダクションしていきます。併せてレジストも作成し次週までに該当箇所を確認程度に弾いてくる(レジストやバランスのチエック用)課題を出します
第7回短く区切り、スコアから3段譜へリダクションしていきます。併せてレジストも作成し次週までに該当箇所を確認程度に弾いてくる(レジストやバランスのチエック用)課題を出します
中間試験評価方法・評価基準
Ⅰクォーターまでの所を全体的にチェックします。
普段の授業の取り組む姿勢を中心に評価します。
出席:20% 平常点:50% 試験:30%
第8回共演者の確認をし(打楽器、ピアノ、指揮者等)、用意するもの気を付けることなどをチェックします
第9回衣装、フライヤー、プログラムなど演奏以外に関わることなどスケジュールをからめながらチエックします
第10回曲を区切って演奏の確認をしていきます
第11回曲を区切って演奏の確認をしていきます
第12回曲を区切って演奏の確認をしていきます
第13回曲を区切って演奏の確認をしていきます
第14回曲を区切って演奏の確認をしていきます
第15回曲を区切って演奏の確認をしていきます
期末試験評価方法・評価基準
Ⅱクォーターまでの所を全体的にチェックします。
普段の授業の取り組む姿勢を中心に評価します。
出席:20% 平常点:50% 試験:30%
科目名スコアリーディングⅡ
担当講師名齋藤 良
専攻楽器グレード等電子オルガン
年次2年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は電子オルガンを使用するオペラ・ミュージカル公演に携わり、指揮者と同じオーケストラスコアを用いて(スコアリーディング奏法)、全幕の演奏(1公演3~4時間)の経験を有します。

授業内容

春学期で学んだ事をふまえ、編成の大きな楽曲に取り組み、譜分けの方法、演奏法を学び、スコアリーディング力を高めていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

秋のクラシックコンサートに向けて選曲し、スコアから3段譜へのリダクションを学びます。1人用、2人用など形態も沿ったものにしていく方法を学びながら準備をすすめていきます。

授業計画

第1回プロフラム用に楽曲の紹介の書き方をチェックします/演奏の確認をします
第2回演奏の確認をしていきます
第3回演奏の確認をしていきます
第4回演奏の確認をしていきます
第5回ステージマナーの確認をします/演奏の確認をしていきます
第6回演奏の最終確認をします
第7回演奏の最終確認をします
中間試験評価方法・評価基準
普段の授業の取り組む姿勢を中心に評価します。
出席:20% 平常点:50% 試験:30%
第8回Ⅳクォーターのスケジュールは、夏のクリニックやイレギュラークリニック、他学科との共演などのスケジュールに充てます
第9回
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
期末試験評価方法・評価基準
総合評価をします。
出席:20% 平常点:50% 試験:30%
科目名スコアリーディングⅢ
担当講師名大木 裕一郎
専攻楽器グレード等電子オルガン
年次3年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師はエレクトーン曲集、テキストなどのアレンジ及び、指導者の経験を持ちます。

授業内容

2年次で学んだ復讐を含め、編成の大きな楽曲に取り組み、譜分けの方法、演奏法を学び、スコアリーディング力を高めていきます。
クラシックコンサートの準備も同時に行っていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

電子オルガンの3段譜ではなく、オーケストラスコアそのものを見ながら演奏する力をつけます。編成がイレギュラーで、足りないパートがあるバンドのアスストがその場で出来、現場で使えるプレイヤーを目指します。

授業計画

第1回ガイダンス/コンサートの選曲
第2回管弦楽曲Ⅰ①/コンサートの選曲
第3回管弦楽曲Ⅰ②/譜分け、レジストを組むにあたり注意事項などを確認
第4回管弦楽曲Ⅰ③/譜分け、前回分の譜面・レジストの確認と演奏
第5回管弦楽曲Ⅰ④/譜分け、前回分の譜面・レジストの確認と演奏
第6回管弦楽曲Ⅰ⑤/譜分け、前回分の譜面・レジストの確認と演奏
第7回中間試験:管弦楽曲を演奏する
中間試験評価方法・評価基準
管弦楽曲をスコアリーディング奏法にて演奏します。
普段の授業の取り組む姿勢を中心に評価します。
出席:20% 平常点:50% 試験:30%
第8回管弦楽曲Ⅱ①/譜分け
第9回管弦楽曲Ⅱ②/譜分け、前回分の譜面・レジストの確認と演奏
第10回管弦楽曲Ⅱ③/譜分け、前回分の譜面・レジストの確認と演奏
第11回管弦楽曲Ⅱ④/譜分け、前回分の譜面・レジストの確認と演奏
第12回管弦楽曲Ⅱ⑤/譜分け、前回分の譜面・レジストの確認と演奏
第13回管弦楽曲Ⅱ⑥:期末試験に向けて
第14回管弦楽曲Ⅱ⑦:期末試験に向けて
第15回期末試験:管弦楽曲の演奏
期末試験評価方法・評価基準
管弦楽曲をスコアリーディング奏法にて演奏します。
普段の授業の取り組む姿勢を中心に評価します。
出席:20% 平常点:50% 試験:30%
科目名スコアリーディングⅣ
担当講師名大木 裕一郎
専攻楽器グレード等電子オルガン
年次3年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師はエレクトーン曲集、テキストなどのアレンジ及び、指導者の経験を持ちます。

授業内容

春学期で学んだ事をふまえ、編成の大きな楽曲に取り組み、譜分けの方法、演奏法を学び、スコアリーディング力を高めていきます。
クラシックコンサートの準備も同時に行っていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

電子オルガンの3段譜ではなく、オーケストラスコアそのものを見ながら演奏する力をつけます。編成がイレギュラーで、足りないパートがあるバンドのアスストがその場で出来、現場で使えるプレイヤーを目指します。

授業計画

第1回管弦楽曲Ⅲ①/コンサート曲の確認
第2回管弦楽曲Ⅲ②/コンサート曲の確認
第3回管弦楽曲Ⅲ③/コンサート曲の確認
第4回管弦楽曲Ⅲ④/コンサート曲の確認
第5回管弦楽曲Ⅲ⑤/コンサート曲の確認
第6回管弦楽曲Ⅲ⑥/コンサート曲の確認
第7回中間試験:管弦楽曲を演奏する
中間試験評価方法・評価基準
管弦楽曲をスコアリーディング奏法にて演奏します。
普段の授業の取り組む姿勢を中心に評価します。
出席:20% 平常点:50% 試験:30%
第8回ピアノ曲からオーケストレーション①:有名作品から手法を学びます
第9回ピアノ曲からオーケストレーション②:選曲
第10回ピアノ曲からオーケストレーション③:楽器の特性、音域にあったフレーズの確認
第11回